東方海神録   作:ゆっくり杠葉

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自分なりに書いてみようかな。


第八話《亡き王女の為のセプテット》

 

紅い月光がステンドグラスを通して差し込んだ。

最初に動いたのは叶炊。

叶炊「くらえ…【渚】!」

刀を水平に構えてレミリアに突進する。

レミリア「こんなに月も紅いから、本気で殺すわよ。」

余裕の笑みを浮かべ、グングニルで薙ぐが、

叶炊は体を低くし、スライディング。

間合いを詰める

レミリア「ふぅん…やるじゃないの。」

グングニルが消失し、無数の弾幕が展開される。

叶炊「…また弾幕。幻想郷では弾幕が流行ってるの?」

刀で打ち落としながら声を上げる

レミリア「ここに招いてくれた妖怪は

それがここのルールだって言ってたわよ?」

叶炊(あの人か。)

雪山で会い、

この紅霧が蔓延している幻想郷に突き落とした張本人。

ある程度覚悟はしていたが

こんな状況だとは聞いていない。

レミリア「行くわよ。」

神罰【幼きデーモンロード】

全体にレーザーを展開しつつ、丸弾とリング弾を発射する

叶炊「あっそ…!」

瞬間移動で弾幕の波を越える

レミリア「瞬間移動…分かってはいたけど、

やっぱり厄介なものねぇ。

まるで咲夜と戦っているみたい。」

さらに弾幕を追加

叶炊「このくらい…!!」

レミリア「興が乗ってきたわ。いいでしょう。

本気で相手をしてあげる。」

口角を上げ、翼を広げ、突進する

叶炊「…ッ!ハァッ!!がっ…?!」

刀を構えて咄嗟に迎撃の姿勢を取ったが

叶炊「ぐあっ…」

急な方向転換により防御が間に合わず、

腹に彼女の拳がモロに入る。

あまりの戦闘スタイルの急変に対応を誤ってしまった。

叶炊は瞬間移動を発動してすぐにレミリアと距離を取る

叶炊「ゴホッ…」

叶炊(しまった…完全に戦闘スタイルを見誤った…

おそらく跳躍による短距離の高速移動を繰り返すことで

相手を攪乱させるスピード型…厄介だ。)

叶炊「…プッ…」血反吐を口から床に吐き捨てる。

レミリア「ふぅん…確かに殺す気じゃなかったけど、

人間なら十中八九動けなくなる威力で殴ったのに」

叶炊「舐められてちゃ困るね…これでも鍛えてたんだ。」

そう言って首巻を整え、口元を覆う

すると、後ろの扉が勢いよく開く

叶恵「な、なにしてるんですか!!」

レミリア「…?ああ。博麗の現人神ね。」攻撃の手を止めた

叶炊「あの子が例の…?」

狐の半面を身につけた現人神と呼ばれた少女が

扉を開けて叫ぶ

叶恵「人間の方がこんなところまで…」

声が反響する

叶恵(霊夢が先に着いてると思ったのに…

他の人がいるなんて…)

吸血鬼と相対している剣士の顔は血に汚れてよく見えない。

叶炊「…ハァ…ハァ…僕はこの霧を…

止めてもらうために来た。探してる人がいる…

大切な人だ。探すためにも…

まずはこの霧を消して欲しいんだ。」

剣士の声は反響している

叶恵「そんな…異変解決は博麗の巫女の仕事ですよ?!」

叶炊「それでも…!僕は…この霧を止めたかった。」

紅い月光が三人の影を写し出す。

チルノ「か、叶恵だ…」

大妖精「叶炊さんの家族って…」

物影から覗く二匹の妖精。

レミリアがゆっくり視線を動かす。

レミリア「……面白いわね。今日は来客が多い日だこと。」

叶恵が一歩前に出る。

叶恵「紅魔館の主、レミリア・スカーレット。

この紅霧異変、止めてもらいます。」

レミリア「命令?」

叶恵「お願いです。」

レミリア「却下。」

空気が震える。

叶炊は壁に手をつきながら立つ。

叶炊「……ハァ……」

叶恵「大丈夫ですか!?」

叶炊「……大丈夫。」

首巻で顔は完璧に見えない。

反響は声を変え、血糊は認識をズラす汚れとなる

運命的にズレている。

レミリア「ふふ……いいわ。まとめて相手してあげる。」

翼が広がる。

紅い光が辺りを照らす。

神槍【スピア・ザ・グングニル】

光の槍が再出現。

叶恵「……!」

札と刀を構える。

叶恵「そうですか…それでは博麗の巫女に代わり、

私、塰霧叶恵が貴女を止めます!」

叶炊は目を見開いた。

叶炊「は?!今なんて…?!」

ただその質問はレミリアの攻撃によって遮られた。

二人は飛び退いて槍を避ける

叶恵の仮面に亀裂が走る

叶恵(そんな…人里の人がくれた厄を祓うお面が…)

叶炊「…今は、それどころじゃないか。」

叶恵「ところで、あなたお名前教えてください!」

叶炊「え?」

叶恵「名前も知らないで

連携取れるわけないじゃないですか…!

いまは緊急なのであなたの命に無理がない程度に

協力してもらいます!」

叶炊「…僕は塰霧叶炊。」

そう言い、刀を構え、

弾幕を斬る。

叶恵「はっ?!叶炊…?」

叶恵の思考は一瞬フリーズする

パキッ…少女の仮面が砕け、顔が顕になり、

月明かりが剣士の顔を照らす。

叶恵「…叶炊…?なんで…」

叶炊「…やっと見つけた。」

叶炊は優しく微笑む

レミリア「あら、家族の再会?素敵ね。」

対するレミリアは不敵に微笑む

レミリア「でもここは“紅魔館”。

情に流されて動けるほど、甘い場所じゃないわ。」

叶炊「心得てるつもりだ。叶恵。今は戦闘に集中して。」

叶恵「…分かった。叶炊のバカ。」

叶炊「会って早々反抗期…兄は辛いね。」

叶恵「もう…行くよ。」

レミリア「……ふふ、いいわね。血よりも濃い“縁”を感じるわ。」

両腕を広げ、黒い翼が広がる。紅霧が渦を巻く

レミリア「でも、ここで一緒に消える“運命”もまた…

美しいと思わない?」

叶炊「僕はそんな運命なんて信じない。

信じるのはそれを曲げる力だけ。」

叶恵「私たちの未来は…私たちで選びます!」

叶炊「二式【天空海闊斬】!!」

回転斬りで弾幕を真っ二つに切り裂く。その隙を突く…

叶恵「一式【千斬万海峡】!!」

無数の斬光が舞い、弾幕を展開

レミリア「……ふふっ、まるで鏡写しの剣ね。

だけど、鏡は、光を越えられないのよ!!」

翼を大きく広げ、さらに弾幕をけしかける。

叶恵「危ない!夢符【二重結界】!!」

叶炊「…助かった。今ならいける!!」

叶炊はレミリアに急接近

レミリア「小癪な…」

叶炊「乱刀【狂斬乱舞】!!」

軌道の読めない乱刀がレミリアを翻弄する

レミリア「やるじゃない…!」

叶炊「大切な妹の前だからね。

すこしかっこつけさせてもらうよ。」

レミリア「…そう。」

レミリアが一瞬悲しそうな表情を浮かべたように見えた

レミリア「大切な妹…ね。」

to be continued




原作のセリフもしっかり入れてくスタイル✨
そして、叶恵が仮面を着けてたのは避難誘導時、
人里でたまたまもらったから。
再会はやかったかなぁ…
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