N3x7 D15a5732   作:vic.

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第55話「不慮の偶然が重なり…」

「Thank you for visiting today. We will now take you from the observation deck 360 meters above the ground to a world in the sky as far as the eye can see. Here is some trivia about NEW YORK WIRE. The height is 409 meters above ground, and the weight is approximately 44,200 tons. The building materials are glass, reinforced concrete, and steel. And amazingly, it was completed five months earlier than scheduled.」

 

「本日はご来場頂き、誠にありがとうございます。これより皆様を地上360メートルの展望デッキから見渡す限りの天空の世界へご案内いたします。ここで、NEW YORK WIREの豆知識をお伝えします。高さは地上409メートルで、重量は約44200トン。建材はガラスや鉄筋コンクリート、及び鋼鉄。そして驚くべきことに、予定より5ヶ月早く完成しています。」

 

静かでスムーズな下降と上昇を誇る最新鋭エレベーターのスピーカーから、洗練された女性の音声アナウンスが響き渡る。

 

密室の静寂の中に流れるそのアナウンスは、極めて洗練された親切なガイドでありながら、どこか機械的で血の通わない冷たさを孕んでいた。

 

「予定より5ヶ月早く完成しています」という誇らしげな言葉が空間に溶け込んでいく。短縮された工期、急速に組み上げられた44,200トンもの鋼鉄とコンクリート、そして圧倒的な地上409メートルの威容。その全てが、人間たちの技術の誇りであると同時に、世界のシステムがあらかじめ準備した「完成」の刻印であった。

 

エレベーターが加速し、足元にわずかな重力が加わる。ガラス越しには、急速に小さくなっていく地上の風景と、幾何学的に交差する巨大な鉄骨構造が映し出されていた。

 

Brian: "Did you hear that, Emiri? Completed five months early. That shows just how incredible Nylon Incremental's construction technology is."

(聴いたかい、えみり? 予定より5ヶ月も早い完成だってさ。ナイロン・インクレメンタル社の建設技術がどれだけ素晴らしいかよくわかるね)

 

ブライアンは感心したように頷き、隣のえみりの肩を優しく叩いた。

 

Emiri: "Five months early... Yeah, it sounds amazing, but... why does it make me feel so uneasy...?"

(5ヶ月も早く……。うん、すごいことなんだろうけど……どうしてこんなに胸騒ぎがするんだろう……?)

 

えみりは引きつった笑みを浮かべるのが精一杯だった。指先はブライアンのジャケットの裾を強く掴んだまま放せない。

 

そのすぐ傍らでは、ポケットに手を突っこんだあの男の子が、指先で水濡れした冷たいコインの感触を確かめるようにして弄んでいた。案内係のウィングは、プロフェッショナルな笑顔を崩さぬまま、静かにドアの脇で凛と佇んでいる。

 

地上409メートルへと向かう密室の中で、アナウンスの誇らしい響きとは裏腹に、システムが仕組んだ崩壊への無機質な計算が、一歩一歩確実にそのカウントダウンを進めている。

地上360メートルの展望デッキ。大きなガラス窓越しに広がる青空と街並みを見渡せる窓際のテーブル席へと歩を進める二人の視界に、ひとりの女性客の姿が入ってきた。

 

彼女の名は、猫屋敷太鳳(Tao Nekoyashiki)。

 

かつてキュアニャミーであった記憶をその身に宿す彼女は、透明感のある美しい白いロングヘアをなびかせ、静かに窓の外の景色を見つめていた。その幻想的な佇まいは周囲の客たちの中でも一風変わった存在感を放っていたが、えみりとブライアンは「少し変わった雰囲気の人だな」と感じつつも、「彼女のことは気にしなくていい」と意識を席の確保へと戻した。

 

太鳳は、誰に聞かせるでもなく、遠い目をしてポツリと呟いた。

 

「あの時太陽フレアで焼かれて……人間に転生してまたここに戻ってきた……まゆ……今は私の妹だけど……」

 

かつて過酷な運命の中で消滅し、システムによってこの世界へ再配置された過去の記憶。彼女の呟きは、賑やかな展望デッキの雑踏と音楽の中に静かに消えていった。

 

えみりとブライアンは窓際のテーブル席を確保し、椅子を引き寄せて腰を下ろした。

 

Brian: "We got the best seats in the house! Look at that horizon, Emiri. It's breathtaking."

(一番いい席が取れたよ! あの水平線を見てごらん、えみり。息をのむ美しさだね。)

 

Emiri: "Yeah... it really is beautiful from up here..."

(うん……ここからの景色、本当にきれい……)

 

ブライアンの笑顔につられてえみりも微笑み返したが、高所への恐怖とは異なる、胸の奥を刺すような理由のない悪寒が彼女の体を巡っていた。

 

その頃、デッキの一角では、先ほどエレベーターに同乗したあの男の子が、ポケットの中から取り出した冷たいコインを指先で弾き、無邪気な手つきで弄び始めていた。

 

地上409メートル。膨大な質量を持つ巨大タワーの内部で、逃れられぬ崩壊への不可逆なシステム演算が、静かに終わりへのカウントダウンを刻んでいる。

 

ガラス床の透明な床面の上で、男の子の手から滑り落ちた一枚のコインが、冷たく高い金属音を立てて落下した。

 

カチン――。

 

次の瞬間、静かな衝撃とともに、強化ガラスの表面に一本の細く不穏な亀裂が走った。

 

「パリッ……」

 

微細な亀裂が入る。

 

巨大な構造体を支える微妙な強度の均衡が崩れ始めた不吉な小さな破砕音が、陽気なBGMをかき消すように静かに響き渡った。

 

高所恐怖症に苛まれながら窓際の席でブライアンの隣に座っていたえみりは、その音を聞きつけた瞬間、背筋に走る凍りつくような悪寒に思わず息を飲んだ。

 

Emiri: "Brian... did you hear that sound just now...?"

(ブライアン……今の音、聞こえた……?)

 

Brian: "Hmm? Sound? It's probably just someone dropping something, Emiri. Don't worry, this place is built like a fortress."

(ん? 音? きっと誰かが何かを落としただけだよ、えみり。心配いらないさ、ここは要塞みたいに頑丈なんだから)

 

ブライアンは優しく微笑み、えみりの手を握り直して安心させようとした。

 

しかし、ガラス床では、コインを落とした男の子が蒼白な顔で固まり、ポケットの中に残った冷たい感触に震えている。

 

破砕音に息をのんだえみりが恐る恐る目を凝らすと、ガラスの亀裂はわずかな筋を残したまま、それ以上広がることはなかった。

 

あまりの恐怖と極限の緊張感から、えみりは一瞬、蜘蛛の巣状に亀裂が侵食していく凶兆の幻覚を見てしまっていたのだ。現実に刻まれた傷は、まだごくごく小さな筋にとどまっている。

 

しかし、足元にあるのは地上360メートルの虚空。

 

小さくとも確かに存在するその傷の真上に、もし誰かが無警戒に足を踏み降ろせば――その微小な一点に一気に荷重がかかり、一瞬で致命的な破壊へと繋がるかもしれない。破滅の引き金は、未だ張りつめた糸のようにギリギリの均衡でその場に留まっていた。

 

えみりは引きつった息を吐き出し、胸の動悸を抑え込もうと必死に手で胸元を押さえた。

 

Emiri: "Brian... look. It was just... just a tiny scratch. But... someone could step on it! We have to do something...!"

(ブライアン……見て。ただの……小さな傷だったの。でも……誰かが踏んじゃうかもしれない! なんとかしないと……!)

 

Brian: "Woah, easy Emiri. You're trembling so hard. It really is just a minor surface scratch, see? But hey, if it makes you feel safer, I'll alert the security guard over there right away."

(おいおい、落ち着いて、えみり。すごく震えているよ。本当にただの表面の小さなかすり傷じゃないか、ほら? でも、君が安心できるなら、向こうにいる警備員にすぐ知らせてくるよ)

 

ブライアンはえみりの顔色の悪さを心配そうに見つめながら、優しく肩を叩いて席を立った。

 

ガラス床の周囲には、未だ何も知らない観光客たちが楽しげに写真を撮り合いながら行き交っている。男の子は自分の落としたコインが小さな傷を作ったことにすら気づかず、退屈そうに親の服の裾を引っ張っていた。

 

表面上は保たれた平和のすぐ足元で、狂いかけたシステムの歯車が、次の破滅のきっかけを静かに待ち構えている。

 

「Look at this view! It’s totally insane!」

「Hey, come take a photo right here! Stand in the middle!」

 

英語の楽しげな歓声や感嘆の声が交錯し、あっという間にガラス床の周囲には、十数人の観光客の人だかりが出来上がってしまった。スマートフォンのカメラを掲げる者、眼下に広がる街並みを指さして笑い合う者、ガラスの上に直接乗り込んでポーズを取る者――。

 

だが、誰一人として足元に刻まれた「死角」に気づいていない。

 

先ほど男の子が落としたコインの衝撃によって入った、あの極小の傷。上を歩く大勢の足音と、体重がかかるたびにかかる微小な荷重によって、ミシミシと不吉な音を立てながら、亀裂は確実に、そして静かにその範囲を広げていた。

 

「パリッ……パリリ……」

 

周囲の喧騒と賑やかなBGM、そして歓声にかき消され、ガラス内部で起こっている破砕音は誰の耳にも届かない。観光客たちは無邪気にそのひび割れを踏みつけ、さらに圧力を加えていく。

 

席を離れ、警備員を探しに向かったブライアンの背中を見送りながら、えみりは自分の席からその光景を蒼白な顔で見つめることしかできなかった。

 

Emiri: "No... stop... don't stand there! Can't anyone hear it...?"

(嘘でしょう……やめて……そこに立たないで! 誰も聞こえてないの……?)

 

喉の奥が乾ききり、声がうまく出ない。

 

地上360メートルの高空。足元を支える1枚のガラスに刻まれた歪みは、人々の無警戒な足踏みによって着実に死の破砕線へと成長していく。

 

その時だった!

「Oh, sorry! Oops!」

 

一人の男性客が手元を狂わせ、ずっしりと重みの詰まった大きな旅行鞄を、無造作に床へと落としてしまった。

 

ドスン――!!

 

無慈悲な重圧と衝撃が、限界まで歪みを溜め込んでいたガラス床の真上を直撃する。

 

「パリィィィン―――!!!」

 

鋭く乾いた凄まじい破砕音が、展望デッキ全体に響き渡った。

 

今まで微細なひび割れを留めていた強化ガラスが限界を迎え、一瞬にして蜘蛛の巣状どころか無数の鋭利な破片へと弾け飛ぶ。地上360メートルの高空と室内を隔てていた床の一部が、底の抜けた暗闇となってぽっかりと口を開けた。

 

「AAAAAHHHHHH―――!!」

「Oh my God! The floor!! The glass broke!!」

 

悲鳴と怒号が交錯し、パニックが一瞬にして人だかりを包み込む。鞄を落とした男性客は青ざめ、崩れ落ちた床の縁から必死に身を引いた。

 

ガラスの破片が吹き抜ける突風とともにパラパラと眼下へと落ちていき、タワー全体を支える巨大な歪みが、そこから急速に伝播していく。壁面の鉄骨が「ギギギ……」と不気味な悲鳴を上げ始め、足元全体が恐ろしい振動に揺れ始めた。

 

警備員を探して戻ってきたブライアンが、血の気の引いた顔でえみりの元へと駆け寄る。

 

Brian: "Emiri!! The floor broke! We have to get out of here right now!!"

(えみり!! 床が割れた! すぐにここから逃げるんだ!!)

 

だが、えみりの身体は恐怖で硬直したまま動かない。いちご坂の部屋で寝返りを打ち続ける現実のえみりの額から、溢れ出る汗が伝い落ちる。

 

夢の中で見続けてきた「あの惨劇」――地上409メートルの威容を誇るNEW YORK WIREが、たった一回のコインと、無邪気な過失の連鎖によって崩れ去っていく悪夢が、ついに現実の容赦なさをもってその本性を現した瞬間だった。

 

ガラスの床が完全に崩落した箇所から、猛烈な高空の暴風が室内へと吹き荒れ、悲鳴が空鳴りのように炸裂した。

 

破砕の衝撃によって支えを失った床の周囲にいた32人の客たちが、逃げる間もなく吸い込まれるように次々と虚空へと投げ出されていく。

 

「Help! HELP ME――!!」

「No, NOOOO―――!!」

 

落ちていく人々の手から放り出されたスマートフォン、カバン、帽子、そして先ほどまで賑やかさを演出していたはずのあらゆる小物が、人間と一緒に地上360メートルの高空を舞う。

 

眼下に広がるミニチュアのような街並み。足場のない空中で腕を伸ばし、必死に何かにすがろうとする32人の人影。だが、掴めるものなど何一つない。44200トンの鋼鉄の塔の足元へと、抗うことのできない重力の速度で、命のデータがただ機械的に落下していく。

 

ガラスの割れ目から吹き上げてくる冷たい風が、展望デッキに残された人々の顔を叩く。

 

Brian: "EMIRI!! Hold onto me!! DON'T LOOK DOWN!!"

(えみり!! 僕にしがみつけ!! 下を見るな!!)

 

ブライアンは叫びながら、硬直して動けなくなっているえみりの身体を強引に抱き寄せ、崩落箇所から引き剥がすように床へ倒れ込んだ。

 

その腕の中で、えみりの目は大きく見開かれたまま、足元の暗黒へと吸い込まれていった32人の影を捕らえていた。

 

(違う……! これじゃない……! こんなの……私の夢で見た光景の……ほんの始まりに過ぎない……!)

 

床の崩落は、単なる局所的な事故ではなかった。

 

32人が落下したことで一気にタワー全体の重量バランスが偏り、内部の鉄骨構造を繋ぐボルトが「パンッ! パンッ!」と銃声のような音を立てて弾け飛び始める。

 

「ギギギギギギ……ガガガッ……!!」

 

地上409メートル。完成を5ヶ月早められた異様な構造体が、巨大な悲鳴を上げながらゆがみ始めた。天井の照明が爆発するように明滅し、壁のガラスに網目状のひび割れが一気に走り出す。

 

エレベーターの案内に立っていたウィングも、窓際で静かに言葉を吐き捨てていた太鳳も、そしてパニックを起こして逃げ惑う群衆も――全員が巨大な鉄骨の軋みと揺れに振り回されていた。

 

「Make People Entertain Forever.」

 

Nylon Incremental社の壁に掲げられたゴールドの看板が、歪んだ振動で傾き、激しい音を立てて床へと落下する。

 

「EVERYONE, GET DOWN THE STAIRS!!!(皆さん!階段で避難を!)」

 

案内係のウィング・スカイが大声を張り上げ、パニックに陥る群衆に向かって非常階段の方向を必死に指し示した。かつての凛とした眼差しに焦燥の色を滲ませながらも、彼は押し寄せる人々の波を乱れなく導こうと身を乗り出している。

 

その叫び声に応じるように、白いロングヘアを乱した猫屋敷太鳳もまた、瞬時に危険を察知して動き出した。

 

「くっ……まゆ……! 追いついて……!」

 

太鳳は周囲の客たちを押し分けるようにしながら、速やかに非常出口の重厚な扉へと走り出す。彼女の後に続くように、生存をかけた大勢の観光客が一斉に階段へと殺到し、怒号と靴音が廊下に不気味に反響した。

 

しかし、足元を支える構造体の悲鳴は留まることを知らない。

 

床の崩落によって支柱にかかる重量バランスが完全に崩壊し、地上360メートルのフロア全体が、船酔いを起こしそうなほどの巨大な傾ぎを見せ始める。壁面のガラスは「バリバリバリッ!」と連続音を立てて網目状に砕け散り、高空の強風が猛烈な勢いで室内の書類や椅子を吹き飛ばしていく。

 

崩れゆく床の端で倒れ込んでいたブライアンは、意識が飛びかけているえみりを力任せに引き起こした。

 

Brian: "Emiri! Stand up! We have to run to the stairs! Come on!!"

(えみり! 立つんだ! 階段へ走るぞ! さあ!!)

 

Emiri: "Brian... the floor... the whole building is...!"

(ブライアン……床が……建物全体が……!)

 

えみりの視界の中で、かつて見た悪夢の光景が、寸分違わぬ精度で眼前の現実と重なり合っていく。地上409メートルの鉄骨が断ち切れ、無機質な計算式通りに世界が死のデータへと変換されていく過程が、容赦なく二人を追い詰める!

 

いちご坂の部屋のベッドの上で、現実のえみりは喉をひくつかせ、「はっ……はっ……」と息を詰まらせながら、今や現実の境界すら揺らぐほどの極限の恐怖に身を悶えさせていた。

 

足元が不気味に揺れ動き、鉄骨が断末魔のような悲鳴を上げ続ける中、ブライアンはえみりの手 firmly 握りしめ、パニックに陥った群衆とともに非常階段をがむしゃらに駆け下りた。

 

非常扉の分厚い鉄枠を抜けた瞬間、頭上からドォン!!と、世界の終わりを思わせるような凄まじい衝撃音が響き渡る。

 

地上360メートル――ほんの数分前まで華やかな歓声とBGMが満ちていた展望デッキ全体が、歪みに耐えかねて崩落し、地上409メートルの空中で無残に破砕・崩落したのだ。

 

猛烈な煙と粉塵が階段の吹き抜けを駆け上がってくる中、2人は必死の思いで1階の避難口から屋外の広場へと飛び出した。

 

外の空気は冷たく、地上ではサイレンの甲高い音が鳴り響いている。

 

振り返ったえみりの視線の先で、かつて「Nylon Incremental」の技術の粋と称えられたタワーの上層部が、巨大な傷跡のように途切れ、黒煙を上げていた。

 

犠牲者、189名。

 

たった1枚のコイン、1つの不注意、そして予定より5ヶ月早く進められた工期。いくつもの「確率」と「データ」が交差した末に訪れたのは、冷酷で完璧な計算通りの惨劇だった。

 

広場の芝生の上にへたり込み、ブライアンの肩に顔をうずめて震えるえみり。

 

地上360メートルの破滅のカウントダウンは、これで終わりを迎えた。

 

……しかし、いちご坂の暗い部屋のベッドの上。

深く乱れた呼吸を繰り返しながら汗を流す現実のえみりは、この「189人の死亡」という数字が、システムによってあらかじめ色分けされた家系図のグラフと寸分違わず一致していることを、夢の深層の中で冷たく理解していた。

 

悪夢の連鎖は幕を閉じた。しかし、システムが世界を刻む冷酷な針は、静かに次の刻印へと向かい始めていた…。

70 b3 c0n71nu3d…

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