ワンパンマン世界で影の君主になった、サイタマは居なかった 作:寝心地
人々が行き交う大通り、バスや車が走りスーツを着たサラリーマンや私服姿の若者等多くの人が街を行き交う。
突然そんな日常に似つかわしく無い大爆発が起こり無数の建物が一瞬で瓦礫の山に代わり大勢の死傷者を出す。
その被害を出したのは1体の怪物、人とさして変わらない体躯ながらその内に強大な力を持ちこの騒動を起こした。
「うええええん!!お父さ〜ん!!お母さ〜ん!!」
そんな被害を何とか免れ両親を求め徘徊する幼い少女さえ怪物は許さずその剛腕で握り潰そうとする。
「???」
しかしそこに少女の姿は無く怪物が背後を見るとそこには気を失った少女と1人の男がいた。
「何者だお前は?」
「通りすがりのヒーローだ」
「ふん、都合良く通りすがったものだな、私は人間どもが環境汚染を繰り返す事によって生まれたワクチンマンだ!!地球は一個の生命体である!!貴様ら人間は地球の命を蝕み続ける病原菌に他ならない!!私はそんな人間共とそれが生み出した害悪文明を抹消する為地球の意思によって生み出されたのだ!!そんな地球の使徒である私に歯向かうとは!!やはり人間は根絶やしにする他ないようだ!!」
「話が長い!!」
そこから死闘が始まりヒーローを名乗った男は追い詰められながらも両手に短剣を握りワクチンマンを斬り刻む。
「グハアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!?」
| レベルアップしました |
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「フゥ、結構強かったな、にしてもやっぱり居ないのか…………仕方無い、お前にも役に立ってもらうぞ、地球の使徒なんだろう?ならこれから地球を攻撃する化物共から地球を守れ」
そう言うと男はワクチンマンの死体に手を置く。
「起きろ」
そう命令するとワクチンマンの体から黒い靄が立ち登りそれがワクチンマンの形を取ると膝を付き頭を垂れる。
| ???Lv.1 ナイト級 |
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| ナイト級以上の兵士には名前を付ける事が出来ます |
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「ワクチンマン」
| ワクチンマンLv.1 ナイト級 |
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「フゥ、さて、出てこい」
男が命令を出すとその影から無数の怪物の影が飛び出し全員が頭を垂れる。
「他に生存者がいないか確認する。居たら救助、亡くなってしまった人は何時も通り協会を通して遺族の元に連れて行く、行動開始」
男が命令を出すと影達は動き出し瓦礫の山から生存者と死者を探し出し救助していく。
その様を男は見ながらこれからについて考えていた。
「……………………これからが本番、か」
その呟きは誰にも聞かれる事は無かった。