ワンパンマン世界で影の君主になった、サイタマは居なかった   作:寝心地

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決着

ボロスは吹き飛ばされた位置から立ち上がるとその体に纏っていた鎧が剥がれ落ちる。

 

「強大過ぎる俺のパワーを封印する役目を持つ鎧が今砕かれた」

 

ボロスはそう言うと構えを取りその肉体は黒く変色していく。

 

「ヌウアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!行くぞ!!」

 

そこから2人の超高速の戦闘が始まった。

 

無数に繰り出されるボロスの腕に対し秀も短剣を繰り出し続け手数は全くの五分、それだけの数の攻撃が繰り返されれば互いに多少なりとも傷を負う。

 

更に2人の激化する戦闘で船はそれなりにダメージを受け既にボロボロだった。

 

「素晴らしいぞ!!このボロスと互角に戦える相手はお前が初めてだ!!水篠秀!!」

 

ボロスはそう言うと口からエネルギー波を放つ。

 

「体内にある膨大なエネルギーの放出!!雑魚が触れれば骨すら残らん!!」

 

スキル:支配者の手を使用します

 

そのエネルギー波を支配者の手を使い湾曲し直撃を回避する。

 

「貰った!!」

 

その隙を突きボロスは秀の背後を取ると右ストレートを放ち秀は船の外壁にぶつかる。

 

「手応えがあった、どうやら勝敗が見えてきたな、俺の種族は宇宙でも随一の治癒力を持つ、エネルギーを集中させれば貴様らなら死に繋がる負荷でも数秒で治る。それに対してお前は傷が増すばかり、体力も徐々に減っていよう」

 

「ハッ、治癒力?それがどうした?」

 

報酬を受け取りますか?

 

「状態の回復、受け取り」

 

同時に秀の傷が癒え両手に持っていた短剣が消える。

 

「お前に敬意を評して俺も今俺が持ちうる最強の武器で戦ってやるよ」

 

そうして両手に現れたのは薄気味悪い目玉が付いた短剣、その名は

 

悪魔王の短剣

入手難易度:S

種類:短剣

攻撃力+220

悪魔王バランの短剣です

2つ装備するとセット効果が得られます

セット効果:二つで一つ

それぞれの短剣の攻撃力が筋力の分だけ上がります

 

「んじゃあ、そろそろお互い全力でやろうか」

 

「………………………………ああ、そうだな」

 

ボロスはそう返事をすると全身に力を込め漆黒だったその体が純白へと変わっていく。

 

やがて全身が白に変わると秀に向かって地を蹴った。

 

「ッ!!」

 

繰り出される拳を受け止め反撃を見舞う。

 

スキル:急所突きを使用します

 

しかしそれより早くボロスは移動しまるで打撃の牢屋に居る様に秀を囲む。

 

スキル:支配者の手を使用します

 

それらの攻撃に対し秀は支配者の手で速度を僅かに落とし悪魔王の短剣を繰り出し振り続ける。

 

「まさかこの姿でも仕留め切れんとは、ならばもう一つの切り札を食らえ!!」

 

ボロスはそう言うと再び口の周りにエネルギーを溜める。

 

「………………………………」

 

スキル:支配者の手がスキル:支配者の権能へアップグレードしました

 

「食らえ!!俺の真の切り札!!【崩星咆哮砲】!!」

 

「……………………支配者の権能」

 

スキル:支配者の権能を使用します

 

支配者の権能の力によって押し戻された【崩星咆哮砲】は発動者であるボロスへと向きそのままの勢いでボロスを貫いた。

 

「…………………俺は、敗れたのか」

 

「まだ意識があったか」

 

「予言の通り、良き戦いだった」

 

「そうだな」

 

「お前は…………更に強…………く…なっていくのだろう?」

 

「そうだな」

 

「ハハ、羨まし…い…限り…だ」

 

レベルアップしました

 

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「お前もこれから強くなれるさ」

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