ワンパンマン世界で影の君主になった、サイタマは居なかった 作:寝心地
「暴動?ヒーロー協会で?」
『はい!!至急応援をお願いします!!ケガ人も多数出てるんです!!』
「分かった、直ぐに向かう」
| スキル:影の交換を使用します |
|---|
新生ヒーロー協会から連絡を受けた秀は影の交換を用いて直ぐに現場に向かう。職員の一人が大慌てで秀の元に走ってくると挨拶もそこそこに暴動のあった部屋に案内される。
「うっ!!こ、これは…………」
「………………………………」
そこには大勢の人間がボロボロにされ転がされており壇上には唯一無傷そうなシッチがへたり込んでいた。
「シッチさん、ここで何が?」
「あ、ある男が突然暴れ始めて…………私の護衛だったヒーロー達もやられた」
その言葉を聞いて周りを見回すとA級の中でも上位に位置するヒーロー達が転がっており秀は【ストア】で治癒ポーションを買うとそれを飲ませる。
(他は悪党や犯罪者ばかりだな、となると暴れた犯人は…………)
「シッチさん、襲撃者は何者ですか?」
「わ、分からない、ただガロウと名乗っていた」
(やはり、一応バングさんにも伝えといた方が良いか?)
秀はひとまずボコボコにされた犯罪者集団を軽く治療し襲撃者を探す名目でその場を退散した。
暫く捜索を続けたがそれらしい人物は見当たらず仕方なく家に帰る頃には夜になっておりそこには招かれざる来客もいた。
「あら秀、やっと帰ってきたのね、私を待たせるなんて良い御身分じゃない」
「読んでもないのに来るからだろ、仕事だったんだよ」
秀は嫌な顔をしながら来客、フブキの相手をする。
「全く可愛げがないわね、B級だった頃に世話してやったのは誰だったかしら?」
「少なくともアンタじゃないのは確かだな」
「ほんっとに可愛げがない奴!!まぁ良いわ、私が来たんだからお茶くらい出しなさい」
「先生、この偉そうな女は何ですか?」
「あれ?ジェノス知らねぇの?B級1位の地獄のフブキ」
「いえ、存在は知っています。俺が聞きたいのは何故S級であは先生に対してB級ごときかこんなにも偉そうなのかと言う事です」
「ああ、ジェノスには言ってなかったけど俺C級からの成り上がりでさ、ここに来るまでにB級も経験してるわけ、まぁそんときの繋がりかな」
「成る程、先輩面して先生に指導するつもりが今では抜かれて立場逆転と」
「グフッ!!」
「まぁそんな感じ、それで?今日は何しに来たんだよ?」
「別に、暇だったから遊びに来ただけよ」
「生憎此方は暇じゃない、最近は厄介な奴をッ!!」
「???何?どうしたのよ?」
(兵士からの危険信号?これは…………タンクトップマスターに付けていた兵士か……)
「悪いが急用が出来た、ジェノス、フブキの相手は任せる」
「分かりました、お気をつけて」
「え?ちょっ!!」
| スキル:影の交換を使用します |
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タンクトップマスターに迫る拳を受け止めその拳の主に蹴りを放つ。
(手応えが薄い、受け流されたか)
周りを見ればなんてことの無い一般道でタンクトップマスターとその舎弟達がいた。
「お前は、
「救援に来ました」
「
「お前がガロウだな」
「ハッ、だったら何だ?」
「大人しく投降するなら見逃す。しないなら少し痛い目を見るぞ」
「そりゃあ是非見せて欲しいもんだなぁ!!」
ガロウはそう言うと凄まじい勢いで秀に突進した。