ワンパンマン世界で影の君主になった、サイタマは居なかった 作:寝心地
「……………………あれ?」
気が付くとそこは真っ白な空間、周りを見回すが続く限りの白しかなかった。
「やぁ、混乱している様だね、無理も無い」
そこに背中に羽根の生えた男が現れる。
「アンタは…………」
「済まない、私のミスで急遽君を転生させることになった」
「はい?」
その男の話では世界は無数に存在し一つ一つの世界に最低でも1人キーマンとなる人物が居るんだそう。
その人物が寿命を全うすればまた別のキーマンが現れるが事故等で天寿を全う出来なければ次のキーマンは現れず世界が崩壊するらしい。
それだけならば自然の流れとして神々は手を出さないが今回は神のミスで生まれるはずだったキーマンが生まれなくなってしまったらしく新しいキーマンが生まれるまで代役をして欲しいと言う事だった。
「その世界は君の居た世界と比べてかなり生きづらい世界でね、何か特別な力を与えようと思う。可能な限り要望にも応えるつもりだよ」
「じゃあ【俺だけレベルアップな件】の影の君主の能力をくれ」
「アレは神に等しい能力だ、何か制限を設けなければ君の肉体の方が持たないだろう」
「じゃあ真の影の君主の力じゃなくて『システム』で制限されてた頃の力ならどうだ?」
「それなら問題無い、君自身も強くなれるしね。【水篠旬】が使っていたアイテム類は【ストア】に全て入れておくからお金が貯まったら買いなさい、それと【クエスト】も君が行く世界に合わせた物になっているから頑張ってくれ」
「分かった、じゃあ行ってくるよ」
「ああ、私の尻拭いをさせてしまって申し訳無い、心から謝罪する」
最後に神は深く頭を下げそう言うとただでさえ白かった視界が更に白くなり次に意識を取り戻した時には転生していた。
ベットから起き上がった男は背伸びをすると早速システムを起動する。
| 名前:??? レベル1 職業:影の君主 疲労度0 称号:なし HP100 _ MP10 筋力10 体力10 速度10 知能10 感覚10 分配可能ポイント0 スキル 影の抽出Lv1 影の保管Lv1 |
|---|
「最初から抽出と保管がある。けど名前が?のままだ、自分でつけろって事か?流石に水篠旬って名乗るのは不味いよな、かといって人名を決めるのは初めてだし苗字はそのままに名前は…………秀、水篠秀としよう」
名前を決めるとステータスの名前の部分に水篠秀と表示され秀は次を見ていく。
「後はスキル」
| スキル:影の抽出Lv.1 職業専用スキル 必要マナ なし 命が尽きた身体からマナを吸い取り影の兵士にします 対象が死亡してから長時間経過していたり対象が持つ能力が高いと抽出失敗確率が高くなります 抽出可能な影の数:3/3 |
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| スキル:影の保管Lv.1 職業専用スキル 必要マナ なし 影の兵士を術者の影の中に吸収し保管しておけます 保管した兵士は術者が望む時に何時でも召喚したり再吸収出来ます 保管した影の数:0/1 |
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「まぁレベルを考えればこんなもんか、他には……」
| デイリークエスト_強者を目指してが到着しました |
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「デイリークエスト?」
| デイリークエスト_強者を目指して | |
|---|---|
| _腕立て伏せ | 0/100] |
| _腹筋 | 0/100] |
| _スクワット | 0/100] |
| _ランニング | 0/10km] |
| 注意_全て完了出来ない場合、未達成度に応じてペナルティーが科されます |
「あったなこんなの、取り敢えず腕立てからやるか」
その後ランニング中にヒーロー協会やヒーローランクと言う言葉を耳にし部屋にあったパソコンで調べて見てその世界がどこの世界か知った。
「ここ【ワンパンマン】の世界だったんだ、え?キーマンってサイタマだったりしないよね?」
数年後、彼はこの考えが事実だったと知ることになる。