ワンパンマン世界で影の君主になった、サイタマは居なかった   作:寝心地

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阿修羅カブト

「成る程、つまり先生の力は戦えば戦うほど強くなる上に倒した相手を手下として従える事が出来る。と言うわけですね」

 

「そういう事、まぁロボットとか完全な機械とか機械ベースのサイボーグとかは無理だけどね、ジェノスは人間ベースだから出来るけど」

 

「それはかなり恐ろしい話ですね、っと、着きました、アーマードゴリラが言っていたポイントです」

 

そう言うジェノスと秀の前には1軒の建物が建っておりジェノスはすかさずその建物を消し飛ばした。

 

「ジェノス、やるのは良いけどヒーロー目指すなら中に人質とか無理矢理実験台にされそうな人とか居ないか確認してからやってね」

 

「ッ!!それは思ってもいませんでした。これからは気をつけます」

 

「うん、さて、んじゃ下に行こうか」

 

そう言う秀の足元にはいかにもな地下への扉とその下に続く階段があった。

 

階段を降りるとそこは金をかけた研究所の様な場所で長い廊下が続いていた。

 

「ッ!!同じ生体反応が2つ、クローンか?2体ほど此方に近付いてきます」

 

「みたいだな」

 

秀は短剣を取り出し警戒するとその正体が段々と近付いてくる。

 

突如現れたソイツはジェノスを壁に叩き付け悠々と自己紹介をする。

 

「よぉ〜、俺は阿修羅カブトってんだ、戦闘実験用ルームがあるからそこでやろうぜ〜」

 

「阿修羅カブトとは大層な名前だな、帝釈天クワガタも居たりするのか?」

 

そんな軽口を叩きながら戦闘実験用ルームなる場所に着くとある程度の距離を取った所で戦闘を始める。

 

「んじゃ、殺し合いますか」

 

そう言った阿修羅カブトは高速で動くと秀の背後を取り拳を固める。

 

「出てこい」

 

秀はそれに反応し兵士を呼び出すと警戒したのか阿修羅カブトは拳を振り下ろさず下がる。

 

「ッ!!阿修羅カブトが逃げた?いやそれよりあの能力、アーマードゴリラから聞いていたより遥かに強く数も多い…………あれは一体……」

 

想定外と言わんばかりに阿修羅カブトの生みの親である研究者は驚きの表情を浮かべる。

 

「貴様!!その力どうやって手に入れた!!」

 

「え?う〜ん、筋トレしたり怪人と戦ったり?」

 

「…………………………ふ、フフフ、成る程、つまりまともに答えるつもりはないと言うことだな……良いだろう、なら俺様の本気を見せてやる!!」

 

本気になった阿修羅カブトを相手に秀は短剣を構え2人は常人では全く見えない速度で戦闘を始める。

 

「ヒャッハー!!」

 

(完全に理性が飛んでやがる、早々にケリをつけた法が良さそうだ)

 

秀はそう考え更に1段速度を上げ阿修羅カブトの猛攻を掻い潜り凄まじい速度で的確に急所を攻撃する。

 

スキル:急所突きを発動します

 

連続で喉と心臓を貫かれ阿修羅カブトはその動きを止める。

 

ゆっくりと数歩歩いた所で阿修羅カブトは膝から崩れ落ちる。

 

「馬鹿な……阿修羅カブトがあっさりと」

 

レベルアップしました

 

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名前:水篠秀 レベル50 職業:影の君主 疲労度0

称号:なし

HP49000

_

MP89000


筋力190    体力160

速度130    知能260

感覚160


分配可能ポイント


スキル

影の抽出Lv.1 影の保管Lv.1 君主の領域Lv.1 支配者の手Lv.1 影の交換Lv.1

急所突きLv.1 上級短剣術Lv.1 二刀流Lv.1

 

「…………起きろ」

 

???Lv.1

精鋭ナイト級

 

「名前は…………阿修羅カブト」

 

阿修羅カブトLv.1

精鋭ナイト級

 

「漸く精鋭ナイト級と会えたな、今はお前が最高戦力だ、頑張れよ」

 

秀の言葉に阿修羅カブトの影はニヤリと笑い影の中に戻った。

 

「さて帰るか、アンタ、2度と俺を狙うなよ、次は本気で潰す」

 

最後に秀は科学者にそう警告しジェノスを連れ自宅に戻った。




レベルの割にステータスが高いのは3年間デイリークエストを続けたからです
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