シャーレの当番が終わりセイア様との約束通りに一緒に比較的安め(セイア視点)レストランの個室に来ていた。
「さて、好きな物を頼んでくれ」
「セイア様…運転は安全運転でお願います。私で無ければ今頃グロッキー状態です。後有り難く」
あれやこれと食べきれる量を見ながら注文する
「…さて、どうして急に居なくなったのか説明してもらおうか。理由によっては監禁も視野に入れることになる」
「…さては誰かの影響受けましたね。監禁はキヴォトスでも犯罪ですよ」
「何を言う?バレなければ犯罪にはならないよ?…」
「ぶっ飛び過ぎでは?ミカ様ですか?それとも何かありました?」
「ふむ、ミカの名前が出た事は黙っていて上げよう。何かあったと言うなら君が急に居なくなって、ナギサが泣き虫になった事はあるかな」
「……マジで監禁ルートあり得る?」
「あるね、それに君はワカモにも連絡してないだろう?事によっては更に大変なことになる…顔が青白くなったね。君と言う奴は…」
丁度注文した料理が届き
「あぁ〜それについては食べ終わってからにしましょうか…デザートにするには最悪ですが」
「逃さないからそのつもりで居てくれ」
「逃げませんから大丈夫です」
やっぱりお高い料理を味わい食後に血なまぐさい話は気が引けるが、キヴォトスでも大丈夫だろうか?
「さて、食後の休憩に聞かせてくれ、何があったのかな?」
「少し気が引けますが…高等部に入る前になりますが、アリウスに誘拐されました」
「はぁ?誘拐?君を何故?」
「何か珍しい稀血が流れてるとからしいです。いや〜抜け出すのに苦労しました。アリウスの子達何気に強いんですよね~あのシスターの格好した過去の異物が厄介でしたし」
「通りで捜索しても足跡すら無かったのか、それで抜け出した後は…直ぐに連絡ないし、接触出来なかったのかい?」
「無理でしたね。家はもぬけの殻でしたし、おそらく連絡や接触したら、最悪捕まる事になりそうでしたし…それに用意周到なのか分かりませんが、ミカ様に裏で繋がり、ゲヘナのバカが後先考えずに、嫌がらせしたいからって理由で接触してスパイも居ましたし、その結果は御存知のはずですよ。」
「あぁ、知っているよ。私もやられたからね…本当に死なずに済んで良かったよ。君も私も」
「先生の頑張りのお陰ですね。」
「理由については分かった。では、君はあの件が終わったのに、今の今まで何をしていたのかな?今日出会うまでにワカモや私に会うことだって出来ただろ?」
「あ〜その〜はい…色々ありまして携帯さんが携帯出来なくなりまして、それに学生証も駄目な状態になっておりましてですね…再発行に時間掛かりまして〜」
「それで?」
「連邦生徒会から再発行終るまでは先生の手伝いを言われまして…」
「だから手馴れていたと言う訳だ。それから?」
「…仕事に慣れるまで時間掛かりまして、再発行終るまで住む家すら無くなったので、家探しに、何故かヴァルキューレに捕まったりと大変でございまして…」
「確かに、家が無いと不便だね。ヴァルキューレに捕まった理由は気になるが聞かないでおこう。それで先生経由で連絡をする事すら何故頭に無かった?」
( ゚д゚!)
「その手があったか!みたいな顔見る限りそうなんだろうね。君はバカなのかい?ミカですら思い付くと思うけどねやはり監禁ルートはあり得るよ」
「…ごめんなさい。頭にありませんでした」
「はぁ…仕方ないとはいえ、ずっと気にしていたんだ。我儘は受け入れたまえ…監禁ルートもね」
「拒否権は…」
「無いね諦めるように」
「そんなー」
「自業自得と言うやつだね。ワカモには君から連絡をする方が良い。携帯はあるのかい?」
「新しくなったのはあります」
「なら、モモトークに登録しよう。ID位はあるだろう?」
「先生とやりとりする為に作りましたよ、今は便利な機能があるんですね、」
携帯を出してモモトークに登録する
「私の連絡先だよ、ワカモとナギサの連絡先は後程送るから今度は無くさないでくれ、2人には家に着いたら君から連絡を入れてくれ、一時期は酷かったからね」
「はい。」
「さて食後の重たいデザートも終わったから、帰るとしよう。君を家まで誘拐したいが、我慢するとしよう」
「ん?セイア様?誘拐したい?あれ?」
「また急に居なくなりそうだからね。頼むから二度目はやめて欲しい」
「気をつけます」
「先ずは君の家に送るとしよう。途中で別れて、また連絡がつかないなんてトラウマになってしまうからね。責任の追及は今度にさせて貰うとしようか(ワカモを差し置いて抜け駆けは流石に宜しくない)
「はい…お願いします。(ん?責任?)」
「さぁ行こうか」
店を出て、素敵なハードドライブを過ごし、無事に帰宅した
「…本当に君と言う奴は…監禁すれば良かったと」