ありふれた破壊者は世界を繋ぐ   作:RE・RIDE

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お久しぶりです。

ちなみにですが、ツカサたちは2024年の前半からトータスに来たので、ガッチャード以降のライダーは知りません。

メタ的な話をすると令和5作目で区切りがいいので


第31話 恨み

 

「おい!そこのお前!お前のベルトをよこせ!ピンク髪お前だ!」

 

「はぁ?これはピンクじゃなくてマゼンタなんだが?なら違うか」

 

「うるせぇ!ふざけた態度とるならマジで殺すからな!」

俺は冷たい目で清水を見る。

 

「それで?」

 

「…はぁ?」

「先生を人質にしたところでお前に何ができる?やろうと思えば俺は今すぐにでもお前を殺せるぞ」

「…ッ!ふざけんじゃねぇ!」

 

「⁉よけて!」

すると急にシアが飛び出し、先生を庇う。そして一筋の光が清水の胸を貫く。

 

「ぐっ⁉」

 

「シア!」

 

「チッ!ハジメ!」

 

「ああ!」

 

俺たちは魔物に乗って逃げ出している人物をそれぞれの銃で撃つ。俺の弾は奴の腕を、ハジメの弾は腕と肩の付け根に当たる。

 

「チッ!俺はあいつを追う!」

 

「分かった!」

俺はエクシードファイターとゲキオコプターを出して、エクシードファイターの上に乗り、追跡する。

 

「待ちやがれ!」

 

「待てと言われて待つ者がいるか!」

 

「なら力尽くで行かせてもらう!」

「ここで貴様と戦うのは得策ではない!行け!」

 

すると数十匹のミラーモンスター、ハイドラグーンが現れる。

 

「チッ!クソッ、当たり前だがどう考えてもあのクソ野郎が一枚かんでやがるな!」

俺は一枚のカードを取り出してディケイドライバーにセットする。

 

FORMRIDE

「変身!」

 

BLADE!JACK!

 

FUSION JACK

 

すると俺の姿が仮面ライダーブレイドのジャックフォームに変わる。

 

「どけっ!」

 

「ギャアアア!」

 

俺はブレイラウザーでハイドラグーンの群れを斬り裂く。

 

 

「お前たちも手伝ってくれ、ビートルクス、ホークスター!」

 

『ビート!』

『ホーク!』

俺はカードからカブトムシ型のケミー、ビートルクスと、タカ型のケミー、ホークスターを出す。

 

「エクシードファイターとゲキオコプターも頼む!」

『エクシード!』

『プター!』

 

俺は四体のケミーに指示を出す。

 

「はぁ!」

 

「ギャア!」

 

「面倒だ!さっさと終わらせる!」

 

FAINALATTACKRIDE B・B・B・BLADE!

 

SLASH THUNDER LIGHTNINGSLASH

 

俺はブレイラウザーにエネルギーをためて怪物たちを切り裂いていく。

 

「ギャアアアアア!」

そしてハイドラグーンは全滅する。

 

 

「くっ⋯こうなればぁ!」

男の姿は奇妙な化け物に変わる。

 

 

「うぉぉぉ!」

 

「なんだこいつ⋯アナザーアギト⋯?」

 

その姿はアナザーアギトとアギトとギルスの要素を混ぜ合わせたような存在だった。

 

「俺が知らない存在⋯つまり、2024年の先で生まれた怪物ってことか」

 

「これは選ばれし者にのみ許された力⋯ギル・アギトの力の前に死ねぇ!」

 

ギル・アギトと名乗った怪物は腕を鋭利な武器のように変えて俺に斬りかかる。

 

だが、俺はそれをかわし、一枚のカードを取り出す。

 

「聞きたいこともあったんだが⋯しょうがない。アギトにはアギトだ」

 

俺はカードをドライバーにセットする。

 

KAMENRIDE

 

変身⋯!

 

ANOTHER AGITΩ!

 

俺の姿はもう一人のアギトである仮面ライダーアナザーアギトに変わる。

 

「フン⋯!」

俺は強力なパンチで腕の武器を砕く。

 

「なっ⋯!」

 

「お前ごとき、アギトの風上にもおけん。俺が知っているアギトは、もっと強い男達だ」

 

そして足元にエネルギーをため、紋章を出現させる。

 

「はぁぁ⋯フン!」

俺は構えを取って飛び上がり、ギル・アギトにアサルトキックを食らわせる。

 

「うっ⋯ぐぁぁぁ!」

ギル・アギトは爆発し、地面に落ちていく。

 

 

 

 

俺はハジメたちの元に戻る。

 

「ハジメ」

 

「ツカサ。こいつどう思う?」

ハジメは死にかけの清水を見て言う。

 

「助けてくれ…!あんたらに忠誠を誓うから…!」

ほとんど虫の息な上に、所詮口だけだ。先生の言葉も響いていないようだったし、こいつはもう、堕ちるとこまで堕ちたようだ。

 

それにこのままだと恐らく…

 

「ハジメ、俺がやる」

 

「…分かった」

 

 

俺はライドブッカーガンモードを持って清水に近づく。

 

「最後に一つ聞く。お前は敵か?」

「敵じゃない…!頼むから命だけは…!」

 

俺は奴の瞳を覗き込む。濁りきった、自己中心の塊のような瞳だった。

 

「哀れな魂、最期にお前に自由を与えてやる」

 

「…ッ!ダメぇぇ!」

 

先生が叫ぶ。

 

 

しかし俺のライドブッカーから放たれた銃弾は的確に清水の残された意識を刈り取る。

 

「⋯生まれ変わったら、敬語の一つぐらい使えるようになっとくんだな」

 

「…どうして」

 

「悪いな。だがもうあいつの人間の心は死んでいた。これがせめてもの救いだ」

 

「だからといって殺すなんて…!」

 

「…そうだな。あんたが何よりも大切にしている生徒を殺した。恨んでくれて構わない。…人に恨まれるのはもう慣れっこだ。そこにしっかりとした意味があるなら、俺は甘んじてそれを受け入れる。意味もなく世界中の人々から恨まれるより数百倍ましだからな」

 

「ツカサ…」

「行こう」

俺たちはその場を後にする。

 

 

 

「すまなかったツカサ。お前だけが先生に恨まれることになって」

 

「いいんだよ。あの人が自分のせいで清水が死んだと思って閉じこもるよりかはな。それにさっきも言ったろ?人に恨まれるのはもう慣れたって」

 

「愛子は気付くと思う」

 

ユエが口を開く。

 

「愛子はハジメの言葉に残る言葉を言える先生」

 

「⋯ならいいがな」

 

 

 

 

一方、

「そうか⋯よく伝えてくれた、レイス」

 

魔人族の国・ガーランド。瀕死のギル・アギトが、地面に膝をつき、報告を終えていた。

 

「フリード様⋯どうか、勝利を⋯」

そう言い残し、ギル・アギトの体がひび割れ、爆散する。

 

「レイス⋯」

報告を受けた男は拳を握りしめる。

 

「⋯お呼びでしょうか、フリード様」

 

すると男の背後に魔人族の女が現れ、跪く。

 

「⋯カトレア、予定通りオルクス大迷宮で例の物を回収しろ。⋯大至急だ」

 

「御意」

女は去っていく。

 

「⋯世界の破壊者、ディケイドが現れた⋯か」

 

男⋯フリード・バグアーは拳を握りしめる。

 

「おのれディケイド⋯貴様だけは私の手で殺す⋯!」

 

男の手には、アナザーウォッチが握られていた。

 

 

 

 




更新止まっててすいません⋯!これからも少し遅くなると思いますが、書き溜めは余るほどあるので編集・添削などをしながら更新していきます。

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