文ストの異能力をすべて持つ者の雄英生活 作:ライタードーパント
「」・・・会話文
()・・・思考文
『』・・・個性名、異能力名
""・・・強調部分
あのヘドロヴィランの討伐の手助けをして数ヶ月が経ち、今日は志望校の入学試験による実務試験だった。
ちなみに志望校は"雄英高校"である。
どんな学校かというと倍率300倍、偏差値79という良い意味で頭がおかしい学校である。
いやまじで!本当に前世の勉強を加えなければ余裕で筆記で落ちるレベルでビビりまくったよ。
最初にこの事聞いたときには本当にエ◯ァ2号機に乗っていたア◯カの「あんたバカァ!?」を心
の中で連呼したぐらいだ。
母「力也!ハンカチとか受験票とか色々持った?」
異能「あぁ母さん持ったよ。んじゃ行ってくるよ」
こうして俺の受験が始まった。
そして今は受験監督であるプレゼント・マイクから受験説明が行われている。
試験内容かというとこれからバスに向かう場所にはヴィランロボットがたくさんおり、それらを倒すことによってロボットに書かれた数字をポイントとして獲得。一定の値に達した者に合格を与えるという内容だった。
異能(つまり今回は破壊に特化した異能力・・・あとはロボットだから"あの異能力"が最適か・・・。ん?でもあくまで破壊によって加点されるから"あの異能力"は使えないのかな?)
そう考えているうちに試験会場に着いた。
そして・・・
プレゼント・マイク「はいスタート」
戦いの火蓋が切られたのであった。
俺はスタートの合図とともに走り出し、黒い服を呼び出して着た。そして・・・
異能「異能力・・・」
羅
生
門
着ている衣服を『黒獣』へと変化させ、ロボット達を食っていく。
異能「本当に悪食だな、こいつは。ロボット食って腹壊さないのか?」
そう言いながら余裕の表情を見せる。
異能(このペースじゃ、合格は安定かな?)
?「キャァァーー!?」
異能「ん?」
声がした方向を振り向くと、ヴィランロボットの前に尻餅をついている女性の受験生がいた。
異能「ふん!」
俺は『羅生門』の黒獣を何本もの帯びに形状変化させ、ロボを拘束する。
ロボ「ビ・・・・ガ・・・」
異能「やぁ君、大丈夫?」
?「は・・はい」
受験生は自分が助けられるなんて思ってもいなかったのか動揺していたようだった。
異能「コレっ俺がぶっ壊してもいいかな?」
?「あっはい、どうぞ」
異能「ありがと。フン!」
拘束していた帯は更に拘束の力を強め、最終的にロボを握りつぶした。
異能「んじゃ、じゃね。合格を祈っているよ。」
?「あっはい。ありがとう!」
俺は立体機動装置のように、帯を建物に引っ掛けたりしながら高速移動し、その場を去った。
?「あの人かっこよかったな・・・」
そしてさらに時間が経ち、入学試験が無事終わると思っていた。
その時である。
ドスンッ
異能「!!」
地鳴りの音がする方へ向くと、そこにいたのは・・・
ビルサイズの大きさを持つ「0」と書かれたロボットだった。
俺は咄嗟に巨大ロボから離れた建物の屋上に着地した。
異能(「0」と書かれていることはあれって説明にあった"お邪魔虫"で間違いなんだろうけど・・)
異能「流石にデカすぎるだろぉぉぉぉ!!」
実は試験説明の時、ロボットの種類は4種類いて、そのうちの1種は破壊しても獲得ポイント0のお邪魔虫がいるから気をつけろ言われていたのだが、異能自身は、たくさんいて邪魔してくる普通サイズのロボットだと勘違いしていたのだ。
だが異能は最悪死人が出かねない怪獣レベルの大きさを持つ殺意特盛りのマシーンだったことに驚愕を隠せないでいた。
異能(いや、まじで、『このペースじゃ、合格は安定かな?』って思ってた自分の姿がお笑いだよ!!だけど・・・)
異能「そうこなくっちゃおもしろくない。だったら"あの異能力"を使うとするか。」
"あの異能力"とはこの実務試験に最適のはずなのに使うのをためらっていた異能力のことである。理由は、あくまで"破壊する"ことでポイントがもらえると聞いていたからだ。
異能(他にも代替案はあるが、一番他のみんなを巻き込まず確実に止まる方法はこれしか無い!まぁでも本音はどうせ破壊しても獲得ポイントなしだからあんまり疲れることはしたくないからっていうのが本音だけどね。)
そう思いながら絶賛大暴れ中の巨大ロボを見つめる。
異能「それじゃ始めますか」
俺は右手にこの季節には見合わないお布団を召喚し被った。そして・・・
異能「異能力・・・」
蒲
団
俺は脳内で巨大ロボに動作停止の命令を送った。
巨大ロボ「ピピ、機能停止ノ動作ヲ確認シマシタ」
そして巨大ロボは
巨大ロボの停止を確認した俺は被っていた布団を放り投げ地面に座った。
異能「いやーよかった。賭けだったけど止まってよかったよ。」
こうして雄英高校の入学試験は無事(?)終わったのであった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜?の場所〜
?「失礼します。」
?「いやーこんな大変な時期に来てもらってありがとなのさ。相澤くん!」
相澤「いえいえお気になさらず根津校長。ところでお話とは?」
根津「いや実はこの映像を見て欲しくて呼んだのさ!」
相澤「映像?」
根津「これなのさ!」
根津校長はパソコン画面を相澤に見せると、そこには巨大ロボが強制的に機能停止した瞬間を映した映像だった。
相澤「これは・・・機能停止している?」
根津「そう、そのとうりなのさ!この映像を見る限り僕は、他者が強制的に巨大ロボの機能をオフにしたと考えたのさ!」
相澤「他者・・・もしかして"ヴィラン"の仕業ですか?」
根津「んー私もその線は考えたんだけど、薄いと思ったのさ!なんでかっていうと、ヴィランだったら機能をオフにせず、そのまま暴走させるように仕向けるはずだからね。」
相澤「なるほど、だったら受験生の中の1人がやったということですか?」
根津「私もそうだろうと思ってここの試験会場にいた受験者を調査した結果、この子に辿り着いたさ!」
根津は机の中から受験票と役所に届ける個性届のコピーを相澤に手渡した。
相澤「異能力也、個性『異能力』、能力詳細は『いろいろな能力を扱える』?なにこれ、ふざけているんですか?」
相澤は能力詳細に書かれてあるあまりの具体的の無さに少々腹を立てているようだ。
根津「私もまさかねって思ったのさ。だけど他の受験生の中で巨大ロボットを操れそうな個性は見当たらなかったのもまた事実なのさ。」
相澤「なるほど分かりました。・・・そして私に何をしろと?」
根津「君には2つのことをやってもらいたいのさ。1つはこの子を入れた総勢21名のA組の担任をすること、もうひとつはできたらで良いんだけどこの異能くんの個性の全容を調べてほしいのさ。個人的に異能くんは何かを隠していると思っているからね。」
相澤「承知しました、根津校長」
こうして物語の歯車はゆっくりと回り始めていたのであった。
今回登場した異能力
①羅生門
異能保持者:芥川龍之介(ポートマフィア所属)
能力:着ている衣服を様々の形に変えることができる。
例えば刃物のように鋭くしたり、鎧のように何重にも身にまとったり、黒い獣(名称:黒獣)へと変化させることができる。
黒獣は悪食なので何でも喰らい尽くすことができ、建物はもちろん空間そのもの食べることによって相手の移動や攻撃を絶対に通さない技『空間断絶』を扱うことができる。
作者)「ぶっちゃけ言って布で出来てるとは思えない」
②蒲団(ふとん)
異能保持者:田山花袋(元武装探偵社所属、今はフリー)
能力:布団を被ることで発動可能。
視界内にある電子機器を触れずに常人の10倍の速度で操作できる。
電子機器の例:パソコン、信号など。
この場面以外役立ちそうになかったので出しました。
あと巨大ロボットをこの異能力で止められるかどうかを少々考えました。