俺たち百八魔貴族 作:ジエン
恋愛好きの魔貴族
あのさ
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「あっ女の子!良かったー!やっと人に会えたあ!」
「散歩してただけなのに連れてこられちゃってさ、ここに閉じ込められたんだよねー」
「あなたも同じ感じ?あれ?あなたの顔どこかで…」
「あっ、ロアーヌ候の妹さんじゃーん!ヤバいかも!敬語のほうが良い?」
「オッケー!じゃこのままね!モニモニも普通でいいよ!」
「普段からその口調なの!?わー、お姫さまぁ!なんかもーロイヤルって感じ!」
「なるほどねー、てか一人?モニモニもあいつらに連れて来られたんだ?」
「私はねーなんか偉そうな人がいるから見てたら秘密の入り口みたいなとこが開いてさ」
「おーって見てたら後ろから捕まっちゃって、気がついたらココだった!何の参考にもなんないね、ごめーん!」
「あはは一緒だー!そしたら二人で行動しようよ!一人より動きやすいからさ!」
「へえー騎士様が助けに来てくれるの?流石お姫さま!」
「えっモニモニ専属の騎士?おやー面白くなって来たぞー?嬉しそうに話すじゃーん!」
「ユリアンて呼び捨てなんだーこのこの。絶対助けに来てくれますって、お熱いねー!」
「じゃどうする?待つ?行く?どっちでもいいよ!」
「私?私はうーん…囚われのお姫様より迎えに行きたい派かな!」
「だって後ろで背中見てるより横顔見たいじゃん?か弱い乙女ってキャラじゃないんだよねー。」
「ふーん?モニモニってば、ユリアンくんがどっちのキャラが好きか気になったんだー。おっとめー!」
「家に帰らないで、モニモニの騎士を選んでくれたんでしょ?どっちのキャラでも好きだと思うよ!」
「うんうん、可愛い姿を見て欲しいって気持ち分かるよ。わかるわかる。でもさー、結局は自分がどうしたいかだと思うよね。」
「ほら、ここで助け出されたら、助けてもらった姫様と助けた騎士って美談になるじゃん?」
「でもそれって当たり前の事じゃん。この後もお姫様やるんでしょ?特別な関係じゃなくなっちゃうよね。」
「でもでも、ユリアン君って危なくて心細いところを一番に助けてくれた、思い出の男の子なんだよね?」
「今のこれもさ、チャンスにしちゃおうよ!私空気になるからさ、後ろで回復してれば見えないじゃん?」
「ピンチはチャンス!ユリアンくんを落としちゃおう!ほら、目を瞑って。レッツ想像!!」
「暗い洞窟の中で寄り添って進む二人。狭い通路で触れ合う体。時には相手を守り、時には支え合って、身分の差もなく、お互いの命を預け合う大冒険!」
「そして二人は悪者をやっつけました!10年位後になって、あの時のパパはかっこよかったのよって!二人の子どもに…おや?」
「結ばれないって、それでいいの?モニモニめっちゃ辛そうな顔してるよ?」
「身分って言ってもさー、私には良く分かんないけど、別に昔の人が凄いことしたってだけでしょ?関係なくない?」
「育てられたって言ってもさ、住む家とかご飯とか、服の用意をすれば逆らえなくさせられるだなんてルールでもあるの?違うっしょ?」
「恩とか、お仕事で働いて返すのはいいよ。でも結婚相手とその先の人生まで決めるのは絶対無いって!」
「うーん…貴族の姫だからって言うならさあ、家、出ちゃえば?」
「だって嫌な事我慢する必要ないじゃん。世界を放浪しちゃったりしてさー、結婚なんかよりデッカイ成果だしたら文句言えないっしょ!」
「いやいや、お兄様さんだって神様じゃないんだから!モニモニが飛び出した先にも人生はあるんだよ!」
「んー…勇気でない?…じゃあ、ちょっとした賭けをしよっか。」
「今から一時間…30分…ええい、10分!10分以内にユリアンくんが来たらモニモニの想いをぶちまける!」
「必死に急いでくれたなら勝ち確両想い!でなくても、それだけ早かったら奇跡でしょ!もっかい奇跡を掴んじゃおうよ!」
「だいじょーぶ!可愛い女の子に好きって言われて喜ばない男の子はいません!すぐにじゃなくても意識します!」
「運命は自分で掴み取る!今は強い女の子が微笑む時代なんだから!!」
「よっし!じゃ、再会がドラマチックになるように!あそこの門番モンスターと戦っちゃおうか!」
「イクゾー!デデデデー!」
恋愛好きの魔貴族
…って感じに煽れば、つよつよモニカとユリアンの逃避行が見れると思うんだけど、どうかな!?
開拓民の魔貴族
姉としては、ユリアンには自分から愛してるって言って欲しい所ね…
名無しの魔貴族
人の恋愛沙汰で遊ぶな