俺たち百八魔貴族   作:ジエン

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【陽キャ】コミュ障魔貴族が書き散らすスレ4スレ目【お断り】

 

 

 

死霊使いの魔貴族

書き散らしたいんだけど、誰か居る?書いて良い?

 

名無しの魔貴族

いるよ、好きに書きな

 

名無しの魔貴族

最後まで聞くよ

 

死霊使いの魔貴族

ありがとう

じゃあ次から書いてく

 

死霊使いの魔貴族

俺はワンダーツアーピドナっていう観光会社の平社員をしていてさ、

ピドナにある魔王殿の観光ガイドをしているんだ

 

死霊使いの魔貴族

何でかっていうと、魔王殿って初心者冒険者が行くダンジョンなんだよ。

でもモンスターはマジだから、やられる奴も出るんだよな

 

死霊使いの魔貴族

名前の通り、俺の権能はアンデッド使いでさ

死んだ奴と話が出来たり、支配して魂を動かせたりするわけ

 

死霊使いの魔貴族

でもこれ、殆ど使えなくてさ

野良アンデッドは本能でしか動かないから話す意味ないし、支配しても命令ってか言葉が通じない

 

死霊使いの魔貴族

でも強い人間の死体なんて騎士だとか有名人だから、死体は持ち帰られて弔われるだろ?

だから、若手の冒険者の死体無いかなって探す毎日だったんだ

 

死霊使いの魔貴族

んで、その日も魔王殿行って、深部のドア前まで行ってたのな。

あそこ、強めの悪魔族や、人っぽい姿で不意打ちする妖精族が居るから、そこで死体になる奴がいるんだ。

まあ生きてる奴が居たら大ハズレで、守りながら帰る羽目になるんだけど

 

死霊使いの魔貴族

んでなんか気になったから、教授の偽指輪で魔王殿の扉をくぐって、深部の奥まで行ったんだ。

何も収穫ないのも癪だから、アンデッドモンスターで便利そうなのないかと思ってさ

ゲームの方で牢屋になってたとこに行ったんだよ

 

死霊使いの魔貴族

そしたら、牢屋の方で、なんか光った気がしたんだ。

丁度いいから中まで行ったら、当然、アンデッドが出て来て襲ってきた。

だけど様子がおかしくて、食うでも殺すでもなく追い返そうとしてる感じで

 

死霊使いの魔貴族

変だなと思ったから権能で見てみたんだよね、そしたらそいつらの内側に、魂あるんだよ。

肉体は朽ちてアンデッド化してるのに、魂だけへばりついてたのな

 

死霊使いの魔貴族

で、もうちょっと見てみたらさ、

ゲームでは調べたらエルダーボウを拾えたガイコツ、あれの中に淡く輝いてる魂が見えた

 

死霊使いの魔貴族

今思えば、エルダーボウって古い時代の弓ってフレーバーだったんだろうな

で、アンデッド達は弓使いの仲間。全盛期の魔王殿の牢だと思えば、勇者パーティーみたいなもんだと

 

死霊使いの魔貴族

魔王殿の時代的に、300年前の魔王時代からこうだとしたら、おもしれーって思っちゃって。

こいつら持ち帰ったろ!ってなったんだ

 

死霊使いの魔貴族

んで俺の権能を使って、こいつらの魂に声をかけた。

あえて死霊使いの悪魔だって名乗って。

それでこいつらがOKしたら、やってみたいことがあってさ

 

死霊使いの魔貴族

教授が出してる、ヒューマンライクコッペリア計画の依頼品、

エレメンタルを人の魂に差し替えて、伝承法みたいにするプランに渡そうと思ったんだ。

俺を襲うのを躊躇ってるあたり、性格悪くなさそうだし

 

死霊使いの魔貴族

だからカッコつけて、

「俺に従うのなら、ここから連れ出し、仮初の生命を与えよう。」みたく言ったんだな

そしたら、怒ったり疑われたりしながらも、弓持ちの魂から了承が出て、他のメンバーも従ったんだ。

死んでも理性がある、仲間と話し合える、従えるって当たりだなーと思いながら、魂を回収して帰ったんよ

 

死霊使いの魔貴族

んで、教授の館に行って納品して、魂入れが終わったから置いて帰ろうかと思ったら、運用テストも頼まれたんだよね。

魂の時に契約をしちゃってて、俺の命令に逆らったり、攻撃したり出来なくなってたからって。

本人たちはそれを聞いて悔やんだり睨んだりと嫌そうな反応をしてて、ちょっと気持ち良かった

 

死霊使いの魔貴族

それからこいつらと一緒に住んだんだけど、ここから本番な。

皆で暮らせる屋敷を借りたんだけど、全員がコッペリアの美少女パーティーだからさ、正直最高だったよ。

しかも中身が人間だから、顔に自然に感情がでるっていう

 

死霊使いの魔貴族

更に契約で命令が出来るから、生まれ変わる前の俺の聖書だった、

「嫌な顔されながら■■■■見せてもらいたい」っぽい事もやらせる事が出来たんだ。

相手を嫌いながら、でも逆らえなくて従うしか無いってのが俺の癖で、もうね

 

死霊使いの魔貴族

その上、元々戦える奴らだから護衛にも使えてさ。

観光ガイド中に、俺本人は後ろで命令する、って戦い方が出来るようになったんだよね。

しかも全員美人なせいで、戦う姿に人気が出て、ガイド役に指名をする客も出始めた

 

死霊使いの魔貴族

そう、周りからの目線も気持ちよかったよ。

ろくに働かずに、美少女パーティーにちやほやされる男がいたら妬まれるよな。

一緒に買い物に行った時に、すれ違った人に二度見されたりさ

 

死霊使いの魔貴族

こうして外では嫌われながら、皆の憧れの人を好き勝手しているってのが楽しくて、

平凡な生活から一転、幸せな時間を過ごしていたわけ

 

死霊使いの魔貴族

そんなこんなで、「皆から蔑まれている俺が裏では美少女パーティーを好き勝手している件」みたいな暮らしを満喫してたんだけど

 

死霊使いの魔貴族

ある日、パブで全員連れて飯食ってる時に、若い冒険者に声をかけられてさ。あの時はありがとうございました!って

なんだと思ったら魔王殿深部のドア前で帰れなくなってて助けた奴だったんだ

 

死霊使いの魔貴族

あーめんどくせーと思って塩対応して帰ろうと思ったらさ、

弓が「素敵でしょう?私たちの『ご主人様』は。」とか言い出したんだよね。

何いってんだと思ってたら、他の連中も

「意外と気が小さいんですよ。もっと命令してもよろしいのに。」

「お人好しで、良い主だよ。護りがいがある。」

「見なよこの装備。あそこの観光ガイドには過剰だっての。」

「ん、戦いも素人だし、弱いけど、凄い。」

とか言い出して、パブがざわついて滅茶苦茶目立ったから、屋敷に逃げ帰ったんだ

 

死霊使いの魔貴族

普段は嫌そうな反応するのに変だと思って、嫌いな奴に媚びて楽しいかって聞いたらさ、

「嫌っていませんが、命令ですので、こちらも合わせておりました。」って返されたんだよね

 

死霊使いの魔貴族

封印された魔王殿から救い出して、光が当たる場所へ連れ出してくれた方を、どうして嫌いになれましょうって。

嫌われてると思って、そんな相手に奉仕させるのが楽しいと思ってたのに…聞いたら他のメンバーも同じような感じだって

 

死霊使いの魔貴族

でさ、独り相撲だったと分かって萎えちゃったから、

近々戦争があるスタンレーかファルスに行こうと思ったんだよ。

そろそろ良い感じの死体も補充したかったし

 

死霊使いの魔貴族

幸い、パーティーは仕事の指名が入っていて動けなかったから、

俺一人だけ、こっそりファルス行きの船のチケットを取って、新しい玩具が手に入るのを想像して、ワクワクしながら寝たんだ

 

死霊使いの魔貴族

で、起きたらベッドに鎖で縛られてた。

 

死霊使いの魔貴族

しかも側に弓たちが居てさ、

「危険な場所に飛び込もうとしたので、保護させて貰いました。」って言うんだ

 

死霊使いの魔貴族

コッペリアのセーフティはどうしたって言ったら、

教授が、主が危険に晒された時に緩んで、強引な手段が取れる用にしていたらしい。

それは自殺行為をしている、みたいに見えるのも含まれるらしくて…

 

死霊使いの魔貴族

弓に抗議したけど、「安全のために保護するだけなので、害意などはありません。」って言われてさ…

こいつセーフティ機能の穴を見抜いてたんだ

 

死霊使いの魔貴族

で、他のメンバーならフォローしてくれないかと思ったらさ

 

「つい、聞いちゃってさ。戦争、行くんだって?」

「私たちを置いて、一人で?…死ぬ気では?」

「私たちでは、ダメなんですか…?」

「戦争…?私との組手にも勝てないのに…?」

 

全員セーフティ外れてた

 

死霊使いの魔貴族

で、今に至るっていうか…当分この生活っぽいんだけど…

どうすれば良いと思う?

 

名無しの魔貴族

責任取って

 

名無しの魔貴族

5人に勝てるわけないだろ!

 

名無しの魔貴族

300年行き場が無かった思いは重い

 

名無しの魔貴族

牢獄から助けてくれて、平和な世界へ連れ出されて、居場所までくれたんだよな

 

名無しの魔貴族

ヤンデレからしか取れない栄養がある

 

名無しの魔貴族

諦めたら?

 

名無しの魔貴族

お幸せに

 

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