負けヒロインと終戦四人組ー戦前の高級官僚たちがタイムスリップしてきたらー   作:房吉

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第8話 3敗目 八奈見視点 海水浴

       一

 

【八奈見杏菜】

 

 合宿初日の朝、私は母に「行ってきます」を三回言った。

 

 一回目は普通に。

 

 二回目は、母が「日曜のバーベキュー、断っておいたからね」と言ったので、その返事として。

 

 三回目は玄関を出てから、なんとなく。

 

——ごめん、お母さん。

 

 心の中でだけ謝った。

 

 私が部活に入った理由が、あなたの決めた予定から逃げるためだということは、たぶん一生言わない。

 

       *

 

 電車とバスを乗り継いで、白谷海水浴場。

 

 抜けるような青空だった。空梅雨だとテレビで言っていたけど、そういえば梅雨明けしたんだっけ。

 

 砂が熱い。サンダル越しでも熱い。

 

「うおー!  海だー!」

 

 檸檬ちゃんが荷物を放り出して走っていった。

 

「檸檬ちゃん、まだ入っちゃダメだって!  荷物置いてから!」

 

「えー、もう入りたい」

 

「入りたいって。犬かな?」

 

 昨日あんなに泣いた子と同じ人間とは思えない。

 

……いや。

 

 たぶん同じ人間だから、走るんだと思う。

 

       *

 

 レジャーシートの上で、玉木部長が上機嫌でパラソルを立てていた。

 

「なあ、温水。それにしても大手柄だぜ」

 

「はあ、なにがですか」

 

「八奈見と焼塩だよ。あんな可愛い子二人を連れてくるとはな。しかも突然、海水浴に行きたいなんて言い出して。いいか温水、これはだな——」

 

「あんたら、何の話してんのさ」

 

 月之木先輩が部長の耳をグイと引っ張った。

 

「いてっ!  ちが、これは文芸部の未来の話で」

 

「ふうん。じゃあ続き、聞かせてもらおうかな」

 

「……すいませんでした」

 

 三秒。

 

 この二人、力関係がはっきりしていて見ていて気持ちがいい。

 

       *

 

 そして、レジャーシートの端。

 

 小鞠ちゃんが体育座りをしていた。

 

 上着を着たまま、膝に顎を乗せている。

 

「小鞠ちゃん、暑くない?」

 

「あ、暑い」

 

「じゃあ脱げば」

 

「い、いや。これでいい」

 

……この子、今日一日ここから動かないつもりだな。

 

 私は隣に座って、日焼け止めを差し出した。

 

「はい、これ。塗らないと痛いよ」

 

「い、いい」

 

「よくない。腕出して」

 

「うう……」

 

 無理やり塗ってやった。

 

 こういうのは、押し切った方がいい。

 

       二

 

【八奈見杏菜】

 

「お待たせしました」

 

 砂を踏む音がして、松谷君が来た。

 

 Tシャツに短パンという、どこにでもある格好。それ自体はおかしくないのに、なんというか、着せられている感がすごい。

 

 姿勢が良すぎるせいだと思う。

 

 そしてもう一人。

 

「先輩方、初めまして。生徒会の加瀬と申します」

 

 日除け帽をかぶった、やたら顔のいい一年生。

 

——うわ、出た。

 

 千二百円の人である。

 

 こないだ保健室にふらりと現れて、私のオムライスを食べて、卵の火の通し方がどうとか言って、缶詰のソースだと知ったうえで千二百円をつけた男だ。

 

 あれ以来、私はこの子をちょっと警戒している。

 

 理由は簡単で、褒め方が上手すぎたからである。

 

「あ、加瀬君だ。なんでいるの」

 

「ご無沙汰しております、八奈見さん」

 

「こないだぶりだけどね」

 

「私にとっては長うございました」

 

——ほら、これ。

 

 こういうのを、たぶんこの子は誰にでも言う。

 

「あ、生徒会の人だ!  元気?」

 

 檸檬ちゃんが手を振っている。この子は警戒という概念を持っていない。

 

「え、生徒会?  なんで生徒会が来てんの」

 

 月之木先輩が眉を上げた。

 

「新聞部の取材です。それと、引率の付き添いということで」

 

「引率?」

 

「先輩、宿泊届の提出が二日前でしたので」

 

 先輩の表情が固まった。

 

「規定は七日前です。通常でしたら不受理ですが、旧書式の簡易届を適用しました。ただし条件がありまして、教員一名の同行が必要になります」

 

「え、それって」

 

「もう来ていただいています。あちらに」

 

       *

 

 松林の日陰に、人がいた。

 

 長袖のシャツにスラックス。海に来て一ミリも肌を出す気のない格好で、パイプ椅子に座って本を開いている。

 

「……誰ですか、あれ」

 

「非常勤の高木先生です。数学と倫理の」

 

「知らない先生だ」

 

「図書室にいらっしゃいますよ。旧校舎の」

 

……いたっけ。

 

 いた気もする。奥の席で本を読んでいる、静かな人。

 

「ご心配なく。あの方は何も言いません」

 

「言わないって、どういう意味の言わないなの」

 

「文字通りです」

 

 なにこの一年生。

 

       *

 

 海に入った。

 

 檸檬ちゃんは沖の方へ突っこんでいくし、私は浮き輪ごと流されそうになるし、部長と月之木先輩はそれを見て笑っているし。

 

 そして意外なことに、加瀬君が泳げた。かなり泳げた。

 

「加瀬君、速くない?」

 

「昔、少々」

 

「どこで?」

 

「……海のある土地でしたので」

 

 躱された。

 

 この子、聞かれて困ることを全部「土地」のせいにする癖がある。

 

 さっきから三回目だ。

 

       *

 

 檸檬ちゃんが加瀬君を見つけて目を輝かせた。

 

「ねえ、あそこのブイまで競争しない?」

 

「泳ぎでですか」

 

「うん!」

 

「よろしいですよ。ただし私、負けたら言い訳をします」

 

「なにそれ!」

 

 二人が同時に飛びこんだ。

 

 檸檬ちゃんの勝ち。加瀬君は本当に何か言い訳をしていて、あの子が声を上げて笑っている。

 

——よかった。

 

 昨日以来、あの子がちゃんと笑ったの、たぶん初めてだ。

 

 私は浮き輪につかまったまま、それを見ていた。

 

 こういうときに何もしないのが、けっこう大事なのだ。

 

 私が笑わせようとすると、あの子は気を遣って笑う。

 

 知らない男子が来て、勝手に負けてくれる方が、ずっといい。

 

       三

 

【八奈見杏菜】

 

 問題は松谷君だった。

 

 膝まで海に入ったところで、止まっている。

 

 かれこれ五分。

 

 温水君が話しかけていた。

 

「泳げないのか」

 

「泳げる。泳ぐのは訓練でやった」

 

「訓練?」

 

「……授業で」

 

 言い直した。遅い。

 

「じゃあなんで止まってんの」

 

「どうすればいいのか分からない」

 

「え」

 

「泳ぐのは分かる。距離と時間を決めればいい。だが今、誰も距離を決めていない」

 

「そりゃ海水浴だからな」

 

「では、何をすれば終わるんだ」

 

……。

 

 私はそこで我慢できなくなった。

 

       *

 

「なーに難しい顔してんの、松谷君」

 

 両手ですくった水を、顔面に叩きこんでやった。

 

「やめろ、目に入る」

 

「入れてんの」

 

「なぜだ」

 

「なんとなく!」

 

 松谷君が、心底理解できないという顔で私を見た。

 

 そして、ゆっくり水面に手を伸ばして。

 

 几帳面に水をすくって、私の顔面に正確に命中させた。

 

「ぎゃっ!」

 

「……こうか」

 

「そう!  そうだけど!  加減して!」

 

「加減の基準が分からない」

 

「そういうとこだって!」

 

       *

 

 しばらく水をかけ合った。

 

 あの子の表情はほとんど動かなかったけど、一度だけ、命中したときに口の端が上がった。

 

——あ。

 

 見た。

 

 たぶん本人は気づいていない。

 

 私は指摘しなかった。指摘すると、あの子はすぐ話題を変える。

 

 そういうことは、この二週間で学習した。

 

       *

 

 そういえば、この日私は一度だけスマホを見た。

 

 母からLINEが来ていた。

 

  『杏菜、日曜の件、おばさんに謝っておいたよ』

 

  『部活がんばってね』

 

——うん。

 

 私は既読をつけて、返事を打たなかった。

 

 打とうとして、やめた。

 

 打つと、たぶん、嘘を書いてしまう。楽しんでるよ、とか。がんばるね、とか。

 

 嘘ではないんだけど。

 

 嘘ではないのに、書くと嘘になる気がした。

 

 私はスマホを防水ケースに戻して、海に戻った。

 

       四

 

【八奈見杏菜】

 

 昼過ぎ。

 

「失礼します」

 

 砂の上に、白い日傘が立った。

 

 麻の上着に皺が一つもない。真夏の砂浜に立っているのに、汗の気配すらない。

 

——え、誰。

 

「松谷さん。加瀬さん。お弁当をお持ちしました」

 

「……松平先生」

 

 私は思わず声を出した。

 

 一年C組の副担任である。政治経済と古典と英語を持っていて、返された答案の朱の字がやたら綺麗な、あの人。

 

 なんで砂浜に。

 

「八奈見さんでしたね。こんにちは」

 

「こ、こんにちは」

 

「よい日和です」

 

 日和、って言った。

 

 そういう単語を口に出す人を、私は初めて見た。

 

 先生は風呂敷を解いて、レジャーシートの上にそれを置いた。

 

 二段の重箱である。

 

「なにこれ」

 

「弁当です」

 

「弁当って」

 

「弁当です」

 

 私は加瀬君を見た。

 

「ねえ、なんで松平先生が弁当持ってくるの」

 

「私と松谷の保護者ですので」

 

「保護者?」

 

「同じ家に世話になっております」

 

「……先生の家に?」

 

「はい」

 

「……そうなんだ」

 

——同じ家?

 

 いろいろ聞きたいことはあったけど、蓋を開けた瞬間に全部飛んだ。

 

       *

 

 俵型の飯が寸分の狂いもなく並んでいる。

 

 卵焼きの断面が同じ厚さで揃っている。

 

 煮物の色が全部違う。

 

 隅に添えられた青いものが、私には何なのか分からない。

 

「これ……お店の?」

 

「手作りだそうです」

 

「嘘でしょ」

 

 私は箸を持ったまま固まった。

 

……分かる人には分かると思う。

 

 これは、格が違うのだ。

 

 私だって弁当は作る。毎朝六時に起きて作る。玉子焼きは自信作だし、から揚げの下味は三段階つける。

 

 でもこれは、そういう次元じゃない。

 

「八奈見さん、動かないと」

 

「いや、待って。心の準備が」

 

「弁当に心の準備がいるのか」

 

 いるんだよ。

 

「先生」

 

「はい」

 

「これ、先生が作ったんですか」

 

「作りました」

 

「……朝から?」

 

「四時からです」

 

「四時」

 

「早起きは習慣でして」

 

       *

 

 震える手で卵焼きを一切れ食べた。

 

……えっ。

 

「どうした」

 

「……なにこれ」

 

 もう一切れ食べた。

 

 三切れ目に手を伸ばして、止めた。

 

「だめ。これ以上食べたら私、自分の作るものが嫌いになる」

 

「そこまでか」

 

「そこまでなの」

 

 本当にそこまでである。

 

 美味しいと悔しいは、ある一線を超えると同じ味になる。

 

       *

 

 私は自分の弁当箱を開けた。

 

 温水君への返済分である。今朝六時に起きて作った。

 

 玉子焼きは自信作である。

 

……自信作だった。さっきまでは。

 

「先生」

 

「はい」

 

「これ、食べてもらえますか」

 

 差し出してから、なんでこんなことしてるんだろうと思った。

 

 勝てるわけないのに。

 

 松平先生は箸を受け取って、姿勢を変えずに一切れ取った。

 

 食べ方が綺麗すぎて怖い。音がしない。

 

 そして、飲みこんでから言った。

 

「砂糖ですか」

 

「……はい」

 

「出汁は」

 

「入れてないです」

 

「では、これは砂糖と卵の味ですね」

 

「……はい」

 

「よろしいと思います」

 

「え」

 

「甘い玉子焼きというのは、そういうものです。出汁を入れると上手にはなりますが、甘い玉子焼きではなくなる」

 

 先生はもう一切れ取った。

 

「私のは、出汁を入れております」

 

 それだけ言って、二切れ目も綺麗に食べた。

 

       *

 

——待って。

 

 待って待って待って。

 

 それ、負けてないってこと?

 

 それとも、慰められてるの?

 

 どっち?

 

 私は口を開けたまま、先生の顔を見ていた。

 

 先生は微笑んだまま、重箱の蓋を閉めた。何を思っているのか、一ミリも分からない。

 

「では、私はこれで」

 

「え、食べていかないんですか」

 

「朝に済ませました」

 

「四時に?」

 

「四時に」

 

 日傘を差し直して、先生は松林の方へ歩いていった。

 

       *

 

「加瀬君。あの人って、何者?」

 

「さあ」

 

「さあ?」

 

「私も、あの方のことはよく知らないのです」

 

 にこりと笑って、それ以上何も言わない。

 

「同じ家に住んでるんだよね?」

 

「住んでおります」

 

「知らないの?」

 

「毎朝、顔を合わせております」

 

 答えになっていない。

 

……この一年生たち。

 

 なんなの。

 

       *

 

 ちなみにこの日、私は重箱の煮物を五種類食べた。

 

 自分の作るものが嫌いになるとか言っておいて、五種類食べた。

 

 そういう人間なんだよ、私は。

 

       五

 

【八奈見杏菜】

 

 午後、小鞠ちゃんはやっぱり動かなかった。

 

 パラソルの影から出ない。上着も脱がない。時々スマホをいじって、あとは膝を抱えている。

 

 私は一度だけ声をかけて、それ以上はやめた。

 

 無理に引っぱり出すのは、たぶん違う。

 

 そのうち、松谷君があの子の隣に座った。

 

 二人とも何も喋らない。

 

 黙って並んで海を見ているだけ。五分くらいして、松谷君が立ち上がった。

 

 それだけだった。

 

——なにあれ。

 

 私は遠くから見ていて、正直、ちょっと感心した。

 

 あの子、何も聞かなかった。

 

 大丈夫? も、暑くない? も、泳がないの?

 

も言わなかった。

 

 私だったら三分で話しかけている。

 

 でも小鞠ちゃんは、そのあと少し姿勢が緩んだように見えた。

 

……あー。

 

 そういうのも、あるのか。

 

       *

 

 あとで聞いてみた。

 

「ねえ、小鞠ちゃんに何か言った?」

 

「言っていない」

 

「五分もいたじゃん」

 

「座っていただけだ」

 

「なんで座ったの」

 

「一人だったからだ」

 

「話しかけないの」

 

「話すことがない」

 

「じゃあなんで座るのさ」

 

「……一人と、一人でいるのは、違う」

 

 私は返事に困った。

 

 そういうことを、真顔で言うんだこの子。

 

       六

 

【八奈見杏菜】

 

 夕方近く、ビーチフラッグ大会というのをやっていた。

 

 海の家の主催で、賞品が花火セット。

 

 檸檬ちゃんが飛び入りして、当然のように優勝した。

 

「なんかパッとしてザーッて走ってドーンと旗取ったら、もらった!」

 

 説明が壊滅的である。

 

 でもあの子、賞品を抱えて戻ってきたときの顔がすごく良かった。

 

——うん。

 

 一つでも勝てる日があるのは、いいことだ。

 

 私は一つも勝ってないけど。まあいいや。

 

       *

 

 撤収の時間。

 

 荷物を片付けていると、檸檬ちゃんがストレッチを始めた。

 

「ねえ、そういえば小ちゃん。まだ海に入ってないことない?」

 

 小鞠ちゃんがスマホを取り出そうと焦る。

 

 その隙を見逃さず、檸檬ちゃんはニンマリ笑って小鞠ちゃんを抱き上げた。俗に言うお姫様抱っこである。

 

「それじゃ行ってきます!」

 

「「「「いってらー」」」」

 

 見送る私たちの前を、檸檬ちゃんが走っていく。暴れる小鞠ちゃんを意に介さない。

 

 なんだあのパワー。

 

 隣で松谷君が真顔で言った。

 

「あれは、助けなくていいのか」

 

「いいんだよ」

 

 温水君が答える。

 

「拘束されて連行されているように見えるが」

 

「そう見えるけど、いいんだよ」

 

「……そうか」

 

 納得していない顔で、あの子はパラソルを丁寧に畳み始めた。

 

       *

 

「うう……びちゃ濡れ……」

 

 びしょ濡れの小鞠ちゃんが、上着を絞りながら戻ってきた。

 

「小鞠ちゃん、どうだった?  海、気持ちよかったでしょ!」

 

「しょ、しょっぱい……」

 

「だよねー、気持ちいいよねー」

 

「だ、だから、しょっぱい、て!」

 

「そりゃ海だし!  小鞠ちゃん、おかしなこと言うねー」

 

——うん。

 

 檸檬ちゃんとまともに話そうとするだけ無駄だよ、小鞠ちゃん。

 

 でも。

 

 濡れた小鞠ちゃんは、朝よりちょっとだけ元気そうに見えた。

 

 ずぶ濡れにされるのも、たまには効くらしい。

 

       *

 

 松林の方で、長袖の先生が本を閉じて立ち上がるのが見えた。

 

……あれ。

 

 私はそのとき、初めて気づいた。

 

 あの先生、いつのまにか靴を履き直している。

 

「ねえ松谷君。あの先生、途中で靴脱いでた?」

 

「脱いでいた」

 

「見てたんだ」

 

「見ていた」

 

「なんで脱いだの」

 

「……砂が熱かったのだろう」

 

「入ってないよね、海」

 

「入っていない」

 

「じゃあなんで脱ぐのさ」

 

 松谷君はパラソルの骨を揃えながら、少しだけ間を置いた。

 

「足首までは、入られた」

 

「え」

 

「なんでもない」

 

——足首まで。

 

 それは、入ったって言うのかな。

 

 まあ、暑かったんだろうな。長袖だし。

 

       *

 

 月之木先輩がパンパンと手を鳴らした。

 

「はい、みんな遊びはお終い!  そろそろ着替えて宿に向かうよ!」

 

 私は最後にもう一度、海を見た。

 

 日曜日、草介と華恋も、どこかの海にいるんだろうな。

 

——見ない見ない。

 

 私はそれ以上考えるのをやめて、荷物を持ち上げた。

 

 今日は、いい一日だった。

 

 そういうことにしておく。

 

 

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