TS転生機動少女は主人公と殺し愛たい 作:犬も立てば棒にラリアット
見事に筆が止まっていました
戦闘描写難しいんです!
主人公ちゃんが!私に!殺意を向けてる!
素敵だぁ
ん?何があったかって?それは遡る事1時間前……
「…んぅ?お?ようやくステン国が動いた!」
準備が整った翌日、理外の坩堝に向けてステン国が大部隊を派遣した
その数何と2万、更に第1隊長から第9隊長まで全員集合!!
しかもしかも〜!我らが主人公ちゃんも同行してるのだ!
そうだよね〜主人公ちゃん来るよね〜
あなたのお友達が被害受けたもんね〜
でも〜、私被害者なんですぅ、最初の娘は…まぁ適当にでっち上げれるし…6人、いや1人は片腕だけだから5人吹き飛ばしたあれだって…向こうが先に撃ってきたし…
私悪くない!QED!証明完了!
そんな馬鹿みたいな事考えていたら到着したようだ…さてさて、それじゃ…お・も・て・な・し・してあげないとね
て事で、小型2脚の深鋼機体【タン級・量産型】を彼女達の前に歩かせる
ここでワンポイント!こいつは頭の上にマシンガンが付いてるんだけど〜銃口を上に向けておくの!敵対の意思はないよ〜ってね笑
あ、壊された
酷いなぁ、銃口を上に向けてたんやで?私のとこに案内させようとしただけなんやで?人の心ないんか?私は無いが
そのまま進軍していく彼女らを、私はただ見つめる
遺産内の深鋼機体には、敵対行動をしないよう命令している
その為彼女らは、無傷で、多数の深鋼機体を破壊して、私の前まで来たのだ
「ようこそ!理外の坩堝へ!遠路はるばるおつかれでしょう!お休みになられます?」
はい、笑顔笑顔〜!接客の基本だよ☆
「ふざけているのか?我々の仲間を殺した悪魔め」
わお、悪魔ときたか?こーーーーんなに可愛い俺が?どっからどう見ても天使やろが!目腐ってるんか?
「悪魔って…酷いよ?なんでそんな事言うのさ」
そう言ってとぼけて見せると、メリアちゃんが叫んだ
「ふざけるなっ!私の仲間を!あんなに殺しておいて!それも楽しそうに!殺していたな!」
ひぇー、圧やっばぁ…ちょっと震えてきた
でも、まぁ…狙った通りに動いてくれるね、完璧だよ君達!
んじゃ…始めよっか、レスバを!
「いや…そりゃ敵対行動とってきたんだから…殺すでしょ?」
「敵対行動だと…?ふざけるな!お前が先に殺したんだろ!!」
「えー?最初のあれだって…向こうが仕掛けて来たんだけど?」
「ミラが!そんな事する訳ない!報告だって!あなたが攻撃してきたと!」
「え!?銃口を向けるのは敵対行動じゃないの!?!?」
はい俺の勝ち、なんで負けたか明日までに考えといてください
て事で〜、敵対してきたから殺しました〜って事にしちゃいまーす!
だってさぁ、銃口向けるのはさ、敵対行動じゃん
私悪くない、うんうん
「てかさぁ?あなた達こそ何様のつもり?」
「…なにが?」
「私の家族、深鋼機体を殺して回ってたね?」
そう、私の家族…同じ生産ポッドから生まれたから家族でしょ、まぁそれを殺したのだ
敵対行動も、反撃も、何もしてない子達をね
その時点で私の勝ちだったのだよ
さぁて、教えてあげよう…敵対しちゃいけないやつに、敵対してしまったってさ!
「銃口も上に向けてて、反撃すらしなかったあの子達を、無抵抗のあの子達を、殺したよねぇ?」
さてと、始めよっか
私の狂気を見せてあげよう
「…あはっ!ひっどいよね!これはさ…敵討ちするしかないよね!あなた達がそうしようとしたもんね!」
私の合図で深鋼機体達が彼女らを包囲する、この遺産内に配置していた全てと深鋼機体をここに集めたのだ…全面に盾持ちで固める陣形でね
「…ふふっ、混乱してるね、でも…まぁ…あなた達のせいだからねぇ!!」
その、狂気的な叫びを合図に
私の後ろに控えていたクランカ ラヴァが一斉攻撃を始める
…そのビームは、彼女らの手前に着弾し…地面を赤熱化させる
「…でもまぁ、今回は見逃してあげるよ?殺しちゃったのは悪いな〜って…多分思ってるし?」
でも、ここでは殺さない…さぁ、選べ…撤退して生き延びるか、戦って死ぬか
国の事考えたら…答えは1つだよね
「さぁさぁ、逃げるか死ぬまで戦うか…好きなほうを選ぶといいよ」
さぁ、大人しく帰るといいさ!
これで俺が完全な敵じゃないってイメージを与えられるはず
「ならば、我々は死ぬまで抵抗しようっ!」
「はーい!じゃあ回れ右して……ん?」
聞き間違いだろうか?
死ぬまで抵抗するって?
はい?
「………え?戦うの?」
「当たり前だ!お前のような危険な機体…ここで逃せば何をするかわかったものではない!」
…はい?いやいや、見逃してあげるよって言ってんじゃん!
戦うの!?あんたらが壊滅したら国はどうするのさ!?
「…えぇ、別に…今じゃなくて良くない…?」
「これ以上時間をかけて…世界を危機に晒すぐらいなら!我々は命を賭して貴様を討つ!」
「「おぉぉー!!!」」
いや、おぉぉーじゃないが
え?なんでこんなにヘイト凄いの?
6人殺して1人腕吹き飛ばしただけじゃん!
そんだけで人類の脅威扱いですか!?
もっと友好的に行こうよ!ラブアンドピース!
今ならダブルピースもしてあげよう
「いや…ここであんたら壊滅したら国はどうするの…外敵から国を守れるの…?」
「無理かもしれない、だが貴様を見逃せば世界中の国が壊滅する!故に我らは戦う!!」
「「おぉぉー!!!!」」
おぉぉーじゃねぇってんだよ!
そこまで!?そこまでして俺をころしたいか!?
あーくっそ…完全に読み違えた…国と天秤にかけたら引くだろうって思ったが…こいつら世界と天秤かけやがった
「…いや、そもそもなんでこんなに私を殺そうとするの?友好的アピールした…よね?」
「深鋼機体を操る深鋼少女なぞ!脅威そのものだろ!」
…そうじゃん
深鋼機体操れるって事は…こいつらを兵として国に攻め込めるよね
あれ?俺って世界の脅威じゃね?
「……………ごめんそうだよね、私めっちゃ危険人物だね」
「…そう…だが…」
気まず…てかどうしよう
とりあえず作戦は破綻した
引いてくれる前提の作戦だから完全終了ですね
「…じゃあさ…タイマンしようよ」
「……なに?」
「私と、そっちの代表が戦うの、で勝った方の言う事を聞く、殺しても分解して研究に回すのも自由だよ」
もうタイマンに持ち込みます、流石に無理やりだけどこうするしかないよ、覚悟ガンギマリ軍団が…
「…何が目的だ、このまま囲んで叩けば私らなど簡単に殲滅できるだろう?」
「私の家族をあまり減らしたくないの、それに意味もなく殺しなんてしないよ」
「…………そうか、その言葉…後悔させてやる」
はい乗ったー!勝った!第3部完!
「はい、じゃあ…そっちの代表は君かな?」
「あぁ、そうだ」
いやー、ステン国の第1隊長殿との戦闘!
ワクワクするねぇ!ゾクゾクするねぇ!
…でもさ、ここで第1隊長ちゃん殺したらまずいよね…手加減しないといけない…?
なんだろ、途端にやる気が消えてきた…
「…ま、どうでもいいかな…それじゃ、始めよっか!!」
「ちっ!死ね!悪魔!!」
刹那、私の左頬にビームが掠める
そのビームは、掠めただけで…私の頬を焼いた
「痛っ!?凄い愛だね!思わず恋焦がれそうになったよ!」
「戯言を!焦がし尽くしてやる!」
そのままビームの嵐が俺を襲う、武装としては一般的なステン国の兵士と変わりない
なのにここまで強いのには、彼女の身につけた経験や技能…そして…
「やっぱり…【天終の翼】ね?あなたの愛の秘訣は!」
【天終の翼】、それは中央神聖大教会が制作した特殊ユニット
装備するだけで効果が発動する常時発動系、その効果はビーム兵装の性能強化
威力は2倍になって残弾数も1.5倍になるぶっ壊れユニット
まぁ…その代わりその他の性能が終わってるんだけど、ビーム主体の構成ならこれ一択になるぐらい有能なユニットだよ☆
ずるくね?
「あっははは!凄いよ!あなた!熱いし痛い!あなたの愛を!すっごく感じる!」
「ならそのまま!愛に焼かれて死ね!」
そのまま彼女はビームを放つ、でもまぁ…全然勝てるね
そのまま、私は秘策を取り出す…事前に拾っておいた特殊アイテム【秘光石】
これの効果は至って単純、使用者の周囲にバリアを形成する!それだけ!
効果時間も短いし実弾兵装には意味をなさないアイテム、でも…一瞬だけでも隙を作るだけでいいからね、て事で〜
「イッツ!ショータイム〜!!」
俺は秘光石を取り出し、握り潰した…その瞬間、強烈な光が周囲を覆い、バリアを形成する
だがバリアは本命じゃない、俺が秘光石を使った理由…それは…
「っが!?目がっ!?」
発動時の光、ゲームでも使用時に一瞬画面が真っ白に染まるほどの光だ
特に第1隊長の頭部ユニット【EYE OF PROVIDENCE】はスナイパータイプのユニット
まぁゲームではロックオン距離がすごく長いって特徴のユニットだったけど、現実に落とし込むとするならばスコープ系だよね、見た目もそんな感じですしお寿司
とまぁ、そんな感じで目潰しされた隊長ちゃんはこちらを見失う、その隙を突いて、俺は彼女を押し倒し…馬乗りになる
そしてそのまま、細く美しい首に手を伸ばし…絞める
「っ!?か…!?ぐぎ!……ぁ!?」
「暴れないで〜、ねぇ…あなたの首…細いね、てか、素顔みーせて?」
私は片手で首を絞めながら頭部ユニットを弾き飛ばす
「っ!……綺麗」
隊長ちゃんの素顔は驚く程美人だった
黒目黒髪の大和撫子って感じ?巫女服似合いそう
顔はキリッとしてるし、肌すべすべ…柔らか…
「…ねぇ、私のものにならない?」
思わず耳元でそう囁いてしまった、違うよ!浮気じゃないよ!やめて主人公ちゃん!そんな目で見ないで!
ゾクゾクしちゃうから!
「ねぇ?返事は?」
「かっ………が…………」
あぁそうじゃん、首絞めたままじゃ話なんてできないよね
「ごめんごめん忘れてた☆で?返事は?」
「げほっ!ごほっ!だ…れが!お前なんかのものにっ!けほっ!なるか!」
っ!!あぁ…あぁ!その目!ここから逆転なんて無理なのに!私に生殺与奪の権利握られてるのに!
なんでそんな歯向かうの?どうして睨み付けれるの?……知りたい、欲しい…その目…私色でぐちゃぐちゃにしてやりたいっ!
…まぁ、でも今じゃないな…今は撤退させる方が最優先!
うんうん、俺って理性的☆
「…そう?ならいいや、で?私の勝ちでいいね?」
「………っ!」
あぁ、歯ぎしりしてる…可愛い
そうだよね〜、負けって認められないけど、状況は完全に負けだからね〜
私の気まぐれで生きてるだけだもんね〜
「それじゃあ、あなた達には帰って貰うね?はい!回れ右〜!」
俺がそう指示すると連中は見るからに動揺した、それもそうか敵に命令されたんだもんね、生きて帰っていいよって
悪魔だと思ってた奴に…ね
「それでいいよね〜?隊長ちゃん?私も無闇に人を殺す程、思慮浅くないの」
「くっ………わかった………」
隊長ちゃんも渋々納得してくれたね、まぁ俺の後ろにクランカ ラヴァを待機させてあるからさ、それ見ての判断だろう
俺1人だったら私ごと撃てって言いそうだもんこの人
「あっ、そうだ!ねぇ?そこの人!」
そして私は思い出したかのように、主人公ちゃんに話しかける
「………なんですか?」
不機嫌そうに返事をする主人公ちゃん!可愛いっ!!そのジト目はご褒美ですか?ありがとうございます!!
「…君さ、深鋼少女だよね?なんでこんな奴らとつるんでるの?なんでこんな奴らを助けるの?」
「…友達だから」
…尊っ!!あぁ、いいなぁ!主人公ちゃんの真っ直ぐな所!友達だから!友達が傷付いてるから!こんな危険な所にまで着いてくるんだもんね!
「……へぇ、私…あなたの事気になっちゃった」
「………」
無言のジト目しゅごいのっ!呆れと困惑と殺意が籠った目!あっこれダメ…しゅき…こんなのドラッグだよっ!キマるっ!
「っぅ!?ふぅ…あはっ…そんな殺意向けないで?好きになっちゃう…ううん、なっちゃった♡」
「っ!?……用件は…それだけ?」
あはっ、主人公ちゃん引いてる
そりゃそうだよね、急に好きって言われて頬を染められたらさ
でも若干引いてる主人公ちゃんの顔も良い!脳内フィルムに永久保存ですっ!
「うん、今回はそれだけ…それじゃあね〜ニーナちゃん♡」
そのまま俺は遺産の奥へ戻っていく、背中から殺意が向けられるが、大人しく引き返したようだ
いやー良かった良かった!何とかなった〜
まぁ、多分これで俺は中立寄りの敵対関係って立ち位置になれたかな…なれたよね?……なれた…よね?
いやでも…あそこまでの殺意向けてきてたし…人類の脅威とまで言われたから…あれ?やっぱり厳しいか?
そんな不安を感じながら、私は最深部で眠りについた
「まぁ、何かあったらアドリブで対処しよ…」
そんな現実逃避をしながら、夢の世界へと旅立った
フレーバーテキスト
【天終の翼】
中央神聖大教会が制作した特殊ユニット
ユニット全体が補助動力装置の為、レーザー兵装を強化する事ができるがその他の性能が置き去りにされている
翼には旧時代の文字で「信仰無き者に、心の拠り所を」と書かれている
【EYE OF PROVIDENCE】
ステン国が開発した頭部ユニット
第1隊長【天雷のハテア】の要望により開発された
このユニットは遥か先まで見通し、一方的な攻撃を加える事ができる
神の目、彼女が見通すのは果たして何なのだろう
【タン級・量産型】
高性能な量産型深鋼機体
2脚タイプの深鋼機体であり、様々な武装バリエーションを誇る
マシンガンタイプやキャノンタイプ、盾とショットガンを装備した個体や中には大型巡航ミサイルを搭載している個体も発見されている
本体は脆いので囲まれる前に倒そう
【天雷のハテア】
ステン国の第1隊長
ステン国の機動少女隊、その第1隊長を務めておりその実力は高い
【五星墜】と呼ばれる内の一人であり、世界を守る事を使命と捉え、深鋼機体と戦っている
なんでもこなす完璧超人だが、唯一料理だけはできないらしい
【五星墜】
世界で最も強い機動少女に与えられる称号
ここに名を連ねる者は、尊敬と畏敬の目で見られる
しかしここに名を連ねるからといって、何かをしなければいけないという訳もなく、本当にただの称号のような扱いだそう
【秘光石】
遺産内で発見する事ができる鉱石
内部にとてつもないエネルギーを持っており、これを使用したジェネレーターなんかも研究されていたが未だに実用化には至っていない
「あら?どなたかしら?」
「久しぶりだね…」
「あらあらあら?あなたがここに来るなんて珍しいですね?明日は深鋼機体が降ってきます?」
「とんでもない地獄だな、さて…良い情報と悪い情報がある」
「ふーん?じゃあ、良い情報から」
「リナと思わし深鋼少女を発見した」
「!?どこです!!どこにいますか!!」
「落ち着いて…悪い情報がまだ残ってる……」
「っ!すみません、私ったら…大丈夫なのよ私…うん!」
「…はぁ、落ち着いて聞けよ?」
【リナは記憶を失っている】
「……は?」
「あれはリナだ、纏う雰囲気も、あの目も、外装も、どこをとってもリナだ」
「………」
「だが、私に気付く事なく、私を殺そうとしてた…いや、殺そうとはしてなかったのかもね…でも、殺意は少しあった」
「…何、あの子を…リナを…何があったの…」
「戦って、首絞められて、告白された」
「………はい?告白?」
「…あれは、リナだ…私たちと暮らした記憶は無くなっていたが…あれはリナだった」
「…そう、あの子の狂気、どうだった?」
「…凄かった、せっかく戦うチャンスだったのに逃がそうとしてきたから、上手いこと理由つけて戦った…悪態もついた…ゾクゾクした、目を潰して首絞め…思い出すだけで…っ!!はぁ……」
「ここで果てるのはやめてよ、掃除大変なの」
「ごめんね、でもさ…私達に決して向けなかった狂気を、私に向けてくれたんだよ…?あなただって向けられたらわかるよ」
「…そうね、そうなのよね…私達との記憶が無くなっても。あなたは私の大切な人」
「だよね…リナ…記憶が無くても…あなたは私達の大切な人だよ…」
「そうね、そうよね、そうなのよ…リナ…早く来てくれないかしら…あなたの為に…私はなんでもいたしますわ…」
「愛が相変わらず重いね」
「私も自覚はしていますわ、それよりも告白はどう答えたのです?」
「ん?断ったよ?てか拒絶しておいた、まだステン国で成すべき事があるからね…ちょっと残念だけど…」
「ふーん?ま、いいわ…いずれ彼女から来てくれますから」
「そうだね、その時にまた、告白でもしようかな?」
「あら?先に告白するのは私ですわ」
「…ははっ」
「…ふふっ」
荒廃した世界に似つかない美しい部屋の中で、2人は笑う
1人は親友を思い浮かべ
1人は最愛の人を思い浮かべ
こうして秘密のお茶会は、ゆったりと行われていく
最後の2人は一体誰なんだ…!
て事で、何とかなったかな!
上手いことまとめれたはず!
て事で、評価や感想!お待ちしております!
ここまで読んでくださりありがとうございます!
次回もよろしくお願いします!