Day Break holoX   作:holoXer

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ラプラスの力

 

 

こより「助手くーん!何か見つかったー?」

 

(助手くんと繋がっている通信機から返事はない)

 

こより「はぁ…マチュピチュって一括りに言っても、こう広いとなぁ」

 

こより「ラプちゃんともクロたんとも繋がらないし、もしかして…こよっていま迷子!?」

 

こより「ルイ姉〜どこ〜!?」

 

 

ルイ「とりあえず外には出られたね」

 

ルイ「あの双子ちゃんがライナスの新しい仲間だとすると、あの悪魔も来てる可能性が高い」

 

ルイ「となると…」

 

ルイ「ホークアイ!」

 

(ルイの瞳が鷹の目に変化し、遠くの方まで視認できるように)

 

ルイ「外には誰もいない…全員、中にいるみたい」

 

ルイ「これは、合流するのも一苦労かも。何故か通信機も繋がないし…十中八九、妨害電波だね」

 

ルイ「問題は、どこから妨害電波が発せられているのか」

 

ルイ「なら、私の担当は…」

 

 

クロヱ「もぉー!しつこいなぁ!」

 

トワ「こんな面白い戦いやめられないっ!」

 

トワ「最高だよ!もっと掃除屋の実力を見せてみて!」

 

クロヱ「戦闘狂ってホントめんどう…!」

 

クロヱ「オルカウェーブ!」

 

沙花叉の背中から現れたシャチ型のペット イヌが放つビームのような放水

 

トワ「甘いよっ!」

 

トワ「インフィニットシュート!」

 

クロヱ「っ!」

 

トワ「どしたん?こんなもんなの?」

 

クロヱ「…甘いのそっち」

 

トワ「えっ?」

 

トワが避けた放水は天井を貫いていて、天井が砕けて大量の水が流れてくる

 

トワ「うわぁっ!!!」

 

トワ「ぶぼっ…ぐがぁあああ!!!」

 

クロヱ「ふぅー、水の音がしたから賭けてみたけど大正解!」

 

クロヱ「沙花叉の勝ち〜!」

 

(水の中を泳いで進んでいく)

 

トワ「ぶっぼぉー!!!びゃばざぁれぇるぅー!!!(くっそー!流される〜!)」

 

 

ラプラス「開けた所に出たな」

 

ラプラス「…行き止まりでは無いな」

 

ラプラス「ダークショット」

 

(壁に穴を開けると、先にさらに広い空洞を見つける)

 

ラプラス「明らかに他と雰囲気が違う。可能性はあるな」

 

ラプラス「……あれは!」

 

ラプラス「…間違いない!これは地球の物質ではない!」

 

ラプラス「これこそ…吾輩が探し求めていた鉱石…!ラプライト鉱石だ!」

 

ラプラス「思えば…長い道のりだった」

 

(回想・ライナスとラプラスの決闘の日)

 

ライナス「ラプちゃん、こんな無謀な戦い止めない?」

 

ラプラス「何を今更!吾輩は絶対に負けない!吾輩こそ宇宙最強に相応しいのだ!」

 

ライナス「はぁ…力は無いのに口は達者」

 

ラプラス「力ならある…吾輩の力が!」

 

(互いにオーラを放ち、戦いとなる)

 

ラプラスの父「ラプラスは力の使い方がなっていない」

 

ラプラスの父「単純な力比べては互角かもしれぬが、戦いとなると…」

 

ラプラス「くっ…!」

 

ライナス「その程度?力任せで単調な攻撃ね!」

 

ラプラス「吾輩を侮るな!」

 

ラプラスの父「ラプラスは相手を押して攻撃を加える単純な技を好む」

 

ラプラスの父「逆に、ライナスは相手の力を出し尽くさせ、体力を奪って攻めきる戦術を取る」

 

ラプラスの父「まさに、プラスとマイナスの力」

 

ラプラス「ダークショット!」

 

ライナス「甘いわよラプちゃん!」

 

ラプラス「はぁああああ!!!」

 

ラプラス「くっ…ぐわぁっ!」

 

ライナス「ふふっ、だから言ったでしょ?」

 

ライナス「あなたは私に勝てない。落ちこぼれのあなたが、この家が誇る魔界の軍のトップに立てるはずないじゃない」

 

ラプラス「黙れ…!」

 

ラプラス「吾輩は…負けはしない!」

 

(力をフルで放つラプラス)

 

ラプラス「はぁああああああ!!!」

 

ラプラス「これが吾輩の力だ!」

 

ライナス「凄いわね…でも感情任せの攻撃じゃ結果は…」

 

ライナス「っ…!」

 

ラプラスの父「これは…」

 

(辺りに激震が走る。周りの建物も崩れていく)

 

ラプラスの父「やめろラプラス!周りを考えろ!これは戦争ではないのだぞ!」

 

ラプラス「吾輩は負けない!絶対に…!」

 

ラプラス「吾輩こそ最強だ!」

 

ラプラス「深淵より現れし英霊たちよ!黒き炎は我が腕に!漆黒なる闇は我が心にっ!」

 

ラプラス「エデンの星は我が手中に!我輩の名のもとにいま集えっ!!」

 

ラプラス「アブソリュート!ダークネス!インフィニティ!!」

 

(宇宙中に雷が降り注ぐ。小惑星や宇宙船を砕いていく)

 

ラプラス「邪魔だ…吾輩の邪魔をするものは…全て破壊する!」

 

ラプラスの父「ロック…」

 

ラプラス「っ…!な、何を…!」

 

ラプラスの父「ラプラス…!お前の力を封印する!」

 

ラプラス「なっ!?吾輩はまだ負けていない!」

 

ラプラスの父「お前はまだ力を持つには早すぎた…!」

 

ラプラスの父「力の使い方を理解し、正しく扱えるようになるその日まで!その力を封印するのだ!」

 

(ラプラスに枷が付けられていく)

 

ラプラス「くっ…!」

 

ライナス「滑稽な姿ね。周りを見てみなさい」

 

ラプラス「これは…」

 

ラプラス「吾輩がやったのか…」

 

ラプラスの父「お前は…その力を自分で制御できていなかった」

 

ラプラスの父「それが、ライナスとお前の力の差だ」

 

ラプラス「いや…違う!吾輩は…!」

 

ラプラス「……くっ!」

 

(走り去っていくラプラス)

 

ライナス「行っちゃった…本当にか弱い子」

 

ラプラスの父「しかし、暴走状態とはいえ、あの時、ラプラスが見せた力は想像以上だった」

 

ラプラスの父「もしかすると、ラプラスの潜在能力はお前を超えるかもしれないぞ」

 

ライナス「そうだったら…面白いわね。お父様♪」

 

そして、現在。ようやく見つけた鉱石に手を伸ばすラプラス

 

ラプラス「これが…ラプライト鉱石か…」

 

ラプラス「ようやく、吾輩の真の力を解放する時が来た!」

 

ラプラス「今こそ…我が枷を外せ!ラプライト鉱石よ!」

 

ラプラス「……」

 

ラプラス「な、何故だ?なぜ何も起きない…」

 

ラプラス「偽物…いや、そんなはずは…」

 

(ピンクと青の斬撃が襲いかかる)

 

ラプラス「っ!」

 

ラプラス「何者だ!」

 

フワモコ「BOW・BOW〜!!」

 

ラプラス「貴様ら…ライナスの手先か」

 

フワワ「モコちゃん!あれが鉱石だよ!きっと!」

 

モココ「じゃあ持って帰らないとね!」

 

ラプラス「やはり目的は鉱石か…これは吾輩の物だ!渡すつもりはない!」

 

フワワ「それでも奪うだけだから!」

 

フワワ「モコちゃん!」

 

モココ「OK!」

 

両手の爪を展開し、ラプラスへと走る

 

フワモコ「BOW・BOW!」

 

ラプラス「くっ…早い…!」

 

ラプラス「はぁっ!」

 

(紫色の光弾を放って牽制する)

 

フワワ「そんなの当たらないから!」

 

モココ「モココたちとっても強いんだよ!」

 

ラプラス(確かに隙のない連携だ。しかし、付け入る隙が無いわけではない)

 

モココ「BOW!」

 

フワワ「BOW!」

 

ラプラス「右…左…」

 

フワワ「さっきから何言ってるの!」

 

モココ「これでトドメだよ!」

 

ラプラス「ふっ…やはりな」

 

フワワ「はぁっ!」

 

しゃがむラプラス。すると、フワワの斬撃がモココに当たる

 

モココ「ノォーーー!!!!」

 

フワワ「あっ……モコちゃん…ごめんね…」

 

ラプラス「貴様らの攻撃は、凄まじい連撃に見えるが規則性がある」

 

ラプラス「必ず左右交互に攻撃し、上下の法則まで決まって同じだった」

 

ラプラス「全く、読みやすすぎるぞ」

 

モココ「もぉー!フワワのせいでしょ!」

 

フワワ「モコちゃんもいつも同じ攻撃ばっかだから!」

 

ラプラス「姉妹喧嘩か?吾輩も姉とは折り合いが悪い。気持ちは分かるぞ」

 

ラプラス「さて…吾輩はこの鉱石で枷を外すのだ。邪魔だては許さんぞ」

 

フワワ「むぅ…モコちゃん!今度は仲良くね!」

 

モココ「OK!」

 

(フワモコが左右に散り、同時にラプラスへと向かう)

 

ラプラス「本気になったか…!」

 

モココ「はぁっ!」

 

フワワ「おぉっ!」

 

ラプラス「くっ…先程のようには行かんか…」

 

モココ「今だよっ!」

 

フワワ「はぁっ!!!」

 

ラプラス「っ…しまった!」

 

モココ「コーセキ取ったー!!!」

 

ラプラス「その鉱石を返せ!貴様らには扱えはしない!」

 

フワワ「モコちゃん!なんか光ってる!」

 

モココ「はぁ?」

 

フワモコを包み込む光

 

フワモコ「ノーーー!!!!!」

 

ラプラス「ぐっ…なんだ!」

 

光から現れるピンクと青の毛先を持った白色の獣

 

魔獣フワモコ「BOW・BOWー!!!」

 

ラプラス「が、合体したのか…!?」

 

魔獣フワモコ「ぐがぁっ!ぶわぁっ!」

 

魔獣フワモコ「ほぐわぁああ!!!」

 

ラプラス「自我を失っているのか…一体どうなってる…!」

 

ラプラスの上に降ってきた助手くん

 

ラプラス「貴様は博士の…丁度いい、目的の鉱石は無くなった!離脱するぞ!」

 

魔獣フワモコ「ぶわあああああ!!」

 

ラプラス「くっ…!」

 

ラプラス「holoX!応答しろ!」

 

ラプラス「なぜ繋がらない…!」

 

魔獣フワモコが放ったビームが出口を塞ぐ

 

ラプラス「…万事休すか」

 

ラプラス「こうなれば、戦うまで!」

 

魔獣フワモコ「ぐぅおぉ…!!」

 

 

こより「なんか揺れてる…?何が起きてるの!?」

 

クロヱ「こんこよ!」

 

こより「あっ!クロた〜ん!心配してたんだよぉ〜!」

 

クロヱ「なんかヤバくない?何この揺れ…」

 

クロヱ「って、ルイ姉は?」

 

こより「そっちこそラプちゃんは?」

 

クロヱ「まずいね…完全にバラバラっぽい」

 

クロヱ「さっきから通信しようとしてるんだけど圏外っぽくてさ〜」

 

こより「こよが作った通信機に圏外なんて無いよ!どこでも繋がるもん!」

 

クロヱ「とにかく急ご!さっさと合流しないとやばいかも!」

 

 

ラプラス「はぁっ!」

 

ラプラス「くっ…効いていない…このままでは…はっ!」

 

ラプラス「っ…あぁっ!」

 

ラプラス「くっそ…!何故だ…なぜ吾輩はいつもこうなんだ…!」

 

ラプラス「吾輩のこの力は…いつも必要な時に役に立たない!」

 

ラプラス「この枷さえ…これさえ無ければ!!」

 

ラプラス「いや、違うな…この枷こそが…吾輩の弱さの象徴なのか…」

 

魔獣フワモコ「BOW・BOWー!!!」

 

ラプラス「……こうして、目の前で目的の鉱石も奪われ」

 

ラプラス「仲間と合流することも叶わず、ただ死を待つのみか…」

 

ラプラス「この体たらくで、何が総帥だ…」

 

ラプラス「吾輩は…holoXの総帥などでは…」

 

ルイ『ちょっと無責任じゃない?総帥』

 

ラプラス「はっ…」

 

(通信機からルイの声が繋がる)

 

ラプラス「幹部!通信が繋がったのか!?」

 

ルイ『妨害電波が出てたみたい。もちろん、すぐ見つけて破壊したよ』

 

ルイ『さっきから傍受してたよ、弱気だね、総帥』

 

ラプラス「吾輩は今、マチュピチュの深部に閉じ込められている」

 

ラプラス「目の前にはラプライトの力で強化された魔物がいる」

 

ラプラス「今の吾輩に勝ち目は…」

 

ルイ『確かに、総帥だけだとどうしようもないかもね』

 

ラプラス「…幹部よ、最期に…」

 

ルイ『聞かないよ、そんな言葉』

 

ルイ『…絶対、最期になんてしないから』

 

クロヱ『ラプラス!』

 

こより『ラプちゃん!』

 

ラプラス「はっ…お前たちまで…」

 

クロヱ『さっきから何言ってんの!?』

 

こより『ラプちゃんは絶対に死なせないよ!こよ達がいるもん!』

 

ラプラス「お前…たち…」

 

ルイ『さぁ、holoXの総帥さん。指示を出してよ』

 

ラプラス「…あぁ。すまなかった」

 

ラプラス「エデンの星を統べる者たちよ!」

 

ラプラス「吾輩の元に集い、この魔物にholoXの力を見せつけてやるのだ!」

 

ラプラスの背後の瓦礫が崩れ、こよりとクロヱが飛び出す

 

クロヱ・こより「Yes!My!Dark!」

 

ラプラス「行くぞ!holoX!」

 

魔獣フワモコ「ばうぁああああ!!」

 

こより「助手くん回収!GPSのお陰でここまで来れたよ!ありがとうね!」

 

クロヱ「カッコつけたは良いけど、これ厳しいよ!どうする!?」

 

ラプラス「案ずるな!吾輩に策がある!」

 

クロヱ「おっ!聞かせて!」

 

ラプラス「ひたすら攻撃を浴びせて奴を気絶させる!」

 

クロヱ「それ策じゃないじゃん」

 

こより「仕方ないなぁ、ここはholoXのずのー!である博衣こよりが本当の作戦を出してあげよう!」

 

こより「ルイ姉聞こえる?外にいるんだよね、マチュピチュの全体図を教えて!」

 

ルイ『一人で探るの大変そうだけど、任せてよ!』

 

ラプラス「博士が動いている間、我々でこいつを引き寄せるぞ!」

 

クロヱ「オッケー!」

 

魔獣フワモコ「ぶわぁっ!」

 

ラプラス「はぁっ!」

 

クロヱ「よっと!」

 

ルイ『そこは最深部って言ってたよね、なら…この辺かな」 』

 

こより「うんうん!何となく掴めてきた!」

 

ルイ『それと、左側の水路は外の川に流れが繋がってて…』

 

こより「オッケー!上出来!」

 

ラプラス「博士!準備は良いか!」

 

こより「よぉし!こよが言う通りに動いて!」

 

こより「まずはその子を引き寄せるよ!」

 

クロヱ「おいでおいで!」

 

魔獣フワモコ「ぐぶっ!ぶがぁ!」

 

ラプラス「単純な奴め!ほぉら!こっちだ!」

 

こより「うわぁ来たぁ!走って走って!」

 

ラプラス「こいつ!足も速いぞ!」

 

クロヱ「イヌ!何とかして!」

 

必死に放水するイヌ

 

魔獣フワモコ「ぶるぶるっ!ひゃぁ!」

 

クロヱ「あれ、なんか怯んでる?」

 

こより「ていうか…もしかしてこの子ってあの双子ちゃん!?」

 

ラプラス「あぁ!あの双子が鉱石に触れた瞬間、2人の体がひとつになった!」

 

こより「そういう事なら…勝てるかも!」

 

こより「クロたん!その子って水が弱点なのかも!」

 

クロヱ「マジ?ならもっと行くよ!」

 

ルイ『こより!目的地近いよ!』

 

ルイ『そこの真下!』

 

こより「ラプちゃん!とびっきりのぶつけちゃって!」

 

ラプラス「深淵より現れし英霊たちよ、黒き炎は我が腕に、漆黒なる闇は我が心に」

 

ラプラス「エデンの星は我が手中に、我輩の名のもとに、いま集え!」

 

ラプラス「アブソリュート・ダークネス・インフィニティ!!」

 

地面に穴が空き、下にある水路へと落ちていく魔獣フワモコ

 

魔獣フワモコ「!?」

 

魔獣フワモコ「ぶるっ!ぶわあああ!!」

 

水路の中で変身が解けた2人

 

モココ「泳げない〜!!」

 

フワワ「モコちゃん!!」

 

ルイ「よいしょっと!」

 

ガンモと共にフワモコを救出したルイ

 

ルイ「大丈夫?可愛い双子ちゃん」

 

モココ「た、助けてくれたの!?」

 

フワワ「敵なのにどうして…?」

 

ルイ「こんなに可愛い君たちを、見殺しになんてするはずないでしょ?」

 

ラプラス「アイツ、私情が入ってるな…」

 

フワワ「モコちゃん…」

 

モココ「うん!あの…この鉱石あげる!」

 

こより「えっ!良いの!?」

 

フワワ「うん…フワワたち気持ち悪かったから」

 

モココ「助けてくれたお礼!」

 

ルイ「うんうん!君たちは良い子だ!ありがとう〜」

 

(2人の頭を撫でるルイ)

 

こより「これがラプライト…」

 

クロヱ「なーんか普通の石っぽいね」

 

ラプラス「しかし、あの双子にあれ程の力を与えたのだ。これが鉱石で間違いはなかろう」

 

ラプラス「よし!holoXよ!拠点に帰るぞ!」

 

ルイ・こより・クロヱ「おー!」

 

クロヱ「って、なんか忘れてるような?」

 

 

トワ「ぶわあああ!!これどこまで流されるの〜!!」

 

トワ「ライナス〜!!!!」

 

 

悠介「よし…やっと出来た!総帥たち、喜んでくれるかな…」

 

(扉が開く音がして…)

 

悠介「はっ…!」

 

悠介「総帥!皆さん!」

 

ラプラス「…やけに嬉しそうだな。地球人」

 

悠介「…言ってみたかったんです。言っても、いいですか?」

 

ラプラス「特別に聞いてやろう!」

 

悠介「…お帰りなさい!」

 

ラプラス「…ふっ、ただいま」

 

こより「あぁ疲れたぁ…って!これケーキ!?美味しそう〜!」

 

ルイ「一人でこんなに用意したの?凄いね」

 

クロヱ「沙花叉の分まである…」

 

悠介「良ければ一緒に…」

 

クロヱ「…てか、沙花叉も一緒に住むよ」

 

悠介「えっ!?良いんですか!?」

 

クロヱ「ぷはっ、ウケる」

 

クロヱ「そんな嬉しそうな顔されたら断れないって」

 

クロヱ「やっぱりholoXに居ると落ち着くし、地球も悪くないかもって沙花叉も思い始めてたからさ」

 

悠介「やった…やったぁー!!!!」

 

ラプラス「それより!これを見ろ!」

 

悠介「えっ、その石…もしかして!」

 

ラプラス「これこそ、吾輩が求めていたラプライト鉱石だ!」

 

悠介「おぉ!おめでとうございます!」

 

ラプラス「しかし…どうやっても枷が外れないのだ」

 

悠介「それ…もしかすると…」

 

悠介がラプラスの手にある鉱石に触れた瞬間、2人の体が急激に近くなる

 

悠介「えっ!?」

 

ラプラス「お、おい!くっつくな!」

 

ラプラス「っ…離れろ!」

 

悠介「うわぁっ!」

 

ラプラス「はぁ…はぁ…何が起きたんだ…」

 

こより「さっきの双子ちゃんが合体したのも、その力だったんだよね?」

 

ルイ「もしかして、この鉱石は2人の人間を融合させる力があるのかも」

 

ラプラス「融合だと!?なら吾輩の枷はどうなる!?」

 

悠介「さっき、この部屋にライナスさんが来たんです」

 

こより「ぅえっ!?」

 

ルイ「大丈夫だった?」

 

悠介「はい。戦いに来た感じではなかったです」

 

悠介「その時、言ってました。ラプライト鉱石には種類があるって」

 

ラプラス「な、なんだと!?」

 

悠介「地球には5つの鉱石があって、総帥の枷を外せる力があるのは解放のラプライト鉱石というものらしいです」

 

クロヱ「なら、この鉱石はその内の1つってこと?」

 

ルイ「言うなれば、融合のラプライト鉱石」

 

ラプラス「そ、そんな…吾輩はまだ枷に縛られたままなのか…」

 

悠介「総帥…大丈夫です!きっと鉱石もすぐに見つかります!」

 

ラプラス「…そうだな。もう落ち込むのはやめだ」

 

ラプラス「ひとまず、このケーキを食べるぞ!」

 

クロヱ「もう食ってまーす」

 

ラプラス「お、おい!普通吾輩が先だろ!」

 

こより「えぇ?待たなきゃダメなの?」

 

ラプラス「当たり前だ!いいか!こういうのはなぁ!」

 

ルイ「イチゴ貰い!」

 

ラプラス「あぁ!コラァー!」

 

悠介「ふふっ、あはははっ!!」

 

悠介の家の屋根の上。刀を構えた少女が静かに風を浴びる

 

いろは「ラプ殿、すまぬでござる」

 

いろは「風真は…やはり」

 

いろは「あの男を…城崎悠介を信頼する事は出来ない!」

 

次回

ござるのいろは

 




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