豪華に三話も更新じゃい!
通話の切れた携帯を、中津はしばらく耳から離せなかった。
受話口の向こうでは、ついさっきまで鍋の煮える音がしていた。水を使う音と、聞き慣れない鳴き声も、いくつか混じっていた。それが途切れると、窓のない会議室には、空調の低い唸りだけが残った。
中津は、携帯を日坂へ返した。無事だという本人の声を聞いて、肩から力が抜けたのは確かだった。だが、この部屋で起きたことには、まだ何ひとつ説明がついていない。
楕円の机の周りで、椅子が何脚か、斜めに押しやられたままになっている。床に散った付箋は、半分ほどが拾い集められていた。机の上には、冷めきった湯呑みと、開いたままのノート。升目の中に、何度も書き直した跡のある字が並んでいる。
「……榊原さんは」
付箋の束を手にした小鳥遊が、口を開いた。束を揃える指先は、まだ少し強張っていた。
「怪我はないそうだ。自宅にいる、と」
「ご自宅、ですか」
「本人は、そう言っている。こちらで確かめたわけではない」
聞いたことだけを短く伝えた。あれを呼んだのではないこと。困っていたのが伝わったのではないか、と本人は考えていること。あれの言葉は、本人にもロトムにも分からないこと。同じことが起きないよう伝えてはみるが、言うとおりにするとは約束できないこと。
「それから、夕飯を作っていた。ポケモンらしき鳴き声もしていた」
小鳥遊は、しばらく黙っていた。やがて、付箋の束を机に置く。その手が、開いたままのノートの手前で止まった。
「教材が本物だということは、照合で確かめられました。あれが現れて、榊原さんを連れていったのは、ここにいた全員が見ています」
一つずつ、数え上げるような口ぶりだった。
「でも、あの穴が何なのか。どこまで行けて、誰でも運べるのか。また来るのか。……分からないことのほうが、ずっと多い」
そこで一度言葉を切った。
「ここからは、推測ですが。あれは、我々には観測できないところから、榊原さんを見ていたと思います。そして、彼の感情を何らかの方法で感じ取って、介入してきたように思えます」
中津は、楕円の机の上の宙へ目をやった。今は、何もない。天井の明かりが、白い天板に映っているだけだった。あの穴が開くまで、この部屋の誰も、何ひとつ気づいていなかった。見られていたのだとしても、それを感じ取れた者はいない。
「あのままでは、彼がここに留め置かれると思ったのか。……それだけの知能も、あるのかもしれんな」
帰りの便を遅らせると言ったのは、こちらだった。閉じ込めたつもりはないが、帰ろうとする者を引き留めていたことに、変わりはない。
「……安心していい話では、ないと思います」
「ああ」
中津は、否定しなかった。本人が止めろと言えば止まる相手なら、話はもっと簡単だった。だが、あの黒い姿は、日廻だけを見ていた。待てと言われても、聞かなかった。誰かに命じられて動くもののようには、見えなかった。
あれにも、あれなりの考えがあるのかもしれない。そう思ったところで、少しも気は休まらなかった。
「榊原さんのことは、どう考えればいいのでしょう」
小鳥遊の問いに、日坂が薄いファイルを開いた。資料の送り主を特定したときに、確認した控えだった。
挟まれている紙は、数枚しかない。ひとりの人間の何年分かが、その薄さに収まっていた。
「元は、地方の役所に勤めていました。お兄さんを亡くされたあとに職を辞して、今の住所へ移っています。こちらで確認できているのは、そこまでです」
「移られた理由は」
「……分かりません」
日坂は、それ以上を読み上げなかった。見当くらいは、ついているのだろうが。
「彼とは葬儀で、一度会っている」
中津が言うと、小鳥遊が顔を上げた。
「唯一のご家族を亡くしたばかりで、まだ気持ちの整理もついていなかったのだろう。何を言っても、短く返すだけだった。目の前にいる人間が、見えていないようだった」
あとになって、日坂を通じて連絡先を渡した。一度も、かかってはこなかった。
その青年が、名前も書かずに資料を送ってきた。こちらから連絡すれば、自分で東京まで説明に来た。連れ去られたあとも、自分から電話をかけてきた。
「少なくとも、今の状況を彼なりに憂えているのだろう。向こうから連絡を絶つつもりはない、と思っていい」
中津は、それだけを口にした。
「……だからといって、話を全部信じていい、ということにはなりませんけど」
小鳥遊が、ためらいながら言った。
「向こうの星で起きた災害の実態も、アルセウスという存在のことも、まだ裏づけは取れていません。ただ、榊原さんの証言を鵜呑みにしてしまえば、彼は―――」
「それ以上は、言わないほうがいい」
中津は、静かに遮った。向こうで、世界を形づくったと言われている存在。それが本当にいて、この国の青年が言葉を交わしたのだとしたら。確かめられていないその話を、政府の見解として扱えば、日廻の立場まで変えてしまう。
「崇めるものがどんな姿か知らないからこそ、保たれている秩序もある。今は、彼が話したことと、こちらの解釈を分けておきたい」
小鳥遊は、黙って頷いた。
「お招きの件は、いかがなさいますか」
うちに、来ますか。電話の最後に、日廻はそう言った。返事は、まだしていない。
話で聞いたことと、写真で見たもの。それだけで何かを決めるには、今日この部屋で起きたことは大きすぎた。
「伺うつもりだ。ロトムという相手に、直接話を聞きたい。写真に写っていた者たちが、どんな力を持っていて、普段どう暮らしているのか。それも、この目で見ておく必要がある」
「ロトムという方には、伺いたいことが山ほどあります」
付箋の束を揃え直す小鳥遊の指先から、いつの間にか、強張りが消えていた。
警戒を解く理由は、まだ何もない。あの家にいる者たちが、この国にとって脅威になるのか、助けになるのか。それを確かめに行くのは、防衛大臣としての務めだった。
向こうは、話を続けると言っている。こちらも、分からないことを一つずつ確かめていくほかない。
受話口の向こうで鳴いていた者たちの顔も、中津はまだ、写真でしか知らなかった。
◇◆◇
車が砂利を踏む音が止まり、中津は手元の資料から顔を上げた。
窓の外に、古い家があった。瓦屋根の母屋と、その脇に建つ作業小屋。家の前の畑は、思っていたよりずっと奥まで続いていた。まっすぐに整えられた畝の向こうに、林が見える。
あの電話から、数日が経っていた。
先に降りた護衛が、周囲へ目を配る。後ろの車からは、小鳥遊と二人の生物学者が降りてきた。
それを待ち、日坂に続いて、中津も車を降りた。
昼の日差しと一緒に、風に流れて土の匂いを感じた。
中津の息子を暴走車から救い、命を落としたのは、日廻の兄だった。その葬儀では何を話しかけても短く返すだけだった青年が、先日の会議室では、家で腹を空かせて待っている連中がいると言った。
今日は、その連中に会いに来た。
ただ、ここへは防衛大臣として来ている。彼らの力が、この国にとってどれほどの脅威になり得るのか。そして、どれほどの助けになり得るのか。確かめるべきことは多かった。
「遠いところを、すみません」
作業着姿の日廻が、畝の間を抜けて歩いてくる。首に掛けた手拭いで汗を押さえ、軍手を外してから頭を下げた。
会議室で見た背広姿よりも、ずっと身体に馴染んで見えた。
「こちらこそ、お招きいただいて」
答えかけた中津の前へ、スマホの形をした何かが浮かび上がった。
『いらっしゃいませロト!ボクはロトム!』
画面の中で、二つの目がにこにこと細くなっている。支える手もなく、吊らされて動いているようには見えない動きで日廻の肩の横で、ふわりと向きを変えた。
「……中津です。今日は、よろしくお願いします」
中津は、その画面へ向かって頭を下げた。
『よろしくお願いするロト!』
ロトムも、それに倣うように機体を傾けた。
隣の日坂が挨拶を返し、それから、端末の周囲へ目を向ける。何もない空間を確かめた後で、もう一度画面の顔を見ていた。
言葉を話す生き物と聞いてはいたが、スマホを相手に挨拶することまでは、中津も想像していなかった。
記録を任されている小鳥遊が、カメラを取り出す前に日廻へ声をかけた。
「先日にもお話させていただきましたが、本日の様子を写真や映像、音声で記録させていただきたいのですが」
「政府の中の資料に使うなら、構いません」
日廻は答え、それから中津を見た。
「ただ、今日ここで撮ったり録ったりしたものは、一般公開しないでください。顔をぼかしても、場所を伏せてもです。それが条件です」
「今回の訪問記録は、政府内の検討と報告に限ります。その条件を明記して扱います」
中津が答えると、日坂も書き留めた。後ろにいる研究者の二人は明らかに不満げだったが、ここでのことは機密事項として強く守ってもらうことを同意してもらっている。
「お願いします。今日見てもらうのは、うちの暮らしなので……えと、後ろの二人とは初めてですね」
こめかみに白いものの交じった男が、一歩前へ出た。
「平賀です。今日はよろしくお願いします」
声には張りがあり、頭を下げる動作もゆったりとしていた。
「椿野といいます、今日は貴重な時間をいただきありがとうございます」
細い縁の眼鏡をかけた女性が、続いて会釈した。微笑むと、目尻に浅い皺が寄った。
日廻は二人に会釈を返し、肩の横に浮かぶロトムを見た。
「こちらこそよろしくお願いします。撮っていいかどうかは、本人たちにも聞きます。嫌がるやつには、カメラを向けないでください。……ロトム、頼めるか」
『任せるロト! ボクは撮っていいロト』
ロトムがすいと畑の方へ飛んでいき、そちらへ視線を移したところで、中津はようやく、畝の間に小さな姿がいくつもあることに気づいた。黄色い長い耳をしたもの、額に三日月の模様がある小熊のようなもの、頭に葉を載せたもの、垂れた大きな耳をした灰色のものと、姿はさまざまだった。ロトムに話しかけられるたびに、彼らは作業の手を止めて顔を上げ、それからこちらへ目を向けた。先日写真で見たばかりの姿が、今は土のついた手足で、すぐそこに立っている。
椿野は、ロトムの動きをずっと目で追っていた。ロトムは一匹ずつ前に止まっては短く言葉を交わし、また次へ移っていくのだが、返ってくる鳴き声は相手ごとに少しずつ違っている。畑を回り終えると、今度は庭の隅のたらいを覗き込み、作業小屋に寄り、母屋の方を回ってから戻ってきた。
『アブソル以外は、撮っていいそうロト。ヒメグマは、かっこよく撮ってほしいって言ってるロト』
「あいつなぁ……本当に」
日廻の口元がわずかに緩み、小鳥遊がようやく鞄からカメラを取り出した。ロトムの画面が母屋の方へ向いたので中津もそちらを見ると、縁側の端に白い獣が座っていた。頭の片側には刃を思わせる黒い角があり、赤い目は中津たちではなく、その後ろに控える護衛へまっすぐ向けられている。護衛の姿を白い獣は首を動かし目で追う。こちらの動きを一つずつ監視しているように見えた。
「あれがアブソルです。あいつは、撮らないでください」
「承知しました」
小鳥遊は立つ位置を変えて、縁側が入らない方へレンズを向けた。平賀も名残惜しそうに縁側を振り返ったが、それ以上は何も言わなかった。本人が嫌がらなければ――電話で聞いた日廻の言葉を、中津は思い出していた。
「こちらから、どうぞ」
先に立って歩き出した日廻について畝の脇まで行くと、そこには手作りの木札が挿してあった。板に書かれているのは、会議室で見た教材によく似た、鉤のような線と小さな丸や点を組み合わせた文字で、その下には小さな足跡のようなものが一つ押されている。小鳥遊が、その前にしゃがみ込んだ。
「これは、何と書いてあるのでしょうか」
『作物の名前ロト。ここは、黄色いピーマンの畝ロト!』
「黄色い、ピーマン……」
小鳥遊は木札から目を離さないまま口の中で繰り返し、触れる手前まで指先を近づけて、一文字ずつ形をなぞっていった。
「この字は、教材の表にあったものと同じですね。書いたのは、どなたが?」
「俺です。ロトムに見てもらいながらですけど」
『この足跡は、ピカチュウがつけたロト』
その声に呼ばれたように、木札の陰から黄色い耳の生き物が顔を出した。頬には赤い丸が二つあり、背後には稲妻のような形の尻尾が覗いている。ピカチュウというのは、どうやらこの生き物のことらしい。
ほかの畝にも同じような札が立っていたが、押された足跡は一枚ごとに形も大きさも違っている。椿野は札を一枚ずつ見比べてから、畝の間で働く小さな者たちの手足へと、目を移していった。
「皆さんで、畑を手伝っているのですか」
中津が尋ねると、ロトムは画面の目を左右へ動かした。
『手伝ってるんじゃないロト。みんなの畑ロト!』
椿野がそれを手帳に書きつけるのを横目に、中津はもう一度畑を見渡した。木札の傍らには使いかけの小さな道具が置かれ、畝と畝の間には、人の靴跡に混じって、小さな足跡がいくつも続いている。
「ずいぶん、広い土地ですね」
「前の地主さんの家を、土地ごと買ったんです」
日廻も畑へ目を向け、それから、独り言のように付け足した。
「……一人になりたくて」
その足元で、小熊のような生き物が作業着の裾を引っ張った。
「今は、このとおりですけどね」
日廻は裾を引く小さな手を外さずに待ち、見上げてくる相手へ何か小声で話しかけた。その声には、迷惑がる響きが少しもなかった。
ふと庭の隅へ目をやると、青く丸い生き物が、どうにか身体が収まるくらいのたらいに浸かっていて、尻尾の先の玉が水面にぷかりと浮いていた。
「あの子はマリルです。水が好きなので」
日廻はたらいを見て、少し間を置いた。
「本当は、池くらい欲しいんですけどね」
そのとき作業小屋の方でどさりと音がして、振り向くと、人に似た立ち姿の生き物が肥料の袋を下ろしていた。両腕から長い房のような毛が垂れたその生き物は、もう一つの袋を片手で持ち上げ、先に置いたものの上へ無造作に重ねた。
「コジョンド、そのへんでいいぞ。ありがとう」
「……その袋を、片手で?」
日廻の声に振り返ったコジョンドを見ながら、平賀が呟いた。袋の印字へ目を落としてから、その腕へ視線を移したが、房のような毛の下の腕は、思ったほど太くはない。平賀の目は、確かめるようにその肩から腰までをたどっていった。
「どのくらいの重さまで、持てるのでしょうか」
『測ったことないロト。でも、日廻よりは、ずっと力持ちロト! 前に腕相撲っていうのをしたら、日廻が弱すぎてコジョンドが困ってたロト!』
「それは、言わないでくれ……」
日廻は自分の両手に目を落とし、何かを思い出したように、その手を力なく下ろした。両手を使っても勝負にならなかったのだろう。平賀は成人男性の両手を使ったにも関わらず勝負にならなかったことに戦慄を感じながらその目は、積まれた袋とコジョンドの腕からなかなか離れなかった。
作業小屋の陰で大きなものが動いたのは、そのすぐ後だった。緑の身体がゆっくりと起き上がり長い尾と、背中に畳まれた薄い翼が見えてくる。目のあたりは、赤い覆いのようなもので包まれている。小屋や、その前に立つコジョンドと見比べて、中津はようやくその大きさを測ることができたが、そのときにはもう、護衛が中津の前へ位置を変えていた。
「フライゴン。お客さんだ」
日廻が声をかけると、フライゴンはのそりとこちらへ寄ってきて、首を伸ばして日廻の顔を覗き込み、それから来客たちへ目を向けた。
「飛ぶのですか」
『飛べるロト』
小鳥遊の問いにロトムが答えると、それに重なるように、フライゴンが翼を揺らした。
「飛ぶなら、向こうへ出てからな。お客さんがいるんだから」
日廻が畑の向こうの空き地を指すと、フライゴンは喉の奥で短く鳴き、日廻の背中へぐいと頭を押しつけた。
『ファイッ!』
「……乗れって?」
もう一度背中を押されて、日廻はため息をついた。
「軽くだぞ。軽く、三周くらいな」
フライゴンが甘えるように肩へ顔をこすりつけたのと、平賀と椿野が声を上げたのは、ほとんど同時だった。
「人を乗せて飛べるんですか!?」
「今の、言葉が分かったんですか!?」
二人は顔を見合わせてから、揃って日廻を見た。
「えっと……乗れます。全力を出されると振り落とされるんで、そこは加減してもらってますけど」
日廻は平賀に答えてから、椿野の方へ向き直った。
「付き合いがそれなりにあるので、仕草でなんとなくです。言葉そのものが分かるわけじゃ、ありません」
フライゴンが身を低くすると、日廻は慣れた動きでその背に跨り、両腕を長い首へ回した。来客たちから十分に離れたところまで歩いていき、そこで翼を広げた。
次の瞬間には風が押し寄せてきて、畑の土が舞い上がり、木札ががたがたと揺れた。日坂が手帳を押さえ、小鳥遊がレンズを胸に庇うあいだに、緑の身体は人ひとりを乗せたまま、ふわりと地面を離れていた。
「……飛んだ」
小鳥遊の口から、息のような声が漏れた。平賀はといえば、空ではなく、フライゴンが今までいた地面を見ていた。踏み切った跡を探すようにしばらくそこを見つめてから、ようやく空を見上げる。
「助走もなしに……あの体格で……」
続く言葉は見つからなかったらしく、平賀はそのまま口を閉じた。
フライゴンは高く上がると、畑の向こうを大きく回った。竜のような姿の背に人がひとり乗り、その影が畝の上を滑っていく光景は、神話の一場面のようにも見えた。翼が空を打つ音は遅れて届き、どこか歌声に似ていた。
中津はその影を追いながら、人や物を乗せられるのなら、道の途切れた場所へも行けるのだろうかと考えた。だがその一方で、あの大きな身体が人の多い街へ降りてきた場合のことも、思い描かずにはいられなかった。
三周を回り終えたフライゴンは高度を下げ、畝の上を避けるように大きく弧を描いてから、作業小屋から少し離れたところへ降り立った。
「……降りてはいけない場所も言われずに理解している」
椿野が、ぽつりと言った。土埃が収まるのを待って日廻が背から降り、長い首へ手を伸ばすと、フライゴンはその手の下へ頭を寄せて低く鳴いた。日廻は首筋をゆっくりと撫でてやってから、こちらを振り返った。
「人目に見られると騒ぎになるので早朝に散歩みたいな感覚で飛んでます。一緒にこうやって乗ることもあります」
護衛がまだ距離を取って立っていたので、中津もその位置から頷いてみせた。重い袋を片手で積むものもいれば、人を乗せて飛ぶものも、たらいの水から出てこないものもいる。同じポケモンという言葉で呼んでいても、確かめるべきことまでひとまとめにはできそうになかった。