せやから一体いつから…1日2話投稿を始めたかて訊いてんねん!!!
ならばこちらも訊こう
一体いつから──1日2話投稿をしないと錯覚していた?
私が現世の雲隠れから、尸魂界に帰ってきてからはや10年、その間に私は七席から三席に昇格した。
増え続ける私の霊圧はついに並の隊長レベルまで上がったはものの、未だ上達しない剣術に白打。最近では直接戦闘系能力を高めるのを諦め始め、専ら鬼道に力を入れている。
現世で医学書を読み漁って勉強しておいたお陰で回道はみるみるうちに得意になったし、鬼道衆所属な事もあり、鬼道を使用することが多いからか、破道、縛道の方は共に九十番台まで詠唱付きではあるが完全に行使できるようになった。
しかし詠唱破棄は夢のまた夢だ。原作でたまに九十番台の詠唱破棄やってたけど無理ゲーすぎるよ、まだまだ出来る気がしない。
この前習得した卍解は、能力はやはり直接攻撃系の物では無く、始解の様に具現化系能力であった。簡単に言うと始解のパワーアップではあるものの、制約の関係上現段階ではめちゃくちゃ弱い。
しかし出来るようになってからというものの、霊子操作は郡を抜いて上手くなった。まだ護廷十三隊で1番は名乗れそうにないが、七番隊内であれば恐らく私が1番。
刀を振るうのがめちゃくちゃ下手という点を踏まえると、これは転生させてくれた神様が代わりに与えてくれた素質なのではないかと思って感謝カンゲキ雨嵐している。
もちろん才能にかまけて努力をしないなどもってのほかである。毎日のように鍛錬しているし、鬼道衆の目上の人に媚び売って色々教えて貰っての事だ。
藍染に関しては、雲隠れから帰ってきて暫くしたら「知っちゃった……! 真実!」とか言ってきたから、こちらもキメ顔で対応してたら「証明してあげる! 新世界!」とか言ってニコニコして去ってからというもの、私になんでも話してくれるようになった。(ハチワレ)
そして、認めて?くれてからは色々計画とか教えてくれた。藍染ってこの位の時期から霊王の真実に気づいてたんですねー、すごーい(棒)
あとなんか賭け?もしてしまった。これはするんじゃなかったな……。
最近では同僚との関係も充実してきた。今1番仲が良いのが矢動丸ちゃんで、この前は一緒に温泉に行ってきた。名前が一緒な事もあり、互いは苗字呼びだ。
砕蜂ともよく遊びに行く。誕生日に彼女の好きな猫グッズをプレゼントしたらめちゃくちゃ喜んで貰った。でもことある事に四楓院隊長を布教しようとするのやめちくり〜
鳳橋隊長とは好きなレコードを交換する仲であり、たまに一緒に現世へ赴いて演奏会を鑑賞しに行っている。それに私一応ピアノ弾けるから二重奏とかも出来るんですよ。
ちなみに六車隊長からは若干嫌われている……気がする。理由は恐らく私が全く白打が出来ない剣も出来ないからだろうと思う。えーん泣いちゃう
そして本日、私は愛川隊長から呼び出しがかかっている。
「失礼します、三席、王途川リサです」
私は若干ドキドキしながら襖越しに声をかける。
「おう、入っていいぞ」
その声を聞き、私はゆっくりと襖を開き、中へ入る。
すると愛川隊長は書類から顔を上げ、一言。
「王途川、単刀直入に言う。副隊長になりたいか?」
「……え?」
どうやら愛川隊長の話によると、七番隊の副隊長である小椿副隊長は年齢を考えてもうそろそろ護廷十三隊を引退しようと考えていたらしい。
しかし、中々いい後継がおらず、決めあぐねていたのだのだと。そこで、卍解も習得した私に白羽の矢が立ったという訳だった。
「話は大変嬉しいのですが、よろしいのですか? こんな若造を副隊長に置いて。それに私は鬼道しか才がない身です」
「しかしお前は卍解を習得しただろう。卍解はひと握りの死神にしか出来ない頂点な訳だ。その点を踏まえると、反対する奴なんかいねェだろ」
愛川隊長はニィっと笑い、1枚の紙と副官章を差し出す。
「俺はお前が1番相応しいと思ってる。だがお前ェには拒否権もある、決めるのはお前だ」
「…………。」
私は今、この時期に副隊長になるメリットとデメリットを考える。
いずれ隊長になりたいのならこの座は嬉しい。それなら…!!
「やります!!!」
「お、おう……じゃあ、任官式は1週間後にやるからな、準備しておけよ」
こうして私の七番隊副隊長任官が決まった。不安は残るものの結構出世早くて私も嬉しい限りである。
私は隊長に礼を言い退出し、隊首室を後にする。
今日は特に任務も書類仕事もなし、鍛錬でもしに行くかなぁと思ったその時。私は馴染みのある霊圧を感じ、振り返る。
「おはよう、藍染」
「お早う、今夜時間あるかな?」
「あるけど。……あぁ、そういう事か。わかったよ」
そう言うと藍染はにこりと穏やかに笑い、去っていった。これだけで通じてしまうのも長年の仲あっての事である。
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深夜2時、私は自分自身に、霊圧を完全に無くす鬼道をかけて席官室から出る。これは以前私がシロちゃんに会いに行った時に作ったものだが、中々汎用性が高いのでこういった機会に重宝している。
向かう先は瀞霊廷から離れた深い森の中。
私は藍染を発見し、声をかける。
「お待たせ」
「あぁ、遅かったじゃないか、王途川」
「ごめんね、仕事中々終わらなくて」
「構わないよ、今日は紹介したい人がいてね」
昼間とは打って変わって冷たく凍えるような声を発する藍染は、1人の男を侍らせて立っていた。
「お初にお目にかかります、王途川副隊長」
「あれ、その件もう知ってるんだ」
私は昨日の今日決定されたばかりの副隊長任官の事実を、2人が知っている事に驚きの言葉を口にする。
「私にかかればそのような事など造作もないさ。彼は東仙要。九番隊所属であり、私の部下だ」
「そう、よろしく」
私の様子に満足した藍染は東仙に向き直り、私をちらりと見る。
「彼女は私の計画の協力者だ。部下ではないからね」
「はい」
おぉ、初めて見ましたよ東仙要サン。復讐に燃えてそうな顔をしております(笑)
私はは東仙を観察し、一通り考え事を済ませてから口を開いた。
「今まで色々と付き合ってきたけど、藍染が部下を紹介するのは珍しいね。彼はそんなに重要なの?」
「要は虚について研究をしてくれていてね、非常に優秀なんだ。今後も接する機会は多いだろう」
恐らく彼は死神の虚化について研究を進めているのだろうか。東仙が死神になったということは、まだ見ていないが狛村左陣も今年七番隊に入隊したのだろうか。
ていうか東仙さん早く瀞霊廷通信始めてください!娯楽とゴシップに現代人は飢えておりますよ…。
「そこでだ、王途川には暫く要に付き添って、実験用の虚を捕縛する手伝いをして欲しい」
「あぁ、成程、わかったよ」
これやらないと恐らく魂魄消失事件起こらないですしね…あれ、よく考えたら私居なくてもあの事件成立するくないか、?ま、まぁ、原作キャラと絡めるに越したことはないよね!
「ありがとう、私が調整して、捕らえても問題のない虚が出現したら君に教えるよ」
「よろしくね、じゃあ私は怪しまれるといけないから、そろそろ帰るね。東仙くん、今度よろしくね」
「はい、よろしくお願いします」
——————————
東仙は去っていく王途川の背中を眺める。
自分の敬愛する主君の友人ともなると、硬い人なのかと思っていたが、意外と気さくで驚いていたのだ。
彼自身も、王途川を今まで知らなかった訳ではない。
彼女は一般隊士、いや霊術院に在籍していた頃から有名であり、ある種の伝説であった。
霊術院1回生ながら詠唱破棄、斬魄刀の始解を共に成功させ、即席で独自鬼道の術式を構築する才能と共に、今や隊長格にも並ぶ、いや、それ以上の霊圧。
刀を振るえないながらも鬼道によって多くの伝説を作った彼女のエピソードは他にも幾つかあるが、これらからついた二つ名は「鬼神・王途川」
元々五大貴族のうち、王途川家はあまり表に出てこない一家であった。しかし、王途川リサの台頭を筆頭に、数々の血族が護廷入りし、大貴族として権威をふるっている。
彼女の一族は初代当主、王途川雨緒紀を筆頭に代々鬼道に長けた者たちが多く、王途川リサはその体現者のような存在であった。
そんな王途川に憧れた下級、中級貴族や、流魂街出身の数少ない死神達は彼女に教えを乞おうと師事し始め、いつしか瀞霊廷には「王途川派」なるものが存在していた。
「王途川派」とは、簡単に言えばある種のファンクラブのような物である。と言っても中身はその様な生ぬるい物ではない。実態は、彼女の実家である王途川家の死神と、王途川が月に二度開催する鬼道指南会の生徒の集まりだ。
要は王途川を中心とした血族と、鬼道に長けた者の集まりなのである。
そもそも鬼道というものは元より剣術が得意でない者の為の戦闘手段。王途川のような霊圧の持ち主が行使するのは例外として、基本的に、練習すれば全て、同じ詠唱で同じ成果が出るものなのである。
その鬼道の天才である王途川によるこの指南会によって、少しずつ力を付けていった一般隊士達は着実に昇格し、中には席官まで上り詰めた者も少なくはない。
彼ら彼女らは、王途川というカリスマ性があり圧倒的な強さを誇る存在を尊敬、崇拝しているのだ。
東仙の同期にも王途川派の者が1人おり、様子は偶に聞いていた。が、当の本人に遭遇する事は無かったので、会ったのは今回が初めてだったのだ。
「王途川が気になるかい?」
そんな東仙の様子に気づいた藍染は、彼に声をかけた。
「はい、以前から噂には聞いていましたが、王途川様は……霊圧が一切感じられませんでした」
「彼女は鬼道の天才だ。その様な事など造作もないのだろうね、全く、羨ましい限りだよ」
「藍染様は、あの方を仲間ではないと仰っていましたが、何故ですか?」
「彼女を勧誘した時にこう言われたんだ。私は君の思想に賛同こそすれ可能だとは思っていない。だからこれはあくまでも協力だ。いずれ君は護廷を完全に離反する時が来るだろうが、その時も中立の立場を取らせて貰うよ、とね」
「なっ…! 我々の計画をあたかも失敗すると……!!藍染様これは——」
「要、心配はいらない。私は彼女の発言からある種の賭けの約束を結んだ。私が野望を叶えられるか否か、というね」
東仙は藍染の発言にごくりと唾を飲み込む。
「私が勝ったら、来るべき新世界では彼女には私の下につき、思う存分その才能を発揮してもらう予定だ」
「……このような事は全くないと思います。ですが、大変、失礼ではありますが、もし、その、王途川様が賭けに勝ったら……」
藍染は王途川と話した時の様子を思い出し、少し笑みを零す。
「彼女には秘密とだけ返されてしまったよ。勝算は勿論こちら側にあるから、未来が楽しみだね」
そう言うと藍染は、私もやりたい事が残っているから、と言い残しその場を去っていく。
取り残された東仙は1人、尊敬する主とその友人の間にある歪な関係に奇妙なものを感じていた。
本日あまりにも多くの方に観覧頂き、お気に入り登録をして頂きまして、調子に乗って爆速で誤字脱字チェック&推敲を済ませ投稿しました。
定時投稿?知らない子ですね…。
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