報告日:20◆◆年 〇月 ⚫︎⚫︎日
報告者:________
所属:ヴァルキューレ警察学校
1. 対象者情報
* 氏名:沙汰 ルシル
* ふりがな:さた るしる
* 生年月日(または推定年齢):不明 推定20歳前後
* 性別:男
* 種族:(推定)悪魔
* 所属学園:不明 ※各学園在籍記録との照合不可。
* 身長・体格:約2m超 肉質的
* 髪型・髪色:白銀のポニーテール
* その他の身体的特徴(眼鏡、傷跡、入れ墨など):頭部に巨大な角、腰部に天使に似た二対の羽を持つ。
2. 指名手配の概要
* 手配区分:最重要指名手配
* 手配年月日:20◆◆年✴︎月☆日
* 関係する事件名:『盲目のトリニティ』事件 トリニティ連続猟奇殺傷事件
* 概要(簡潔に記載):
被疑者は、複数の重大事件への関与が疑われている。主な被疑事実は以下のとおり。
* 薬物を使用したと思われる無差別テロ行為
* 連続殺傷事件
これらの事件により多数の被害者が発生しており、被疑者は極めて危険性が高いと判断されている。現在、囚人は脱走し、所在は不明、関係機関が連携して行方を追跡中である。
3. 事件情報
日時:20◆◆年✳︎月★日
場所:トリニティ市街地
内容:某日、突如として『百暴の怪人』により白濁色の有毒ガスにトリニティ市街地の大部分が覆われ、対応したトリニティ総合学園所属、元正義実現委員会委員長、剣先ツルギと、同学園の現ティーパーティホスト、聖園ミカにより鎮圧された。
この事件は、盲目のトリニティ事件(正式名称:トリニティ無差別薬物テロ)として正式に記録され、『百暴の怪人』はティーパーティ所有の独房に幽閉された。
情報提供:ティーパーティ
日時:20◆◆年✴︎月✳︎日
場所:秘匿
内容:某日、『百暴の怪人』は独房を不明な手段で脱走し、二名のティーパーティ直属のトリニティ生徒の加害目的の接触が確認されたと報告されている、その後両名を殺害し、逃亡した。
特筆すべきはその惨状であり、遺体が激しく損壊しており、内臓の大部分が持ち去られていたと報告されている、それらは現在も見つかっていない。
一連の事件はトリニティ連続猟奇殺傷事件と呼称され、トリニティ総合学園内部では、『百暴の怪人』関連の情報についての、全面的な戒厳令が敷かれた。
『百暴の怪人』は逃亡後、複数の致傷事件を起こし、ヴァルキューレ警察学校とSRT特殊学園、トリニティ総合学園に加え連邦生徒会の大規模共同捜索・戦闘により逮捕に至った。
情報提供:連邦生徒会 ティーパーティ
4. 現時点で判明している事項
『百暴の怪人』は銃器を持たず、徒手格闘による戦闘を主として行う。
しかし、不明な攻撃手段を備えており、衝撃波の様なエネルギー光線を使用する、加えてその膂力自体も『伝説のスケバン』、栗浜アケミを遥かに凌駕し、八囚人の中でトップクラスの戦闘能力を持つ。
その超人的な身体能力をもって、前述した大規模共同作戦では、正義実現委員会の壊滅、ティーパーティ下部組織の壊滅、シスターフッドの中規模半壊、ヴァルキューレ警察学校特殊部隊及びにSRT特殊学園所属連隊の大規模半壊、その他所属の部活にも大きな損害を与えた。
5. 今後の対応
キヴォトス唯一の殺人事件を起こしており、事件内容からも聞き込み調査からも、沙汰ルシルの人物像は極めて悪質、トリニティ総合学園からの告発は数百を優に超え、実際の立件数は百に至る、加えて、事件翌日から生徒間で自然発生的に用いられた呼称であるが、現在では一部公式文書においても便宜上使用されている、よって、対象の正式名称を『百暴の怪人』とし、ヴァルキューレ全勢力を挙げて捜索を行う。
* 追加情報の収集
『百暴の怪人』については、ティーパーティによる情報提供に依存しているため、別の機関からの情報提供の要請を推奨する。
『盲目のトリニティ』事件以後より、ゲヘナ学園所属の万魔殿の活動が極めて活発化している、エデン条約関係の活動と予測されるが、トリニティ総合学園との摩擦が危ぶまれる。
なお、真偽は不明だが、彼は言葉を通じて人を惑わすという報告が相次いでいる、元来の危険性を鑑みて、『百暴の怪人』に耳を貸してはならない。
本報告書は提供された資料を基に作成したものであり、対象者本人への聴取は未実施である。
* 関係機関との情報共有
関係機関への情報共有は継続中。
報告者署名:________
確認者署名:尾形カンナ
うぅ、ごめんね、これからいっぱい苦しんでね主人公くん…