2017年12月23日、土曜日。私は京都を訪れていた。のんびりと中学生最後の年を送っている間に、乙骨くんが呪術高専に入学したりなんだりと原作0巻の展開はつつが無く行われていたらしい。
結果原作より数が少ない分、質の上がった百鬼夜行が行われる事になり。京都に放たれる分で特級呪霊が10、1級呪霊が90でマジの百に揃えにきてて笑う他に無い。
渋谷の方はまぁさとるくんがどうとでもするとして、このまま行けばマジで西日本を更地にされかねない、と少なくとも手元の特級を2:2で分けるという夜蛾せんせの策により私は京都の方につく事になり。
いやまぁ、最悪
「あれぇ♡ ワイくんだぁ♡ お迎え来てくれたんだぁ♡」
「あったりまえやん! 幸ちゃんが来るっちゅうんに出迎えもせぇへんカスなんぞ死んだらええねん」
アラサーになってなお一人称がワイのまま、見事に尻尾でも振っているかのような直哉くんのエントリー。あぁ、顔を見て思い出した。
「それじゃぁそんなワイくんにはぁ♡ この2つのワイルドワイバーンをプレゼントしちゃうねぇ♡」
「これは……オモチャ、にしては大層なもんやねぇ」
まぁビーダマンとベイブレードだが。
「これがあれば、ワイくんの術式がもぉっと楽にぃ♡ もぉっと強く使えるでしょぉ♡」
「こないえぇもん貰えて、ワイは幸せやねぇ」
「くすくす♡ えもの下げてる人達をぉ♡ 腰からぶらぶらみっともなぁいってぇ♡ 馬鹿にしてるみたぁい♡」
「ひひっ、やっぱり幸ちゃんはよぉ分かっとるねぇ」
下手な刀だのより強度で言えばよっぽどなオモチャ。なんなら普通に鈍器として使えば頭かち割りくらい全然イケるわけだが、投射呪法を使う上でより便利なものに仕上がっているのは本当だ。
「コマの方はワイが受けた衝撃を全て吸収して回転エネルギーに変換、溜まったエネルギーを更に増幅して竜巻を起こすもヨシっ、純粋なエネルギーへ変換して射出機の方から撃ち出してもヨシっやね」
「うんうん♡ きちんと理解出来ててえらいねぇ♡ よしよししてあげるねぇ♡」
そうして異常成人男性で遊んでいると、直哉くんとはまた別の呪力の気配を感じ取る。きちんと磨き抜かれ、剥き出しの暴力でありながらも何処か清廉なものを感じる澄んだ呪力。中々の実力者、といった雰囲気で。
「貴様らが師匠と同じ特級術師か……そちらの男、どんな女が
身長は五条悟に引けを取らず、あのような細さを感じない鍛え抜かれた筋肉の塊。なるほど、東堂葵というのはこういう男か。ふざけているかのように見えるその全てが何らかのロジックに則った成熟した精神の持ち主。認めよう、ガキではなくきちんと男だよ、お前。
「なんやいきなり……目ぇ腐っとるん? 今目の前に女神がおるんに、そないな愚問あらへんやろ、ねぇ幸ちゃん」
「うーん♡ 同意を求められてもぉ♡」
「ほぉ……やはり特級ともなればそれほどのイカれ具合、という事か……因みに俺は
知ってた。知ってはいたが、別に性癖が違ったからといって泣きながら攻撃仕掛けてくるわけじゃ無いんだな。いやまぁこれでもかというレベルで尖った性癖だったら親友までは行かずとも理解は出来る感じか。……誰が尖った性癖じゃんね。
「流石にいくら俺が居るとはいえ、特級呪霊が10体ともなれば勝てるかどうか。2、3体ならまだ何とか出来るだろうが、1級の数も多いからな。特級術師が居るというのはありがたい」
「はぁ? なんや、えらいべらべらと喋るんやね」
自己評価が高いんだか正確なんだかで言えばおそらく正確、しかし唯我独尊のきらいがある人物……だったように記憶していたのだが、誰だコイツ。あとワイくんのそれ、直訳すると多分死ねどすになるやつだよね?
「ふっ、ではお互い明日に向けて英気を養っておくとしよう……友よ」
「誰が友やねん……ちっ、所詮そっち側のカス如きが馴れ馴れしい……」
うーん相性が悪い。いやまぁワイくんと相性が良い人間が居るかって言われたらもうおとんでも喚んでくるしかないんじゃないか? いや別におとん側としては嫌ってるしダメか。
論外の男と誰にでも嫌われてる男の邂逅はそんな感じで終わった。東堂葵、かなりマトモだったんだな……1級術師なだけあるかぁ……
なおワイくん1人だと葵くんサポート無しではギリ死んでた程度の激戦がありましたがキンクリです。呪霊の時点で勝ち目が無いからね……
東京の方では座標式無限突破用のガチャは成功したもののコインが無くなったので、10連ガチャ引けそうなリカちゃん回収の為にほぼ原作と同じ流れになりました。ミゲルが複数の特級呪霊と共闘して無限の化身さとるくん相手に10分粘ったのでどう考えてもMVPです。無限ハ突破デキルッテ言ッテタノニ、話ガチガウゾ……