高町なのはは依存している   作:おさんどんさん

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1話

夕暮れ時、子供が帰るであろう時間にブランコに乗る少女がいた

彼女は他の子供と違い、賢くて、それでいて、我慢強い

それでも家族の温もりが恋しいのには違いないのに

 

「なぁ、帰らないのか?」

 

静かに頷く少女

 

「そっか...」

 

そう言って隣のブランコに座る少年。それを不思議そうに見る目が

周りに人はいない。いるのは少年と少女だけ

 

「帰る気が起きるまで一緒にいてやるよ」

 

そう言ってゆらりゆらりとブランコを漕ぎ始めた

日が沈み、暗くなる

そんな中、会話が進む

 

「貴方は...帰らないの?」

 

少年はその問いに、ん?と反応すると答える

 

「君が帰ったら帰るよ」

 

信じられないような目をする少女、少年はただ前を見てブランコを漕ぐ

 

「なのはは...帰りたく...ない」

 

ちょっとだけ意地悪をしたつもりだった。彼女、高町なのははこの1度だけと、イタズラを

どうせ離れるだろうと

 

「ん、そうか...じゃあ」

 

じゃあな。そう返されると高町なのはは怯える

しかし

 

「家来るか?泊まること、連絡だけしたら一緒にご飯を食べよう。その後は遊んで、ああ、お風呂も入らないとな。あとは────」

 

なのはは何か苦しくなるような感覚に陥る。実際には苦しいわけではない

ただ、ただこの甘い言葉に...毒されるように...深く、深くハマりそうになる

 

「いいの?」

 

「ああ、母さんも父さんも友達連れてきたって知れば喜ぶだろうし」

 

「う、うわぁぁぁあん!」

 

決壊、保っていた理性が壊れ溢れてしまった

温もりへの安心

 

それから我慢してた感情が溢れ出す

 

「わわ!?泣くなって...そうだ。自己紹介しないとな、文月優。よろしく!」

 

「わた、私は...高町なのは!よろしくね!優くん!」

 

少年の1つの行動で救われた高町なのは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ってのが僕となのはの出会いかな」

 

「コーヒーが飲みたくなってきたわ。てかアンタも離れなさいよ!?見てて暑苦しいのよ!」

 

ツッコミを入れるアリサ。言われた本人、なのははと言うときいていない

 

「あはは...でもほんとに仲がいいね。なのはちゃんと優くん」

 

「でもなのはのこれは今に始まった事じゃないし」

 

そう言って肩に頭をくっつけてるなのはを撫でる。すると自ら頭を擦りつけるように更に力を強める

 

「なのは、もし優に彼女ができたらどうするつもりなのよ?」

 

「優くんと一緒に遠くに行くの。それで優くんに誰も近づけないようにして、それから」

 

言ってる意味がわからず小首を傾げていると

 

「ストップ、なのは!分かったわ。アンタの想いは分かったから、それは犯罪よ?いい?」

 

「優くんなら許してくれるもん、ね?」

 

「うん?うん」

 

許して欲しいそうなので頷いておく。なのはが寝坊した時とかもそう言ってるし

 

「うん、じゃあないの!ハァッ!ハァッ!なんであたしがこんなに疲れなきゃいけないのよ...」

 

「まぁまぁアリサちゃん...」

 

こんな、日常である




ヤンデレつけた方が良さそ
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