なんか転生者掲示板あるけどこれって誰かの念だよな?   作:家葉 テイク

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●転生者名鑑 No.003 シンド=アクイット

 名前

 シンド=アクイット Shimdum Arcwist

 年齢19

 性別男

 性格

 理知的・情に篤い・平和主義

 来歴

 特質系寄りの操作系能力者。1981年6月1日生まれ。

 サヘルタ合衆国ラスター地区・群湖地帯にある工場の街「プラフーマス」の出身。幼い頃から労働力として劣悪な環境で育てられたが、習得した念能力によって生き延びる。故郷でのシンドは今よりもいくらか荒んでおり、街の不良の元締めのような立ち位置にいた。

 成長した後は街を出て、クカンユ王国で活動を始める。数年前にプロの犯罪(クライム)ハンターに出会い、行動を共にする。現在は彼女の助手として、アマチュアハンターの活動をして生計を立てている。現在のシンドの自認通りの穏やかさ(余裕)は、実はこのプロハンターの元で培われた部分が大きいが、本人に自覚はない。何なら多少当人のことをナメている節がある。

 "転生者掲示板"の存在を幼少期の心の支えにしており、これによって荒まず歪まず成長することができたと自認している。その為、"転生者掲示板"の開発者に対して深い恩義を感じている。

 操作系は人間を操作するよりも物質を操作した方が汎用性が高いという信条がある。しかし転生者掲示板で話を聞いたところ、操作系物理型は愛用の道具か肉体の一部に関連づけたものか念での創造物でないと実現が難しいことが分かり、自身の境遇から親和性が高い「ガラクタ」をチョイスし、かつ相応の制約をつけることで今の能力に辿り着いた。

 「ハンターハンター」のミームを口走りかけたところ一時的に喋れなくなったことから転生者掲示板が操作系半強制型の効果を有していること、絶を行うと転生者掲示板を見ることができなくなることから転生者掲示板が念の産物であることを確信する。

 "転生者掲示板"の実現に相当重い制約と誓約をかけていると推測し、上述の境遇からその苦痛を軽減する協力を申し出る為、"転生者掲示板"の開発者を捜索している。

錆鉄愚連隊(ハネウマライダース)

 概要

 能力者が破壊した物質の破片で念人形を作り出す。

 系統

操作系物理型

 詳細

 能力者が念を込めてバラバラに破壊した物質は、具現化されたオーラで補修された上で念人形"錆鉄機兵(ハネウマライダー)"となる。

 "錆鉄機兵(ハネウマライダー)"は概ね元となった物質で構成されているが、オーラで補修された部分は機械的な意匠となることが多い。また、大きさは元となった物質相応+α。形態は人型である必要はなく、オオカミ型やバイク型などある程度自由。ただし、参照元のない凝った機構を設定するには数十秒~1分ほど時間がかかる。

 "錆鉄機兵(ハネウマライダー)"は元となった物質が機械など特定の機能を持つ者の場合、その機能を有しており、適宜行使できる。この塩梅は補修時の能力者のイメージによるところが大きい。

 また、任意で元となった物質のそのままの形態に変形することもできる。元物質形態の際には具現化部分によって破壊の痕は消されている。

 "錆鉄機兵(ハネウマライダー)"は基本的に手動操作(リモート)だが、作成時に自動操縦(オートマ)を設定することも可能。手動・自動の切り替えは"錆鉄機兵(ハネウマライダー)"に直接接触して命令を出す必要がある。また、自動操縦(オートマ)時の行動は作成時または切替時に出した命令をもとに機能する。

 "錆鉄機兵(ハネウマライダー)"の運動能力と持続時間は元物質が破壊されたときに込められたオーラにより、運動能力が高ければ持続時間は反比例するように短くなる。また、持続時間に余裕がある状態で能力を解除すると、余ったオーラ分、"錆鉄機兵(ハネウマライダー)"に「破壊」を再発させることが可能。

 制約

・"凝"をした自らの肉体で直接破壊した物質しか操作できない。

・能力の対象にするには、最低でも5つ以上の破片になるまで破壊しなくてはならない。

・体積27立方メートル未満の物質の場合、物質の一部だけを破壊して"錆鉄機兵(ハネウマライダー)"にすることはできない。

・体積27立方メートル未満の一つの物質から複数の"錆鉄機兵(ハネウマライダー)"を作り出すことはできない。(以上であれば作り出せる)

 誓約

特になし

死が鍍金を剥がすとも(ジューンブライダー)

 概要

 能力者が重傷を与えた部位を治療した上で操作する。

 系統

操作系半強制・強制型

 詳細

 "錆鉄愚連隊(ハネウマライダース)"の生物への使用を考慮していなかったため、対象を無生物に限定していなかったことで偶発的に発生した挙動を整理した能力。

 能力者は生物の破壊を部位ごとに認める認識だったため、本来は粉砕骨折などで骨がバラバラになれば能力の対象となる。この挙動を調整し、対象がその部位を運動できなくなるほどのダメージを与えた場合、その部位を治療し、能力を説明した上で許容か拒否を選択させ、許容を選択した場合に対象の部位を操作することができる。

 能力のシークエンスは①対象の破壊②破壊部位の治療③治療拒否か操作許容の2択という順番となり、治療拒否された場合は治療部位は元の状態に戻る。

 治療は常に無傷の状態となり、元々負傷があった場合でもまとめて無傷の状態が具現化される。ただし古傷の場合は治療されない。また、治療した部位の持続については治療対象からオーラを徴収して行うため、能力者自身のオーラ負担はゼロに等しい。

 基本的には対象の部位のみの操作となるが、例外的に相手に致命傷を与えた場合、致命傷の告知をした上で対象の全身に渡る操作が可能。その場合、対象の恒久的な操作ができる。このときの操作精度は"錆鉄愚連隊(ハネウマライダース)"並のそれに加え、対象の自由意志を残した操作などの芸当も可能。操作モードを切り替える際には、接触が必要となる。

 制約

・"凝"をした自らの肉体で直接破壊した部位・生物しか操作できない。

・能力の対象にするには、対象部位が機能しなくなるほどの破壊が必要。

・生体しか対象にできない。(義肢などは破壊しても"錆鉄愚連隊(ハネウマライダース)"の対象になる)

・死体は無生物としてカウントされ、対象外。

 誓約

・任意発動だが、致命傷を与えた場合のみ強制的に発動する。

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