俺の新たな高校生活と2人の姉妹   作:ブリザード

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第9話ですね。
DOGDAYS、ノワール可愛すぎでしょww
DOGDAYSはノワールが一番好きです。
次にリコやユキカゼかな。
ノワールが一番好きなの、自分だけじゃないですよね?ww

では、どうぞ〜


第9話 フシギナ気持ち

「で、どうなんだよ黒崎」

 

「い、いきなりなんだよ。てか、何の話だ?」

 

風の入れた唐辛子のおかげで俺たちの班だけ唐辛子カレーを食うことになってしまった。それでも俺たちは必死の想いでカレーを食べ続け完食した。今は各自時間まで部屋で休むことになっているのだが、俺は何故か男子に詰め寄られていた。

 

「何がじゃねえ。お前は小野寺と風のどっちが本命なんだ!」

 

「…………そういうのって普通寝る前に話すもんじゃね?」

 

「んな事どうでもいいんだよ!さぁ、答えろ!」

 

男子の1人に詰め寄られ、その後ろの男子2人がコクコクと頷く。翔太はそんな俺の様子をニヤニヤと見ていた。

 

「どっちとか別にねえよ。風は幼馴染で小野寺は俺のバイト先が一緒なだけの友達だ。恋愛対象として見てない」

 

「嘘つくな!お前絶対どっちが狙ってるだろ!」

 

「狙ってないって。そんな風に見ることは出来ねえよ。大体、俺は恋とかしたこと無いから、その気持ちがどんな感じかわからねえよ」

 

俺は確かに小野寺と風は可愛いことは認めるけど1ヶ月経った今もただの友達としか思ってない。

 

「…………待てよ。そういえば黒崎が小野寺の姉と一緒にいる事を見たことがあるぞ」

 

「何!?て事はお前の本命はあの2学年で可愛いランキングTOP3の中に入る小野寺先輩か!!」

 

「だから、何でそうなる!!俺は今誰にも恋をしていない!」

 

「嘘つくな!さてはお前、このまま逃げようとしてるな。そうはさせねえ!!おい、みんな!トランプをやるぞ!」

 

俺を含めた男子5人が円になって座る。その中には翔太も一緒だ。

 

「いいか、黒崎。お前がもし今からやるトランプのゲームで負けたらお前の好きな人を言え」

 

「はぁ?何でだよ」

 

てか、それって3対1になるよな。もし、翔太もあっちに行ったら4対1だ。

 

「………………まぁいいけど」

 

「なんかあっさり引き受けたな」

 

「だって俺嘘ついてないし。それにお前らがトランプで俺に勝てると思ったら大間違いだぜ」

 

「何?」

 

「見せてやるぜ。俺のトランプの強さをな!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポーカー

 

「ほら、ストレートフラッシュだ」

 

「う、嘘だろ!?」

 

 

 

 

ブラックジャック

 

「ほい、俺ブラックジャックな」

 

「ば、バカな!?」

 

 

 

 

 

大富豪

 

「革命からの8切りからの3のダブルからの5であがりな」

 

「つ、強すぎる!」

 

 

 

 

ダウト

 

「翔太、それダウトだ」

 

「…………何でわかんだよ」

 

「一瞬目線が泳いだのが見えた」

 

「くそ…………凪、それダウトだ!」

 

「残念、JOKERだ」

 

「まじかよ!!」

 

 

 

 

 

 

 

一方その頃女子部屋

 

「ねぇねぇ、春は黒崎君と付き合ってるの?」

 

「それとも、春が黒崎君の事が好きなだけ?」

 

「どうなのどうなの?」

 

「うぅ…………風ちゃん助けて!」

 

「…………頑張って!」

 

「風ちゃん!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うぅ……何で4対1で負けねえといけねえんだよ」

 

結果、トランプのゲーム全ての勝負に俺は勝った。翔太以外の男子はショックだったのか床に倒れこんでいる。

 

「そりゃ、運とか思考とかだな。ダウトとか大富豪は考えてカードを出さないと勝てねえぞ」

 

俺は何故か、昔からトランプのゲームが強かった。トランプのゲームをして負けた事はほとんどない。ダウトや大富豪が強いのはともかくポーカーやブラックジャックが強いのは運に等しいだろう。

 

「凪、お前変な特技持ってんのな」

 

「特技って何だよ。ただ、トランプが強いだけだ」

 

「くっそー。いつかお前を負かしてやる!」

 

「いつでも相手するよ…………と、そろそろ温泉の時間だな」

 

時計を見ると風呂に入る時間になっているのに気づいた。すると、他の男子達が一斉に動き出した。

 

「温泉だと!!おい、お前ら。あれやるぞ!」

 

「…………あれって何だ?」

 

「無論…………覗きだ!!」

 

そう宣言して俺と翔太以外の男子3人は走って部屋を出て行った。

 

「翔太は覗きとかしねえよな?」

 

「本音を言うならしたいけど、後が怖いから遠慮しとくよ」

 

「よかった。もし、するとか言い出したらどうしようかと思ったよ」

 

俺と翔太はゆっくり歩いて温泉場に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふー、さっぱりしたー」

 

温泉で覗きをどうやってするか考えていた男子達をほっといてゆっくり温泉に浸かった俺は早めに出て外に出ていた。

 

「あー、外の風が気持ちいい」

 

春や夏は風呂とか温泉とか上がった後の外の風は最高に気持ちいいと思う。湯冷めするかもしれないからあんまり長くいる事は出来ないけど。

 

「…………あれ?」

 

しばらく散歩していると空をぼーっと見ている小野寺がいるのが見えた。

 

「おい、小野寺。なにしてんの?」

 

「へっ?……って黒崎君!?」

 

俺の声に気づいた小野寺がこっちを向いて俺を確認した瞬間、小野寺が物凄い勢いで後ずさった。

 

「いや、俺だけど何でそんなに後ずさんの?流石に傷つく」

 

「あ……ごめんね。ちょっと色々あって」

 

「色々って?」

 

「部屋とか温泉で女の子にバスであった事を聞かされて私が黒崎君の事をどう思ってるのかを尋問されて、嫌だったから私だけ早めに出ちゃった」

 

バスであった事…………俺にもたれかかって寝てた事か。

 

「あれは事実なの?」

 

「ま、まぁ、事実だな」

 

「うぅ……ごめんね、黒崎君。私重かったよね?」

 

「別に。むしろ、小野寺の寝顔が見れて俺は結構ラッキーだったぞ」

 

「どうしよう……寝顔まで見られたなんて」

 

俺の言葉に小野寺は顔を真っ赤にする。俺にもたれかかって寝てたんだから寝顔見られるのは当たり前だと思うんだけど。

 

「変じゃなかった?涎とか垂らしてなかったよね?」

 

「そんなこと無かったって。普通に可愛かったぞ」

 

「かわっ!?」

 

赤くなった顔がさらに赤くなる。まるでトマトみたいだ。

 

「あ、ごめん。そんな事言われるの嫌だよな」

 

「ううん。そんな事ないよ。むしろ嬉しいから」

 

「そ、そっか」

 

笑ってそう答えてくれた小野寺を見て俺は一瞬ドキッとするのを感じた。

 

「星、綺麗だな」

 

「そうだね」

 

会話がそれだけで途切れてしまう。星の名前とかわかれば会話が続いたかもしれないけど俺はそういうのは知らなかった。

 

「私、黒崎君と一緒にいるとなんかいつも安心できるの。男の人って苦手なはずなのに何でかな?」

 

「さぁ?でも、小野寺にそう言われるも俺も嬉しいよ。中学の時は女子とはあまり喋らなくて、それまで女の子の友達は風しかいなかったし、学校内で話す人なんて小野寺先輩と宮本先輩くらいしかいなかったから。だから、俺もこうして小野寺と会話できる事がすごく嬉しいよ」

 

「そ、そっか。……何か照れるね」

 

「心配しなくてもいいよ。俺も一緒だから」

 

小野寺にそんな事言われたら俺だって嬉しいに決まってる。

 

「ねぇ、黒崎君」

 

「ん?どした?」

 

「黒崎くんってさ、風ちゃんの事どう思ってるの?」

 

「はぁ!?いきなりどうした」

 

「いや、ちょっと気になって。あ、いやなら答えなくていいんだよ」

 

何で女の子ってそういうこと気にするんだ?当の本人の風にもそれ聞かれたのに。

 

「風は幼馴染としか思ってないな。長いことあいつと一緒にいるけど風を恋愛対象としては見たことねぇよ」

 

「そ、そうなんだ。ふーん」

 

(今度風ちゃんが黒崎君の事をどう思ってるのかも聞いてみよっと)

 

「好きな人か…………」

 

もし、好きな人ができたらそれはどんな感じなのかな。まぁ、それは一条先輩や小野寺先輩に聞いたらわかるだろうけど。

 

「でも、もし人を好きなるとして、小野寺や小野寺先輩とかだったらきっと楽しいだろうな」

 

「えっ?」

 

あ……しまった。今のもしかして声に出しちまった?

 

「黒崎君。今の…………」

 

「あぁ!ちょっと話しすぎたな。俺そろそろ部屋に戻るから!それじゃあ」

 

「あ、ちょっと!!」

 

やばい。本当にやばい。今逃げたってどうにもならないのに。明日どんな顔をして小野寺にあったらいいかわかんなくなるだけなのに!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春side

 

「でも、もし人を好きなるとして、小野寺や小野寺先輩とかだったらきっと楽しいだろうな」

 

「えっ?」

 

一瞬、黒崎君が何を言ったのかわからなかった。だけど、今のって。

 

「黒崎君、今の…………」

 

「あぁ!ちょっと話しすぎたな。俺そろそろ部屋に戻るから。それじゃあ!」

 

「あ、ちょっと!!」

 

黒崎君は適当に誤魔化して、私から逃げるように去っていった。

 

「何で黒崎君はあんな事言ったのかな…………」

 

普通ならあんな事言われたら気持ち悪いとか何か嫌な気持ちになるはずなのに。

 

「何だろう。この嫌じゃない不思議な気持ち。嫌じゃないけど、凄く変な感じがする。

 

よくわからない気持ちが私の中を駆け巡るのを感じた。

 




どうでしたか?
林間学校は次回ラストです。

最近、DOGDAYSのSSを書いてみたいなと思う
ブリザードです。まぁ、書かない、というよりは
時間的無理でしょうけどw

感想や訂正があればお待ちしております!
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