俺救2   作:ネネネノノ

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37話『1級』

——おめでとう。まい、たくま。君たちの今回の戦果、および呪力の出力向上を認め、上層部へ推薦を出したよ。君たちは三級を飛び越え、本日付で『二級呪術師』へ昇級だ」本部の作戦会議室。神原司先輩のその言葉が響いた瞬間、部屋にいた太一とほのかから「すげえ……!」と歓声が上がった。一級リーダーの中野鈴(すず)は、相変わらず無表情のままだったが、その鋭い瞳で私たちをじっと見つめて深く一度だけ頷いた。その隣でタバコを咥えた兄の伊織(いおり)も、「飛び級かよ、やるじゃん」とフランクに笑っている。私たちの足元に浮かぶ、漆黒の天秤の姿となったたくま。前髪のない彼の顔は、二級という新たな階級を刻まれた自らの肉体を確かめるように、じっと私の手元を見つめていた。「二級呪術師になったということは、君たちにも『週に一回、二人一組で六時間の定期警備』の義務が発生する」司先輩が画面を切り替え、新たな警備ルートのマップを表示した。「四級の太一たちのサポートに回ることはもうない。これからは君たち二人だけで、一級や特級の先輩たちと同じように、日本各地の防衛ラインの一角を担ってもらうことになる。当然、ブラックナンバーの襲撃や、喋る特級呪霊(四将クラス)と遭遇するリスクも跳ね上がるよ」「望むところです、司先輩」私は拳を強く握りしめた。あの天才クソガキどもに「努力は才能に勝てない」と嘲笑され、将システムの数にすら入れてもらえなかったあの屈辱の夜。睡眠時間を削ってまで泥臭く強くなろうとする特級の先輩たちの背中。二級への昇級は、ゴールなんかじゃない。あの化け物たちのいる『将』の領域へ、私たちの天秤を傾けるためのスタートラインに過ぎないのだ。たくまの鋭い瞳が、カッと前方を睨みつける。私とたくまの意識は、今や一つの生き物のように研ぎ澄まされている。「……よし、いい目だ。それじゃあ、二級呪術師としての最初の警備区域を発表する。君たちの初陣の舞台は——」司先輩の冷徹な声が、私たちの脳内に次なる戦場の輪郭を描き出していく。世界を巻き込む四つ巴の混沌の中、二級へと駆け上がったまいとたくまの、本当の戦いがここから幕を開ける。

 

 

たたやあなかまさまはたややなたははたはらたたらたはたはたやさやまかまかまやさやさやさやたやさたやさたさやたさやたさやたさやたやさたやさたやさてたさやたはわたさわたさわさたわさたわさわたさたさやたさやたさわたさた

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