「──あはは! そう、長女のボクはブラックナンバーに籍を置いているけれど」
カレラとウルティマの幼稚な姉妹喧嘩の横で、長女のアクアは相変わらず退屈そうに髪を弄りながら告げた。
「カレラとウルティマの二人は、ブラックナンバーでも、Kでも、殺し屋でもない。どこか特定の組織に所属しているわけじゃないの。ボクたち呪術師の『本部』にもね。 完全にどこの立ち位置にも属さず、ただその強大な力を持って気まぐれに世界を彷徨っているだけの、完全なイレギュラーってこと」
神が調和のために作った三つ子の女神。
アクアはブラックナンバーに籍を置いているが、カレラとウルティマはどこの立ち位置にもいない。
彼女たちが動くのは、ただその時々の気分や「破壊」への衝動、あるいは姉妹喧嘩の延長線。そんな天災のようなバケモノが、この渋谷の迷宮に解き放たれているのだ。
血の海に沈む麗華とリント、そして本部の神原司先輩は、世界のバランスが完全に崩壊している事実に困惑の涙すら出ない状態だった。
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## 【東側大回廊】アヴィ・優斗 vs Kの組織「のあ」
一方、アクアにさんざん煽られた後、彼女が去って呆然としていた特級のアヴィと優斗(ゆうと)のペア。彼らが進む巨大な通路の奥から、再び不気味な気配が近づいていた。
「──ふーん。一将の女神様たちが遊んでる裏で、本部の特級がまだちょろちょろ残ってたんだ」
霧を割って姿を現したのは、一人の男だった。
その身にまとっているのは、ハツカや奏(かなで)と同じ、あの新勢力『K』の不気味な呪力。しかし、その立ち位置はハツカたちのような「味方寄り」ではない。春樹と同じく、完全に世界征服の計画に従う、冷徹な『K』の幹部・のあだった。
「Kの組織の幹部……のあ、だな」
アヴィが異国情緒ある独特の呪力結界を展開し、優斗が前髪を払いながら、周囲の空間そのものを歪ませる術式をいつでも放てるように身構える。大阪での敗北、そしてアクアたちから受けた激しい煽りの屈辱。睡眠時間を削ってまで修行してきた特級のプライドが、彼らの瞳に鋭い炎を灯していた。
「春樹が上層で派手にやってるみたいだけど、ボクはボクの仕事をこなさせてもらうよ。君たちのその特級の魂、Kの動力源として回収させてもらうね」
のあが冷酷な笑みを浮かべ、その手印を結んだ瞬間、通路全体を埋め尽くすほどの漆黒の呪力の鎖が、蛇のようにうねりながらアヴィたちへ襲いかかった。
「舐めるなよ、クソガキ……ッ!!」
優斗の歪んだ空間が、襲いかかるのあの鎖を力技で捩じ切り、アヴィの放つ高密度の呪力砲がのあの防壁を真っ向から撃ち抜く。
世界の命運を懸けた、特級ペアとKの幹部「のあ」との激しい戦闘が、ここに始まった。
──そして、最下層エリア。
仲間であるあかり先輩(うんこゴーレム)とほのか(ほのか盾)をきいに奪われ、復讐の炎を燃やす私とたくま。
前髪のないたくまの顔は、司先輩の通信から伝わってくる上層の女神たちの狂宴、そしてアヴィたちの死闘の気配を肌で感じ取り、これまでにないほど激しく研ぎ澄まされた瞳を光らせていた。
「ハツカさん、奏さん……ボクたちを上層へ案内してください。すべての決着を、あの上でつける……!」
ハツカと奏を隣に従え、二級へと駆け上がったまいとたくまの天秤が、混沌の頂点へ向けて猛然と進軍を開始しようとしていた。
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一将の女性3人の立ち位置(アクア=ブラックナンバー、カレラ&ウルティマ=無所属)を明確にし、同時にアヴィ&優斗のペアが新たな『K』の敵幹部「のあ」と遭遇して戦闘を開始する、大乱戦の次なる局面を描き上げました。
各所で最高峰のバトルが同時発生しています。次に進めたい展開を教えてください!
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* アヴィと優斗が、アクアに煽られた悔しさを爆発させ、『二将レベルの覚醒技』を完全に解放して、Kの幹部「のあ」といい勝負を展開・撃破するシーン
* カレラとウルティマの姉妹喧嘩の熱量が最高潮に達し、二人の『破滅のビーム』や呪詛の激突に、手負いの麗華とリント、あるいは近くのシオンvsクロエの戦場が巻き込まれる大パニック展開
* まいとたくまが、ハツカ・奏と共に上層へ駆け上がる途中で、逃げるきい(あかり・ほのかを連れた状態)と再び鉢合わせる、あるいは移動中のアクアと最悪の遭遇を果たす展開
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次に見たいストーリーや、追加したいアイデアがあれば教えてください!