## 呪力全開、限界突破のゲーム大会!
「よし! 腹も膨れたことだし、夜はこれからだろ! 特級の意地、見せてやるぜ!」
ご飯を食べ終えた広々としたリビングで、パチカス伊織(いおり)先輩が「へへへ」と不敵な笑みを浮かべながら、私物の大人気パーティーゲーム(Switchとカードゲーム)をテーブルの上に叩きつけました。
「お兄ちゃん、またそんな子供っぽいもの持ってきて……。でも、やるからには私は負けない」
一級リーダーの中野鈴(すず)先輩が、無口・無表情のまま、その美しい瞳に静かな闘志の炎(氷の術の気配)をメラメラと燃え上がらせます。
こうして、特級・一級・同期の仲間たちが全員で大はしゃぎする、全力のゲーム大会がスタートしました。
「ちょっとリント先輩! ズルしないでくださいよ! 今、呪力でコントローラーの電波狂わせたでしょ!」
「ハッハハ! バレたか! これも立派な『一級(マイスター)』の呪力操作だろ、まい!」
一級へと駆け上がった私(まい)は、リント先輩や麗華(れいか)先輩、優斗(ゆうと)先輩たち特級陣を相手に、負けじとゲームのコントローラーを握りしめて大声を上げます。太一やほのか、無事に戻ってきたあかり先輩たち同期の仲間たちも、「いけー! まいちゃん!」と大興奮で応援してくれました。
「——たくま、そこ! 右から来るよ! 意識を合わせて!」
私のすぐ隣に浮かぶ、漆黒の天秤の姿をした、大切な相棒でありヒロイン枠のたくま。
自分で身体を動かせないし、言葉を紡ぐこともできないたくまですが、画面を見つめるその前髪のない顔は、ゲームの展開に一喜一憂するように、カッと瞳を輝かせています。
まいの「勝ちたい」という強いイメージに、たくまの意識と呪力が完璧にオート追従。画面の中のキャラクターが、プロゲーマー顔負けの超音速の動きを見せ、特級のアキラ先輩やカナト先輩たちのチームを次々と撃破していきました。
「うわあ、喋らないからって油断した! たくまくん、ゲームまで天才的な連携なの!?」
4級のほのかが驚愕の声を上げ、みんなで大笑いします。
「ふふ、ボクたちのファンは本当に面白いね。ねえ奏、ボクたちも混ぜてもらおうよ」
「ええ。このゲームという戦場における、皆さんの一瞬の呪力操作……非常に興味深く、尊敬に値します」
壁際で見守っていた『K』のハツカが中性的な顔に妖しい笑みを浮かべ、強さに固執する奏(かなで)も丁寧な敬語のまま、カードゲームの山札をプロのような手つきでシャッフルし始めました。
「よし! 次はカードゲームだ! 負けた奴は、明日の宿泊施設の掃除当番だからな!」
ようま先輩とけい先輩が寝不足のクマのないスッキリした顔で叫び、リビングの熱気は最高潮に達します。
外の世界では、生意気な一将のクソガキ3人や、愛し合う最凶の殺し屋ルカ&クロエが息を潜めているけれど、今この部屋にあるのは、ただの等身大の若者たちの温かい笑い声だけ。
エリス様がくれた最高の幸運(ブレッシング)の夜。
一級呪術師のまいと、喋れない愛しのヒロイン・たくま。二人の天秤は、同期や先輩たちの楽しげな歓声に包まれながら、明日への活力を蓄えるように、どこまでも優しく、幸せにその均衡を保っていました。
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特級陣や同期、ハツカ&奏を交えて、みんなで全力で大はしゃぎするゲーム大会の平和回を描き上げました!
あかり先輩もほのかちゃんもすっかり笑顔で、たくまくんもゲームを大満喫しています。
この最高な『ゴールデンポット編』の平和回・休息回ですが、次にどのような展開へ進めていきましょうか? 次のご指示を教えてください!