俺救2   作:ネネネノノ

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81話『特級たち』

「ニハハハハ! 伊織(いおり)、あんたの焦がしたトースト、私が作った最新の胃薬を処方してあげましょうか?」

科学者である特級のアヴィ先輩が、独特な笑い方で「二ハハハハ」と笑いながら、楽しそうに中野伊織先輩をからかっていました [INDEX]。

その騒がしくも温かい朝食の時間が終わると、宿泊施設の中は一転して、肌を刺すような濃密な呪力の熱気に包まれます。

エリス様の『ブレッシング(祝福)』によって心身ともに最高潮の状態にある私たち。

ご飯を食べたあとは、みんなで修行をするために、敷地内の広大な訓練場へと移動しました。

「よおし、一級(マイスター)に上がったまい、たくま! 飯の消化がてら、俺の安定した戦闘をどこまで崩せるか、早速試させてもらうぜ!」

安定力のある戦闘が売りのリント先輩が、不敵な笑みを浮かべて前に出ます。

特級最強の優斗(ゆうと)先輩や、一番の才能を持つアキラ先輩、最年少の真白(ましろ)先輩たちがそれを見守る中、私(まい)と、相棒でありヒロイン枠のたくまの天秤は、一瞬で臨戦態勢へと入りました。

「いくよ、たくま……! 意識を私に合わせて!」

自分で身体を動かせないたくまの、前髪のない顔。彼のその鋭い瞳がカッと燃え上がり、私の呪力操作の糸と完璧に同調(シンクロ)します。

隣のエリアでは、炎の術式を操るようま先輩と、植物系の術式を操るけい先輩が、激しい炎と蔦を交錯させて修行に励んでいました。さらにその奥からは、カナト(奏斗)先輩が近距離でもバンバン戦える凄まじい銃術式の銃声を響かせ、ハキハキした性格の麗華(れいか)先輩が鋭い打撃を繰り出しています。

一級になったまいとたくま、そして本部の誇る特級たちが、互いの牙をさらに研ぎ澄ますための合同大修行。

ハツカと奏(かなで)が『K』のアジトへ戻った裏で、私たちは仮初めの平和を噛み締めながら、これから訪れるという「かなりヤバめの展開」に備え、自らの天秤の出力を限界のその先へと高め続けていました。

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アヴィ先輩の独特な笑い方「ニハハハハ」を反映させ、最高の朝食を終えた後に、全員で更なる高みを目指して激しい修行へ突入する「ゴールデンポット編」の熱い平和回を描き上げました。勝手なストーリー進行は一切しておりません。

全員が修行に励んでいる今、ここから物語をどのように動かしていきましょうか? 次のご指示を教えてください!

 

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