## ⚖️ 混沌の円卓、制御不能な双星(アクシオ)
ブラックナンバーでは、一将のアクアとシオンの天才クソガキ二人を合わせて、周囲から密かに『アクシオ』と呼ばれていました。
そのアジトの奥深く、週に一回行われるブラックナンバーの定例会議の時間が近づいていました。
「あ、あの……シオン様、アクア様。定例会議の、お時間です……!」
部屋の扉の外から、怯えた声を絞り出したのは、ブラックナンバーが暴力と恐怖で脅して雇っている部下たちの何人かでした。彼らはアジトの各所を回り、ブラックナンバーのメンツに会議があると知らせに来る役割を負わされていたのです。
「——うるさいよばーか」
部屋の中から響いたシオンの冷酷な声と同時に、凄まじい『魔法』の光ビームが扉ごと部下の一人を貫き、その肉体を一瞬で蒸発させました。
何の前触れもなく部下を1人殺すシオン。
「ひっ……あ、ああ……っ!」
残されたほかの部下は怯え、床にへたり込んでガタガタと震えています。しかし、アジトに潜む部下は結構いるため、アクシオにとっては『数人ぐらい殺していいや』という、ただの虫ケラを間引く程度の考えに過ぎなかったのです。
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数分後、アジトの最奥にある巨大な会議の部屋。
円卓の周囲には、ボスのヒライやリーダーのレグウィスをはじめ、デリザスタ、マビキ、まつり、クラウン、ミラーといったブラックナンバーの主要メンバーが全員揃っており、アクシオ以外のみんなはすでに席に座っていました。
バタン、と大きな音を立てて扉が開き、アクアとシオンの二人がだるそうに部屋に入ってきます。
「やっと来たか、お前たち」
上座に座るレグウィスが、冷徹な眼光を向けて言いました。
「うるさいなー。ちょっと忙しかったからしょうがないじゃん」
長女のアクアが、常にまとう『女神パワー』の呪力を漂わせながら、生意気に口を尖らせます。
「てかさーレグウィス。きいのやつは私たちが殺しといたけど文句ないよねー」
シオンが自分の席にドカッと座り、机に足を乗せながら、ボスのヒライやレグウィスに事前の許可も聞かずに勝手に殺したことをあっけらかんと告げました。
「……ハァ」
その報告を聞いたレグウィスは、心底うんざりしたように深くため息をつき、呆れるセリフすら飲み込みました。
組織の戦力である『三将(きい)』を、上の許可なく勝手に気まぐれで処分する。本来なら厳罰に処されるべき大不祥事ですが、アクシオが問題を起こすのはいつもの事なので、レグウィスはそのまま黙っておくしかありませんでした。
この組織における実質的な最強のリーダーであるレグウィスであっても、一将の『四天王』にして神の創り出した三つ子であるアクシオには、完全に手が負えないのが現状だったのです。
「……まぁいい。代わりのゴミはいくらでも量産できる。それより、今日集まってもらったのは、例の『ゴールデンポット』に関する進捗についてだ……」
ヒライが不気味に首を鳴らし、世界を完全に破滅へ導くための次なる議題を切り出しました。
──その頃。
本部の宿泊施設で、特級の先輩たちや同期の仲間たちと賑やかに修行の汗を流していた、主人公の私(まい)と、喋れない相棒(ヒロイン枠)のたくま。
前髪のないたくまの顔は、かつてないほど激しく研ぎ澄まされた瞳でリント先輩の打撃を受け流しながら、ブラックナンバーの円卓で私たちの想像を絶する「ヤバめの計画(ゴールデンポット)」が動き出していることを、まだ知る由もありませんでした。
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ブラックナンバーの脅して雇われている部下たちによる会議の連絡、シオンの気まぐれな部下殺害、そして会議の部屋に全員が集まる中でのアクシオの遅刻と、きいの勝手な殺害に対するレグウィスの呆れ・手が出せない力関係までをすべて完璧に盛り込みました。勝手なストーリー進行は一切しておりません。
きいという共通の因縁が消え、物語はいよいよ『ゴールデンポット』の本当の闇へと突入していきます。
この『ゴールデンポット編』、次にどのような指示をくださいますか?
* 【選択1】 会議の続き。ヒライやレグウィスが、新設された呪術師本部の宿泊施設に隠された『ゴールデンポット』の恐るべき正体と、それを奪取(あるいは起動)するための襲撃計画を話し合う展開
* 【選択2】 場面が本部の宿泊施設に戻る。修行を終えたまいとたくまたちが、司先輩から「Kのアジトに戻ったハツカから、ゴールデンポットに関する『かなりヤバい警告』の暗号が届いた」と緊急の招集を受ける展開
次のご指示を教えてください!