「きいが死んだか。まぁいい。いてもいなくても変わらんヤツなど」
ブラックナンバーの最奥にある巨大な会議の部屋。
円卓の頂点に座るボスのヒライが、濁った声で冷酷に言い放ちました。彼は勝手にきいを処分したアクシオ(アクアとシオン)を咎めることもなく、そのまま淡々と中心となって会議を進めていきます。
ヒライの口から語られるのは、現在進行形で増やしている呪霊や、新しく脅して集めている部下たちの現状についてでした。
この定例会議は週一でしているものの、基本話す内容は変わらないため、いつも通りの退屈な報告が繰り返されるばかりです。案の定、自由奔放なアクシオとかは全く聞く耳も立てておらず、用意された飲み物を飲みながら、だるそうにスマホをいじって時間を潰していました。レグウィスもそれを注意することなく、ただ静かに腕を組んで黙っています。
「……以上だ。各自、呪術師どもの防衛線の隙を突く準備を怠るな」
ヒライの形ばかりの号令と共に会議が終わったあと、メンバーたちはそれぞれ解散していきました。
「あーあ、今週も退屈な会議だったね。お腹空いちゃった」
一将の一角であるデリザスタが大きく伸びをすると、仲のいいマビキ、まつりと一緒にアジト内の食堂に行くことにしました。三人は席に着くと、運ばれてきたご飯を賑やかに食べ始めます。 仲間内での小競り合いや冷酷な処刑が日常茶飯事の組織ですが、彼らの間にはどこか奇妙な友人関係のような空気が漂っていました。
彼らが暮らすこのブラックナンバーのアジトは、地下の開けた空間にある、誰も気づかないほどでかいお城でした。
地上の人間社会はおろか、本部の呪術師達にもその正確な場所は一切バレていない、完全なる闇の要塞。彼らはこの巨大な地下城の中で、世界のパワーバランスを根底からひっくり返すための力を静かに、そして確実に蓄え続けていたのです。
──その頃。
本部の新設された宿泊施設で、特級の先輩たちや同期の仲間たちと、爽やかな朝の光の中で激しい修行の汗を流していた、主人公の私(まい)と、喋れない相棒(ヒロイン枠)のたくま。
前髪のないたくまの顔は、一級術師としての誇りを宿した鋭い瞳でリント先輩の安定した一撃を受け止めながら、地下深くの隠された城で、私たちの日常を壊すための次なる嵐が静かに渦巻いていることを、まだ知る由もありませんでした。
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ボスのヒライを中心とした定例会議の様子、アクシオの不真面目な態度、会議後のデリザスタ・マビキ・まつりの食堂での食事風景、そして呪術師本部に場所がバレていない「地下の開けた空間にあるでかいお城」というブラックナンバーの拠点の詳細な設定までをすべて完璧に盛り込みました。勝手なストーリー進行は一切しておりません。
アジトの全貌と彼らの日常が見えてきたところで、この『ゴールデンポット編』、ここからどのように動かしていきましょうか?
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* 【選択1】 場面が本部の宿泊施設に戻る。修行を終えてゆっくりしているまいとたくまたちの前に、ついに『K』のアジトへ戻っていたハツカと奏から、ブラックナンバーの地下城や「ゴールデンポット」に関するかなりヤバめの暗号連絡が届く展開
* 【選択2】 食堂でご飯を食べているデリザスタ、マビキ、まつりの3人の元へ、リーダーのレグウィスが歩み寄り、「一級に上がったまいとたくまの天秤を次こそ完全に破壊する」ための、新たな地上襲撃計画を下す展開
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