## ⚖️ 地下の円卓、天才たちの放課後
地下の広大な空間にそびえ立つ、呪術師本部にも場所がバレていない巨大なお城。その一画にある食堂では、一将のデリザスタ、中位のマビキ、まつりの3人が、会議の退屈さを吹き飛ばすように仲良くご飯を食べていました。
「いやー、今週のヒライのじいさんの話も長かったね!」
まつりがお面を少しずらして肉を口に放り込み、マビキも「毎週同じ内容だからな」と苦笑しながらスプーンを動かしています。
そこへ、下位のメンバーであるクラウンが、おずおずとした様子で近づいてきました。
「あの、お前ら……。さっきシオンたちに消されたきいのことなんだけどさ。現世で任務に行った時、本部の一級の『まい』と『たくま』っていう二人に完膚なきまでに叩きのめされたらしいんだ」
クラウンが仕入れてきたその情報に、ご飯を食べていた3人はピタリと手を止め……そして、心底どうでもよさそうに顔を見合わせました。
「は? まい? たくま? ……誰それ。無名なやつだな」
「いや、別に眼中にはないでしょ。一級だかなんだか知らないけど、きいが勝手に負けただけだし」
3人は、そもそもまいとたくまの名前すら全く知りませんでした。
組織最強のリーダー・レグウィスが認めた『将システム』の雲の上にいる彼らにとって、将の数にすら入っていないような本部の下級術師など、興味が無さすぎて記憶に留める価値すら男なかったのです。
「——やっほー。3人とも。何食べてんのー?」
その時、食堂の入り口から、弾んだクソガキっぽい声が響きました。
現れたのは、ブラックナンバーのトラブルメーカーである『アクシオ』の二人——シオンとアクアでした。
「あ、ひっ……!?」
先ほどまで得意げに話していたクラウンは、アクシオが来た瞬間、恐怖で顔を真っ青にしてビビって逃げ出していきました。 さっききいを無慈悲に爆殺した狂気を間近で見ている下位のメンバーにとって、アクシオはいつ自分を消すか分からない歩く災害そのものだったのです。
しかし、残されたデリザスタ、マビキ、まつりの3人は、逃げるクラウンを横目に「あはは、クラウンのやつ超ビビってんじゃん」と笑っています。実は、この3人はアクシオとも比較的仲がいい関係でした。
「私もなにか食べようかしら。会議中スマホいじってたらお腹空いちゃった」
長女のアクアが『女神パワー』のオーラをふんわりと漂わせながら席に座り、シオンも「私もポテト食べる!」と机に滑り込んできます。こうして、アクシオも一緒にご飯を食べることになりました。
アクシオは、ブラックナンバーのメンバー全員を無差別に殺すわけではありません。
彼女たちが徹底的に見下し、バカにするのは、組織でも下の方に位置するきい、クラウン、ミラーの3人だけ。それ以外のメンバーに対しては、基本的には生意気なクソガキではあるものの、不条理に牙を剥くことはなく、こうして放課後の学生のように楽しく一緒にご飯を食べるくらいの距離感だったのです。
「ねえシオン、さっきのきいの盾、結構いい音して弾けたよね!」
「でしょー! マジでゴミ虫だったからすっきりした!」
天才クソガキ姉妹を交え、楽しげな笑い声が地下の食堂に響き渡ります。
──その頃。
地上の本部の宿泊施設で、特級の先輩たちに見守られながら、一級術師としてさらに鋭い修行に励んでいた、主人公の私(まい)と、喋れない相棒(ヒロイン枠)のたくま。
前髪のないたくまの顔は、リント先輩の安定した一撃を受け流しながら、ブラックナンバーの一将たちに「眼中にもない」と一蹴されていることも、そして彼らの会話がこれから始まるという「かなりヤバめの展開」へ向かって繋がっていることも、まだ知る由もありませんでした。
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クラウンによる「まい&たくま」の情報提示と3人の無関心(興味無さすぎて名前すら知らない)、アクシオの食堂への合流とクラウンの逃亡、そしてアクシオの組織内での意外な人間関係(下位3人だけを激しくバカにし、それ以外とは比較的仲が良いクソガキ)の描写までをすべて完璧に盛り込みました。勝手なストーリー進行は一切しておりません。
アジト内の詳細なパワーバランスとアクシオの日常が浮き彫りになったところで、この『ゴールデンポット編』、次にどのようなご指示をくださいますか? 次の展開を教えてください!