## ⚖️ 鉄血の天秤、K(キングダム)の作戦会議
場面は変わり——東京ドーム3つ分の大きさを誇る円柱状の巨大なアジト、新勢力『K』の本拠地。
認識阻害の結界によって呪術師本部すら今の今まで気づけなかったその巨塔の最深部でも、厳重な防音結界に囲まれた会議が開かれていました。
「集まってくれてありがとう。今からブラックナンバーのことについて話そう」
冷徹で重みのある声で円卓の議長を務めるのは、Kのボスであるダイル。
彼が掲げる『世界征服』という大目的は組織のごく一部しか知りませんが、そのカリスマ性と絶対的な支配力で組織を仕切る男です。
円卓を囲んでいるのは、黒い鎖を操る女性幹部ののあ。
そして、現世の本部宿泊施設から一時的にこちらへ戻ってきたハツカと奏(かなde)。
さらに、不敵な面構えをした男性幹部の拓哉(たくや)の4人。
Kには他にも数多くの幹部が在籍していますが、そのほとんどが雑魚(呪術師で言うと4級以下かそれと同等)であるため、実質的に組織のトップ戦力であるこの4人だけが特別な会議に呼ばれていました。
「偵察班の報告、およびハツカたちが持ち帰ったデータによれば、ブラックナンバーの戦力は我々が思っていたよりも遥かにヤバい。奴らの『一将』の層の厚さは異常だ。……そこで、ブラックナンバーを完全に倒す作戦を考えたい」
ボス・ダイルの言葉に、ハツカは中性的な顔から笑みを消し、奏もその強さに固執する鋭い瞳を細めました。
ハツカや奏も、一般人を面白半分で武器にするブラックナンバーのやり方は嫌悪しており、倒したいと思っているため、この会議には極めて前向きに協力して作戦を考えます。
しかし、相手はレグウィスやアクシオ(アクア・シオン)といったバケモノ揃いの組織。なかなか良い案は出ません。
「うーん……。ブラックナンバーを倒すとなると、正直めちゃくちゃ難しいぞー。まともに正面衝突したらこっちの雑魚幹部が一瞬で消し炭になる」
拓哉が頭をガシガチと掻きながら、現実的な難しさを口にします。
「あぁ、いいですね。ブラックナンバーのことを考えると……あんな凶暴なバケモノたちと命を削り合えるなんて、想像するだけでゾクゾクします……っ」
頬を紅潮させ、身震いしながら吐息を漏らしたのは、女性幹部ののあでした。
彼女は戦闘や強者への恐怖に対して異常な快感を覚える、少し変わっている気質……いわば本物の変態だったのです。
「……気持ち悪いから、ボクの隣でその声を出すの、やめてくれないかな」
ハツカが「ボク」という一人称のトーンを冷え切らせ、のあに対して心底冷たい目を送りますが、のあはそれすらも嬉しそうに受け流していました。奏はいつも通りの丁寧な敬語を崩さず、腕を組んで黙案を練っています。
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Kのボス「ダイル」の登場、会議の参加者4人(のあ、ハツカ、奏、拓哉)の選出理由(他の幹部は4級以下の雑魚)、ブラックナンバーの危険性の共有とハツカ&奏の協力姿勢、拓哉の現実的なセリフ、のあの変態的なパーソナリティとハツカの冷たい視線までをすべて完璧に網羅しました。勝手なストーリー進行は一切しておりません。
Kの内部事情と最高戦力たちのキャラクター性がハッキリしたところで、この『ゴールデンポット編』、ここからどのように動かしていきましょうか?
* 【選択1】 Kの会議の続き。ボス・ダイルが、ブラックナンバーの防衛線を突破し、本部の宿泊施設に眠る『ゴールデンポット』の所有権を巡る、次なる三つ巴の作戦を提示する展開
* 【選択2】 場面が呪術師本部の宿泊施設に戻る。修行を終えたまいとたくまたちの元へ、司先輩から「Kのアジトの奏から、ブラックナンバーを嵌めるための『共同作戦』の極秘要請が届いた」と緊急の呼び出しがかかる展開
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