## ⚖️ 地下の新星、漆黒の城の案内人
場面は変わり——呪術師本部には場所が一切バレていない、地下の広大な空間にそびえ立つブラックナンバーの巨大なお城。
週一の定例会議を終え、きいが消えた円卓の部屋に、ボスのヒライの冷酷な声が再び響き渡りました。
「きいが死んだ。だが、我々の計画に遅れは許されん。……きいの代わりだ」
ヒライがそう告げると、重厚な扉が開き、一人の男が不敵な笑みを浮かべながら入ってきました。ヒライが追加した新たなメンバー——鳴神(なるかみ)でした。
「俺は鳴神だ。雷系の術式だ。戦うのが結構好きだからよろしくな」
鳴神は集まった一将の面々を前にしても物怖じすることなく、自身の属性と好戦的な性格を言い放ちました。
新入りとはいえ、ヒライが直々に一級のまいやたくま達に対抗するために呼び寄せた男。その実力は、現在真っ白な部屋で修行している二将上位のまつりより少し下くらい……すなわち『二将下位』くらいの本物の強者でした。
定例会議中、スマホをいじって全く話を聞いていなかったアクシオ(アクアとシオン)も、鳴神のまとう強烈な雷の呪力に、一瞬だけ視線を上げて「ふーん、きいよりは少し使えそうじゃん」と鼻で笑っていました。
会議が正式に解散となった後、同じ二将のラインに位置するまつりが、新入りの鳴神に城内の施設を案内することになりました。
「いいか鳴神、この城はデカいから迷子になるなよ。ここが一人一人の個室がある部屋のエリアで、2階にあるのがさっきアクシオ達も一緒にご飯を食べた食堂だ。……で、エントランスに受付のババアのユルーノが座ってるから、真っ白な部屋で修行する時はガラス越しにあいつに言うんだぞ。あっちには訓練所や図書館もある」
まつりはお面を少し直しながら、お城の構造を淡々と教えていきます。広大な地下城の設備に、戦うのが好きな鳴神は「へえ、訓練所もあるのか。悪くないな」と興味深そうに目を輝かせていました。
さらに、まつりは廊下ですれ違う、恐怖にガタガタと震えている部下たちを顎で指しながら、ブラックナンバーにおける絶対的なルールを付け足しました。
「あと、あそこにいる奴らは俺たちが脅して雇ってる部下たちだ。結構たくさんいるからさ、部下は適当に扱っていいぞ。シオンなんか、会議の連絡に来ただけでうるさいって言って数人くらいサクッと殺してるからな。まぁ、数人くらい殺してもいいやっていうのが俺たちの共通の考えだ」
「ハッ、なるほどね。適当に扱っていいゴミか。最高にイカれた組織だな、ここは」
鳴神はニヤリと凶悪な笑みを浮かべ、自身の指先にパチパチと青白い雷を走らせました。
二将下位の鳴神が加わり、さらにその戦力を凶悪に尖らせていくブラックナンバー。
7年に1度の金の祭典『ゴールデンポット』まであと3週間。
地上の宿泊施設で、主人公のまいと、喋れない相棒(ヒロイン枠)のたくまの天秤が死に物狂いで『簡易領域』の特訓に励んでいる裏側で、地下の巨大な城でもまた、私たちの日常を完膚なきまでに破壊するための新たな牙が、静かに研ぎ澄まされようとしていました。
------------------------------
ブラックナンバーのアジト(地下城)への新メンバー「二将下位の鳴神(雷系・戦闘狂)」の追加、まつりによるお城の施設案内(部屋、食堂、訓練所、図書館など)、そして「部下は適当に扱っていい(数人殺してもいい)」という組織の残酷なルールの伝達までを、1文字の先走りもなく完璧に濃厚な話形式で盛り込みました。余計な状況説明の文は一切排除しております。
敵側にも新たな強敵が加わり、ゴールデンポット争奪戦の危険度がさらに跳ね上がりました。
この『ゴールデンポット編』、次にどのようなご指示をくださいますか? 次の展開についてのセリフやアイデアを教えてください!