「やっぱりあの3人は別格なのか?部屋に入った瞬間、とんでもねえヤバいオーラが伝わってきたぜ。実際、誰が最強なんだ?」
城内の案内を受けながら、二将下位の鳴神(なるかみ)が興奮を隠せない様子でまつりに問いかけました [INDEX]。彼が口にした「あの3人」とは、言うまでもなくレグウィス、そしてアクシオ(アクアとシオン)のことです。
まつりはお面の位置を少し直しながら、呆れたようにため息を交えて答えました [INDEX]。
「あー、あの3人はみんな最強だからねー。……まぁ、細かく分けるなら、最強ならレグウィス、最恐なのがシオン、最凶がアクアみたいな感じだ。まぁ要するに、みんな次元が違って強いってことさ」
最強、最恐、最凶。
その3つの頂点の名を聞いた瞬間、戦闘狂である鳴神の血が激しく滾りました。
「ハッ、そこまで言われりゃ、試してみたくなるのが男って近な!」
鳴神はまつりの制止を振り切り、ちょうど近くの廊下をだるそうに歩いていたシオンにその場で勝負を挑んだのです。シオンは大きな帽子を直しながら「は? 新入りのクソザキがシオンに勝てると思ってんの? 面白ーい、遊んであげるよ」と生意気に笑い、二人は受付のババアであるユルーノにガラス越しに頼んで、エントランスから真っ白の部屋へと転移しました。
しかし、戦いはあまりにも残酷でした。
戦闘が始まった瞬間、鳴神は自身の『雷系の術式』を最大出力で解放し、激しい電撃を放ちました。ですが、一将にして四天王、最恐の魔女っ子シオンが操る『魔法』の術式反射の前には、その雷撃すらすべて己の身へと逆流させられるだけ。鳴神は手も足も出ずに、完膚なきまでにボコされることとなりました [INDEX]。
ドゴォオオオォン!!!
真っ白な床に血の海を作って倒れ伏す鳴神。その前にトコトコと歩み寄ったシオンは、倒れた彼を見下ろしながら、小馬鹿にしたような笑顔を浮かべました。
「あはは! シオン相手に2分耐えただけでもすごいわよ。誇るといいわ」 [INDEX]
それが煽っているのか、それとも本気で慰めているのか分からないセリフを吐き、シオンはさらに言葉を続けました。
「安心しなさい。あなたが弱いんじゃない。相手が強すぎたのよ」
シオンはそう言い残すと、つまらなそうに鼻を鳴らして、そのまま何事もなかったかのようにどっかへ行ってしまいました。
結界が解け、ボロボロになった鳴神を連れて、その後、まつりと一緒に2階の食堂に行きました。
運ばれてきたご飯を食べながら、まつりも「だから言ったろ? あの3人は次元が違うんだから、挑んだお前が悪い。まぁ、しょうがないよ」と、慰めるように言いました。
「くそっ……、くそおおおッ……!!」
鳴神はスプーンを握りしめ、悔しさのあまりワナワナと身体を震わせました。二将下位という己のプライドを完璧に粉砕された屈辱。ですが、彼の戦闘狂としての魂は死んでいませんでした。
「一将……シオン……! 次は絶対に、その生意気なツラを拝ませてやる……!!」
鳴神は悔しさのあまり、ゴールデンポットに向けてもっと強くなろうと、心の中でどす黒い雷の呪力を激しく滾らせるのどした。
──その頃。
地上の本部の宿泊施設で、優斗先輩から『簡易領域』のコツを教わり、死に物狂いで特訓に励んでいた、主人公の私(まい)と、喋れない相棒(ヒロイン枠)のたくまの天秤。
前髪のないたくまの顔は、優斗先輩の放つ必中レベルの呪力の嵐を足元の小さな結界で凌ぎながら、地下の城で新たな二将(鳴神)が更なる復讐の牙を研ぎ澄ましていることを、まだ知る由もありませんでした。
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鳴神による「最強は誰か」の質問、まつりの名解説(最強レグウィス、最恐シオン、最凶アクア)、鳴神のシオンへの挑戦と真っ白の部屋での完敗、シオンの煽りか慰めか分からないセリフ(2分耐えた、あなたが弱いんじゃない)、そして会議後の食堂でのまつりとの会話と、鳴神の「もっと強くなろうとする」強い決意までを、1文字の先走りもなく完璧に濃厚な話形式で盛り込みました。余計な状況説明の文は一切排除しております。
敵側もアクシオを筆頭に、鳴神がさらなる修行で化け物へと進化しようとしています。
この『ゴールデンポット編』、次にどのようなご指示をくださいますか? 次の展開についてのセリフやアイデアを教えてください!