「んで、コイツがあてぃしが呼び出したサーヴァントって奴」そこには何とも清楚なお姫様の様な存在がいた。
「こんにちわ皆様、サーヴァント バーサーカー、名を清姫と申します」
清姫と名乗ったサーヴァントはそう言うと一礼する。
「清姫、【安珍清姫伝説】と言う話に出てくるお姫様ね、バーサーカーは狂乱や発狂のエピソードを持つ存在が良くなるわね」
「でも、どうしてバーサーカーなんですか?そんな感じはありませんけど」
マーゴの言葉にシェリーがそう尋ねる。
「清姫は恋した安珍と言う僧侶に拒絶され嘘をつかれてしまうの、そんな安珍に怒った清姫は竜の姿になり寺まで安珍を追い掛け寺に火を付け鐘に隠れた安珍を焼き殺した、そんな逸話があるの」
「成る程、【恋に狂ったお姫様】そんな所ね」
「ええ、まさにバーサーカーでしょう?」
「んな事どうでも良いからさ〜、清姫って言ったっけ?アンタあてぃしらをこっから脱出させられるの?最悪あてぃし一人だけでも良いからさ〜」
「精一杯頑張らせていただきます」
清姫はそう言うと周囲を見回し外に出る。少女達も後を追い塀の前につくと清姫はココを見る。
「マスター1人なら、今すぐ私の力で外に出す事が可能だと思います」
その言葉に少女達は少なくない驚きを見せる。
「マジで!?じゃ、じゃあ直ぐにあてぃしの推しに会えるって事!?」
「推し?と言うのは分かりませんが、この世界にいるなら私が今すぐにその方の元へお連れ出来ます」
「ど、どうやって出るんだよ!!早くその方法教えろよ!!」
清姫の言葉にココは清姫に掴み掛かりその方法を教える様に揺らす。
「はい、私が蛇龍の姿となりその背にマスターを乗せ海を渡るのでございます」
「じゃあ早く連れてって!!あてぃしはもうこんな所に1秒だって居たくないの!!」
「畏まりました」
清姫はそう言うとメキメキとその姿を変えていきやがて1匹の竜の姿となった。
「やっほー!!これで推しに会いに行ける!!」
ココはその背中に飛び乗る。
「ま、待ってよココちゃん!!皆を置いていくの!?」
「そうですわ!!貴女自分1人だけ逃げて平気なんですの!?」
「そうですよ〜、私達も連れて行って下さ〜い!!」
脱出する気満々だったココに他の少女達が待ったをかける。
「ハァ!?知らねぇし、あてぃしが呼んだサーヴァントをあてぃしがどう使おうが勝手だろ?自分の事は自分でどうにかしろし」
「でも元々皆で脱出する為に呼んだんでしょ!?」
「……………………面倒くさ、じゃあ外に出たらあてぃしが助けを呼んでやるよ、それで良いっしょ」
その言葉に少女達は渋々なぎらも納得しようとした時清姫が反応する。
「マスター、嘘を付きましたね」
「はぁ?嘘じゃねぇし、良いからさっさと行こうよ〜」
「2度も嘘を付きましたね!!私はこの世で何より嘘が嫌いなのです…なのに……………貴女まで私を騙そうと言うのか!!!!」
「うぎゃあああああああああああああああああ!?」
その後、何とか周りの少女達が清姫を宥め事無きを得たがココは清姫に嫌われ脱出に一切手を貸さなくなりココは落ち込む事になった。