「と言うわけで皆にも紹介するわね、アサシンのサーヴァント ジャックよ」
「おかあさん、この人達解体して良い?」
「フフ、駄目よ、そんな事したら貴女を処刑しないといけなくなってしまうもの」
2人の言葉に少女達は思わず一歩距離を取る(シェリーは除く)。
「ま、マーゴちゃん、その子がサーヴァント?」
「どう見ても私達より年下の女の子にしか見えませんわ」
「可愛い子ですね!!それでどんな英雄何ですか?」
「この子は英霊ではあっても英雄ではないわ」
マーゴの言葉に少女達は思わず首を傾げる。
「どういう事?」
「この子のクラスはアサシン、暗殺や諜報を得意とするクラスね」
「忍者とかもそうですね!!」
「ええ、そしてこの子の名前はジャック・ザ・リッパー」
マーゴの言葉に少女達は更に2歩距離を取る(シェリーは除く)。
「ジャ、ジャック・ザ・リッパーって…………」
「ゆ、有名な連続殺人鬼の名前じゃあ……」
「何でそんな人が出てくるんですの〜!?サーヴァントとして呼ばれるのは偉業を成した英雄だけじゃなかったんですの〜!?」
「もしかして、偉業ってどんな物かは関係無いんじゃ……………」
「エマちゃんどういう事?」
エマの言葉にミリアが首を傾げ皆がエマに注目する。
「えっと、説明が難しいんだけど、【人をいっぱい殺して捕まらなかった】って捉え方によっては十分偉業なんじゃ無いかって…………」
「確かに!!戦争で敵をいっぱい倒した人もその国にとっては十分英雄ですね!!」
「要するに物は言い様って事か」
「それで、その子は私達を脱出させる力を持っているのかい?」
レイアの言葉にマーゴは首を振る。
「残念ながらこの娘にそんな力は無いわ」
「チっ、何だよ、所詮殺人鬼じゃん、期待して損した〜」
ココがそう言うとジャックはムッとした顔をしマーゴの袖を引っ張る。
「お母さん、この人嫌、解体して良い?」
「そうねぇ、ココちゃんの出方次第かしらね?」
「ハァ!?ざっけんな!!そんな事させたらぜってぇ恨んでやるからな!!」
「だそうよ、怖いから止めておいてね」
「は~い」
それから数日
少女達は一向に脱出の手掛かりを掴めないまま時が過ぎていく。
しかし数日も経てば少女達の間にもジャックに対する嫌悪感も薄れ次第に普通に接する要になる。
「ジャックさん、貴女用にお洋服を編みましたの、ちょっと着てみて下さい」
「あ!!ジャックさん!!貴女が起こした事件の事詳しく教えて下さい!!」
ハンナはジャックに洋服を作りシェリーはジャックに事件の概要を聞いたり。
「あ、ジャックちゃん、アンアンちゃんも誘っておじさんと一緒に映画でも観ないかい?」
「やぁジャック君!!君にも是非私の提案した舞台に立ってもらいたいと思っているのだが!!」
そんなこんなでジャックは少女達に可愛がられ結果として牢屋敷には平和な時間が流れた。