ロゼッタの弟は虚狩り 作:ンナンナ
約100年前。
「よお、教授。キナ臭いことしてくれるじゃないか……糞が、もぬけの殻かよ。愉快な歓迎してくれたくせによ」
初代虚狩りの番外
宇宙からやって来た来訪者という存在でありながら、生身の時点で他の虚狩りに匹敵する戦闘力。チョウゾ一族に託されたパワードスーツを纏えば気分しだいで∞に戦闘力が上昇し、理論上は単独で銀河系を滅ぼせる圧倒的な戦闘力を発揮できるマリクの活躍もあり、原作ゼンゼロより簡単に人類の生存権を奪取出来ていた。だが、来訪者…チョウゾがもたらすテクノロジーは一部の物からすれば喉から手が出る程に欲しい技術だった。元は地球人類と同じ貧弱ボディーだった少年が、チョウゾの遺伝子を移植されるだけで圧倒的フィジカルを得て、任意で構築されるパワードスーツ…しかも気分しだいで∞に性能が上がるという代物だ。ほっするのは当然であった。
『えっ?血を少しと頬っぺたの内側の細胞が欲しい?おう、良いぜ!つってもよ、俺は元々は地球人類と変わらない存在だからな、ガッカリするなよ』
襲ってくる半分エーテリアス化した兵士を左の拳で、押し潰し…鮮血が跳ぶ。教授を筆頭とした科学者軍団に、自分の細胞を提供したことを後悔しながら襲ってくる無人機、エーテリアス化した兵士を破壊していく。
追い込まれた人類は何をするのか分からない。そこにチョウゾ細胞や未知のテクノロジーが沸いて出てきたらその要求は加速するだろう。
『えっ?お前達も実験すんの?俺は細胞の提供だけど』
マリクから採取したチョウゾ細胞を用いた兵士の細胞強化手術実験、しかしマリクのチョウゾ細胞は既にマリク本人に合わせて変化しており、他の人間では適合出来ない。そりゃそうだ。他の人間のDNAを注射で射ってもそんな変化は起きないのだから。
だが、政府は教授という頭が文字通り変質した虚狩りと共に、とある方法を用いて移植に成功。しかし、副作用でエーテリアス化したり散々であった。
更に一部の虚狩りに行っていた実験も更に加熱してしまい、虚狩りの1人であるベリオラ・ヴァイク大佐は大変なことになってしまった…まあ、此方はマリクが用意したキノコ王国原産の緑キノコのお陰で元通りとなったが。
わらわらと出てくるわ出てくるわ、エーテリアス化した実験体の成れの果て達が。中にはチョウゾ一族のパワードスーツを模した物を纏っている物もあるが、完全には再現できる訳がない。
「仕方ない…使うか」
その瞬間…瞬時に右腕がブラスターと一体化した真紅色のパワードスーツに身を包むマリク。地面を蹴る、ただそれだけの動作で空気が破裂して爆発的な衝撃波が発生して、マリクの姿が消える。気がつけば、わらわらと出てきたエネミーは何れもが跡形もなく破壊されており、瓦礫の山に立ち、雨のように降る血潮を浴びるパワードスーツ姿のマリクだけが立っていた。
この一件などを受けて、来訪者マリク、レミエール・ダン中佐、ベリオラ・ヴァイク大佐、初代プロキシ ジョイアスの4人は完全に当時の政府と袂を別ち、頃合いを見て姿を消した。4人のことを責めることが出来ないサンブリンガーの手で行方不明扱いとなり、捜索されることはなかった。
そして現在。マリクとレミエール、ヴァイク大佐、ジョイアスはサンブリンガーが裏で手回ししたことで捜索されることはなく、自由の身となり各々の道を歩んでる。
マリクとレミエールは子供達と共にレンタルビデオ屋兼配管工のお店『RandomPlay』を営んでおり、ベリオラ・ヴァイク大佐は恵まれない子供達の面倒を見たり、ジョイアスは偽名でプロキシなどで活躍しながら酒を呑んではキラキラを吐いている。
チリリリン…
「はい、お電話ありがとうございます。RandomPlayです……ベリオラおばさん!?プライベートならお袋や親父の携帯でも…えっ?邪兎屋が水漏れした?あー配管工の件ですね。分かりました、親父に代わります」
RandomPlayの店長はアキラという事になっているが、配管工の責任者はマリクとなっている。どうしてマリクは配管工を表の仕事に選んだのかと言うと、マリクの父であるキノコ王国の王配もかつては配管工を営んでいてその影響もある。
「アキラ、呼んだか?」
「ベリオラおばさんから。邪兎屋の拠点が水漏れだってさ」
「んもー、ニコちゃんやっちゃったな。ほれ」
アキラから電話を受け取り、電話に出る。
「ベリオラ、代わったぞ。OK、OK!台所の水漏れだな?直ぐに行くわ。待っててくれ」
30分後。
「てか、邪兎屋って今お金あるのかな?」
「知らない。ニコちゃんって浪費が激しいからな」
父と叔父を彷彿させるオーバーオールの作業着に着替えたマリクは工具箱を持ち、手伝いで着いてきたリン、そしてもう1人の娘である末っ子と共に邪兎屋の拠点に向かっていた。
「でもこの前、ジョイアスから仕事紹介してもらって収入あったよ」
と言う白髪の末っ子はアンジュ。別名はシルバー小隊4号。現政府のやべー処がクローン兵士の実験で産み出したクローン兵士総勢12人が居たのだが…道具のように使い潰されていた処、噂を聞き付けた初代虚狩り連中に調べられて人知れず全員救出。その悪い科学者連中はマリク、レミエール、ベリオラ、酒を抜いてきたジョイアスのドリームチームで跡形もなく消し飛ばされてクローン兵士総勢12人は各々引き取られた。
今から行く邪兎屋の拠点にも、クローン兵士の第0号であるアンビーが暮らしている。アンビーはベリオラに引き取られたが、ベリオラの孤児員育ちのニコと共に邪兎屋をやっているのだ。
「よし、じゃあ払えるな。仕事の打ち上げがあっても、その飲み代はジョイアスが払ってるだろ」
やがて、邪兎屋の拠点に到着。そして、インターホンを鳴らして、待つこと数秒。中から足音が聞こえて、玄関の扉が開いてアンジュとほぼ同じ髪色&骨格の少女 アンビーが出てきて、その後ろでは元に戻すためとは言え食わされた緑キノコの作用なのか100年前から老化していないポニーテールの若い女性ベリオラ・ヴァイクが出てきた。
「アンジュにリン、おじちゃんおはよう」
「来てくれましたか。早速ですけど、こっちです」
ベリオラとアンビーの案内でキッチンに向かうと、そこでは…
「びゃー!!蛇口の上と下からも水が!!」
「親分!もう雑巾じゃ無理だぜ!!」
「どっどうするの!?」
年齢不詳 多分、アンビー達より年上の巨乳若手社長のニコ・デマラ。
年齢不詳 間違いなくリンちゃん達現代っ子<な年齢のロボットの男性従業員、ビリー。
最年少だと思われる新人従業員の猫のシリオンの女の子 猫宮又柰。
上記の3名が素人ながら、雑巾などを駆使してキッチンの暴走した水回りと格闘しており、吸水量をオーバーした雑巾から溢れた水道水でビショビショとなっていた。勿論、床も水浸しでびちょびちょである。
「旦那!!来てくれたか!!マジで助かるぜ!」
「マリクの旦那!!来てくれるって信じてたわよ!」
「旦那~マジで助かるニャ!!」
「わかったわかった。ちょっと下がってろ」
そして無事にマリクの手で水のトラブルは解決したのだった。しかし、物事には対価が付き物である。修理や清掃サービスを行えば当然ながら料金が発生するのは常識だ。
「それじゃあ、RandomPlayの会員様はRandomPlayのポイント支払いも出来るけど、邪兎屋の皆さんは−ポイントなので使えないとして…」
「現金での取引だから、今回はこれね」
アンジュが端末を操作してポイント払いが可能か確認。そしてリンが端末でお支払金額を計算する。
RandomPlayのビデオ会員は配管工関係の料金支払いも、ポイント払いが出来る。しかし、邪兎屋の皆さんは残念なことに−ポイント(ニコの親分とビリー)であり2人に関してはポイント払いは出来ず、残念ながら現金支払いであった。
新エリー都のお金はディニーである。1ディニー=だいたい0·5円ぐらいなので、今回のお支払は…
「4400ディニーになります」
リンがニコに料金を見せる。日本での水のトラブルの見積りが約2200円なので、今回のお支払は4400ディニーとなるのだった。
「「「ツケでお願いします!!」」」
しかし、流石は邪兎屋。お金のやり取りが大変であり、今回もツケ払いであった。
「あれ?ジョイアスからの紹介で潤ったんじゃね?」
「使っちゃいました……助けてマザーベリオラ!!」
ニコの親分、最後の手段!!孤児時代からの恩人の脛を齧る!!
「仕方ないわね」
良かったねニコの親分!!ベリオラが肩代わりしてくれるって!!
パエトーン陣営
マリク(生身)配布Sエージェント マリク(パワードスーツ) 限定Sエージェントというか銀河系滅ぼせる
レミエール 限定Sエージェントというか虚狩り
アンジュ(ここでのアンビーが素で0号アンビーなので、配布アンビーの役割) 配布Aエージェント
リン 配布Aエージェント マリクの教育賜物なのか、ピーチ姫ぐらい動ける。
アキラ プロキシ&女タラシ
番外編(マリオ)どうする?
-
劇場版マリオ!拐われたアキラ!
-
ロゼッタ伯母さま来訪!どうするアキラ!
-
水着イベ!?いいえサンシャインです
-
キノピオVSイアス!ンナンナ!!