ロゼッタの弟は虚狩り 作:ンナンナ
お酒、飲まなきゃやってられない。ホロウ災害が発生する遥か大昔から人々にとってお酒は薬にもそしても毒にもなるのだ。ホロウ災害が発生前の人口が70億人居た頃はもちろんのこと、なんと人間がピラミッドの建造をしていた頃からお酒は人々の生活に寄り添ってきた。
そしてお酒はディストピアなこの世界じゃ呑んで…呑んで呑んで呑みまくって辛い現実から逃げたくて呑んでしまいたくなる。そりゃそうだ。マリクが宇宙から来訪した時点で数多のホロウの発生で、多くの人々や国々が消え去った。今でもホロウの発生は続いており…原作と違って少なくとも影で初代虚狩りが大暴れしていることもあって被害者や失われた生活圏は少ないが、それでも身内や知人が行方不明となっていない人は居ないと考えて良いだろう。
「お酒…飲まなきゃやってられない!それにしても労働の後のビールが旨い!!キンキンに冷えてやがる!!」
枝豆の塩ゆでをツマミにビールをグイグイと一気に飲み干す初代虚狩りのプロキシ。彼が万年二日酔いとなったように、絶望的な気持ちをまぎわらすためにお酒の力を頼る飲兵衛だって現れるのだ。そして、お酒は1人で呑むより皆で呑んだ方が楽しいに決まっている。
「「最初はグー!!」」
「「BAE BAEBAE BAE!!」」
「よよいのよい!!」
「「VAMOS!!」」
そして姉ロゼッタを探して宇宙の果てからやってきたマリクが虚狩りになると、酒カスが急激に増えた。最初は元から酒カスだったジョイアス、悪ふざけの気があったマリクだけだったのだが…外部協力者であり初代虚狩りだった知的構造体の傭兵団長+その部下の傭兵達も一気に巻き込んで連チャンどんちゃん騒ぎ!!
酒カスだけではなく、酒カスどもと騒ぎたいレミエールやレミエールに着いてきたベリオラも一緒にどんちゃん騒ぎ!!気が付けばジョイアスとマリクは全裸!!団長もパン1!!いやいや強引に巻き込まれた教授は全裸で貼り付けにされ、会場に入ってきたコミュ障害のサンブリンガーパイセンは入口でフリーズした。
そして時は進んでも酒と人々は切っては離せない。
「ふんふふーん!親父!!今日はご飯要らないから!」
「あっ、そうなの?誰とデートするんだ?ビビアン?エレン?それともニコ?はたまたアンビー?夜道刺されるなよ?お前のモテっぷりは数多の野郎どもから嫉妬を借りやすいからな」
「そうだよお兄ちゃん!お兄ちゃんは節操がないんだから。たとえ、ジョイアスおじちゃんと酒を呑んでもお母ちゃん一筋で全裸になるだけのお父ちゃんの方が健在だよ」
とある日の夕方。るんるん気分のアキラはお店を3体のボンプ達に任せて、晩御飯を誰かと食べるようだ。新エリー都は徐々に生活圏は広がっているが、新たなホロウが出現するのも事実。失われた命は原則元に戻らないので、新たな飲食店も限られるし…どこで晩御飯を楽しむのだろうか?
「どこで呑むんだ?バーニスのお店か?」
「誰が飲兵衛の巣窟で呑むんだよ!!アソコを好んで呑むの、一部のヤベーやつらと初代虚狩り連中だけだろ!!」
バーニスのお店はディストピアな世の中でもお手軽なお値段で、美味しい料理とお酒を楽しめる人気のお店だ。RandomPlayと距離があり、モヤシ体力のアキラが歩いて向かうのは流石に厳しい。それに、バーニスのお店は全裸の飲兵衛…つまり愛されるバカども+初代虚狩りそして最近では高性能ジジイことレイヴンビークも居れ浸っていると噂されており、問題をやらかすとこの銀河の文字通り最高戦力の多重コンビネーション攻撃を受けて塵になる。
「おいおい、俺をバカにするのはOKだが、レミーまでバカにすることはないだろ」
「そうだよお兄ちゃん!バーニスのお店はお母ちゃんも好きな所なんだから!!」
ぷんすかと、大好きな嫁&母親を間接的にバカにされたからか、マリクとリンはやや不機嫌になって腕を組む。この2人がその気なら、モヤシ体力のアキラは間違いなくぼこぼこにされて、スピリタスの刑だ。
「残念だけど…この前、悠真と探索してたら美味しそうなお店を見つけたんだ!」
そして今回、アキラが行くのはバーニスのバーではない。友人のお巡りさん特殊部隊、初代虚狩りとも面識があり…現代人で数少ない病気を治すために1upキノコを食べさせられた素質なら間違いなく現代の虚狩りになれる逸材の浅羽悠真と見つけたお店だった。
「悠真が見つけたなら安心だな。アイツは素質マックスだからな」
「それ、どっちの素質がマックス!?ハジケリスト、戦闘力!?」
だが、アキラは楽しく友人と呑み明かすようだ。おしゃれなバーで、おしゃれなお酒と料理を楽しみ、ワンチャン…見せに入ってきた可愛い女の子と親しい関係になれるかもしれない。
「あーあ、お兄ちゃん残念だな」
「なにがだよ?」
しかし、リンちゃんは哀れみを向ける視線でアキラを見る。それにしても何が残念なのだろうか?だが、マリクも理由を知っているようで、ニヤニヤと笑みを浮かべる。
「実はな、アストラから連絡来てな。お前には嬉しいドッキリでギリギリまで伝えないつもりだったが、今晩は暇が出来たアストラと俺達で個室焼肉に行くんだよ」
「残念だったね、お兄ちゃん。私達、アストラさんと一緒に美味しいお肉食べてくるから」
アストラさん、本名アストラ・ヤオ。新エリー都の歌姫であり、女優。幼少期の頃、笑えないくらい災害に見回れたが…パワードスーツを解放したマリクに救助されて、それ以来家族ぐるみの付き合いがある。リンのネットフレンズであり、そしてアキラが猛烈なファンでもあるのだ。
「ふぁぁぁぁ!!聞いてないぞ!!バカな…バカナァァァァア!!」
「お父ちゃん。アストラさんに連絡しとくね」
「頼むわ」
リンは携帯でアストラに連絡。そして連絡し終えると、その証拠として連絡アプリのトーク履歴をアキラに見せる。もちろん、本物であり…アキラは力が抜けた人形のように、いや脱皮を終えたセミの脱け殻のように力が抜けてその場に崩れ落ちた。
「ぐすん…いいもん…新しい出会いが僕を待ってるもん」
「お前、いい年した成人だろうが。ところで、何処の飲み屋に行くんだ?」
「グランブルーってお店だよ。それじゃあ、行ってきます」
アキラはアストラさんと会えないことを悲しみ、涙を流してRandomPlayを後にした。
「グランブルー?いや、まさかな」
「お父ちゃん知ってるの?」
「知り合いの傭兵団長が此方に戻ってきたな。オープンさせた日中は喫茶店、晩からバー兼居酒屋だ」
なんという事でしょう。アキラがこれから行くお店は初代虚狩りの1人である傭兵団長がオープンさせた所だったのだ。
「ねえ、お父ちゃん…その傭兵団長って初代虚狩りで、知能構造体の人?」
「もちろん」
「お母ちゃんが言ってた初代虚狩りの飲兵衛の1人?」
「その傭兵団長その人だ」
「「アイツ、3日間帰ってこれないな」」
翌日。
「良い天気だな…」
どういう訳かアキラは昨日の記憶がさっぱりなくなっている。そして清々しく青空が綺麗だ。胃袋の中がムカムカして喉が軽くヒリヒリして酷い二日酔いだが…風が心地よい。
なにやらパシャパシャとカメラのシャッターの音が周囲から聞こえる。何事かと思い、アキラは上半身を起こして周囲を確認する。どうやら自分はメインストリートの花壇前に寝ていたようで、自分を囲うように出勤途中のサラリーマンや高校生、社会人の皆さんがスマホでアキラを撮影している。
「なんで皆…僕を撮っているの?」
疑問に思うアキラ。初代虚狩り夫妻の子供だと言うのは一部の人にしか知られていないし、世間の大半では初代虚狩りは大半が行方不明および殉職したと伝わっている。まさか、イケメンなレンタルビデオショップの店長として有名になったのか!?と自惚れるアキラ。
だが、アキラの股間の方から一匹の蝶々がパタパタと羽ばたいて飛び去っていく。どうやら、この蝶々はアキラの股間に止まっていて、今飛びだったようだ。しかし、その蝶々が居なくなった瞬間…ギャラリーの皆さんはアキラの股間に向けてカメラを合わせてシャッターを切りまくる。どうしてだと思い、アキラは自分の股間を見る。そしてアキラは真実を知るのだった。
「なんで僕…裸なんだ!?」
そう、アキラは裸だったのだ。蝶々はアキラのアキラに止まり、アキラのアキラが人々の視界に入らないように配慮してくれたのだ。しかし、アキラのアキラを守ってくれる彼?彼女?が居なくなった今、アキラのアキラは人々に晒されてしまった。
「キャー!!変態よ!!」
「ちっちが…」
「誰か保安官呼んできて!!」
これはマズい!!アキラは変態ではない。気が付けば全裸でここに寝転がっていただけである。思い出そうにも思い出せずに、一先ずアキラは茂みに飛び込んでエスケープする。
「なにが…なにが起きたんだ!?僕は何かの特異点に紛れ込んだのか!?」
茂みに飛び込んで一先ず呼吸を整えるアキラ。落ち着いて手を見てみると、掌には「路地裏に回れ」と書かれていたのだ。
「路地裏?どういうことだ?」
首を傾げるアキラだったが、その時だった。新たな「キャー!!」と高い悲鳴が聞こえた。まさか、茂みに隠れたのがバレたのかと思い、アキラは悲鳴が聞こえた方を見る。そこでは…
「裸の変態よ!!誰か保安官呼んできて!!」
「まって!!僕がその保安官で……なんで…なんで!?」
黄色のバンダナというトレードマーク以外の衣類を失った正統派ジャパニーズイケメン モヤシっこなアキラと違って実戦とトレーニングで鍛えられたスポーティーマッチョボディー!!
1upキノコのお陰で難病が完治した素質EXの第六課が誇る若手エースの悠真である。
「悠真!!こっちこっち!!」と声には出さないが、なんとかジェスチャーで悠真に合図を送るアキラ。すると、悠真もアキラに気付いて、超人的な身体能力で茂みにエスケープした。
「アキラ…どうして僕達は裸に!?」
「わかってるのはグランブルーに入ってから記憶が無いことと、ストレスが皆無なことだ」
「ですよね…うっ胸焼けが…オロロロ」
「吐くなよ!?ここで吐くなよ!!」
大ピンチな悠真とアキラのイケメン2人!しかし…
翌日。
「キャー!!変態よ!!変態!!」
昨日と同じよう花壇前に寝ていたアキラと近くで寝ていた悠真。もちろん、2人とも衣類は身に付けておらず、素早く茂みにエスケープする。
「僕達は…タイムリープしてしまったのか!?」
「いや、違う。当たり前だけど、昨日と比べて雲の数が違う」
しかし、動き出して真実を明らかにしなければならない。アキラと悠真は頃合いを見て動き出さなければならない。
「「VAMOS!!(訳 行こうぜ!!)……アレ?」」
何故か飲兵衛の合言葉を口に出してしまったが、気にしてはいけない。
「キャー!!変態よ!!変態!!」
聞こえてくる新たな高い悲鳴。バレたのかと思い、声の方を見ると…3人目の全裸が困惑しながら逃げていた。
「違う!!どうして!?」
困惑する人物はオオヤマネコのシリオンであり、悠真の後輩である新人保安官の二十歳成り立てのセス・ローウェルだった。
「セス!!こっち!!こっち!!」←声に出したいが出したら人々にバレてしまう悠真
「早く此方にこい!!」←声に出したいが出したら人々にバレる全裸のアキラ
口パクとジェスチャーで此方に来るようにと合図を出して、セスも無事に茂みにエスケープした。
「セス、君もかよ…」
「はい…うっぷ…ストレス無いけどアルコール頭痛が凄くて胸焼けがやばい…そこの彼は?」
「僕の友人のアキラだ。保安官なら名前だけなら聞かされてないかい?僕の病気を治したキノコをくれた人の息子さんさ」
「アキラだ。宜しくな…うっぷ」
「セスです。うっぷ…」
茂みにエスケープして難を逃れたが、いつ保安官が飛んで来るかわからない。と言うか此処に全裸の保安官が2人も居るのだが。
「僕達の任務は3つ。1つ何とかしてパンツを確保し、デリケートゾーンを隠すこと」
「2つ監視カメラをチェックしてなにが起きたのか確かめること」
「そしてグランブルーで真相を確かめることですね。グランブルーに入るまでは昨日の記憶があるんですけど」
どうやらセスは昨日グランブルーに行ったようだが、行くまでの記憶ははっきりしているようだ。
やることは3つ。1つは衣類の確保、最低限でもパンツは確保したい。2つは監視カメラをチェックして、どうして全裸で眠りについてたのかを確かめる。最後にグランブルーに入って真相の確認である。
「「「VAMOS!!………アレ?」」」
さあ、VAMOS!!行こうぜ!!全裸3人のスニーキングミッションが始まる!!
ゼンゼロは男の味方…というかプレイアブルキャラが少ない!!なので、イケメンの皆さんには残念な目に逢います。流石に女の子に全裸&スピリタスは無理だわ。
まあ、その内ワルイージ来るかもしれないから頑張れってアキラ(原作主人公)と悠真(男の一番推し)!!
次回…アキラ達3人の全裸は真実を知り、新たな初代虚狩りが姿を現す。
任天堂の追加キャラどうする?特に野郎が少なすぎるから。フォックス?彼は確定だよ
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ワルイージ!
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ワリオ!
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骨クッパ→クッパ
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封印されし大叔父ルイージ
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もう1人の家族サムス(ヤング)
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ショップ店員 たぬきち
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全員 参戦!!