転生したら前作のラスボスが造った人造人間だった   作:ボートマン

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第3話

A月T日

 

それにしてもゴウトさんからの依頼とは久しぶりだな。

 

ゴウトさんはこのシンジュクゲットーで活動する武器商人だ。

 

バトリングのスポンサーもしていて、腕のいいパイロットに短期契約を結んだりもしている。

 

そんなゴウトさん所有の倉庫近くにグリフォンを着地。

 

倉庫に入って待っていたゴウトさんから依頼内容を聞けば、今度のバトリングにでるATの整備をしてほしいと。

 

今度のパイロットは相当な腕のボトムズ乗りということらしい。

 

名前はキリコだそうだ。

 

そんな彼のために機体は万全な状態にしたいと。

 

そこでこの俺に白羽の矢がたったということだ。

 

他にも整備してくれる奴はいるだろうに。

 

この俺を選んでくれるとは、嬉しいね。

 

となればその期待に答えてやらないとね。

 

 

A月Y日

 

まさかこんなことになるとは…………

 

現在バトリング会場で俺が整備した赤いKMFとATが戦いあってる。

 

まさかゴウトさんが契約した選手の相手がカレンかぁ………。

 

どうやらゴウトさんのコネで“イレブンの赤い悪魔”との試合をセッティングしたらしい。

 

うん………赤い悪魔ってカレンだな。

 

ここ最近は勝ち続けてるって言ってたし、ゴウトさんは人気選手に勝って華々しくデビューって考えたんだろう。

 

まあ、その前に変なトラブルがあったけど。

 

どういうわけかカレンじゃなくてAT2機が出てきたし。

 

といってもその2機もキリコのATによってやられてしまった。

 

そこへついにイレブンの赤い悪魔が登場した。

 

2対1のハンディキャップをものともしないキリコ。

 

ここ最近連戦連勝のイレブンの赤い悪魔のカレン。

 

2人の試合が始まり、試合は互いに一歩譲らない戦いが繰り広げられる。

 

どちらも万全に整備した上に改造してあるからいい動きしてるなあ。

 

これどっちが勝つんだろ。

 

っと思ってた時だ。

 

コニンっていうバトリングの顔役がどういうわけか手下共を乱入させてきた。

 

しかも実弾でだよ。

 

いくらカレンとキリコといえど、武器のない状態では分が悪い。

 

そこへAEUの新型お披露目に潜んでいた銀色の機体が現れた。

 

会場が更に混乱する状況。

 

こうなったらやることは簡単。

 

逃げましょう。

 

 

 

A月U日

 

あのバトリング騒動から数日が経った。

 

あのあとカレンにどうなったのか聞いたら、とても大変だったらしい。

 

コニンの手下だけではなく、治安警察まで会場に踏み込んできたということだ。

 

コニンの手下だけでも面倒なところへ治安警察ときた。

 

劣勢のカレン達だったが、思わぬ味方が現れたようだ。

 

それがなんとコロニーのガンダムだと。

 

しかも2機。

 

2機か………どの機体かな?

 

兎にも角にもガンダムの援護のお陰もあり、治安警察とコニンを撃退できたということで。

 

しかしカレン達が無事でよかったぁ………。

 

そりゃお得意様だし、気の知れた友人だから心配で心配で。

 

そういえばカレンに聞いたら、あの銀色の機体はアクシオン財団の新型機らしい。

 

へえ~アクシオン財団の新型機ね………。

 

気になる……気になるけど、そう簡単に調べさしてくれないよな。

 

そうそう、そのアクシオン財団の新型機も含め2機のガンダムに歴戦のAT乗りが扇さんの組織に協力することになったらしい。

 

いや~1つのレジスタンスには何とも過剰な戦力だね。

 

というわけでカレンには今回の仕事の料金はサービスで無料にすることを伝えた。

 

カレンは驚いてたけど、新しい仲間ができたお祝いにね。

 

ちなみにゴウトさんにも無料にすることを伝えてもらうよう頼んだ。

 

本当にいいのと聞かれたけど。

 

な~にこれぐらい大したことないからね、はっはっはっ………。

 

 

 

 

 

 

 

「な~んて笑ってた時期もあったな………」

 

日記を書いて現実逃避するエレン。

 

視線を外に向けると、シンジュクゲットーでは正規軍と扇さんのレジスタンスが戦闘を繰り広げている。

 

少し前にカレンから通信があって急いでシンジュクゲットーから離れてほしいと言われた。

 

どうしてなのかわからなかったが、今ではカレンの言う通りにすればよかった。

 

外では尚も戦闘が続いている。

 

外の戦闘はこんな流れで進んでいた。

 

扇さんのレジスタンスが何らかの作戦行動をする→治安警察の妨害によってトラブル発生→ガンダム2機とATにアクシオン財団の新型機が治安警察を撃退→今度は正規軍まで出てきた。

 

という感じだ。

 

「しかし参った。下手に外に出てグリフォンを見られるわけにはいかない。いや~困った」

 

現在グリフォンは吹き抜けのある廃ビルの中に隠してある。

 

「…………これ以上待っても仕方ない。こっちにいつか飛び火しかねないし、あれで出るか」

 

操縦室から出て格納庫に入り、大きな布をかぶせてある物体の前に立つ。

 

被っていた布を掴んで取り払う。

 

「頼むぜ、相棒」

 

コックピットを開けて中に入り込み、操縦桿を握る。

 

「ヴァングレイ、発進する!」

 

グリフォンの後部ハッチから重厚な機体が発進するのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




というわけでメイン機体はヴァングレイにしました。

あの重厚なデザインに多数の銃火器ってかっこいいよね。
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