「東方二次創作」レミフラのお姉ちゃんは幻想郷に帰って来たんだって   作:ゆっくり那由多豊苑

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前書き書くの疲れてきた…
ねぇ…書かなくて良い?


5話:お姉ちゃんの料理

 

 翌日の昼。

 

 紅魔館の厨房から、珍しく物音が響いていた。

 

「……」

 

 ルミノアが一人、厨房に立っている。

 

 その手には包丁。

 

 目の前には大量の野菜。

 

「……料理」

 

 昨日の散歩から帰ってきて、ルミノアはあることを思いついていた。

 

「……妹たちに、作る」

 

 普段ほとんど喋らないルミノアが、自ら料理をする。

 

 それを知った咲夜は驚いていた。

 

「ルミノアお嬢様が料理を?」

 

「……うん」

 

「何をお作りになるので?」

 

「……内緒」

 

 咲夜は少し微笑む。

 

「承知しました」

 

 そして厨房をルミノアに譲った。

 

 しばらくして──。

 

 廊下を歩いていたレミリアが、ふと足を止めた。

 

「……何かいい匂いがする」

 

 隣にいたフランも鼻を動かす。

 

「ほんとだ!」

 

 二人は匂いのする方向へ進む。

 

 厨房の前。

 

「……」

 

 二人は顔を見合わせる。

 

 レミリアがそっと扉を開けた。

 

「お姉ちゃん?」

 

 ルミノアが振り返る。

 

「……見つかった」

 

「何してるの?」

 

「……料理」

 

 フランが目を輝かせる。

 

「お姉ちゃんが!?」

 

「……うん」

 

 レミリアは驚いた。

 

「お姉ちゃんって料理できたの?」

 

「……一応」

 

「知らなかった……」

 

 ルミノアは完成した料理を皿に盛り付ける。

 

「……食べる?」

 

「食べる!」

 

「食べたい!」

 

 二人は即答した。

 

 食堂。

 

 テーブルの上には、ルミノアが作った料理が並んでいた。

 

 レミリアは一口食べる。

 

「……!」

 

 フランも食べる。

 

「……!」

 

 二人とも黙っている。

 

 ルミノアが少し不安そうに尋ねる。

 

「……まずい?」

 

「違う!」

 

 レミリアが勢いよく顔を上げる。

 

「美味しい!」

 

 フランも満面の笑み。

 

「すごく美味しい!」

 

 ルミノアの表情が少し緩む。

 

「……よかった」

 

 レミリアは嬉しそうに食べ続ける。

 

「お姉ちゃん、料理上手なんだ!」

 

「……昔、よく作ってたから」

 

「昔って?」

 

「……妹たちに」

 

 その言葉にレミリアが止まる。

 

「私たちに?」

 

「……うん」

 

 ルミノアは静かに頷く。

 

「昔から」

 

 フランが嬉しそうに笑う。

 

「じゃあ、また作って!」

 

「……いいよ」

 

「毎日!」

 

「……それは無理」

 

「なんで!?」

 

「疲れる」

 

「現実的!」

 

 レミリアが笑い出す。

 

 そこへ咲夜が入ってくる。

 

「皆様、楽しそうですね」

 

 レミリアが振り返る。

 

「咲夜! お姉ちゃんの料理、すごく美味しいわよ!」

 

「まあ」

 

 咲夜も一口食べる。

 

「……本当ですね」

 

 ルミノアは少し照れながら紅茶を飲む。

 

「……普通」

 

「普通ではありませんよ」

 

 咲夜が微笑む。

 

「妹様方への愛情が、しっかり味に出ています」

 

「……」

 

 ルミノアは黙る。

 

 フランがニヤニヤする。

 

「お姉ちゃん、照れてる」

 

「……照れてない」

 

「耳赤いよ?」

 

「……」

 

 ルミノアはさらに顔を逸らした。

 

 レミリアも笑う。

 

「やっぱりお姉ちゃん、可愛い!」

 

「……うるさい」

 

 午後。

 

 三人は食堂を出て、庭へ向かった。

 

「次は何する?」

 

 フランが尋ねる。

 

 レミリアは少し考える。

 

「うーん……」

 

 ルミノアは二人を見る。

 

「……昼寝」

 

「え?」

 

「……眠い」

 

 フランが笑う。

 

「お姉ちゃん、昨日いっぱい遊んだから?」

 

「……そう」

 

 レミリアも笑った。

 

「じゃあ、今日は三人で昼寝しましょう!」

 

「……いいよ」

 

 三人は庭の木陰に並んで横になる。

 

 レミリアがルミノアの腕に抱きつく。

 

 フランも反対側から抱きつく。

 

「……」

 

 ルミノアは二人を見て、小さく笑った。

 

「……おやすみ」

 

「おやすみ、お姉ちゃん」

 

「おやすみ……」

 

 穏やかな風が吹く。

 

 三人はそのまま、仲良く眠りについた。

 

 今日も紅魔館は平和だった。





 お姉ちゃんの料理は、とても美味しいらしい。

 著者の俺も食べてみたい。
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