拳と銃で切り拓く者たち   作:プロトコル・アンデルセン

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サイバーパンク2077およびサイバーパンク:エッジランナーズを元にした元ミリテク兵の主人公を筆頭にレベッカ、ジャッキーウェルズ、元アラサカのVの4人がそれぞれ己の拳と銃で過酷な運命を切り拓くアクションコメディ。

本作はシリアスやビターなぞぶっ壊すジャンクフードムービーである


新たな夜明け

 

 

 

2076ナイトシティ シティセンターアラサカタワー前

その日はいつもより雨が降りしきる夜だった…

 

 

デイビッド·マルティネスは愛するルーシーを救うべく、鋼鉄の肉体サイバースケルトンの一部となりデイビッド以上のクロームで固めた生ける伝説アダムスマッシャー相手にレベッカ、ファルコと共に闘っていた。

 

そんな最中ミリテクの機甲部隊の一人として追跡していた俺は、仲間をデイビッド.マルティネスやレベッカといった傭兵の集まりにより多くを失い手始めにレベッカを始末すべく雷の様な弾を撃つテック精密ライフル アキレスで追跡した。

 

見ると彼女はデイビッドを助けるためか身体に見合わぬ巨大な鉄の両腕で無謀にもカーネイジGUTSだけで隕石のように急降下するアダムスマッシャーへと果敢に散弾の噴水を当てるのが見えた。

 

しかし、あの噴水程度では水爆並みの質量を持つ巨人には効かず肉片になるだけ。後はあのサイバーサイコの小僧を…と思いかけた時だ…。俺は無意識に支給品のサンデヴィスタンで加速し、彼女を横から抱え降下するアダムスマッシャーから救っていた…。

 

なぜ…俺は…?

 

サンデヴィスタンを止め彼女を降ろすや否や、両足のキックをもろに喰らい意識が飛びそうになる。

 

「テンメェッ!!何すんだあッ?!邪魔すんじゃねえミリテクの人間がよおッ!!」と更に正拳突きを食らい、俺はグラグラする頭を抑えるべく彼女を落ち着かせつつ鎮痛剤を吸引し自分の名を名乗る…。

 

「俺は…ビンセント。言いたいことは山程あるだろう、だが今はあの鋼鉄のバケモノをスクラップにするぞ。」

 

「ハァ?テメェ指図してんじゃねぇぞぉッ!」と叫んできたので俺は諭すように「あの少年が先にスクラップになっても良いのか?」と指差して言うと彼女はハッとなり指差した方へ見上げた。

 

見るとデイビッドがルーシーを抱えながらサンデヴィスタンで逃げるも、アダムスマッシャーによる練度の高いサンデヴィスタンの追跡を受け防戦一方の様だった。

 

レベッカは突然現れたミリテクの兵に助けられた上、指図されるという異常事態にデイビッドとルーシーのピンチというダブルの異常事態で込み上げる怒りの感情を必死に抑えつつ…「あの野郎ッ!!」と叫び、それに応えビンセントは「あの2人を助けるぞ、お嬢ちゃんは援護を頼む。」

 

俺はそういうとサンデヴィスタンで加速しつつアキレスをアダムスマッシャーの背中へ狙いを定め、ギュイイイインという音ともにチャージさせた電気の弾を放つ。すかさずレベッカもカーネイジGUTSで轟音と共にヤツの背中へと散弾による鉄拳制裁を加える。

 

電磁加速による貫通弾と散弾の衝撃を喰らうもヤツは後ろから蚊に刺された程度なのか、無反応だ。今度はヤツのミサイルランチャーに向けてチャージショットを狙い撃つ!バァンッ!!中のミサイルが誘爆し大爆発が起きたことでアダムスマッシャーは思わず大きく怯む

 

更にレベッカの放った散弾の衝撃で殴られたアダムは内部のクロームがズタズタにされた上、デイビッドと大きく距離が生まれてしまう。

 

気を散らす蚊を始末すべくアダムは振り返るや、ミリテク兵とクロームで改造した女へと両手の拳からビームを浴びせる!

 

ビンセントは即座にレベッカを庇うも背中に熱いビームを浴びたことで皮下アームやクロームのあばら骨を焼かれ、血を吐き回転しながら吹き飛ばされてしまう。

 

レベッカは無事だったがビンセントは背中から熱い煙を上げ苦悶の表情に満ちるも、訓練兵時代から叩き込まれた背中に熱を押し当てる拷問に耐える訓練を毎日受けていたのでシュワッ!!と叫び立ち上がる…!

 

アダムスマッシャーは自分の邪魔をしたミリテクの雑兵に目を光らせドロップキックをお見舞いすべく急降下してきたためビンセントは死を覚悟したそのときだ。

 

「このッーー!!!サイバーサイコ野郎ッ!!」

 

レベッカは立場を超えた命の恩人を傷つけたアダムへと、怒りの叫びを上げながら散弾を弾が尽きるまで浴びせ、鋼鉄の剛腕をアダムスマッシャーの顔面にめり込ませズガンッ!!と鈍い音とともアラサカタワーのロゴへと殴り飛ばした。

 

アダムスマッシャーはコマのようにくるくる回りながらアラサカのロゴへと激突しクレーターでアラサカの名に深々と大きな傷を与え、更に壁をぶち破り防諜部のオフィスへと転がったため周囲をメチャクチャにした。

 

すると、ざわめく職員達をかき分け一人の防諜員が彼に近づいてきた。

 

アダムが見ると目の前に見たが最後サイバーサイコ化する位のピンクの髪色のショートヘアに黒いアイシャドーをし、銀色のインプラントを顔にいれた女防諜員が現れボロボロの巨人の所へ近付いてくる…。

 

アダムは赤い目で睨むも彼女は怯まないどころか、やんちゃな子供に接するかの様にしゃがみ憐れみの目で見つめ、優しく諭す様に言った。

 

「粗大ゴミここに捨てんじゃねーぞドブカスが。な、お前もそう思うだろ?」

 

グォオオオッ!!と彼は身も心もズタズタにされたことで怒りが大爆発し咆哮を上げ、ズオ BA XING CHONGという追尾式の爆弾の雨を降らすスマートショットガン2丁を持ちレベッカとビンセントの元へとすっ飛んでいき、爆弾のゲリラ豪雨で2人を爆炎の渦潮へと消した…はずだった…。

 

煙から現れたのはさっき追っていた獲物のデイビッドとビンセントだった…。

 

デイビッドはサイバースケルトンの鋼鉄の身体でレベッカを守り、

ビンセントはデイビッドの肉体を爆炎から気合による背中で守ったのだ。

 

「ッあんたってやつは…ルーシーを悲しませたいのか…?」

そういうと「レベッカもミリテクの命の恩人も死なせない」

 

「お嬢ちゃんもお兄ちゃんもこの街に似合わねぇお人好しだな」

 

ビンセントは気が触れたような半笑いで2人を褒めたのでレベッカは何だこのオッサン?と思い「っるせぇッ!!誰がお嬢ちゃんだ?」「…って今はそれどころじゃねぇ、ルーシーは?」デイビッドは「ルーシーはファルコに任せて安全な所へ向かってる」と安心させ、「デイビッド…早くあの野郎をぶっ潰してルーシーの所へ帰るぞ!」

 

そういうとレベッカはカーネイジGUTSを構え、デイビッドは鋼鉄の巨大な拳を構える。

 

「おいおいこれじゃあ脇役じゃねえの!さあ来いよ鋼鉄ゴリラ!」

 

そういうとビンセントはヘルメット越しにニヤリと笑いアキレスを構えた…。

 

 

 

 

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