ナイトシティ ノースサイド郊外 バッドランズ PM8:10
郊外の荒れ果てた油田跡に身を潜めるビンセント、レベッカにファルコ。予定ではミリテクのコンボイが通る予定だ。
「ほんとにあの女の事信用していいのかよ?」レベッカはかつてアラサカのコンボイを襲撃した際、当時のフィクサーファラデー側に寝返ったキーウィの事を思いだした。
「信用していない。金さえもらえば」ビンセントは淡々と返す
「レベッカは昔裏切られた事があるのか?」
「話すと長くなるけどな。信用していたババアに裏切られたことがあってな。」レベッカは苦い顔をして話す
「で、そいつはどうなった?寝返ったフィクサーに裏切られた捨てられたさ。」「容赦ないな。もし仮にあのミスパーカーも俺達を裏切ろうものなら報いを受けることになる…。」
PM:9:00
ビンセントとレベッカ二人がうとうとしかけた時だ
ファルコから連絡が入る「おい!ビンセント!レベッカ!ミリテクのコンボイが来たぞ!8時の方向だ!」
二人が慌てて起きると地平線の向こうからミリテクの武装チームで固めたコンボイが近づいてくるのが見えた。
中型の輸送トラック2台と装甲車8台、ドローン4機に2門のミサイルランチャーと4門のミニガン装備したAV2機で構成されている手強いチームだ。
「おいおい聞いた話と全然ちがうじゃねえか!」ファルコが焦る
「安心しろ2人とも倒しがいがあって楽しくなるぞ!」とビンセントはニヤリと笑みを見せるとバーサークを発動してハイジャンプしミリテクのコンボイの前に着地する。その衝撃で前列の装甲車4台が一瞬で爆散しスクラップとなった!
今度はドローン4機がビンセントを囲みミサイルとミニガンで蜂の巣にするもバーサーク及びゴリラアーム火炎による掌底で弾やミサイルはすべて消し炭になった
ビンセントは両手を祈るように合わせ、勢いよく燃え盛るゴリラアームで地面を叩くと爆風でドローンやトラックが吹き飛ばされAVや装甲車4台が大爆発して兵士たちは出るまもなく爆死した。
「やれー!ビンセントー!!!!」レベッカはかつてミリテクの兵隊を相手に無双したデイビッドを思い出し興奮する
トラック2台のうち1台から重装甲の機関砲を装備した3体のミノタウロスが現れ、1体はビンセントに体当たりするも逆に紙のようにひしゃげデコピンを喰らい吹っ飛び機能停止
2体は背後から機関砲を連発しビンセントの背中を撃つも弾が跳ね返り彼は振り返り、バーサークの力を乗せ「喝!!」と大声で叫ぶと2体ともショートし動けなくなる
ビンセントは停止したミノタウロスの脚を掴みヌンチャクの様に高速回転させ、ショートした機体の片方を叩き潰し2体同時に爆散させ
最後の1体は悪あがきでキックを仕掛けるも、激情したブラキオサウルス並みのパワーを炸裂させたビンセントから頭突きを喰らい大爆発した!
「…これがバーサークの真の力…。」「すごいなアイツは!」
見とれていたファルコとレベッカは上から飛来する巨大な影に気づかなかった。
ヒャウウウウウズゴォオオオッ!!!
大地を揺るがす激震が三人を襲いあたりは煙に包まれる…
「何だアイツ?!」三人が見上げると目の前に居たのは重厚は六本脚に戦車の砲台を組み合わせたような多脚歩行兵器キメラだった
「…!!キメラ…だと?企業戦争で破棄されたはずじゃ…?!」
よく見ると車体の横にメイルストロームのマークが大きく見せつけるようにペインティングされておりAIの代わりに誰かの脳あるいは、頭を埋め込んでるのかうめき声が聴こえる。
「グゥルルルルァアアアッ!!!!」
「メイルストロームも狙ってたか…!!どうやら楽しくなりそうだ!!」
「ビンセント、あーしも混ぜてよ!」レベッカもカーネイジGUTSとヘビーマシンガンを両手で構える。
「さあーこいよ!!どちらがお宝を手に入れられるか!!かかってこい!!」
ビンセントはバーサークを発動し自慢のゴリラアームを構える。
フラットヘッドをかけた闘いのゴングが鳴る!!