ナイトシティ郊外油田跡 PM:11:10
ミリテクの最新鋭の偵察メカフラットヘッドをめぐり、ビンセント達とミリテクキメラ メイルストロームカスタムが死闘を繰り広げていた。
レベッカによるカーネイジGUTSの炸裂弾がキメラの装甲を焼き、キメラの主砲からなす熱線と4門のミサイルランチャーから発する爆弾の雨が襲い
爆弾の雨からレベッカをファルコが助け、ビンセントがミノタウロスの残骸をムチのようにふるい薙ぎ払う。
キメラは更に咆哮を上げると地中から同じくメイルストロームのマークが付いたミノタウロスが4体現れて襲いかかるも、カーネイジGUTSから放たれた炸裂弾4発とファルコが撃ったコパーヘッドのライフル弾により破壊される。
「さあ、フラットヘッドは俺達が頂くぜ!」とビンセントとキメラの主砲をへし折り、メイルストロームが埋め込んだ人間の頭が入ってるボディの装甲をこじ開け「いまだ!レベッカッ!!」と叫ぶ!
レベッカはカーネイジGUTSを埋め込まれた人間の頭に向けて炸裂弾を撃つとキメラは炎上しビンセントが蹴りを入れて跳ぶと、限界を迎えて爆発四散した。
「思った以上に大したことなかったな。」レベッカはそう言いミリテクのトラックのコンテナを開けると中にはフラットヘッドの入ったBOXがあった。
「じゃあお二人さんそれを持って帰ろうか」とファルコが言いかけた時だ。地響きから彼らを襲うと地割れが起きた
「レベッカ!ファルコ!逃げろ!」突如地面を砕き巨大なドリルマシーンが現れた!
メイルストローム特有の蜘蛛のような巨大な目が赤黒く不気味に光りドリルを左右に展開させ、中から8本のアーム円形状に出てトラックを掴む
「くそ!それを離せ!」レベッカは切らした炸裂弾の代わりに散弾を撃つも葉が立たずビンセントはバーサークを発動しようとするも冷却状態になり起動できない。
ファルコは一次撤退すべく2人を車に逃げるよう促す。ビンセントは逃げる直前トラックの中にあった、大量の小さな箱の内の一つを取る。
三人はドリルマシーンがフラットヘッドの入ったトラックを丸のみするのを背に逃げることしかできなかった…
「くそ!メイルストロームの野郎ども!あれは卑怯だろ!ビンセント!お前何故バーサークを使わかった?」と怒りでビンセントを責める
「まぁ運が悪かったってことさ。それでもよ俺達三人が生き残っただけでも幸運だとは思わないか?」ファルコはかつて多くの仲間たちが死んでいったことを思い出し、ビンセントやレベッカを失わなかったのは奇跡だと想った
「なぁさっきくすねた箱の中身を見たらさ、見たことない薬が出たんだが…」ビンセントは正方形の金属で縁取られた、中央が透明の樹脂であり黄色の長方形を横にしたセーフティロック付きのフタが付いたアンプルを2人に見せる。
「何だそれ…?ミリテクの新型ドーピング剤…?」レベッカは興味津々に見つめる
「それ、射ったらすごくまずいんじゃないの?」運転しているファルコは遠くの死兆星を見て警告する
「そうも言ってられない…、失ったものは取り戻さないと…。どんな手でも!生きた伝説になるために!」
ビンセントはアンプルのフタを外し、「俺は今日で死ぬ…!」
覚悟を決めた表情で螺旋状の注射針を自分の首の静脈に投与した
ドグンッ!!彼の目が赤黒くなり大量の黒い汗が流れ、全身の血管が浮き出ると埋め込んだサイバーウェアも赤黒く変色し、彼は倒れた。
彼は深い深い意識の底でめざめる…目の前には死んだはずの妹が、白いワンピースを来て立っていた…。
「ミア…!!無事だったのか…?!」
ミアは、はにかんだ笑みを浮かべてビンセントを深く見つめた
「ただいま…アニキ…!」