ラミルは腕を組み。
笑顔のまま立っていた。
沈黙。
重い。
とにかく重い。
ドモンは額に汗を流した。
「座って。」
「……ああ。」
素直に正座する。
以前のドモンなら。
間違いなく反論していた。
だが。
今は違う。
ラミルは小さく頷く。
「まず。」
「怪我。」
「見せて。」
「……。」
ドモンは少しだけ困った顔をする。
「大丈夫だ。」
「……。」
ラミルは黙っている。
「いや。」
ドモンは苦笑した。
「その言葉が一番駄目なんだったな。」
シャツを少しめくる。
その行為にラミルは微かに顔を赤らめるが....
包帯。
打撲。
擦り傷。
戦いの跡が無数に残っていた。
静かに息を呑む。
「こんなになるまで……。」
「悪かった。」
「……。」
「心配を掛けた。」
「ごめん。」
その一言で。
ラミルは怒鳴ることができなくなった。
「本当に……。」
「ずるい。」
「え?」
「そんな素直に謝られたら。」
「怒れないじゃない。」
ドモンは頭をかく。
「それで、何があったの?」
「あまり言いたくはないんだがな。」
「教えて」
「......」
ドモンは黙り込む。
「……。」
言葉が出ない。
(困ったな。)
心の中で呟く。
今回の出来事は。
説明しようとすればするほど。
新しい説明が必要になってしまう。
シャイニングガンダム。
流派東方不敗。
明鏡止水。
どこから話しても。
必ず別の疑問が生まれる。
「……。」
ラミルは急かさない。
ただ静かに待っていた。
だからこそ。
ドモンは余計に悩む。
(隠したくはない。)
(でも。)
(全部話すとなると……。)
腕を組み。
しばらく考え込む。
そして。
「……そうだ。」
小さく呟く。
「?」
ラミルが首を傾げる。
ドモンは真っ直ぐラミルを見た。
「一つ。」
「条件がある。」
「条件?」
「ああ。」
ドモンは静かに頷く。
「俺は。」
「もう隠し事はしたくない。」
「だから。」
「話すなら全部話す。」
「……。」
「でも。」
「それはお前も同じだ。」
ラミルは目を瞬かせた。
「私も?」
「ああ。」
「お互い。」
「隠していることを全部話す。」
「それが条件だ。」
部屋が静かになる。
ラミルは少し困ったように視線を逸らした。
「それは……。」
簡単には答えられなかった。
彼女にも。
ドモンへ話していないことがある。
それも。
決して軽い話ではない。
「無理にとは言わない。」
ドモンは穏やかに言う。
「話せないなら。」
「俺も無理には聞かない。」
「……。」
「でも。」
「俺だけ全部話して。」
「お前だけ抱え込むのは違うと思う。」
ラミルは黙ったまま。
ドモンを見つめる。
その瞳に。
嘘はなかった。
「俺は。」
ドモンは少し照れくさそうに頭をかいた。
「お前を信用してる。」
「だから。」
「俺のことは全部話す。」
「……。」
「その代わり。」
「お前も。」
「俺を信用してくれないか。」
その言葉に。
ラミルは小さく息を呑んだ。
しばらく沈黙が流れる。
やがて。
彼女は小さく笑う。
「変わったわね。」
「そうか?」
「ええ。」
ラミルはゆっくり頷いた。
「分かった。」
「その条件。」
「受ける。」
「私も。」
「もう隠し事はしない。」
ドモンは安心したように息を吐く。
「ありがとう。」
「じゃあ。」
ラミルは姿勢を正す。
「まずは。」
「あなたから聞かせて。」
「あなたの全部を。」
ドモンは静かに頷いた。
「……長い話になるぞ。」
「大丈夫。」
ラミルは微笑む。
「今日は。」
「泊らせてもらおうかな。」
「……泊まる?」
ドモンは思わず聞き返した。
ラミルは平然としている。
「ええ。」
「話が長くなるんでしょう?」
「……。」
確かに。
前世の出来事。
この世界に来てから何があったのか。
一晩で終わる話ではない。
「……分かった。」
ドモンは頷く。
「ただ。」
「?」
「変な誤解をされるようなことはするなよ。」
「……。」
ラミルは一瞬だけ目を細めた。
「それ。」
「普通は逆じゃない?」
「何がだ。」
「女性が泊まる時に、男性側が言う台詞じゃないと思うけど。」
「……。」
ドモンは黙った。
言われてみればその通りだった。
「……悪い。」
「ふふ。」
ラミルは小さく笑う。
「本当に変わったわね。」
「昔のあなたなら。」
「絶対にそんなこと言わなかった。」
「……。」
ドモンは少しだけ視線を逸らす。
ラミルは微笑む。
「話を聞くのが楽しみになってきた。」
「そうか?」
「ええ。」
ラミルはドモンを見る。
「ちゃんと聞きたい。」
「……。」
ドモンは少し驚いた。
以前なら。
自分の過去を話すことなど考えもしなかった。
弱さを見せること。
失敗を認めること。
それが嫌だった。
しかし。
今は違う。
頼ることも。
話すことも。
信じることも。
強さなのだと知った。
「分かった。」
ドモンは座り直す。
「じゃあ。」
「最初から話す。」
「俺が。」
「この世界へ来る前のことを。」
◇
少し時間が経った。
部屋には二人分の飲み物が置かれている。
ラミルは静かに耳を傾けていた。
「俺は。」
「未来の地球から来た。」
「未来……。」
「ああ。」
ドモンは頷く。
「俺のいた世界では。」
「人類は宇宙へ進出していた。」
「そして。」
「四年に一度。」
「ガンダムファイトという大会が開かれていた。」
「ガンダムファイト?」
ラミルが聞き返す。
「各国の代表が。」
「モビルファイターと呼ばれる機体で戦う。」
「その勝者の国が。」
「宇宙の主導権を持つ。」
「……。」
ラミルは少し考える。
「かなり物騒な平和ね。」
「否定はできない。」
ドモンは苦笑した。
「だが。」
「俺には。」
「戦う理由があった。」
「家族のため。」
「そして。」
「師匠との因縁のため。」
ラミルは黙って聞く。
ドモンの声には。
怒りではなく。
懐かしさが混じっていた。
ラミルの表情が少し変わる。
ドモンは拳を見る。
「東方不敗。」
「俺の師匠だ。」
「俺に武術を教えてくれた人だった。」
「だが。」
「ある時、敵として戦うことになった。」
「……。」
「師匠は。」
「人間が地球を傷付け続けることを許せなかった。」
「だから。」
「デビルガンダムという存在を使い。」
「世界を変えようとしていた。」
ラミルは眉をひそめる。
「デビル……ガンダム。」
「ああ。」
ドモンは頷く。
「人類最大の脅威だった。」
「自己進化。」
「自己再生。」
「自己増殖。」
「世界を飲み込むほどの力を持った存在だ。」
「そして。」
「それを止めるために。」
「俺は師匠と戦った。」
「……。」
「勝った。」
短い言葉。
しかし。
その声には複雑な感情が混じっていた。
「でも。」
「俺が勝った時。」
「師匠は。」
「もう助からなかった。」
「俺の腕の中で。」
「最期を迎えた。」
ラミルは黙った。
「……。」
「東方不敗マスター・アジア。」
「俺が超えるべき人で。」
「俺が一番尊敬していた人だ。」
ドモンは少し笑う。
「そして。」
「俺はその戦いの後。」
「デビルガンダムを完全に打ち破った。」
「世界は救われた。」
「……。」
「それから。」
ドモンは少し間を置く。
「俺は。」
「自分の人生を生きた。」
「結婚もした。」
「仲間と過ごした。」
「そして。」
「長い時間を生きた。」
ラミルが目を見開く。
「長い時間?」
「ああ。」
ドモンは頷く。
「そして。」
「121年の生涯を終えた。」
部屋が静かになる。
「……でも。」
ラミルが尋ねる。
「あなたはここにいる。」
「ああ。」
ドモンは頷く。
「死んだ後。」
「俺は白い空間にいた。」
「そこに。」
「神と名乗る存在が現れた。」
「……神?」
「ああ。」
「そして。」
「もう一度。」
「世界を救ってほしいと言われた。」
「この世界を?」
「そうだ。」
ドモンは遠くを見る。
「そのために。」
「俺は。」
「赤ん坊として。」
「この世界に生まれ直した。」
ラミルはしばらく言葉を失った。
ドモンは苦笑する。
「幼い頃から。」
「俺は修行を続けた。」
「武術を覚えて。」
「強くなるために鍛えた。」
「...」
「仲間がいた。」
「友達がいた。」
「一緒に笑って。」
「くだらないことで騒いで。」
「楽しい時間もあった。」
その表情は。
ほんの少しだけ柔らかかった。
「……だが。」
「旧都陥落が起きた。」
ラミルの表情が変わる。
「その時。」
「俺はまだ未熟だった。」
「力が足りなかった。」
「守れなかった。」
拳を握る。
「大切なものを。」
「いくつも失った。」
「……。」
「その時からだ。」
「俺は。」
「考えるようになった。」
「俺が全部守らなければならない。」
「俺が強くならなければ。」
「また失う。」
「そう思った。」
ラミルは静かにドモンを見る。
「だから。」
「一人で戦おうとしたのね。」
「ああ。」
ドモンは認める。
「誰にも頼らず。」
「誰にも迷惑を掛けず。」
「俺だけが傷付けばいいと思った。」
「だがホロウで無茶をしていたことも。」
「……。」
ドモンは視線を逸らす。
「バレてた。」
「幼馴染達に。」
「俺がホロウレイダーの依頼を受けていたことも。」
「全部。」
ラミルは少し呆れたように笑う。
「それは怒られるわね。」
「……ああ。」
「かなり怒られた。」
「でも。」
ドモンは続ける。
「みんな。」
「心配してくれていた。」
「怒っていたのは。」
「俺を責めるためじゃなかった。」
「失いたくなかったからだ。」
「……。」
「俺は。」
「それを理解するのが遅かった。」
少し沈黙。
そして。
「それで今回起こってしまった。」
「簡単に言えば。」
「俺が無茶をしていたから。」
「儀玄という友が止めようとした。」
「最初は。」
「戦いになった。」
「……。」
「でも。」
「最後には。」
「お互いに本音をぶつけた。」
ドモンは少し笑う。
「儀玄は。」
「俺が心配だったんだ。」
「怒っていたんじゃない。」
「怖かったんだ。」
「また失うことが。」
ラミルは静かに頷く。
「そして。」
「あなたは変わった。」
「ああ。」
ドモンは頷く。
「少しだけな。」
「でも。」
「まだ途中だ。」
ラミルは微笑む。
「それで十分よ。」
「……。」
「だって。」
「今のあなたは。」
「ちゃんと。」
「誰かに話そうとしているもの。」
その言葉に。
ドモンは少し驚く。
そして。
小さく笑った。
「……そうだな。」
「昔の俺なら。」
「絶対にしなかった。」
「でしょうね。」
二人の間に。
穏やかな空気が流れる。
しかし。
ラミルは静かに息を吐く。
「……じゃあ。」
「次は。」
「私の番ね。」
ドモンが顔を上げる。
彼女は静かに笑う。
「今度は。」
「私があなたを信用する番よ。」
そして。
ラミルはゆっくり口を開いた。
彼女はいつものような柔らかな笑みを浮かべていた。
だが。
その奥には。
今まで見たことのない覚悟があった。
「私も。」
「あなたに隠していたことを話す。」
「……。」
ドモンは黙って頷く。
「約束だからな。」
「ええ。」
ラミルは一度目を閉じる。
そして。
ゆっくり口を開いた。
「まず。」
「謝らないといけないことがあるわ。」
「……?」
「私の名前。」
ラミルは小さく笑った。
少し寂しそうな笑顔だった。
「ラミルという名前は。」
「本当の名前じゃない。」
沈黙。
「……。」
「そうか。」
「それだけか?」
「え?」
「いや。」
「 元から偽名というのは気づいていたし。」
「名前を偽っていたくらいで怒るものでもないしな。」
「……。」
ラミルは少し笑う。
そして。
表情を引き締めた。
「私の本当の名前は。」
「レミエール・ダン。」
「レミエール……。」
「ダン。」
ラミル。
いや。
レミエールは頷く。
「そして。」
「初代虚狩り。」
「杖の軍のダン中佐。」
「……。」
「100年以上前の話だけどね。」
ドモンは黙って聞く。
「今でも生きている理由は。」
レミエールは首を横に振る。
「話せない。」
ドモンは静かに息を吐く。
普通なら。
信じられない話だ。
しかし。
自分自身が。
一度死んで。
赤ん坊から人生をやり直している。
だからこそ。
否定する理由はなかった。
「それで。」
ドモンが聞く。
「今は?」
レミエールの表情が少し曇る。
「サンブリンガーが治めるロスカリファに身を寄せていた。」
「……。」
「そこで。」
「ある事件が起きた。」
ドモンは黙って待つ。
「私は。」
「サンブリンガーの暗殺を試みた。」
部屋の空気が変わる。
「……。」
「だから。」
「ロスカリファではS級指名手配犯。」
「それが。」
「世間から見た私よ。」
レミエールは自嘲するように笑った。
「どう?」
「幻滅した?」
「……。」
ドモンはしばらく黙っていた。
そして。
「いや。」
即答した。
「しない。」
レミエールが目を見開く。
「だが。」
「その前に。」
「一つ言いたい。」
「……。」
「お前が。」
「何を背負っているのかは分からない。」
「でも。」
「俺に話したということは。」
「信じてくれたんだろ。」
「……。」
「なら。」
「もうお前は友達だ。」
レミエールは少し驚いた顔をする。
「お前が。」
「どんな過去を持っていても。」
「今。」
「俺の前にいるお前を見る。」
レミエールはしばらく黙る。
そして。
「……本当に。」
小さく笑った。
レミエールは少し照れたように視線を逸らす。
「……。」
「どうした?」
ドモンが尋ねる。
「いや。」
レミエールは小さく笑った。
「少しだけ。」
「肩の荷が下りた気がしたの。」
「……。」
ドモンは黙って頷く。
それは。
自分にも覚えがある感覚だった。
ずっと抱えていたものを。
誰かに話す。
それだけで。
胸の奥にあった重さが少しだけ軽くなる。
「俺もだ。」
「え?」
「話してよかったと思ってる。」
レミエールは微笑む。
しばらく。
穏やかな沈黙が流れる。
互いの秘密を知ったことで。
むしろ。
二人の間には今まで以上の安心感が生まれていた。
「……さて。」
レミエールが時計を見る。
「まだ寝るには早いわね。」
「そうだな。」
ドモンも時計を見る。
まだ夜は始まったばかりだった。
「なら。」
レミエールは立ち上がる。
「遊びましょう。」
「……遊ぶ?」
ドモンは首を傾げる。
「何をするんだ?」
レミエールは少しだけ悪戯っぽく笑った。
「夜の。」
「ターン制バトル。」
「……。」
ドモンは固まる。
「ターン制……バトル?」
レミエールは満足そうに笑った。
◇
数分後。
ドモンとレミエールは。
テーブルを挟み。
激戦を繰り広げていた。
「……。」
「……。」
二人の視線は。
盤面から一瞬たりとも離れない。
そこにあるのは。
先ほどまでの穏やかな会話とは別の空気。
だが。
戦場のような緊張感とは違う。
互いに楽しみながら。
全力でぶつかり合う。
そんな空気だった。
「チェック。」
レミエールが駒を動かす。
「……。」
ドモンは盤面を見る。
数秒。
いや。
数十秒。
完全に思考を巡らせる。
「なるほど。」
「ここを狙っていたのか。」
「ええ。」
レミエールは微笑む。
「あなたなら。」
「必ず正面から受けると思ったから。」
「……。」
ドモンは少し悔しそうに笑う。
「戦い方まで読まれているとはな。」
「長く生きているもの。」
「経験だけはあるのよ。」
「なら。」
ドモンは駒を動かす。
「俺は。」
「経験ではなく。」
「今の一手で勝つ。」
レミエールは目を細める。
「言うわね。」
「勝負だからな。」
二人は笑う。
チェス以外にも。
様々なボードゲームを遊んだ。
◇
夜も深まり。
二人はようやく寝支度を終えていた。
「……。」
ドモンは部屋を見渡す。
そして。
あることに気付いた。
「……しまった。」
「どうしたの?」
レミエールが首を傾げる。
「ベッドが一つしかない。」
「……。」
二人の視線が。
部屋の隅にあるベッドへ向く。
沈黙。
「俺は床で寝る。」
ドモンは即答した。
「え?」
「客人を床で寝かせるわけにはいかない。」
「でも。」
「問題ない。」
ドモンは腕を組む。
「昔から野宿には慣れている。」
「いや。」
レミエールは呆れたようにため息をつく。
「そういう問題じゃないでしょう。」
「だが。」
「俺は床で――」
その瞬間。
レミエールの手が伸びた。
「……。」
ドモンの腕を掴む。
「一緒に寝ましょう。」
「……。」
一瞬。
ドモンの思考が止まった。
「聞こえなかった?」
レミエールは笑う。
「一緒に寝るの。」
「いや。」
「待て。」
「それは色々と問題があるだろう。」
「何が?」
「何がって……。」
ドモンは珍しく言葉に詰まる。
しかし。
レミエールは気にした様子もない。
「……。」
ドモンは少し黙る。
確かに。
「俺は床でいい。」
「頑固ね。」
「お互い様だろ。」
「……。」
レミエールは少し笑った。
そして。
「なら。」
「力比べで決めましょう。」
「なに?」
次の瞬間。
レミエールはドモンの腕を引いた。
「こっちへ来て。」
「いや待て!」
ドモンは踏ん張る。
しかし。
レミエールの力は凄まじかった。
「さすがに。」
ドモンは驚く。
「力が強いな。」
「あなた相手に手加減する必要はないでしょう?」
「……。」
ドモンは笑う。
「なるほど。」
「そういうことなら。」
足に力を込める。
「俺も遠慮しないぞ。」
瞬間。
空気が変わった。
「え?」
レミエールが目を見開く。
掴んでいた腕が。
止まった。
「……。」
「あなた。」
「やっぱり普通じゃないわね。」
ドモンは苦笑する。
「お前もな。」
そこから。
戦いが始まった。
拳ではない。
技でもない。
ただ。
相手をベッドまで連れて行くか耐えるか。
謎の勝負。
「ドモン。」
「諦めなさい。」
「断る。」
「頑固ね。」
「お互い様だ。」
引く。
押す。
回り込む。
互いに一歩も譲らない。
その光景は。
まるで。
プロレスの試合だった。
二人の力がぶつかり合う。
ドモンの鍛え抜かれた身体能力。
レミエールの英雄としての圧倒的な力。
互いが互いを認めているからこそ。
全力だった。
そして今。
ベッドを巡る争いによって。
自室そのものが。
リングへと変貌していた。
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みなさんお待ちかねぇぇ!
太陽輝く六文街で、ドモンはある男に依頼を受けます。
男の名は市長。彼はヴィクトリア家政を通してドモンに話を持ち掛けるのです!
次回、ゼンレスゾーンゼロ 流派東方不敗、再臨す「再来、衛非地区へ!必死の生存者」にぃ、レディィィ、ゴォ!!
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次回はゼンゼロシーズン2第一章のストーリーになります。