仮面ライダーメカニック   作:玲音考人

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「仮面ライダーメカニック」の物語、いよいよスタートとなります!



本編
vol.1「変身!×メカニック爆誕!」


 

……昔から、ヒーローに憧れていた。

カッコよくて、強くて、誰かの笑顔を守り抜ける、そんなヒーローに。

 

そんな風になりたいと思っていたけれど、俺はそんな風になれっこないって思い始めていた、そんな時だった。

俺が「本物のヒーロー」に出会ったのは。

 

「お前の“感情”はどんな味かな…!」

 

「っ……!」

 

目の前に迫る亀の怪物は飛びかかる。しかし、その爪が俺に突き立てられることは、ついぞなかった。

 

???「はあーっ!!」

 

「ぐっ!?誰だ…!」

 

「え……?」

 

???「あなた、大丈夫?」

 

「き、君は…?」

 

???「私?私は…仮面ライダー。そう呼ばれてる」

 

「仮面…ライダー…」

 

???「そう、私は仮面ライダー…サイビア!」

 

 窮地に陥った青年の前に現れ、怪物を軽く吹き飛ばしたのは、蜘蛛を思わせる仮面を身に付け、モニターやキーボードと言ったコンピューターを構成する要素や蜘蛛の巣などの蜘蛛を思わせる要素が身体を守る白色と紫色の装甲をなしているような姿をした不思議な戦士だった。風を受け、蜘蛛の巣の模様が刻まれたローブが悠然とはためき、腰には黒色と銀色を基調として赤色の差し色が入ったベルトのようなものを巻き、バックルには電池のようなものが二本差し込まれていた。

 彼女は己を仮面ライダーサイビアと名乗ると、複眼に橙色の輝きを灯し、手に持ったキーボードのような物が付いた大剣型の武器を振るって怪物を圧倒する。

 

「邪魔をするな!」

 

サイビア「はあーっ!!」

 

「ぐがっ…く…覚えてろよ……!」

 

 サイビアは大剣で強烈な一閃を叩き込み、それを受けた怪物は捨て台詞を放ちながら海へと飛び込み、その場を立ち去る。

 

「その、ありがとう!」

 

サイビア「気にしなくて良いよ。…まあ、これからは精々気を付けることだね。……じゃあ」

 

「あ、待っ──」

 

 青年は助けてくれたサイビアに感謝を伝えようとするが、サイビアは軽く注意喚起すると掌から糸を放ち、ビルの向こうへと跳び去っていく。

 

「これは……え?学生証?あの人が落としていったのかな。……仮面ライダー、か…」

 

⭐︎⭐︎⭐︎

 

仮面ライダーメカニック

 

⭐︎⭐︎⭐︎

 

vol.1「変身!×メカニック爆誕!」

 

──半年後

 

「聞いてよーひろちゃん」

 

「どうしたんですか?」

 

  音慈牧(ねじまき)市にある、歯車模様の特徴的な看板が置かれた喫茶店・からくり。

 その中で、常連客と思わしきおじさんが感じの良さそうな青年…この店の店主である機道(きどう)裕輝(ひろき)に話しかける。

 

「いや実はさ、長く使ってたラジオが壊れちゃって…」

 

裕輝「それは残念ですね…」

 

「だからひろちゃんに修理お願いしたいんだ。頼めるかな?」

 

裕輝「お安い御用ですよ!見せてもらっても?」

 

「いやー、助かるよ。ひろちゃんなら腕も確かだし」

 

裕輝「いえいえ、お役に立てたなら何よりです!じゃあ、直しておきますね!」

 

「ごめんねえ、頼んだよ!」

 

 おじさんは裕輝にラジオの修理を頼むと、コーヒーを飲み干してお代を置くと、そのままお店を出る。

 

裕輝「またの来店お待ちしてます!…さて、そろそろ休憩にしようと思ってたし、早速直すか。……そろそろ時間だしね」

 

 裕輝は笑顔でおじさんを見送ると、客が途絶えたこともあって店の前の看板を「OPEN」

から「CLOSE」に裏返す。

 

裕輝「どれどれ……ああ、ここか。ここをこうして……よし、多分これで直ったはず」

 

 手慣れた様子でラジオを直していく裕輝。

 暫く作業を続け、ひと段落するとラジオの調子を確かめる。

 

裕輝「さて…ちゃんと直ったかな?」

 

『……続いてのニュースです。昨夜未明、音慈牧市北東部で二十代男性が道端で倒れているところが近隣住民の方に発見されました』

 

裕輝「ん?」

 

『男性は病院に緊急搬送され、命に別状はないとのことですが、呼びかけに反応がなく、まるで魂が抜けたかのような状態となっているとのことであり、警察は調査を続けているとのことです』

 

裕輝「……魂が抜けたような状態…か」

 

 ラジオの動作確認のために電源を入れた時に流れてきたニュースに、思わず耳を傾ける裕輝。

 その内容に、裕輝は半年前の記憶を思い起こす。

 

『貴様の感情はどんな味かな…!』

 

裕輝「……まさかラズマ…?……俺も、あの子みたいに、仮面ライダーに変身さえできれば…」

 

 そう呟きながら、裕輝は店の奥に仕舞われたアタッシュケースを取り出す。

 

裕輝「……いつになったら使えるんだろうな」

 

 アタッシュケースを撫でながら、裕輝はアンニュイな雰囲気を漂わせる。

 

⭐︎⭐︎⭐︎

 

「……ーい」

 

裕輝「……」

 

「…おーい、機道?」

 

裕輝「おわっ!?……才花さん、来てたんだ」

 

才花「さっきからいたよー。……てか、何その胡散臭いアタッシュケース」

 

 アタッシュケースを眺めてぼうっとしていた裕輝にジト目を向けつつ声を掛けたのはやや小柄な体格に長い黒髪が特徴的な高校生の少女、械条(かいじょう)才花(さいか)だった。

 

裕輝「これはその……俺の目標、みたいなものだよ」

 

才花「…ふうん?まあ良いや。……いつもの」

 

裕輝「はいはい、いつものね」

 

 アタッシュケースに怪訝な目を向けながらも、才花は裕輝の前のカウンター席に腰掛け、慣れた様子で注文する。

 

裕輝「そういえば才花さん、知ってる?」

 

才花「……何を?」

 

裕輝「最近どうやら連続で人が襲われてるんだって。襲われた人は魂が抜けたような状態になっちゃうらしいけど…これってやっぱりラズマの仕業かな?」

 

才花「恐らくそう。こっちでも調べてるところ。……ホント、めんどくさいから嫌なんだけどねー」

 

裕輝「そっか。……その、無理しないでね」

 

才花「急にどうしたの」

 

裕輝「いやだって…才花さんは今、変身できないでしょ?」

 

才花「……そうだね」

 

 ラジオで聞いた話を話題に上げる裕輝に、出されたパンケーキとコーヒーを味わいながら答える才花。

 そして裕輝の言葉に、才花は神妙な面持ちでスクールバッグから破損した機械を取り出す。

 それは黒色と銀色を基調として、青色の差し色が入った機械…仮面ライダーサイビアの腰に巻かれていたのと同じ機械だった。

 

裕輝「いくら仮面ライダーサイビアの正体が才花さんだと言っても…変身出来なかったらただの可憐な女の子なんだし、気を付けてね」

 

才花「一々おかしな言い回ししないでよー。……まあ、別に?仮面ライダーなんて元々やりたくてやってたわけじゃないし、なんならこのままなれなくたって構わないけど?」

 

裕輝「またそういうことを…」

 

 サイビアの正体が才花であることを語りつつ心配している裕輝に対し、才花は寧ろ仮面ライダーになんてもうなれなくても構わないとまで言い始める。

 

才花「あなたが私の正体を知った時からずっと言ってるでしょ。私は好きで仮面ライダーをやってるわけじゃないって」

 

裕輝「それは知ってるけど」

 

才花「偶々私が仮面ライダーになったから仕方なくラズマと戦ってる。…ただそれだけ」

 

裕輝「まあ、才花さんは優しいもんね」

 

才花「…別に優しくなんてないよ。やりたくなんかないけど…やめることもできないだけ」

 

 そんな会話を続けていた二人だったが、次第に話は思い出話に切り替わる。

 

裕輝「それにしてもびっくりしたなぁ。あのカッコいい仮面ライダーの正体がこんな可憐な女の子だったなんて」

 

才花「また言ってる…。私は心臓止まるかと思ったんだから、まさか一般人にバレると思ってなかったし……」

 

 二人が思い返すのは半年ほど前の出来事。

 裕輝がラズマに襲われた数日後のことだった。

 

サイビア「はあ…今日も面倒だったなぁ。さっさと帰ろーっと……」

 

裕輝「……えっ」

 

才花「…ん?……は?」

 

裕輝「あ、やば…えっと、その……」

 

才花「あの…あなたもしかして今……見てた?」

 

裕輝「えっと、その……はい」

 

 変身を解いた才花の姿を見ていた裕輝に、才花は思わず問い詰める。

 

才花「こんなミスするなんて嘘でしょ…。てかあなたこの間ラズマ…怪物に襲われてた人だよね?」

 

裕輝「えっと……はい」

 

才花「なんでこんな所にいるのさ。さっきまで怪物がいたんだよ?危ないじゃない」

 

裕輝「あー…その、これ……返したくて」

 

才花「これは…私の学生証…少し前に失くしたと思ったけど…」

 

裕輝「うん。…あんまり勝手に中身見るのも良くないとは思ったんだけど…。助けてもらったわけだし、ちゃんと返したいと思ったんだ」

 

才花「……そう、ありがとう。けど、もう私には関わらない方が良いよ」

 

裕輝「え?」

 

才花「知っての通り、私は仮面ライダーとしてラズマとの戦いを繰り返してる。そんな私に付いてきたら、痛い目見ることになるよ」

 

 学生証を返したいという思いから仮面ライダーを探していたという裕輝に礼を告げつつも、才花は自分とは関わらない方が良いと突き放す。

 

裕輝「……械条さん…だよね?優しいんだね」

 

才花「え?」

 

裕輝「人知れず怪人と戦い続けてるのも凄いし…その上自分に関わって他人が傷付くのを心配するなんて、凄く優しい人じゃなきゃできないよ」

 

才花「……別に、そんなことないよ」

 

裕輝「俺さ、ヒーローになりたいってずっと思ってるんだ」

 

才花「ヒーロー?」

 

裕輝「そう。…だから、械条さんみたいな人は凄いなって。……あ、そうだ、これ」

 

才花「これは……カフェの割引券?」

 

裕輝「そう。これ、俺がやってる店なんだ。良かったら今度遊びに来てよ。…じゃあね!……そうそう、俺は機道裕輝!よろしく!」

 

才花「あ、ちょっと!」

 

 才花のことを「凄く優しい人」と評した裕輝はその手に喫茶店・からくりの割引券を握らせると、自己紹介しつつその場を立ち去っていく。

 

裕輝「……そんなこともあったなあ」

 

才花「正体を言いふらされたりしてないか気になって、結局様子を見にきたんだけど……」

 

裕輝「そんなことしないってのに全然信じてくれなかったよね」

 

才花「そりゃあ、万が一にもバレたら大ニュースになっちゃうんだからしょうがないでしょ。……けどまあ、今は正体を知ったのが…あの時学生証を拾ってくれたのが機道で良かったと思ってる」

 

裕輝「え、俺意外と高評価な感じ?」

 

才花「べ、別に?そういうことじゃなくて…そう、単にお人好しな人で良かったってだけ」

 

裕輝「別に俺、お人好しってわけじゃないけど…」

 

 出会った時の思い出を振り返りつつも、才花の自分への人物評に対してはそんなことはないと否定する裕輝。

 

才花「いや、あなたをお人好しといわないなら、誰をお人好しというのさ。さっきだってまた無償で機械の修理を引き受けたんでしょ?」

 

裕輝「……それは…そうだけど、別に何の見返りも期待してない、無償の善意なんかじゃないよ?」

 

才花「?何か欲しいものでもあるの?」

 

裕輝「それは……まあ、秘密だよ」

 

才花「何それー…」

 

 謙遜する裕輝に、才花はまた機械の修理を請け負っていたことを指摘するが、そんな才花の言葉に裕輝はどこか自嘲的な雰囲気で返す。

 

才花「さて、私はそろそろ帰るね。これ、お会計」

 

裕輝「うん。またおいで」

 

才花「……気が向いたらね」

 

裕輝「そう言いつつ何だかんだ毎週のように来てくれてるじゃん」

 

才花「う、うるさいなぁ……」

 

 コーヒーを飲み干すと、才花はお代を置いて店を後にする。

 

⭐︎⭐︎⭐︎

 

裕輝「……ん?これ…ハンカチ?才花さんのか。まだ近くにいるはずだし…届けに行くか」

 

 才花が店を出て少し、裕輝は才花が座っていた席の近くにハンカチが落ちていることに気付くと、届けに行こうと店を出ようとする。

 

「君もよくやるよな」

 

裕輝「うわっ!?びっくりした。急に出て来るなよ。……ベータ」

 

ベータ「良いだろ客も居ないんだし」

 

 店の奥から声がすると共に、電子的な駆動音と共に現れたのは緑色を基調として全身に赤色と銀色のラインを走らせた人型のロボットだった。

 180センチほどのバッタを思わせる意匠の入ったそのロボット…ベータはカウンターに出てくるとどこか呆れた口調で裕輝に語りかける。

 

ベータ「あの子に近付けば、君もあの子のようになれると思っているのか?」

 

裕輝「それは…」

 

ベータ「前にも言った気がするけどな。君はそれ以前だ。今の君じゃ仮面ライダーにはなれん」

 

裕輝「……そこまで言うくらいなら何でなれないのかも教えてくれても良いのに」

 

ベータ「…それじゃダメなんだ。言ってしまったらきっと、君は余計に離れるからな」

 

裕輝「……?…よくわかんないけど。まあ良いや」

 

ベータ「ほら、さっさと届けに行って来い」

 

裕輝「ベータが引き止めたんじゃん!?…じゃ、行ってくる」

 

 ベータの言葉に軽く憤慨しつつも、裕輝は才花を追いかけてからくりを出る。

 

ベータ「裕輝、君は君のままで良い。本来の強さがあれば…君は」

 

裕輝『俺と一緒に来てくれないか?』

 

ベータ「……ま、それが発揮されるのはいつになるやら」

 

 ベータは腕を組みながらその記憶回路に刻まれたとある記録を思い起こす。

 薄暗い部屋に、飛び散る火の粉。そんな中で真剣な表情でベータに向かって手を伸ばす裕輝の姿を。

 

ベータ「……む?この反応…近いな。仕方ない、お使いを出そうか」

 

 裕輝が出て行った後、ベータは何かに気付くと裕輝が置いていったアタッシュケースを手に取る。

 

⭐︎⭐︎⭐︎

 

才花「……」

 

裕輝「あ、いた。才花さん!」

 

才花「ん?機道?──!」

 

裕輝「才花さん、これ忘れ──」

 

才花「伏せてッ!!」

 

裕輝「へ?」

 

「ふんっ!!」

 

裕輝「うわああっ!?…こいつは…コウモリのラズマ…!」

 

「…人間め…余計なことをしおって」

 

 才花の後ろ姿を見つけ、声をかける裕輝。

 しかし、その声に振り向いた才花が血相を変えると裕輝に伏せるよう促すと、次の瞬間空から()()が裕輝を襲う。

 その正体は蝙蝠の怪物…バットラズマだった。

 

バット「…こいつは“極上”だ。邪魔するな」

 

才花「極上…?どうして機道を狙うの」

 

バット「コイツは良い…極上の絶望を抱えている匂いを感じる。俺たちはそれぞれ自らの好きな感情を求めて人間を襲うが…とりわけ俺は絶望の感情が好きでね」

 

才花「絶望…?機道が?」

 

裕輝「……!」

 

 バットラズマは自らが裕輝を狙う理由を裕輝の抱える絶望の感情が目当てだと明かす。

 

才花「ここのところの連続襲撃もあなたの仕業ね」

 

バット「ああ、邪魔者と聞く仮面ライダーが動くか試そうと思ってな。出てこなくて安心したぞ」

 

裕輝「そのために…人を…!」

 

才花「話は終わりだよ」

 

《スパイダーエナジー!》

 

《ドローンオン!》

 

才花「あなたを倒す!…頼むよ!!」

 

バット「く…!人間の分際でこのような力を持つとはな」

 

 身勝手なバットラズマの言葉に怒りを露わにした才花は黒色を基調とし、赤色と紫色の差し色が入ったデジカメ型の装置“デジカメドローナー”にスパイダーエナジーデンチを装填し、前面部に折り畳まれたファンを展開してドローンモードに変えて発進させることで放たれた糸によりバットラズマの拘束を試み、その隙にサイビアの際に使っていた大剣を取り出し、斬りかかる。

 

バット「こんなもの…!邪魔者には…死あるのみだ!」

 

才花「っ…!」

 

裕輝「才花さん!!」

 

 バットラズマは糸を爪で切り裂くと、デジカメドローナーを裏拳を喰らわせて弾き飛ばして地面に転がし、そのまま才花に応戦する。

 

バット「まずはお前から消えてもらおう」

 

才花「!悪いけど…」

 

《テクニカルフォン!》

 

才花「そうもいかないんだよねぇ…!」

 

《バリアアプリ!》

《シャキーン!》

 

才花「ふっ…!」

 

バット「!小癪な…」

 

 バットラズマは才花目掛けて爪を突き立てようとするが、才花が黒を基調として緑色と白色の差し色が入ったスマートフォン型のデバイス“テクニカルフォン”を取り出し、盾の模様が描かれた青色のアイコンをタップしてバリアーアプリを起動して翳すと青色のバリアーが展開され、バットラズマの攻撃を阻む。

 

バット「だが…その守りもいつまでも持つわけでは…ないようだな!ふんっ!!」

 

バリン!

 

才花「っ…きゃっ!!」

 

裕輝「才花さんっ!」

 

 何とかテクニカルフォンのバリアーで攻撃を防ぐ才花だったが、バットラズマの猛攻によってバリアーにヒビが入っていき、口から放たれた音波攻撃によって遂には破られたことで地面を転がされ、それと同時に持っていた大剣を取り落としてしまう。

 

バット「ふん…消えろ」

 

裕輝「才花さんに手を出すな…!」

 

才花「機道…!」

 

バット「む?…自ら飛び込んでくるとは…愚かな。だが…丁度良い」

 

才花「ダメ……アイツが狙ってるのはあなたなんだよ!早く逃げて…!」

 

裕輝「負けるか…ッ!」

 

バット「無駄な足掻きだ。ふん!」

 

裕輝「うぐあああっ!!」

 

才花「機道!!」

 

 才花にトドメを刺さんとするバットラズマに対し、裕輝は拾い上げた大剣で攻撃を仕掛ける。

 しかし、大したダメージは与えられず、バットラズマに殴り飛ばされてしまう。

 

裕輝「まだ…!」

 

バット「ふん」

 

裕輝「うぐああああっ!!」

 

才花「機道!…くっ……音波のせいで…身体が動かない…!早くしないと、機道が…!」

 

バット「さて…いただくとしようか…!」

 

裕輝「──っ!」

 

 裕輝はなんとか立ち上がって反撃に出ようとするも、バットラズマに大剣を蹴り飛ばされ、更には腹を踏みつけられて動けなくなってしまう。

 それを見ていた才花は助けに動こうとするも、バリアを破られた時の音波攻撃の影響で身体が麻痺して動けなくなってしまっていることに歯噛みし、焦りを募らせる。

 

裕輝(俺…ここで終わりなのかな。才花さんも助けられず…仮面ライダーにもなれず……何も果たせずに…終わるのか?……才花さんがアイツに殺されてしまったら…仮面ライダーがいなくなったらラズマの餌食となった人はもう戻らなくなる。そのまま死んでしまう。……つまり、俺も死ぬ。…それだけじゃない。被害に遭った人だって死んでしまう。

けどもう、俺に出来ることなんてない。……なら、ここで諦めるのか?諦めてしまって良いのか?何も出来ないのなら、仕方ないと、諦めて良いのか?

………良いわけない。俺はこんなところで終われない。終わるわけにはいかない。…やらなきゃならないことがある。果たさなきゃならないことがある。…何より、あの日俺を助けてくれた才花さんが…俺の()()()()()()()が傷付いていくのをこのまま見てるだけなんて…そんなの嫌だ…!)

 

バット「ん?」

 

裕輝「負け…られるか……ぁっ!!」

 

バット「!何…?ふん。人間の分際で抗おうとは…無意味な」

 

裕輝「うぐっ…うあああっ!この…っ!」

 

才花「機道…!やめて…っ!お願い…!」

 

 バットラズマの餌食となる目前、頭の中で自問自答していた裕輝は一瞬諦めかけるが、それでもと歯を食い縛り、何とかバットラズマに抵抗する。

 しかし、人間の力で敵うはずもなく、バットラズマには更に力を込めて踏み付けられてしまうが、それでも裕輝は諦めずに抵抗を続ける。

 

裕輝「才花さんに…手は出させない…っ!」

 

ベータ『ナイスガッツだぞ裕輝!』

 

バット「ぐあっ!?…何だ…!」

 

才花「あれは…バイク?なんで無人で…!?」

 

裕輝「バイク…?というか今の声…ベータ…!?どうしてここに……」

 

ベータ『虫の知らせ、ってやつかな。だからこのバイク…メカニカルダッシャーを使いに出させたけど、正解だったな。裕輝、よく持ち堪えた。そして…今の君なら使えるはずだ。このベルトを!』

 

裕輝「え?…てことは…!?」

 

 抵抗を続けていた裕輝。そんな裕輝にトドメを刺そうとするバットラズマだったが、そこにアタッシュケースが括り付けられた赤色を基調として緑色と銀色のラインが走ったバイク…その名も“メカニカルダッシャー”が体当たりを仕掛け、退かせることに成功する。

 そしてメカニカルダッシャーを通じて語りかけるベータの言葉を聞いた裕輝はメカニカルダッシャーに括り付けられたアタッシュケースを開いて中身を取り出す。

 

《エナジーテクノドライバー!》

 

才花「あれは…エナジーテクノドライバー…!?何で機道が…!」

 

裕輝「今度こそ…俺も仮面ライダーになってみせる!」

 

 裕輝が取り出した物。それはエナジーテクノドライバーだった。

 才花が持つそれと全くの同型の装置に、本来裕輝が持ち得ることなどないと思っていた才花は思わず驚きの声を漏らす。

 そんな才花を護るように一歩前へと歩み出た裕輝はエナジーテクノドライバーを腹に押し当てる。

 すると、エナジーテクノドライバーの右端から帯が飛び出して裕輝の腰に巻きつき、ベルトの体を成す。

 

裕輝「!今なら…いけるよな?」

 

ベータ『ああ!思いっきりやるんだ!』

 

裕輝「よし…!」

 

《ホッパー!》

 

才花「エナジーデンチまで…」

 

《バイク!》

 

《エナジーオン!》

 

 裕輝は懐から緑色と赤色の電池型のアイテム“エナジーデンチ”を二本取り出す。

 そしてバッタの絵柄が刻まれた緑色の“ホッパーエナジーデンチ”を裕輝から見て右側のスロットへ、続けてバイクの絵柄が刻まれた赤色の“バイクエナジーデンチ”を裕輝から見て左側のスロットへと装填する。

 すると、緑色のバッタの絵柄が刻まれた電子的な基盤のような模様が裕輝の右横に、更には赤色のバイクの絵柄が刻まれた電子的な基盤のような模様が裕輝の左横に出現する。

 

裕輝「…変身!」

 

《アクティベート!

 

シナジースピード!ホッパーバイク!》

 

バット「その姿は…まさか…!?」

 

才花「嘘でしょ…?機道が…」

 

 裕輝が備え付けられたレバー型入力装置“エナジーアクティベーター”を左側から右側へ移動させると、次の瞬間二つの模様が裕輝の前にスライドしてきて重なり合い、裕輝の身体を通過する。

 そうしてその身体をバッタの要素が入った装甲とバイクの要素が入った装甲が各所に追加された姿に、背中にたなびく銀色のマフラー、そしてマゼンタに輝く複眼を持つ戦士へと変えていく。

 

⭐︎⭐︎⭐︎

 

才花「嘘でしょ…?機道が…」

 

ベータ『さあ、頑張ってくるんだ。仮面ライダー…メカニック!』

 

メカニック「俺が仮面ライダー…メカニック!…ヒーローに、なったんだよな…。だったら、ヒーローの名にかけて、悲劇は俺が終わらせる!」

 

 ベータによって名付けられた戦士…仮面ライダーメカニック ホッパーバイクシナジーは気合を入れ直すとバットラズマ目掛けて立ち向かっていく。

 

メカニック「はあーっ!」

 

バット「ぐっ…バカな…!」

 

メカニック「どりゃああっ!…すげー!めちゃくちゃ身軽に動けんな!」

 

ベータ『そうだろう。何たって僕様が選んだお前に相性バッチリのエナジーデンチだからな!』

 

 メカニックはバットラズマ目掛けて急加速して拳を叩き込むと、そのスピードに驚く。

 

メカニック「まだまだいくぜ!はあっ!はあっ!!」

 

バット「この…!」

 

 メカニックはスピーディーな動きで連撃を叩き込み、バットラズマを追い詰めていく。

 

バット「ふん!」

 

メカニック「っと…だったら…!」

 

《ゴリラ!》

《エナジーオン!》

 

才花「デンチ交換まで…!?」

 

《アクティベート!

 

ゴリラ&バイク!》

 

メカニック「どりゃあーっ!!」

 

 バットラズマの翼による反撃を受けたメカニックは灰色のゴリラエナジーデンチを取り出すと、ホッパーエナジーデンチと交換し、バッタを模した装甲がゴリラを模した物に変わった、メカニック ゴリラバイクに姿を変え、その剛腕“シルバパンツァー”でバットラズマを殴りつける。

 

メカニック「オラッ!だあっ!はあーっ!!」

 

バット「っぐ…うぐあっ!!」

 

 メカニックの打撃の連打に大きく吹き飛ばされたバットラズマは追い詰められていることを自覚する。

 

バット「くっ…まさかコイツが仮面ライダーになるとは…!」

 

メカニック「なっ!?っとと…。飛びやがった…!」

 

バット「これで手は出せまい!はああっ!!」

 

メカニック「ぐっ…超音波か…!」

 

 メカニックは更に強烈な拳で追撃を仕掛けようとしたところで動きを見切られてしまい、空を飛んだバットラズマに上から攻撃を受けてしまう。

 更には空から一方的に超音波攻撃を受け苦しむ。

 

ベータ『厄介だが…突破出来ない敵じゃない!裕輝!ホッパーバイクに戻ってコイツを使え!』

 

メカニック「え!?」

 

《ホイールカリバー!》

 

メカニック「何これ…タイヤ?まあ良いや」

 

《シナジースピード!ホッパーバイク!》

 

ベータ『使い方は──』

 

メカニック「わかった!こうだな!!とりゃああ!!」

 

バット「ぐっ!…なんだその面妖な武器は…!」

 

 メカニカルダッシャーから放たれた小型のタイヤ型の武装“ホイールカリバー”を手にしたメカニックは、ホッパーバイクシナジーに戻るなりベータの説明も聞かずに飛び出すとそのまま殴りかかる。

 

バット「くっ…図に乗るなよ!」

 

メカニック「うあっ!…これ短すぎだって…!」

 

ベータ『話は最後まで聞きたまえよ!それは剣だ!変形するんだよ!』

 

メカニック「そっか!ホイール“カリバー”だもんな!ならえっと…あ、こうか」

 

バット「ふん、隙だらけだ!」

 

《カリバーオン!》

 

メカニック「はああっ!!」

 

バット「ぐああっ!?」

 

メカニック「おーし…これならいける!」

 

 リーチ不足でバットラズマに一方的に攻撃されてしまったことで苦情をぶつけるメカニック。

 しかし、ベータに改めて説明を受けたことでホイールカリバーが剣として使えることを認識すると、スポーク部分を展開して持ち手にし、反対側のスポーク部分に折り畳まれていた刀身を展開してカリバーモードにすることで襲いかかったバットラズマに斬撃を叩き込む。

 

メカニック「はあっ!だあっ!はあーっ!!」

 

バット「くっ…ぐああっ!…ならば…!ふはははっ!流石にここまでは届くまい!」

 

メカニック「また高く飛んだな…」

 

ベータ『ノープロブレムだ、裕輝。君は今バッタの力を持っている。君の脚力でなら奴に届くはずだ!』

 

メカニック「!なるほどね。なら…」

 

メカニック「いくぜっ!はああっ!!」

 

バット「うぐあああっ!!」

 

メカニック「っと……どんなもんだ!」

 

 メカニックは脚に力を込めて高く跳躍すると、そのまま斬撃を放ち、バットラズマを叩き落とす。

 

バット「おのれ…!面倒なことになったな…。惜しいが、ここは撤退させてもらおう」

 

メカニック「えっ!?はああっ!?あ、おい!コラ待て!!」

 

 地面に叩き付けられたバットラズマは忌々しそうに声を上げると、メカニックに背を向け空に飛び去って行こうとする。

 

メカニック「やべえ、このままじゃ逃げられちまう」

 

ベータ『案ずるな!』

 

メカニック「おお、何かあるのか?ベータ」

 

ベータ『ふっふっふっ…勿論あるとも。さあ裕輝。このメカニカルダッシャーに乗るんだ!』

 

メカニック「なるほどな。というかいつの間にこんなバイク作ったんだか……。って待てよ…その材料費どっから出したんだよ!?まさか店の売り上げ使ってないよな!?」

 

ベータ『ギクッ……その話は後にしよう。ほら、さあ!早く!逃げられてしまうぞ!』

 

メカニック「あー、もう!後で話聞かせてもらうからな!よーし、いくぜ!」

 

ベータ『全速力で進むぞ…!』

 

 バットラズマを追いかけるべく、メカニカルダッシャーに乗ったメカニックはエンジンを吹かしつつバットラズマを追う。

 

メカニック「いた!アレだ!」

 

ベータ『OK…ターゲット捕捉。これでも喰らえ!!』

 

メカニック「おしっ!」

 

バット「ぐっ…しつこい奴等め…!」

 

 メカニカルダッシャーに乗りながら街中を駆け抜けるメカニック。

 ヘッドランプ部分からメタックスエナジーの光弾を放つことでバットラズマを追い詰めていく。

 

メカニック「っ…すばしっこい。もう一押し欲しいとこだな」

 

ベータ『それなら僕様がメカニカルダッシャーを遠隔操作して君を高く打ち上げるから、その隙になんとか奴の飛行能力を削ぐんだ』

 

メカニック「…了解。任せとけ!」

 

《エナジーオン!》

 

 高い飛翔能力によって決定打を与えられずにいたメカニックだったが、ベータの提案を受けると、運転をベータに任せて右手にホイールカリバーを持ち、バイクエナジーデンチを装填して刀身に赤色のエネルギーを収束させる。

 

ベータ『合図したら跳ぶんだ。3…2…1…今だ!』

 

メカニック「うおりゃあああっ!!」

 

バット「!?何だと…!?」

 

 ベータは合図と同時にウィリー走行を始めたメカニカルダッシャーの前輪を足場にしたメカニックを空に向けて…正確には空を飛ぶバットラズマ目掛けて一直線に撃ち出す。

 

メカニック「これで…どうだ!はあーっ!!」

 

《エナジーストライク!》

 

バット「ぐっ…うぐあああっ!!翼が…っ!!」

 

 メカニックが急接近したことで驚いた様子を見せるバットラズマに対し、メカニックは両手で構えたホイールカリバーに赤色のタイヤ型のエフェクトを発生させる斬撃を放ち、バットラズマの胴と右の翼を斬り裂く。

 それによってバランス感覚を失ったバットラズマはヨロヨロと高度を落としながら尚も逃げようとする。

 

メカニック「しぶといなアイツ…!」

 

ベータ『あそこまで速度が落ちてれば追い付くのは容易い!一気に決めるんだ!』

 

メカニック「…必殺技ってわけか。えっと確か……ここを…」

 

《チャージオン!》

 

バット「くっ…。!?なんだ?道…?」

 

メカニック「いくぜ!」

 

《スピードエナジーフィニッシュ!》

 

バット「ふん…この道さえ避ければ…!?追ってくるだと…!ま、マズい…!」

 

メカニック「はあっ!!」

 

 エナジーアクティベーターを操作したメカニックは光の道路を展開してバットラズマを捕捉しようとしつつ、その道の上に跳び乗りつつ跳び蹴りの姿勢を取ると、道の上を加速しながら突き進む。

 対するバットラズマは道から逃れようと飛ぶ方向を変えるが、それに合わせて軌道を変えた光の道路に驚く。

 

メカニック「逃がすかっ!」

 

バット「!?動きが…っ!」

 

メカニック「これで…幕引きだ!はあーっ!!」

 

バット「ぐっ…うぐあああああっ!!」

 

 光の道路からは逃げ切れずに捕捉されてしまったバットラズマ目掛けて、そのまま超加速したメカニックは赤いバイクのオーラを纏った状態で跳び蹴りを叩き込み、爆散させる。

 

メカニック「よっしゃ!…これが俺の力…!」

 

 メカニックが初勝利を喜んでいたその頃、どこかの病院で寝かされていた青年の身体から歪なデンチが排出され、砕け散る。

 

パキャンッ!

 

「う…ううん…ここは…?」

 

⭐︎⭐︎⭐︎

 

才花「…まさか機道が仮面ライダーになるなんて…。一体なんで……」

 

 才花は自らの通う紀佳井(きかい)高校の屋上で一人思索に耽っていた。

 

「あ、才花先輩、こんなとこにいたんですね」

 

才花「ん?ああ、陽菜美ちゃん。どうしたの?」

 

陽菜美「院部先生が探してましたよ」

 

才花「あー…了解。ありがとね〜」

 

陽菜美「いえ!先輩のお役に立てたなら何よりです!」

 

 才花の元に現れたのは柔和な笑みを浮かべ、栗色のミディアムヘアをおさげにしている才花の後輩の花笠(はながさ)陽菜美(ひなみ)だった。

 陽菜美から先生が探しているのだと聞いた才花は陽菜美に礼を言いつつ屋上を離れる。

 

陽菜美「才花先輩、何か悩みでもあるのかな。……私も頑張らないと!」

 

才花「……私はどうするべきなんだろう…」

 

 悩みを抱えている様子の才花を見て何か力になれることはないかと考える陽菜美。

 一方の才花は裕輝の仮面ライダーへの変身という想定の範囲外にあった出来事を前に、どう動くべきか考え続けていた…。

 

⭐︎⭐︎⭐︎

 

「……新たな仮面ライダー…か。フッ、面白いことになってきたな。彼こそが二人の仮面ライダーを我々“ガレージ”の元に呼び寄せる鍵になるだろう」

 

「仮面ライダー……ですか。ラズマ様を倒すのはいただけませんが、彼等もまた私たち“産業革命軍(さんぎょうかくめいぐん)”の同志となるかもしれない存在ですし…さて、どう動きましょうか」

 

 異なる場所にてメカニックの戦闘の様子を見ていた二人の人物。

 ガレージという組織の者だという青年は面白いものを見たかのように笑い、一方で産業革命軍という組織の者だという若い女性はアルカイックスマイルを浮かべたまま次の打つ手を考え始める。

 

⭐︎⭐︎⭐︎

 

裕輝「はい!頼まれてたラジオの修理、バッチリ終わりましたよ!」

 

「おお!ありがとねえ、ひろちゃん」

 

裕輝「いえいえ、お安い御用です」

 

「なんだか機嫌良さそうだけど、何か良いことでもあったかい?」

 

裕輝「えっ!?あー…まあ、色々あって」

 

「そう?じゃあ、また来るよ」

 

裕輝「はい!またの来店お待ちしてます!」

 

 ラジオ修理を頼んでいたおじさんに直したラジオを手渡すと、その上機嫌さを指摘される裕輝。

 

裕輝「…仮面ライダーの力があれば……」

 

 エナジーテクノドライバーを手に取って眺める裕輝の瞳の奥に宿っているのは憧れの存在になれた喜び…ではなかった。

 

裕輝『お前たちだけは…絶対に許さない…!』

 

 炎の中、揺らめく人影に向かってそう叫ぶ裕輝。

 そんな過去の光景を思い返すと、裕輝は一人決意を固める。

 

裕輝「いつか絶対に…俺の力で果たしてみせる。俺の…復讐を」

 

 瞳の奥に仄暗い復讐の炎を滾らせながら、裕輝はエナジーテクノドライバーを強く握り締めるのだった…。

 

⭐︎⭐︎⭐︎

 

次回、仮面ライダーメカニック!

 

「カニ人間の噂」

 

裕輝「カニ人間が悪い奴だったら仮面ライダーがやっつけちゃうし」

 

人々を襲う“カニ人間”に立ち向かえ!──

 

「あなたは一体どこで仮面ライダーの力を手にしたのですか?」

 

才花「……機道のあんな顔、初めて見たんです」

 

裕輝「変身できるようにならないとなのに…何でできないんだ…!」

 

裕輝が変身できなくなった理由とは──

 

裕輝「悲劇はこれで…終わりだ!」

 

──新たな力、ゴリラチェーンソーが大暴れ!

 

vol.2「戦う理由×パワフルシナジー!」

 

日曜午後9時!




第1話をご覧いただき、ありがとうございました。

第1話、どうだったでしょうか?
裕輝の戦う理由についてもラストで明かされましたが、こちらは本編開始まで伏せておりましたので、驚いたという方もいらっしゃったのではないでしょうか。
この先いかにして裕輝が戦っていくのか、是非ともご覧ください!

そして、こうして仮面ライダーメカニックの物語も無事に始動しましたので、一年間、どうぞよろしくお願いします!

ちなみに、メカニックに登場するライダーやメカなどの設定もこの後21:30に投稿予定となりますので、気になる方は是非ともご覧ください!
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