もちろんここで出た情報は本編でも解説はしていきますが、事前に頭に入れておくと仮面ライダーメカニックの物語がより早く理解しやすくなるかもしれません。
今回は講座ということで特別に会話形式となっているので、本編開始前から主要キャラ四人の性格やキャラクター性なんかもざっくりと掴んでいただけるかもしれませんので、是非とも楽しんでいただけると幸いです!
ベータ「仮面ライダーメカニックはラズマと日夜戦っている。
そして、敵を知り己を知れば百戦危うからずとも言う。
そこでだ!今日はこの僕様ベータが、君たちに講座を開いてやろう!」
裕輝「な、なるほど…?」
ベータ「さて、受講者諸君。まずは出席を取るとしようか」
才花「なんだか本格的だね…」
陽菜美「学校の授業みたいです」
ベータ「では出席番号1番、機道裕輝!」
裕輝「あ、1番俺なんだ。はい」
ベータ「次、出席番号2番、械条才花!」
才花「はい」
ベータ「最後、出席番号3番、花笠陽菜美!」
陽菜美「は、はい!」
ベータ「よろしい、全員いるようだな」
裕輝「……三人しかいないんだから見ればわかるような…」
喫茶店“からくり”。その店内にて、ホワイトボードを背に講師を気取っているのはロボットのベータ。
そして、そんなベータの様子にやや困惑しながらも並べられた椅子に腰掛けて話を聞いているのは機道裕輝、械条才花、花笠陽菜美の三人だった。
ベータ「こらそこ、私語をしない!」
裕輝「す、すみません…」
ベータ「よろしい。それじゃあ始めていこう。まずは基本…『仮面ライダー』とはなんであるか、から説明しよう」
裕輝「あ、そっからなんだ」
⭐︎⭐︎⭐︎
〜「仮面ライダー」について〜
ベータ「さて、仮面ライダー、その定義についてだが……まず出席番号1番の裕輝、仮面ライダーとは何か、答えよ!」
裕輝「えっ!?…えーっと、生物と機械の力を持った二種類のエナジーデンチの力を組み合わせて変身した戦士のこと……だよな?」
ベータ「その通り!生物の力を宿したアニマルカテゴリのエナジーデンチと、機械の力を宿したマシンカテゴリのエナジーデンチ。
種類の異なる二本をエナジーテクノドライバーで組み合わせて変身するのが仮面ライダーだ!」
裕輝「アニマルカテゴリはホッパーにスパイダー、後はゴリラとかもあるよな」
才花「マシンサイドはバイクやコンピューター、チェーンソーなどがあるよね」
陽菜美「確か、全部で40種類あるんですよね?」
ベータ「そうだな。アニマルカテゴリとマシンカテゴリ、それぞれに20種類ずつの合計40種類だ。
……とはいえ、仮面ライダーの定義というのは、もう一つある。それが、“ラズマから人々を守るヒーロー”であることだ」
裕輝「確かに…ただ変身できるだけの存在、ではないよな」
ベータ「その通り。仮面ライダーに大切なのは、ラズマの脅威に苦しむ人々を守りたいという心だからな」
陽菜美「システムとしての仮面ライダーと、在り方としての仮面ライダーの二つが備わって、初めて真の意味で仮面ライダーになれるってことですね」
ベータ「そういうことだな。さて、次は仮面ライダーが戦う相手、『ラズマ』について説明する……前に、仮面ライダーともラズマとも深く関わりのある『メタックスエナジー』について解説しよう」
⭐︎⭐︎⭐︎
〜『メタックスエナジー』について〜
ベータ「メタックスエナジー。超越的未知性エネルギーとも呼ばれるが、これはどのようにして生まれるのか、出席番号2番の才花君」
才花「はーい。メタックスエナジーは特殊な結晶…“メタクリスタル”によって、感情のエネルギー、いわゆる気力が変換されて生み出される、ですよね?」
ベータ「うむ、その通り。メタックスエナジーというのはメタクリスタルによって気力が変化したもの。
メタクリスタルはメタックスエナジーの影響を受けた鉱物類や金属類が変質して生まれる特殊な物質の結晶のことだな」
裕輝「メタクリスタルはエナジーデンチの中にも入ってるんだったよな」
ベータ「そうだな。そして、メタックスエナジーは仮面ライダーにとっても、そしてラズマにとっても動力源となるエネルギーだ。
ライダーシステムはエナジーデンチに込められたメタックスエナジーによって動いているし、後で解説するがラズマの身体を構成し、動かしているのもまた、メタックスエナジーだ」
陽菜美「そう考えると、凄い力ですね…」
ベータ「これまでの常識では考えられない破格の力を持つエネルギー…故に、超越的未知性エネルギーと呼ばれている。
さて、次はメタックスエナジーの話を踏まえて、今度こそ『ラズマ』について話すとしようか」
⭐︎⭐︎⭐︎
〜「ラズマ」について〜
ベータ「ラズマといえば、仮面ライダーと戦う怪人だが……そこで問題。陽菜美君、ラズマは何故人々を襲っている?」
陽菜美「はい。ラズマが人を襲う理由は、人の持つ感情のエネルギー……気力を吸収するためです」
ベータ「その通り、大正解だ。ラズマは人の感情を狙う。その理由は彼らの身体を構成するメタックスエナジーを補給するためだ」
裕輝「確か、ラズマは宿主になった人の、生み出された時に強かった感情を狙うんだよな」
ベータ「そうだな。例えば、面白い映画があったとして、その映画を観て楽しんだ気持ちからラズマが生み出されたなら、そのラズマは同じように映画を観て楽しんだ人間を狙うようになる」
陽菜美「そして…沢山の人を襲うと、ラズマは安定態になるんですよね?」
ベータ「その通り。ラズマが安定態となってしまうと宿主になった人や襲われた人たちは助からなくなってしまう」
才花「だからこそ、ラズマが安定態になる前に倒さないといけない…」
ベータ「ああ。さて、仮面ライダーやラズマを取り巻くのは、ここにいる面々だけじゃない。ラズマをばら撒く『産業革命軍』とラズマと戦う『ガレージ』という組織もあるからな」
⭐︎⭐︎⭐︎
〜「産業革命軍」と「ガレージ」について〜
ベータ「まず、産業革命軍とはどういう組織か。簡単に言えばラズマをばら撒き、人々に危害を加える危険な組織だな」
才花「産業革命軍はエナジーデンチによく似た装置である“ラズマデンチ”を人に埋め込むことでラズマを増やそうとしている組織」
ベータ「そうだな。ラズマデンチはエナジーデンチと異なり、ラズマを生み出すために特化した装置。どうやってそんな物を用意しているのかは不明だが、産業革命軍の面々はラズマデンチを使ってラズマを増やし続けているな」
陽菜美「産業革命軍には幹部のラズマもいますよね」
ベータ「既に安定態に到達したラズマたちだな。安定態になっているだけあって普通のラズマよりも手強く、人間の姿を持っているのが特徴だ」
裕輝「そして、ガレージはそんな産業革命軍と敵対し、ラズマに対抗している組織……か」
ベータ「そうだな。……まあ、正直僕様もガレージの内情はよく知らないが、少なくとも彼らの目的の一つはラズマの撲滅なのは間違いないな」
陽菜美「だからこそ、仮面ライダーであるお二人の力を借りようとすることもある…というわけですね」
ベータ「そういうことだな」
⭐︎⭐︎⭐︎
〜閉講〜
ベータ「……さて、今回の講義はここまで。我々を取り巻く状況は理解できたかな?」
裕輝「ああ。最初はなんだこれ、って思ったけど…おさらいには丁度よかったな」
才花「そうだね。私も情報の整理になりました」
陽菜美「私は知らないことも沢山あったので、とっても勉強になりました!」
ベータ「うむ。それは何より!これからも一丸となって頑張っていこう」
「「「おー!」」」
かくして、ベータによる用語解説は幕を閉じたのだった…。
ここまでお付き合いいただきありがとうございます!
来週の日曜、9/6の夜9時よりいよいよ仮面ライダーメカニックが始動しますので、是非ともお楽しみに!