性癖と原作を崩壊させる俺のヒーローアカデミア 作:エンディングハンター
オールマイトの正体バレと教師陣が動揺してなかった理由が判明しつつ第5話。
遂に来るぞ、襲撃が……っ!俺の胃がキリキリしそう……つま!
なんとかなれーっ……
数日後。その間に委員長決めとかあったけど遥かにどうでも良かった。委員長はイイダだっけか。
結局、マスコミが入ってくることはなかった。あの時は俺が雄英バリアーをぶっ壊したから入っていったが……
「今日のヒーロー基礎学だが……俺とオールマイト、あと一人の三人体制で見ることになった」
「はーい!何するんですか!」
「災害水難、何でもござれ……
遂に来やがったか……俺達が襲撃を決行する日だ。
この日に攻める奴は大体把握してる。如何にもな路地裏で拾ってきたヴィラン共に『超再生』『ショック吸収』を持った脳無一匹、黒霧と俺……に変わる誰か。
この時は荼毘もトガもトゥワイスもスピナーもマグネもコンプレスもいねぇからな。俺と黒霧のツーマンチームだった。
「レスキュー……今回も大変そうだな」
「ねー!」
「緑谷、あれから個性はどうなんだよ」
「それが凄いんだ!100か0しかなかったのが1%から3%までならギリギリ出せれるようになったよ!転弧さんのお陰だよ!」
「ああそうかい。なら良かった」
意外と使いこなすの早いな、こいつ……最終決戦でも飲み込みが早い。やっぱ敵だと一番緑谷とは接敵したくねぇな。
個性が割れば対策を散らされるし、何よりこいつが率先して手札を出させようとしてくる。たちが悪いったりゃありゃしねぇよ。
「今回の訓練場所は少し遠くにある。移動はバスで行く。すぐに準備して出る様に」
……さて。昨日の内に教師陣の事は把握しておいた。
ハウンドドックだっけか。アイツに『サイン』に気付いてもらうとするか。早めにオールマイトに来てもらわないとな。
ついでにだ……脳無には早速ご退場願おうか。
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しばらくバスに揺られ、緑谷の個性のルーツとかがバレかけたが……まぁ誤魔化せられてたからいいんじゃねぇの。
そして件の救助訓練場所に到着。
「すっげー!!!!!!USJかよ!!!!!」
「―――水難事故、土砂災害、火事などetc…あらゆる事故や現場を想定し、僕が作った演習場です。その名も……
USJじゃねぇか。行ったことねぇけど。
聞いたことあんのはトガくらいか……アイツ行ったことあるんだっけか?知らねぇけど。
ただまぁ……今目の前で話してる先生は見た事あるぜ。何せ黒霧が背中をチリチリにしてたからな。
スペースヒーロー“13号”。個性は『ブラックホール』……俺達が3番目に警戒に入れてた個性だ。2番目はイレイザーヘッドの『抹消』な。あん時は『抹消』の情報集めの為に雑魚をけしかけてたが。
「えーでは、始まる前に小言を一つ、二つ、三つ……」
増えてんじゃねぇか。
「皆さんはご存知だと思いますが、僕の個性は『ブラックホール』。どんなものでも吸い込んでチリにしてしまいます」
「その『個性』でどんな災害からも人を救いあげるんですよね」
「ええ……しかし簡単に
……ああ、俺に言ってるみてぇだな。
だがその通りだ。俺の崩壊は明らかに
アイツがこの個性を与えたのは分かってる。そしてそういう風に
俺の個性は死穢八斎會でマグネを殺しやがった“オーバーホール”の下位互換でもあった。分解の方が崩壊よりも壊すのが早かった。再構築っていう超優秀なもんも持ちやがってよ。
「相澤先生とオールマイト先生の授業で、皆さんは自身の力の可能性と自身の力を人に向ける事の危険性を身に付けました。今回は心機一転、人命の為に個性をどう“活用”するか学んでいきましょう」
……はぁ。カッコイイよなぁ、そういう事言えんの。
そういうのは“当時の俺”に言って欲しかったぜ。まぁ、その頃には全部遅ぇんだけどな。
そうだ、もう遅い……取り返しがつかない所に来ている。
それは俺も、
「そんじゃあまずは……」
俺達は時も手段も選ばなかった。
何故なら全てを
だからここから、授業を受けて楽しそうに真剣そうにやるガキの思いなんて一切汲まない。
起こすのは死と絶望。破壊と蹂躙。
ズズズズズ…
「―――!全員一塊になって動くな!あれは……敵だ!」
……はぁ。良かったよ。
黒霧の『ワープゲート』が見えた。
他のヴィランも見た事がある…………が。
知らねぇ女がいるな。全身花に侵食された女みたいになってるな。
「あれ―――どこなの、黒霧。オールマイトがいるんだから、そいつを潰す話なんじゃないの」
『いえ……前日頂いたカリキュラムにはオールマイトも来ると』
「何よ―――はぁ……イライラしてきた。でも別にいいや、オールマイトが来ざるを得ない状況を作ればいいんでしょ、要は……子供を殺せば来てくれるのかな?」
―――ああ、分かった。ありゃ俺の枠か。
アイツの掌で踊らされて……散々こき使い潰される。
クソ、イライラしてきた。
女なのも変な運命感じるよな。今の俺とそっくりだ……見た目は、黒色の髪に……花のせいで目の色が見えねぇ、クソ。
花の種類とかも分かんねぇがあれは『個性』か?俺とは全く違うタイプか。
花の個性……そういや、確かアイツがタルタロスから脱獄させた個性の奴にそういう奴がいたよな。花を操る個性。
アイツの粗悪品を『複製』で与えられてんのか?
「敵!?馬鹿だろ、ヒーローの学校に殴り込んでくるなんて!」
「先生、侵入者用のセンサーは…」
「あるにはありますが……」
「……クソ、通信機器がダメだ。センサー……通信系機器を使わせない、通信自体を乱す個性ってところか」
「志村さんの言う通りかもしれません。ですが、それをするにしても……相手の事が分かりません」
「今見えたの中でリーダー格は、あの華女。そしてワープゲートを作った異形型って所だな。転送係だ、おそらく側近かなんかじゃねぇの?ゲームだと移動役が欲しいからな」
「なるほど……!確かに、そう言われれば…」
この副委員長にはこれくらい情報を与えておいて……と。
ったく。せめて俺と同じ個性だと良かったんだがそういうタイプじゃねぇよなぁありゃ。
「13号、生徒を避難させろ!他の奴らも距離を取りながら連絡を試す、俺は……」
「イレイザーヘッド、まさかアイツらと戦うんじゃねぇよな」
「……率先してお前らを守る、これが
「イレイザーヘッドの戦闘スタイルは敵の個性を消してからの捕縛、正面戦闘は―――」
「一芸だけじゃ、ヒーローは務まらん」
ああ、捕縛布持っていっちまったよ。本当にカッコイイなぁ、イレイザーヘッド。
仕方ねぇな……
「俺も行く」
「なっ―――志村さん、戻りなさい!」
ったく、イレイザーヘッドが目の前で壊される背景を見ろってか?まぁそりゃ、どんだけひ弱でか弱くても見てらんねぇよ。
何より
「先生、加勢するぜ」
「お前……!避難しろと」
「目の前に集中しようぜ、先生。他の奴らは逃げ切れるはずだ、俺とアンタは前に集中しよう」
「くっ……指導も免れんぞ!」
「それでいいんだよ。今は授業中だ、個性くらい使わせてくれよ」
俺が指の骨を鳴らしながら、他のヴィラン共がこちらに手を向けてくる。
ありゃ遠距離攻撃系の個性か。だけどなぁ!
「お前らから何も出ねぇんだからただ突っ込んで殴るだけでいいんだわ!」
そういう俺は『崩壊』で地面に触れて体勢を崩し、空中に『円環』で足場を作って一気に足場に着地しながら力を入れる。まるでゴムの様に円環状の足場は沈み込み……
弾力を持って、俺を弾く!
「なんだぁ―――そげぅっ!?」
「邪魔なんだよぉっ!テメェら壊されたくなかったら退け!」
俺の目標は、黒霧に接触する事だ!知らん奴は死ぬ程どうでもいい!
あの黒いモヤ……まだ身体の方が隠れてやがるか!
クソ、余計にやりにくいが……あの首の方の留め具に触れられりゃいい!
『おや……生徒達が逃げそうですね』
「ああ、とっとと転送してきて」
『ええ。全てはあなたの為に』
―――クソ!逃げられた!面倒くせぇなぁ……!
「イレイザーヘッド!発動型か異形型か分かんねぇからあの女の手とか触れんなよ!」
「分かってる!」
「『崩壊』!」
イレイザーヘッドの視界に入らないように、三つの方向に縦横斜めに伝播させて壊す!そうしたら後は勝手に崩れていく!
んで次に、『円環』でトランポリンの応用みてぇに飛んでいく!後は武装を持ったヤツは『崩壊』で触れてぶっ壊す!
個性で身体を増強させてる奴は触れようとする仕草で個性を解除させる様に誘導!
俺の体力が保つまで、これを続ける……!
「あなた、厄介ね……あなたから先に潰すわ」
「潰せるもんなら潰してみろよ、生け花女」
女がふと、こちらに向けて手を振るった瞬間。
花園が広がった、しかし俺の本能が警告する。
『この花の香り』を吸うなと。
すぐに息を止めながら、俺は花園に触れて花々は散りゆく運命のように崩壊した。
「……相性悪っ」
「悪かったなぁ……!テメェらの相性が悪くてよ、俺はいいヒーローになるぜ……!」
なるほどな、分かってきたぞ……!こいつ、指定した座標まで吸ったら何かあるタイプの花を形成する個性か!
変な個性だな……だが他にカラクリがある、間違いねぇ。
「イレイザーヘッド!この女はぁ……俺に任せとけ!」
「……無茶はするな!いいな!」
「分かってんだよそんくらい!」
アイツら……他のクラスメイト共は大丈夫だよな?
いや、今それを気にするな。俺にはやれる事をやらないといけねぇ。
そんなもん気にしてる暇がありゃ……こいつらが『アレ』を出すまでこの敵共を蹴散らしておく!
黒霧が帰ってきたらそれで万々歳だ!
「邪魔!」
「うっせぇなぁ!」
また花の個性かよ……うっぜぇな。
「―――成長しろ」
何か、やべぇ……!
「がっ……!?」
手に痛みが走った。すぐに『円環』で足場を作ってトランポリンの応用で上に跳ぶ。
手を見てみると……植物が俺の手を寄生したみてぇに食い破ってる。
こりゃ……あの時崩壊させる為に触れた花のせいか!
イレイザーヘッドに頼んで成長を止めてもらうか?そうするか。
「『円環』ッ!」
すぐに『円環』で飛び跳ね、イレイザーヘッドのところまで急速。俺が『円環』で着地の威力を下げながら両手で地面に触れ、イレイザーヘッドが意図を理解した瞬間に撤退。地面は崩壊して穴が空いた。俺はとっとと撤退―――
「うぉっ―――!?」
「無茶するな」
「わりぃな……その根、引きちぎってくれ」
「ああ」
いって……クソ、ヒリヒリするな。
何となくあの女の個性のシステムが分かってきた。あの女の個性は花に触れた相手に種みたいなのを与えて人に寄生する花を作り、成長させる個性だ。吸っても何か起きそうだな。
なんか少し疲れる感覚もある、おそらく体力か血を吸ってるのか?分かんねぇな……トガだったらこういうの分かるのか?血を吸う植物なんて聞いた事ねぇ。
「あの女の個性は花を作って成長させる個性だ。触れたら身体の部位に寄生して体力やら血やら吸われる可能性がある。俺もちょっとダルい……動くにゃ問題ねぇよ」
「発動型か。俺の個性で消してる間にトドメはいけるか?」
「あの女の後ろにいる異形が手を出してこなきゃな。だが動かせる……それに」
「それに、なんだ」
「あの後ろのは人間じゃねぇ気がしてきた。脳みそ剥き出しになって生きてる人間はいねぇんだよ。だからありゃ個性で改造された生物なんじゃねぇか」
「……!」
「イレイザーヘッド。
「……生徒達に手を出す前に、無力化できるならな!」
よし、許可は出たな。その言葉忘れねぇぞ。
「……はぁ。本当にイライラするなぁ、何もかも上手くいかない……もういい。これは平和の象徴用だけど……
行って、脳無。奴らの死体を作る事で更なる恐怖を」
脳無が動いた。片足を後ろに作り上げた『円環』で沈みこませ……弾く!
「(速っ―――!)」
「脳無ぅだっけかぁ!?わりぃなぁ……!」
手袋の片方を女の方に投げ捨て、視界を塞ぐ。
これでてめぇはこっちに向けて座標が指定出来なくなった!
脳無の方は……俺の事を受け止めて殺す気か。いいなぁ、お前最高だよ。単純すぎて
「おい、脳無―――ハグは好きか?今から、壊れるまでしてやるよ」
瞬間、俺が両手で脳無の背中に触れる。
五指全部が触れた脳無の肉体が、バツンと崩壊して消える。
両手両足、頭以外が崩れ落ちる脳無。
すぐに腕と足だけ即座に触れて……崩壊。 後は首だけ一本指外して掴んどきゃいい。
「……で、平和の象徴をこんなんで壊すって言ってたけど。ガキに潰された気分はどうだよ、ヴィラン様よぉ?」
お気に入りが100……だと……?
応援ありがとうございます……!感想もお気に入りも見てます……!
ちなみに出久達の視点はあんまり変わらないので次回も転弧視点から始まります。
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