本当に原作突入がいつになるか分からず、ご迷惑をかけます。
原作突入に期待されている方、誠に申し訳ございません。
読んで下さる方々、本当にありがとうございます。
side 姫島 朱乃
昼休み後の一コマ目の授業が終わった。
「はー、彼どうするだろう?」
私は授業中ずっと彼のことを考えていた。
彼は昨日死に悪魔に転生した。
彼は私達にお礼を言ったが、本当の思いはどうなんだろう?
やはり軽蔑しているのでわ?
そう考え不安になっていた。
彼のことだから、今日の放課後は部室には来るだろう…
だけど…明日からはどうなるだろう…
考えると不安はさらに広がっていく…
「ねぇねぇ聞いた?デストロイヤーが昼休みが終わる直前に帰ったて話。」
話を聞いて考えが止まった。
「早退したの?なんで?」
「元気よく、「腹痛いから早退する」って言って、出てったらしいよ。」
『早退?なんで…放課後部室に来るって言ってたのに?』
彼が早退したのを聞いて、私の頭は混乱した。
彼は放課後部室に来ると言っていた。
彼は嘘を言う人ではない、なのに彼は早退をしたという事は放課後部室には来ない。
なんで…
混乱している中、部室での彼のことを思い出た。
そういえば…剛鬼の話をした時表情が少し変わった気がした、それに部室から出る時に見えた表情は何処か殺気立っていた。
まさか…⁉︎
「ダメですわ‼︎」
私は勢いよく立ち上がった。
「…………どうしたの朱乃?」
隣の席に座っていた、リアスは驚いて唖然としていた。
「彼が…彼が危ない‼︎」
私は急いで教室を出た。
「チョッ、チョット朱乃どうしたのよ⁉︎」
リアスも急いで付いてきた。
「朱乃‼︎待ちなさい‼︎何があったのよ⁉︎」
リアスの声を無視して外に向かう途中、廊下の曲がり角で、
「クッ!」
「きゃ!」
人とぶつかって止まった。
「朱乃大丈夫⁉︎」
リアスがようやくたどり着いた。
「すいません!急いでたので!」
私は立ち上がり、ぶつかった人に謝った。
「…そんなに急ぐ用事があるんですか、朱乃さん?」
「ソーナさん⁉︎」
ぶつかった相手はソーナさんだった。ソーナさんは立ち上がりスカートの汚れを払った。
「大丈夫ですかソーナ様?」
ソーナさんの背後には椿姫さんもいた。
「大丈夫よ。それで…そちらは何かあったのかしら?」
「そうよ!朱乃何があったのよ⁉︎」
「影村さんが…影村さんが…」
「彼に何かあったの?」
リアスが聞いてきた。
「影村さんがはぐれ悪魔を!剛鬼を倒しに行ったのよ‼︎」
「「「え⁉︎」」」
「影村って、お前達の新しく下僕になった影村飛鳥のことか?」
椿姫さんが驚いた表情で私に聞いてきた。
「そうですわ!」
私は慌てながら答える。
「それはないわ。彼は昨日悪魔になり、悪魔になったことを今日知ったのよ。そんな彼がどうして剛鬼のところに行くの?」
「確かにそうね…それに彼神器や能力も無いんでしょ?その剛鬼のところに行っても彼じゃどうすることもできないわ。」
リアスとソーナが否定したが、
私は、
「確証はないですが、彼が剛鬼の所に行った確信がありますわ‼︎」
彼の表情、彼が出していた殺気。
私はその二つの理由だけで、剛鬼の所に行ったと確信していた。
「お願い!リアス行かせて‼︎」
「朱乃……。」
「お願い…」
「分かったわ。彼を探しましょ。」
「リアス…ありがとう…」
「でも…どうやって探す?この町の中を二人で探すには広すぎるわ…」
「それは…」
彼を探しに行くと言ったが、剛鬼の魔力は弱くある程度近づかなければ分からない…それに彼も悪魔になったばかりで魔力が弱く感知しずらい。
私たちの使い魔を使っても、時間がかかってしまう…
どうしたら…
「ソーナ様。」
「椿姫?」
「お願いします。」
「フゥ…分かったわ…リアス私たちも手伝うわ。」
「ソーナ⁉︎」
「幼馴染みのよしみよ。それに…はぐれ悪魔に悪魔が殺られるのを見過ごすわけには行かないわ。」
「ソーナ様…ありがとうございます…」
私は少し泣きながらお礼を言った。
「ソーナ私からも礼を言うわ。ありがとう。」
「礼はいいわ、早く彼を探しましょう。」
「ええ。私は町の北側を、朱乃は町の東側を、ソーナ達は残りの南側と西側をお願い。」
「分かったわ。」
ソーナ様と椿姫さんが返答して頷く。
「使い魔も使って総動員で探すわよ!見つけたら直ぐに連絡して!」
「分かりましたわ。」
私は涙を拭いて答える。
「それじゃあ!行くわよ‼︎」
全員が走って学園から出て、影村さんを探しに行った。
side out
side 真羅 椿姫
ソーナ様と廊下を歩いていると、廊下の角でお嬢様が誰かとぶつかった。
ぶつかった相手は姫島朱乃だった。
『何故こんなに慌てている。』
姫島は慌てている様子で何処かパニックに陥っているように見えた。
いつもの姫島は落ち着いていて、敵を前にしても余裕な笑みを見せ冷静に戦う女だ。
その姫島がここまで慌てるという事は何か大事が発生したに違いないと思っていると、
「朱乃大丈夫⁉︎」
リアス•グレモリーが来て、姫島に声をかけた。
グレモリーはどうやら姫島を追いかけてきたのか?
いったい何があった?
姫島は立ち上がり謝ってすぐに行こうとするが、ぶつかったのがソーナ様だと気付き止まった。
そして、ソーナ様とグレモリーが急いでいた理由を聞くと、姫島は答えた。
「影村さんが剛鬼を倒しに行ったのよ‼︎」
……え?
私は一瞬頭が真っ白になり、姫島に確認した。
「影村って、お前達の新しく下僕になった影村飛鳥のことか?」
「そうですわ!」
私はその返答を聞いた途端頭の中が混乱した。
『昨日転生したばかりのものがはぐれ悪魔を倒しに行った?馬鹿かあいつは‼︎勝てるわけがない‼︎死にに行くようなものたぞ⁉︎』
混乱する中で考えているなか、
ソーナ様とグレモリーはそれを否定した。
だが姫島は、
「確証はないですが、彼が剛鬼の所に行った確信があるんです!」
と言った。
姫島の顔は不安がりながらも自信があるように見えた。
『何故…姫島は彼のことがわかるんだ……』
私はまだ会ったばかりで彼のことは分からない、だけど姫島も彼とは会ったばかりのはずなのに、彼のことを理解していた。
私は…何故かそれが悔しかった……
理由は私には理由が分からない。
何故、私は姫島に嫉妬している。
何故、私には彼のことが分からないのに、そこまで自信を持って彼のことが言える。
私の中にある思いを整理していると、
リアスと姫島は影村を探すと言い始めた。
私は自分がやっていることを中断した。
そして、2人の会話に耳を傾けた。
2人はどうやって探すか悩み始めた。
確かにそうだ。2人だけで探すには、この町は広すぎて時間がかかってしまう。
探している間に影村がはぐれ悪魔と会い殺される可能性がある。
私は考えソーナ様に声をかけた。
「ソーナ様。」
ソーナ様はこちらを見て少し驚いた表情をした。だが、いつもと同じ冷静な顔に戻り、
「フゥ…分かったわ…リアス私たちも手伝うわ。」
グレモリー達に言った。
本来なら私個人の意思で行動を共にするのはあまり良くない。
しかも、動く理由が他の家の眷属の救出。
こちらには得がなく、動く理由にはならない。
だけど…私は彼を助けたい。
そう思っていた。
だから私は顔には出さないように、冷静にソーナ様に声をかけたが、付き合いが長いソーナ様は私の顔を見て一瞬で読み取って言ってくださった。
王の判断。
そう相手に思わせたいのだろう。そう思い、私は声に出さず心の中でソーナ様にお礼をした。
side out
side 姫島 朱乃
学園を出てから2時間程経った。
町の中を使い魔達と一緒に探しているが、一向に影村さんは見つからないでいた。
「何処にいるんですの⁉︎」
私は焦っていた。
もし彼らが闘うなら、人目につかないところ。
町の中にある人目につかない場所は殆ど探したのに…
「影村さん……」
もしかして…もう影村さんは…………
『ダメ‼︎そんなことを考えてはダメですわ‼︎』
不安がよぎったが、私はその考えをするのをやめた。
考えてしまえば、不安がさらに強まるだけ…
影村さんはまだ生きている‼︎
それだけを信じて今は兎に角、彼を探す。
「本当に何処にいますの⁉︎」
探していないところを考え、周りに目をやる。
『昨日は偶々人がいない公園だったけど…公園は流石に私達が気づきますわ…廃工場も探した…なら後は…』
ある場所を見て目が止まった。
「林の中…」
目が止まった場所は町外れにある林。
『あそこなら…誰の目にも触れず闘うことができますわ。』
そう思い、私は林の方へ走った。
林に着き中に入っていく、少し入ると魔力を感じた。
「魔力…魔力は二つ、一つは昨日感じたのと同じ魔力…多分剛鬼のですわ。もう一つは…」
もう一つの魔力は剛鬼のより弱いものだった。
「この魔力…影村さんの⁉︎まずいですわ‼︎」
もう一つの魔力は昨日感じた影村さんのと同じだった。
二つの魔力には差があり、影村さんには勝ち目がないのがすぐ分かった。
私はすぐにリアスに連絡を入れ、魔力を感じる方に走った。
「お願い…間に合って!」
彼の無事を願い向かう中で異変が起こった。
「何⁉︎魔力が大きくなってる…」
彼のであろう魔力が大きくなったのだ。
感じるその大きさは剛鬼と同等のものになっている。
「いったい何が起こっていますの…」
疑問を持つが今は急ぐのが先、再び走り始めようとするが、
「朱乃‼︎」
声がしたので振り返ると、そこにはリアス、ソーナ様、真羅さんがこちらに走ってきた。
3人が私の前に来て、魔力を感じ始める。
「ここで間違いないようね。だけど…この魔力は何?」
リアスが私に聞いてきた。
「多分…影村さんのですわ…」
「影村⁉︎彼にはこれほどの魔力は無いはず‼︎」
真羅さんは私の答えに驚いている。
確かに彼の魔力は私達が感じても、かなり小さいものだった。
本来なら修練、経験を積んで徐々に大きくなるもの、なのにこの魔力は急に大きくなった。
まるで、今まで隠していたかのような感じだ。
だが…影村さんだとすればそれはありえない。
彼には神器•能力を感じなかったからだ。
『ならこの魔力は何ですの?』
説明出来なかった。
「兎に角今は行きましょう。彼が無事かどうかが今一番大切なことですから。」
ソーナ様の一言でみんな考えるのを止め、魔力を感じる方に移動した。
私は移動する中、
『お願い…無事でいて…』
私はただそれだけを願っていた。
少し歩くと木が無い少し広い場所に出た。
「…………え?」
辺りを見るとそこには首から上が無く、無くなっている部分からは煙が出ている、男のものだと思われる屍体があった。
そして更に奥に目をやると…
「…影村さん?」
彼が木の根元に座りタバコを吸っていた。
彼は私の声に気付き、
「…………姫島さん?なんでここに?」
普通に話しかけて来た。
「影村さん!」
私はその声で彼が大丈夫だとわかった瞬間、彼の元に走り彼の胸な抱きついた。
「ひ、姫島さん⁉︎」
「良かった…良かった無事で…………」
彼は私の行動に驚いていたようだが、私の声を聞いて、
「ありがとう。」
笑顔で言った。
グダグタ、駄文、etcあり過ぎて分かりづらいと思いますが、楽しんで頂けたら嬉しいです。