大切なもの   作:フューチュラ

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やっと…原作突入だぁぁぁ‼︎

長かった…

だけど…これからが本当に大変なんだろうな…………

続けられるよう努力しますので今後ともよろしくお願いします。


旧校舎のディアボロス
三年目の始まり


side はぐれ悪魔 ??

 

駒王町にある廃ビル…

 

そこに二人のはぐれ悪魔がいた。

 

一人は中国服のような物を着ており、服には龍の装飾品が施してあり、人間と容姿は変わらないが肌は青く、周りは冷気で包まれていた。

 

もう一方は人間の姿はしておらず3m近い巨大な虎の化け物だ。

 

虎の化け物は服はボロボロで身体中火傷のような傷を負っており、かなり弱々しい状態でいた。

 

「何をしに来た白虎?」

肌が青いはぐれ悪魔は虎の化け物『白虎』に聞いた。

 

「た、頼む助けてくれ…青龍………少しだけでいい…魔力を分けてくれ…この借りは傷が回復したら必ず…」

白虎は青龍に助けを求めるが、

 

「馬鹿が!生き恥を曝しに来おって‼︎」

青龍は白虎を罵倒した。

 

「せ、青龍…?」

 

「もう貴様など当てにしていない!むしろ目障りだ!」

青龍は言いながら右手で正拳突きを放つような構えを取る。

 

「ま、まさか、その構えは!や、止めてくれ‼︎」

青龍の構えを見た白虎は後退るが、

 

「喰らえ!魔闘凍霊拳(まとうとうりょうけん)‼︎」

青龍が拳を放つと、

 

「フガァァァ…」

白虎の全身は氷に包まれ凍った。

 

「フワァァァァァァ‼︎」

青龍は上に飛び凍った白虎に向かって飛び蹴りを放ち、

 

バリン‼︎

 

凍った白虎はバラバラに砕けたが、頭だけは砕けずに転がった。

 

「屑が!」

白虎の残った頭を見ながら言ったの同時に、

 

ギィ…

 

フロアの入り口の扉が開き、

 

「見つけたぜ…青龍」

 

白髪の男が現れた。

 

 

side out

 

side 影村 飛鳥

俺はリアスの兄『サーゼクス・ルシファー』こと大公からはぐれ悪魔達の討伐の命を受け、その内の一匹の元に向かい廃ビルのフロアの前にいた。

 

俺ははぐれ悪魔が放つ魔力とそれに混ざる冷気を感じながらフロアの扉を開け、探していたはぐれ悪魔を見つけた。

 

はぐれ悪魔は扉が開くのに気付いたのかこちらを見ている。

 

「見つけたぜ…青龍」

俺ははぐれ悪魔を見ながら言った。

 

「オマエ…グレモリー家の眷属のものか?」

 

「せ〜いかい〜」

俺はあの時のようにドラマに出て来た警官のように答えた。

 

「…………俺を討伐しに来たのか?」

俺の返答に一瞬顔をピクつかせるが、冷静な顔で再び聞いてきた。

 

「だ〜いせ〜いかい〜」

俺は再びフザケタ返答をすると、

 

「オマエ俺を舐めているのか?どうやら悲惨な死に方をしたいらしいな…」

どうやら青龍の怒りに触れたらしい。

 

「青龍…な…グハッ!」

急に俺たち以外の声が聞こえ、聞こえた方を見ると見覚えのあるはぐれ悪魔の氷漬けの頭があった。

 

「オマエ…傷だらけの白虎を殺ったのかよ…?」

 

はぐれ悪魔『白虎』。確か朱乃が相手をしていた…朱乃のことだから容赦無く痛めつけトドメはリアスに任せるはず。

 

 

なのに白虎の頭が氷漬けである…

うちの仲間に氷系の魔法が得意な奴はいない…

考えられるとしたら…さっきから冷気を放つコイツだ。

 

俺はそう思いながら聞くと、

 

「そうだが?それがどうした?」

青龍はゴミを見るような目で白虎を見ながら答えた。

 

「テメエは…助けを求めた自分の仲間すら殺すのかよ?」

 

「利用価値の無い負け犬は只のクズだ‼︎ペッ!」

青龍は白虎の顔に唾を飛ばした。

 

「グハ…」

それと同時に白虎は息絶えた。

 

「…………リアスに聞いたとおり…テメエらは私利私欲以外の考えはないらしいな…」

俺は青龍に近づきながらブレザーを脱ぎ捨て、白虎の顔にかけた。

 

「ふふふふ。なんだそれは?オマエ情けか?」

 

「屑に言うことはねえよ」

俺は右半身を前に出し戦闘モードに入った。

 

「ふん…その減らず口黙らせてやる」

青龍は正拳突きの構えを取る。

 

「…………」

 

「…………」

構えをとったまま二人とも動かないが、

 

「喰らえ!」

シビレを切らしたのか先に動いたのは青龍だった。

 

青龍が正拳を放った瞬間、危険だと察知し横に避けた。

 

「ほう…俺の技を避けたか…やるな」

 

「そりゃあ…どうも」

俺は笑顔で巫山戯て答えたが、

 

「だが…避けきれなかったようだな」

青龍は俺の脚を指差しながら言った。

 

「はあ?…⁉︎」

指差した脚を見ると、

 

ピシピシ

 

左脚が凍り、膝のあたりまで氷漬けになった。

 

「お前には俺の技、魔闘凍霊拳が見切れなかったみたいだな」

 

「クッ⁉︎」

俺は左脚を動かすが動きは無い。

 

「俺の魔闘凍霊拳は絶対零度の近い拳を瞬間に百発叩き込む技。脚をやられ避けるのは不可能!次で終わらせる‼︎」

再び青龍は先ほどと同じ構えをとる。

 

「…ちょうど良いハンデだよ」

言いながら、俺も右肩を出し同じ構えを取るが、先ほどとは違い更に深く腰を落とし、両手を左腰に据える。

その構えはまるで刀を抜刀する。居合のような構えだ。

 

「…………」

 

「…………」

両者とも黙るが、青龍は魔力を上げていた。

 

そして、

 

「死ねぇぇ‼︎」

先に放ったのは青龍。俺に向かって魔闘凍霊拳を放った。

 

 

「ハァ‼︎」

俺は前に進みながら屈み避ける。

 

だが、

 

それに反応した青龍は、

 

「愚か者ぉぉぉ‼︎」

再び魔闘凍霊拳の構えを一瞬で作り再び放った。

 

「‼︎」

 

二人は一瞬ですれ違い場所が入れ替わった。

 

「クッ…」

俺は膝を突き身体を見ると、

 

ピシピシ

 

左腕と右脚が凍っていた。

 

「ふん。上手く逃げたなだが…次で最後だ‼︎」

青龍はこちらを振り返り勝利を確信したように言う。

 

だが…

 

「フフフ…」

俺は立ち上がり青龍を見て笑った。

 

「何が可笑しい‼︎」

それを聞き青龍は怒り始めた。

 

相手が死ななかったとしても、両脚は封じ身動きは取れない。

なのに相手はまるで何もなかったように余裕の笑みでこちらを見て笑っている。

 

此方は無傷。相手は絶体絶命。

 

この状況なら相手は怯え助けを求めるはず。

今までの相手はそうだった。

 

なのに彼奴は笑いながらこっちを見ている。

 

それが青龍を怒らせた理由だった。

 

「何故貴様は笑っている⁉︎」

 

「ふふ…いやなこの程度の技で勝てると思っているお前が可笑しくてついな」

 

「何⁉︎」

 

「お前が放つ技なんて俺にかかれば…」

 

パリン

 

凍っていた左腕と両脚の氷は砕け普通の状態に戻った。

 

「効かねえんだよ」

 

「クソ‼︎どういうことだ⁉︎もう一度トドメを刺してやる‼︎」

青龍は再び構えようとするが、

 

「グ⁉︎」

青龍の頭から血が流れ始めた。

 

「もう一度は無えよ」

 

「な⁉︎」

青龍は何か言おうとしたが身体が細切れに斬れ、燃えて消滅した。

 

「…クズはオマエだよ」

俺はそう言いながらシャツの胸ポケットからタバコを出し、右手を近づけ炎を出してタバコを吸った。

 

「凄いですね。先輩は」

急に声が聞こえ、聞こえた方を見ると、

 

「祐斗と子猫ちゃんじゃねえか…」

 

そこには同じオカ研の1年後輩の木場祐斗と2年後輩の塔城子猫がいた。

 

子猫だけ何故か服がボロボロだった。

 

「はぁ〜子猫ちゃんまた無理しただろ?」

 

「いえ。無理はしてないです」

 

「いや…その格好を…」

 

「無理はしてないです」

 

「だか…」

 

「してないです」

子猫ちゃんは普通の表情で答え続けた。

 

「は〜分かったよ」

俺はその答えに何も言えなくなり、溜息をついた。

 

「飛鳥先輩、あれはなんだったんですか?」

祐斗は俺を見ながら聞いてきた。

「あれ?」

 

「はい。青龍を倒した技です。」

 

「私も気になります。剣を持ってないのに相手が斬れました。それに斬れた後燃えました」

 

「ああ…あれ。これだよ」

俺はタバコを消し二人の前に右手を出し、手の上に炎を出した。

そして、

 

「よっと」

俺が声をかけると炎は剣のような形になった。

 

「対武器用に考えて最近使えるようになったんだよ。実戦では今回初めて使ったんだけど…結構使えるなこれ」

 

「凄い技ですね…それにスピードも上がってましたね」

 

「ああ。修行と魔力のお陰でね」

 

「飛鳥先輩何回斬ったんですか?」

 

「何回だと思う子猫ちゃん?」

 

「5回」

 

「祐斗は?」

 

「6回ですよね」

 

「正解。6回だよ♪残念だったな子猫ちゃん♪」

子猫ちゃんに近づき頭を撫でながら言うと、

 

「…エイ」

 

ドゴッ‼︎

 

子猫ちゃんの容赦無い右のボディーブローが俺を襲った。

 

「ふご‼︎」

アホみたいな声を出し腹を抱えながら膝をついた。

 

「なんか…ムカつきました」

 

「…殴るなら手加減してね………。貴女の一撃は必殺クラスなんだから………」

俺は弱々しく言うが、

 

「手加減したら先輩にダメージないです」

 

「イヤイヤ…かなりあるから…」

痛みが少し落ち着き立ち上がりながら言っていると、

目の前に魔法陣が現れリアスと朱乃が出てきた。

 

「此方も終わったようね」

リアスは周りを見ながらいい、

 

朱乃は、

「飛鳥さん‼︎お怪我はありませんか⁉︎」

凄い勢いで俺に近づき慌てながら聞いてきた。

 

「お、俺は大丈夫だから」

 

「良かったですわ…」

朱乃は落ち着き安心した。

 

「怪我人はいないわね?」

リアスは他の部員を見て言う、

 

「怪我人はいない。だけど…被害があるとしたら子猫ちゃんの服ぐらいだ」

俺は子猫を指差しながら言った。

 

「ふふ♪いつものことよ♪子猫後で新しい制服渡すわね」

 

「部長、ありがとうございます」

子猫は頭を下げながら言った。

 

「それじゃあ…討伐任務も無事終了ね♪皆んな帰るわよ♪」

 

朱乃は魔法陣を出し、オカ研全員が魔法陣に入り転移が始まる。

 

そして、俺達は部室に帰っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

俺が悪魔になってから2年が経ち、

 

周りには大きく多くの変化があった。

 

オカルト研究部としては部員が三人増えた。

去年は木場祐斗が、今年は塔城子猫とギャスパー・ヴラディが入学とともに入部した。

 

俺は悪魔になった後、リアスから他の仲間を紹介されていたから別に驚くことはなかったが…

 

学園では、祐斗は入学当初からイケメンで他女子生徒からの人気を獲得し『イケメン王子』として有名になり、

子猫ちゃんは祐斗同様、幼児体型と猫耳が相まって学園のマスコットとして有名になった。

 

二人の周りは人が多く集まり人気が高い。

俺はそれを若干妬んだ。

 

俺も有名になったけど…人気は無かった………

 

顔なのか⁉︎体型なのか⁉︎

 

と思っていたが…

 

「気にする必要はありませんわ♪」

朱乃に言われ妬みは無くなった。

 

ギャスパーについてはその力から旧校舎にある部屋に封印されたが、俺は興味があり何度かその部屋に行き会いに行った。

ギャスパーは初めは俺と会うのを拒否し俺が部屋に入ることを拒んだが、今では部屋に入り面と話せるまでになった。

 

 

 

 

俺についても変化があった。

 

…………悪い意味で…

 

俺はこの2年間他校との喧嘩をしないようとしていたが、俺の気持ちとは関係無く喧嘩を売られた。

可能な限り避けたが(避けられない場合は悪魔の力を切り、人間の力に戻り1,2発で終わらせた)、

中には自分の意地を通すため、タイマンで勝ちたい、と言う理由で喧嘩を売られた。

 

その喧嘩は買わないと失礼だと思い、喧嘩を買った。(勿論悪魔の力を使わず)

 

喧嘩は負けることは無く俺は勝ったが、

勝つに連れて噂が入学当初より大きくなった。

 

「また、喧嘩したんだって」

 

「怖いよね…」

それに伴い更に学園内で孤立し、

 

「あの人が一番強いよね?」

 

「あの人がこの学園、最強の男よ」

 

駒王学園の頭みたいな存在になった。

 

最悪だよ……………………

 

私生活でも変化はあったが…

それはまた今度話そ………

 

 

そんな大きな変化があった2年間と数週間…

 

更に大きな変化が起こる。

 

1人の男が俺達の仲間になり大きな影響を与える。

 

堕天使、天使、悪魔を変え、世界さえ変えていく男。

 

『兵藤 一誠』

 

そいつを知ったのははぐれ悪魔討伐の翌日だった。




やっとメインキャラ達が出てきました。
やっぱり口調を考えるのが難しい…

幽遊白書の敵、「青龍」を斬った回数なんですが、原作を忘れてしまいアニメで確認したんですが、16回斬られていました。
「漫画もそんなに斬ったけかな?」
疑問に思いましたが、確認するのが面倒だったため、適当に半分以下にしました。

漫画より斬っていたらすみません。
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