大切なもの   作:フューチュラ

24 / 90
駄文感たまらない…

才能が欲しいです…

楽しんで頂けたら嬉しいです…


自己紹介

side 影村 飛鳥

 

「やべぇやべぇ!急がねえと!」

俺は旧校舎にあるオカルト研究部の部室に向かって走っていた。

 

兵藤が入部する。

 

部員全員で歓迎するはずが、

俺はどうしても外せない契約の仕事で遅れていた。

すでに学校が終わり二時間ぐらい経っていた。

俺はやっと部室に着き、

 

『帰ったかな?』

俺は不安に思いながら、

 

「悪い悪い!遅れちまった!」

頭を下げながら入った。

 

「ご苦労様。飛鳥」

 

「お疲れ様です。飛鳥先輩」

 

「お疲れ様です」

 

リアス、木場、子猫ちゃんは労いの言葉を言ったが、

 

「お疲れ様♪あの子達はどうでしたか?」

朱乃は俺の方に来て、俺が持っていた鞄を持ち今日の契約の話を聞いてきた。

 

「喜んでたよ。それに朱乃とも会いたいってずっと言ってたよ♪」

 

「そうですか♪なら次は私も一緒に行きますわ♪」

 

「よろしく頼むわ。…………どうしたの皆んな?」

俺は朱乃といつものやり取りをしながら周りを見ると三人は呆れたた顔をしていた。

 

「はあ…」

 

「いつものことですから…」

 

「…………夫婦」

 

「「い、いや⁉︎ち、違うから(違いますわ)⁉︎」」

最後に言った子猫ちゃんの一言に二人してアタフタしながらツッコミを入れるなか、

 

「影村先輩?」

聞き慣れない声が聞こえ、聞こえた方を向き…

 

「あ…………兵藤くんが入部する日だったね⁉︎」

思い出した。

 

部室に入ってから朱乃といつも通りの行動をしたため、彼のことを忘れていた。

 

「初めまして…じゃないかこの前会ったから?ま…いいか改めて初めまして、俺は3年の影村飛鳥。よろしく♪」

俺は兵藤君に近づき右手を出し自己紹介をし、

 

「お、俺は兵藤一誠です。よ、よろしくお願いします」

彼は緊張しながら右手を出し握手をして自己紹介をした。

 

「よし!自己紹介は終わりだな……で、リアスどこまで話したんだ?」

俺は近くにあった椅子に座りリアスに聞いた。

 

「私達のこと、敵の存在については話したわ。今は一昨日のことを話してたところよ」

 

「一昨日のところね……兵藤覚えてるか?」

 

「え?」

 

「一昨日天野夕麻とデートのことだ」

 

「はい…覚えています…だけど…………」

兵藤は困惑しながら答えた。

 

「携帯のデータや周りの人の記憶が消えていた…だから本当にいたのか分からなくなってんだろ?」

 

「え…どうしてそれを?」

 

「天野夕麻は存在していたわ。目的を果たした後、周りにあった自分の存在を知らせるものを全て消したのよ…」

 

「消した………なら…なんで先輩たちは知ってんすか?知ってたんなら記憶を消されるんじゃ…それにこの写真は…?」

 

「二人に対して直接の接点がなかったからだよ。二人のことを知ったのは君が死んだ後だったからな」

 

天野夕麻が記憶を消したのは自分が会ったことがある人の記憶。

会ったこと無い人の記憶までは消せなかった。

 

「ええ。消えたのは天野夕麻に関わりがある記憶だけ、私達が持っている情報までは消せなかったわ」

 

「君が死んだ直後に君の携帯の写真のデータだけは俺の携帯にコピーをした。…その後、彼女の事を調べて彼女が何者なのか、目的は何だったのかを知ったんだ」

 

「じゃあもしかして…夕麻ちゃんは人間じゃ…」

兵藤は今までの話を聞き少し困惑しながら聞いてきた。

 

俺達は答えを知っている。

 

だけど…

それをストレートに言ってしまっていいのか?

 

兵藤が好きになった相手の本当の正体を伝えず、俺達だけで方を付ければ…

 

兵藤の心に着く傷は小さくて済むだろう。

 

俺は危惧していた。

 

自分が好きな人に殺される。

 

しかも、相手は遊び程度ぐらいにしか思っていない。

 

これを知ったら彼と同じ立場の者なら確実に傷つき、トラウマを抱えるかもしれない…

 

だけど…

 

俺には彼にそれを言う権利は無い。

 

言う権利が有るのは兵藤を転生させ、主人になったリアスだけ、

 

リアスが俺が危惧している事と同じ考えがあり真実を伝えなければ…

俺も真実を隠し続け兵藤には悟られないように事を運ぶ。

 

だが…

逆に彼に真実を伝え現実を受け止めるように言ったら…

俺は兵藤の心のサポートに回る。

 

二つの案を考えていた。

 

そして…

リアスから出たのは、

「彼女は……いえ…コレは堕天使」

真実を知らせるものだった。

 

「昨夜貴方を襲ったものと同質の存在よ」

 

俺は兵藤の顔を見た。

 

兵藤の顔は悲しみと諦めに満ちた顔…

 

やっぱ…

キツイよな…………

 

先輩として支えてやらないとな…

 

俺がそう思っている中、

話は進み、

 

「貴方に近づいたのには目的があった…」

 

「目的?」

 

「貴方を殺すこと…貴方の中に物騒な物を持っているか確認するため」

狙われた理由を話していた。

 

「それが確認出来たから殺されたの。光の槍に貫かれてね…」

 

「そういえば…夕麻ちゃんあの時、セイ何とか言って…」

 

神器(セイグリット・ギア)

 

「特定の人間に宿る規格外の力。歴史上に残る人がその力を宿したと言いますわ」

 

「時には悪魔や堕天使の力を脅かすものもあるの」

 

俺はリアスと朱乃の話を聞き、

 

兵藤にはそれほどのモノがあるのか?

 

俺も神器を宿していたが、

俺は堕天使に狙われなかった。

 

だけど、兵藤には狙われる程のモノがある…

 

俺は兵藤の持つ神器と力に期待していた。

 

その力があれば仲間を守る大きな存在になると…

 

俺がそう思っていると話は進み、

 

あ…………あの構えは…

 

俺は構えを見て直ぐに気づいた。

 

兵藤が構えているのは、

『ドラクソボール』のあの構え…

 

何だろう…デジャブな感じがする…

 

俺がそう思ってると、

 

「ド…ラ…ゴ…ン…波!!!!」

 

兵藤は俺が考えたいた通りのポーズをとったが、

 

 

 

 

 

 

何も出て来なかった…

 

「やっぱ…無理っす…………」

兵藤は諦めの言葉を言ったが、

 

「懐かしいわね…」

 

「ええ。思い出しますわ…」

リアスと朱乃は俺の方を見た。

 

「……………………まだ…覚えてるのか?」

 

俺が忘れようとした黒歴史。

 

『○ッタァァァ○ャァァァイン!!!』

 

あんなに大声で叫んだのに何もにでなかった。

俺はそこにいた彼女達に忘れてもらうようお願いしたが、

今だに覚えていた。

 

俺は黒歴史を思い出し顔を手で隠したが、

 

「どうしたんすか影村先輩?」

 

兵藤はよりにもよって俺に話を振ってきた。

 

「い、いや…何にも…」

 

俺は慌てながらも答えようとしたが、

 

「昔のことを思い出して恥ずかしくなったのよ♪」

リアスが先に答え、

 

「確か…飛鳥さんの時は…『ゲッ○ァァァ』とか言ってたような…………」

朱乃は内容まで話そうとした。

 

「先輩…?」

 

「…………ダサ」

 

「兵藤何も聞くな…子猫ちゃん毒を吐くな…」

 

哀しい目で俺を見る二人に落ち込みながら言った。

 

「彼の哀しい記憶については置いといて、話を戻すわよ」

 

「オイ。リアス…」

話を始めた張本人が適当に終わらせたため文句を言おうとしたが、

 

「何?まだ話して欲しいの?」

 

「いや…結構です」

リアスの余裕たっぷりの表情を見て諦めた。

 

「なら、いいわ。イッセー神器を出すには集中力が必要よ。もっと集中しなさい」

 

「集中…集中…‼︎」

兵藤は構えを少し変えたりしながら集中しているようだが…

兵藤は時折目を開けて何かを見て集中を切らしていた。

 

何見てるんだ?

 

兵藤の目線を追うと…

 

あ…確かに集中出来ないわな…

 

理由が分かった。

兵藤の目線の先には机に座っているリアス、あの角度とリアスの脚の置き方からして…

下着が見えてる。

 

リアスの下着…俺でも集中…

 

「あらあら♪何を考えてますの?」

 

「⁉︎」

後ろから朱乃の冷たい声が聞こえ、俺は驚きながら振り向くと、

 

「うふふ♪何か想像してませんでした?」

俺の目の前に立ち朱乃は笑顔で言っているが、怒気や殺気が出ているのを感じ、

 

「いや⁉︎何も想像してないです‼︎」

俺は全力で答えた。

 

「ならいいですわ♪」

朱乃は再び笑顔で言ったが、

 

「ですけど…もし想像したら許しませんわ…」

最後に冷たい顔をし小声で言った。

 

コクコク‼︎

 

俺は恐怖を感じ無言で頭を縦に振って答えた。

 

 

 

 

俺達がやり取りしている間も兵藤は神器を出そうとしたが、結局出せなかった。

 

その後、兵藤が転生したこと、俺達が悪魔であることを話し、

リアスは兵藤に悪魔の仕事を始めさせた。

 

 

 

 

兵藤がビラ配りに行った後、祐斗と子猫ちゃんは帰ったが三年な俺達は残り、

 

「大丈夫ですかね?」

 

「誰のこと?」

 

「兵藤のことだよ」

 

兵藤について話していた。

 

「イッセーさん…自分の恋人に殺され何か心に傷を負ってないかしら?」

朱乃は俺と同じことを危惧していた。

 

「負ってるだろうな…」

 

「だけど…これだけはアイツ自身が片付けないといけないことだからな…」

 

「ええ…そうね…」

 

「俺達に出来ることはアイツの心の支えと少し背中を押してやることだ…」

 

「そうですわね…」

 

「リアス。もし…アイツの心が折れたら…」

 

「分かってるわ。全力で彼を支える存在になるわ」

俺の言葉にリアスは真剣な目で答えた。

 

リアスにも真実を伝えるのに覚悟を持っていた。

 

俺はそれが分かり、

 

「ま…その時は俺も手伝うよ」

リアスに言った。

 

 

 

リアスが覚悟もなく言っていたら、

俺は何もしないつもりだった。

 

他人の心に傷を負わせる。

 

俺はコレが大っ嫌いだった。

 

身体の傷は治るが心の傷は死ぬまで治らないことがある。そのことが分からず傷つけるヤツはクズだ。

 

だけど…分かっていて最後まで責任を果たすなら別。

 

リアスにはその覚悟がある。

なら、俺はリアスの負担を減らす存在になる必要がある。

 

俺は兵藤に言う時、止めることもできたが、

俺は(キング)の答えに従った。

なら…従った責任を果たさなければいけない。

 

俺達は仲間。

一人に全てを背負わせない。

 

俺も覚悟を決めてリアスに言った。

 

 

 

「ありがとう」

リアスは俺に頭を下げて言った。

 

「ふふ♪なら私も支えになりますわ」

 

「朱乃⁉︎」

 

「私達は眷属ですけど、仲間であり友達ですわ♪なら…一人に負わせるわけにはいけませんわ♪」

朱乃はリアスに笑顔で言った。

 

朱乃も俺と同じ考えなのか…

 

俺がそう思っていると、

 

「二人とも…ありがとう」

リアスは真剣な表情で再び頭を下げた。

 

「気にすんなよ♪ま…気楽にいこうぜ」

 

「そうですわ♪まだ始まったばかりですから」

 

「ええ…」

 

 

 

新しく増えた眷属。

守るべき『大切なもの』が新しく出来た。

 

俺は新たに仲間達を守る決意を固めた。




最後の方は酔って書いていたため分かりづらくなってしまった…

投稿ペースも落ち気味…

申し訳ないです。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。