大切なもの   作:フューチュラ

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丁度キリがいいので投稿しましたが、
いつもよりかなり短く殆ど原作通りです。

次回やっとレイナーレ戦に突入する予定です。

早く書けるように頑張ります。

感想、評価お待ちしています。


危機!

side オカルト研究部

 

邪眼で見たイッセーの様子を部室にいる全員に伝えると、

 

「「「「…………え⁉︎」」」」

全員が驚いた表情に変わった。

 

「ちょっ⁉︎それ危険じゃないの⁉︎」

一番最初にリアスが口を開いた。

 

「ヤベエよ⁉︎早く助けに行くぞ‼︎」

俺は慌てながら答え、

 

「す、直ぐに転移の準備をしますわ‼︎」

朱乃は魔法陣を出しイッセーの元に移動の支度した。

 

全員が魔法陣に入り、

「今回は敵を倒すことじゃなくてイッセーの回収が優先よ」

リアスが俺達に指示を出した。

 

「了解。それにしても…アイツはどんだけ襲われるんだよ…」

 

俺が悪魔になった時は襲われたのは一度だけ、

なのにアイツは悪魔になった数週間で既に4回…

アイツの今の力じゃあ命が幾つあっても足りないんじゃないのか?

俺は悪魔になってから敵に襲われる兵藤のことを思い呆れ顔になった。

 

「先輩今はそんなこと言ってる場合じゃあ」

 

「そうです。今は兵藤先輩のことを」

俺のことを見て祐斗と子猫ちゃんは俺に言った。

 

「分かってる。朱乃いいぞ!」

俺は二人に返事をし考えを切り替えた。

 

「分かりましたわ!」

朱乃は集中し始め、全員の転移が始まる。

 

生きててくれよ!かわいい後輩君‼︎

 

転移する中で俺は兵藤の無事を祈っていた。

 

side out

 

 

 

side 兵藤 一誠

 

部長に言われた契約の仕事で俺は契約者の家にいるが、家の中には斬り刻まれた家主であろう人間の死体と、家主を殺した『エクソシスト』フリードがいた。

 

フリードは俺の脚を銃で打ち止めを刺そうとしたが、そこにもう一人の少女が現れた。

 

アーシア・アルジェント

 

彼女は目の前の光景に驚きながらも、俺を助けるために俺の前に立ちフリードに止めるように言ったが、

フリードの怒りを買い彼女は服を破られ今にも純潔を奪われそうになった。

 

俺が悪魔だと知ったのに…

敵だと知ったのに…

なのに…

アーシアは必死に俺を護ろうと…

 

ここで…

ここで立たなきゃ…

俺は‼︎

 

「止めろ‼︎」

俺は膝に手をおき立ち上がりフリードに叫んでいた。

 

「おっ!タダ見はご遠慮ですよお客さん!」

フリードは俺の姿を見て巫山戯ながら答えたが、

 

「ア、アーシアを離せ……‼︎」

更にそれで怒りが増しフリードを睨んだ。

 

「いいの?いいの?俺と戦うと死んじゃうよ〜」

フリードはアーシアを捕まえておくために壁に刺していた剣を抜いて俺の方を向いて構える。

 

「イッセーさんダメです‼︎」

拘束が解け床に倒れながらアーシアは俺に言うが、

 

勝ち目はねえ…

多分…死んじまうかもしねえけど…

俺を庇ってくれたこの子の前で…

逃げるのも…

 

俺は覚悟を決め…

 

「ねえだろぉぉぉ‼︎」

 

ドゴ‼︎

 

脚の痛みを無視して神器を出した左手でフリードの顔面を殴った!

 

「イタイ‼︎」

殴られたフリードは口から血を流し吹っ飛んだが、

 

「あ〜。ペッ!面白いね〜」

口の中の血を飛ばしながら直ぐに立ち上がっり、

 

フリードはゆっくりと歩き始め、

 

「さ〜て…人の細切れの世界記録に挑戦しますか‼︎」

俺に跳び掛かってきた。

 

俺は避けようとしたが、

 

「グ!」

脚の痛み、血の流し過ぎによりその場から動くことが出来ず、

 

俺…こんなところで死ぬのかよ…

アーシア守れなくてゴメン…

部長…成果を出せなくてすみませんでした…

 

死を覚悟した。

 

 

 

だが…俺の目の前が、

 

フ…………

 

急に明るくなり、明かりの中心から、

 

「ま、魔法陣‼︎」

魔法陣が出てきた。

 

「ドォォォォラ‼︎」

そして魔法陣からパーカーを着た白髪の男が声を上げながら出てきて…

 

ドゴ‼︎

 

フリードの顔に前蹴りをお見舞いした。

 

side out

 

 

side 影村 飛鳥

 

転移した直後、目の前に見えたのは、

邪眼で見たときにいた兵藤を襲ったエクソシストがこちらに突っ込んで来ているところ。

 

チャンス!

 

俺は、

「ドォォォォラ‼︎」

声を上げて一番最初に出て、

 

ドゴ‼︎

 

右足を上げて、エクソシストの顔面にカウンターでジャイアン○・馬○が生んだ蹴り、

16文キックをお見舞いした。

 

「ガハ‼︎」

カウンターと俺の蹴りの威力で、エクソシストはその場で勢いよく仰向けに倒れて声を上げた。

 

「ふ〜。間に合ったな…」

俺は兵藤を見ながら言うと、

 

「あらあら」

 

「決まりましたね」

 

「影村先輩…流石です」

魔法陣から続々とオカ研メンバーが出てきた。

 

 

俺達四人が魔法陣から出た直後、

 

「チッ!やってくれるじゃないですか‼︎」

倒れていたエクソシストは首を使って身体を起こし、バク転しながら俺達と距離をとった。

 

「お!中々やるじゃん!」

全力で蹴ってないとはいえ、相手のスピード・体重・蹴りの角度・タイミングは噛み合っており普通だったら昏睡する。

だが…アイツはピンピンしてやがる。

 

俺は右半身を軽く前に出し構えをとった。

 

「君やるじゃない!君を殺したくて……………ゾクゾクしてきましたよ‼︎」

エクソシストは俺を見ながら舌舐めずりした。

 

「神父とは思えない言葉だな…」

 

「上品振るなよクソ悪魔!俺はテメエら糞虫を殺すのが生き甲斐なんだよ!テメエらは黙って俺に殺されろよ‼︎」

 

頭…イカれてるのか?

俺はエクソシストの変わる変わる口調や態度にそう思っていると、

 

「あらあら。わたくし達も相手は選びますわ」

朱乃はそれを見て相手を挑発させるように妖艶な目をしながら言った。

 

「イイよイイよ!その視線!ああ…これは恋?それとも殺意?イヒヒヒ!殺意を向けるのも向けられるのもたまらないねえ‼︎」

 

コイツ…イカれてるな…

 

朱乃の言葉に対してのリアクションを見て俺は確信し、

 

コイツは生きていても害をなす者。

 

俺はエクソシストをそう判断して、

 

殺るか…

 

魔力を上げようとしたが、

 

「そう…なら、消し飛ぶといいわ」

後ろからリアスの攻撃がエクソシストに向けて放たれ、

 

「ガハ‼︎」

リアスの一撃を受けエクソシストは後退した。

 

「リアス……⁉︎」

俺は自分が殺ろうとしたの邪魔したことを文句しようとしたが、

リアスからは怒りと殺気が満ち溢れている。

 

エクソシスト…逆鱗に触れたな…

 

俺は魔力を下げリアスに任せようとしたが、

 

「⁉︎…堕天使が数名こちらに向かってきています」

子猫ちゃんから予想外な一言がでてきた。

 

「形成逆転ですね‼︎」

エクソシストの表情は一気に余裕な笑みになった。

 

「はぁ⁉︎リアスどうする⁉︎」

別に俺はここで堕天使、エクソシストを相手にしても良いが…

今回の目的は兵藤の回収。

俺の独断で戦闘を始めるのはキングであるリアスの命令を反することになる。

 

俺はそう思いリアスに聞くと、

 

「今はイッセーの回収が優先よ。朱乃ジャンプの準備を!」

イッセーの回収を優先にした。

 

「はい」

朱乃は転移用の魔法陣を出し、

 

俺は、

「行くぞ兵藤」

兵藤を肩に担ぎ魔法陣に移動しようとしたが、

 

「部長!先輩!あの子も一緒に‼︎」

兵藤は女の子を見ながら必死に頼んだ。

 

「兵藤…それは無理だ」

 

「ええ。この魔法陣は私の眷属しか転移できないの」

 

「そ、そんな……………⁉︎降ろせ‼︎俺はアーシアを‼︎」

俺達2人の言葉を聞き兵藤は一瞬絶望するが、何かを決意し暴れ始めた。

 

「兵藤!暴れるな‼︎傷に響くぞ‼︎」

俺の方の上で暴れる兵藤の脚から血が更に流れ俺の服を汚す。

傷は深く血も多量に流れて、

これ以上の出血は生命に危険が及ぶ。

 

俺は必死に兵藤に言うが、

 

「離せ!離せ!」

兵藤は止まらない。

 

「チッ!」

俺は兵藤を止めるため気絶させようと、兵藤の腹に一発入れようとしたが、

 

「イッセーさんお元気で…また…何処かで……」

転移する直前に兵藤を見て優しい笑顔をしながら言う彼女を見て俺は止まり、

 

「アーシアァァァァァァァ‼︎」

兵藤の叫び声が響いた。

 




オリジナルを書こうとしたんですが…
書いていたらイッセーが力に目覚める前に飛鳥が堕天使を倒してしまいそうだったのでやめにしました。

オリジナル部分が少なくてごめんなさい。
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