想像と妄想が膨らみ気付けば4話目…
いつになったらフェニックス編に入るんだか…
約束破ってスミマセン‼︎
駄文ですが楽しんでいただけたら嬉しいです。
side 影村 飛鳥
俺は朱乃に褒められ、恥ずかしくなって頭を掻いていると、
「そういえばソーナ。さっき彼に使い魔がとか言ってたけど、ウチは来週にでもイッセーの使い魔を捕まえに行くつもりなんだけど?」
リアスはソーナに言った。
「貴方達も?」
ソーナはそれを聞いて少し驚いた表情をし、
「どうしましょうか?彼は月1回しか依頼を請け負ってくれないですし…」
考え始めた。
ザトゥージのヤツ…今は月1でしか依頼受けねのかよ…
俺の時は満月の夜に依頼を受けてくれたが…
俺は使い魔のプロであるザトゥージの事を思い出していると、
「ならここは…公平に実力勝負なんてどうかしら?」
リアスはソーナに言い、
「勝負?」
ソーナはその言葉に少し驚いた表情をした。
「そう。勝ったほうが彼に依頼する権利を得るの」
「若しかして…レーティングゲームを?」
は⁉︎
ソーナのから出た単語に俺は驚いた。
『レーティングゲーム』
爵位持ちの悪魔が自分の下僕同士を闘わせて競い合う、チェスに似たゲーム。
本来、レーティングゲームをやるには年齢、実力を認められなければやる事はできない。
なのに…
非公式でやるにしても、『使い魔を得る為の依頼』の為にやるには規模がデカすぎるだろ⁉︎
俺は、
『流石にそこまでしなくても』
と二人に言うつもりだったが、
「ふふふ♪まさか…先ず許可してくれっこないわ」
リアスはレーティングゲームを否定した。
俺はそれを聞いて、
良かった…心配して損したよ…
自分の思いが取り越し苦労で終わった事に安堵した。
だが…
「そうですね。それに…今は大事な身体ですから…」
「⁉︎……関係ないわ」
ソーナのその言葉にリアスは一瞬、顔を強張らせるが直ぐに冷静な表情に戻して答えた。
「…………?」
俺はその表情を見て何かを感じた。
リアスの顔はまるで嫌味を言われた様な表情…
ソーナは何か知ってるな…
多分、最近リアスの表情が浮かないのに関係しているんだろう…
俺はそう思いながら、リアスの方を見ると、
朱乃も何か気づいた様だな…
リアスの後ろにいる朱乃が目に入った。
朱乃もソーナの言葉とリアスの表情を見て、少し鋭い目になるが、リアスには何も言わなかった。
ま…アイツが言うのを待つって決めたしな…
今日の朝、二人で決めた事を俺も守る事にし何も言ずにいた。
リアスがソーナに言った後、直ぐにいつもの様に戻って笑顔で、
「ソーナ。ここは高校生らしくスポーツで決めましょう♪」
言った。
その後、ソーナからは特に異論はなくスポーツで決める事が決まった。
種目はテニスのダブルス。
時間は放課後。
勝負内容、時間が決まった後、直ぐにソーナ率いる生徒会メンバーは帰って行き、ウチの方も直ぐに解散になった。
解散した後、俺と朱乃はいつもの様に一緒に帰りながら、
「なぁ…リアスのヤツかなりデカイことを隠してるみたいだな…」
俺は朱乃に言った。
リアスに聞かないことで二人で決めたが、
リアスが見せたあの顔、何よりソーナが何か知っていること…
リアスがあの顔をした時は大概、デカイ悩みごとをしている時だ。
リアスにとってデカイことと言えば2つ…
しかも…リアスが悩んでいることをソーナのみが知っているということは…
「アイツの御家で何かあったみたいだな…」
「…………その様ですわね…」
朱乃もリアスが悩んでいる内容に気づいていた。
大概、リアスであそこまで悩むとすれば仲間のことか自分の家のこと。
今、仲間のことについてはギャスパーのことを除けば特にデカイ問題は無い。
そうすれば…残ったのはリアスの御家のこと。
そして…あの御家でアイツが悩むこととすれば…
「若しかして…
「⁉︎そんなこと無いですわ!飛鳥さんがあそこまでしたのに大公がそれを…」
朱乃は俺の言葉で俺が言おうとしたことを理解し、否定しようとしたが、
「大公はな…だけど…………グレモリー卿が言ったら?」
「⁉︎…………ありえますわね……………」
俺が言った言葉に朱乃は一瞬、顔を強張らせて悲しい顔に変わった。
「…………なら…アイツが俺逹、二人に言わ無いわけも分か…」
「まだ!まだ…分かりませんわ……若しかして違うかもしれなじゃ無いですか‼︎」
俺が言い終わる前に、朱乃は少し涙目になりながら否定した。
「……………そうだな…。まだ…決まったわけじゃ無いよな…」
俺はその顔を見て、自分の考えを否定した。
「そうですわ…リアスが言うのを待ちましょう…」
俺の答えを聞いて朱乃の顔は少しだけ明るい顔に戻るが、やはりまだ暗さが残っていた。
朱乃にこれ以上…こんな顔をしてもらいたくない…
俺は朱乃の笑顔や優しい表情は好きだが、悲しい表情は好きじゃない。
俺は、
パン‼︎
「ハイ‼︎この話終了‼︎」
手を叩いて無理やり話しを終わらせ、
「朱乃‼︎」
「ハ、ハイ‼︎」
俺は少し声を張って朱乃の名前を呼んだ。朱乃は急なことに驚いた表情に変わったが、
「飯食い行くぞ!俺の奢りで!」
「…………はい?」
更に朱乃の表情は変わった。
「明日はイッセーやアーシアの使い魔獲得の為に、勝たなきゃなら無いんだから、美味いもん食って英気を養おうぜ♪」
俺は笑顔を見せて言うと、
「ふふ♪分かりましたわ」
朱乃の表情は明るい笑顔に変わって答えた。
「リクエストはあるか?」
「特にないですわ♪飛鳥さんにお任せしますわ」
「そうだな…そういえばこの前、新しくできた美味いイタリアン料理店見つけたんだけどそこで良いか?」
「良いですわ♪」
「了解♪ならこっちだ」
俺は道を変えて、店に向いながら店に電話して予約をした。
道中、
「店の名前は何て言いますの?」
朱乃に店の名前を聞かれ、
「『トラサルディー』って言って、イタリアン人のシェフが一人で営んでて席も少ない店なんだけど、その店の料理を食った後、すごく身体の調子が良くなって元気が出るんだよ」
俺は店の名前、料理の感想を言うと、
「…………ムゥ!」
朱乃は少し顔を膨らまて悔しがる顔をしていた。
「あ、朱乃?」
その顔を見て声をかけると、
「どんな料理が出るかしっかり見ますわ‼︎」
朱乃は何故が料理に対して強い興味を出したようだ。
「そ、そうか…?」
「さ!早く案内してください‼︎」
「ハ、ハイ‼︎」
その後、俺は最短距離で店に行ける道を頭で浮かべ、朱乃を案内した。
店に着いて、オーナーシェフであるトニオさんがいつものように優しい物腰で俺逹を対応し、料理を出してくれた。
朱乃はトニオさんの作る料理を食べながら、
「美味しいですわ⁉︎トニオさん!私に料理を教えてください‼︎」
トニオさんに料理の先生を頼んでいた。
トニオさんは笑顔で了承しくれた。
因みに…朱乃はカプレーゼ(モッツァレラチーズとトマトのサラダ)が一番良かったらしい。
肩こりが治ったと喜んでいた。
一方、俺はプッタネスカ(娼婦風スパゲッティ)が一番美味しかった。
美味かったが、帰りに虫歯が抜けて新しい歯が生えていた。
不思議だな〜。
翌日、
トニオさんのイタリアン料理を食べた俺と朱乃は体調はすこぶる良かった。
体調は放課後まで維持しており、ダブルスが始まる前、テニスウエアに着替えた朱乃は俺に、
「いつでもゾーンに入れますわ‼︎」
と言い、リアスと一緒にコートに入っていった。
「ゾーンて?」
俺は朱乃の言葉に頭を傾げながら、祐斗と子猫ちゃんがいるところまで移動した。
そして…
「行くわよソーナ…」
「よくてよリアス」
「フッ‼︎」
スパン‼︎
リアスのサーブで試合が始まった。
スパン‼︎スパン‼︎……
数回のラリーが続いて、
「ハァァ‼︎」
ゾーンに入ったと言っていた朱乃はジャックナイフを繰り出し、
スパン‼︎
「15-0」
ポイントを獲得した。
「朱乃あなた⁉︎」
ボールを取れなかった椿姫は朱乃を見て何か言おうとしたが、
「まだまだですわ…」
言い終わる前に余裕な笑みを見せて言った。
「朱乃さんキャラ変わってないですか?」
「いつもとなんか違いますね」
「ゾーンに入って何かに目覚めたのか?」
試合を外で観ながら俺逹は朱乃の変わりように話しをしていた。
「ゾーンって…集中力が高まらないと入れないものですよね?」
「それが試合に始まる前に入るなんて…」
「いや…昨日英気を養う為に美味いもん食いに行ってから、体調がかなり良いらしくてな…それで集中力も高まったんじゃないか?」
「いったい…先輩達は何を食べてきたんですか?」
祐斗は少し呆れ顔になりながら俺に聞いてきた。
「最近できたイタリアンのお店で、店の名前は『トラサルディー』って…」
俺が祐斗に答えていると、
「私その店知ってます。シェフが一人で切り盛りしているお店で、食べた後、大量の涙が出たり、身体から野球ボールぐらいの垢の塊が出たりするって…」
子猫ちゃんが会話に入ってきて、凄いことを言い始めた。
「いや。それ嘘だから…」
店から出た後、それに近いことはあったが、
流石にそこまではないだろう、もしあったらグロテスクすぎるわ…
俺はそう思い否定したが、
あの人…魔力かなんか持ってるんじゃ…
今度、聞いてみよ。
トニオさんの出す料理の秘密を聞いてみることした。
そんなやり取りをしている中、試合は進み。
「ゲーム。リアス・朱乃ペア。1-0」
ウチがサービスゲームをしっかりとキープしていた。
「朱乃さん凄いですね…」
「全てのポイント、朱乃さんが取ってしまいました」
「ゾーン凄いな…」
まだ1ゲーム目だが、朱乃のプレイは凄まじいものだった。
そんな中、
「気付いたらギャラリー増えてるねえ」
周りを見てながら祐斗が言った。
確かに…始まる前は数人だったんだが、気付いたら放課後にも関わらず、周りにはかなりの生徒が集まっていた。
子猫ちゃんも周りを見て、
「これなら魔力は使えませんね」
俺逹だけに聞こえるように言った。
「なら…ウチが優勢だな。朱乃がゾーンに入っている以上簡単にゲームは落とさないだろう」
俺も二人だけに聞こえるように言い、勝負はもらったなと思ったが…
「おくらいなさい!シトリー流スピンサーブ‼︎」
「甘いわ!グレモリー流カウンターをくらいなさい‼︎」
ソーナの放ったサーブに反応して、ベストのポディションに動いたリアスはリターンエースを狙おうとしたが、
ヒュン‼︎
「⁉︎」
ボールはバウンドした瞬間、リアスの反対側に飛んでいき、
「15-0」
サービスエースが決まった。
「しっかり使ってるね魔力…」
「ちょと熱くなりすぎかもです…」
祐斗と子猫ちゃんは少し呆れ顔になりながら言った。
「おいおい…あの曲がり方、ツイストサーブの域を超えてるだろ…?」
ソーナが打ったサーブは90°ぐらいの曲がりを見せた。
あんなの人が打つ域を超えている…流石に周りが不思議…
俺は周りのギャラリーを見るが、
「魔球だ⁉︎魔球が出たぞ‼︎」
「ス、スゲー⁉︎」
「……………………」
「魔球で納得してるみたいだね」
「色々平和で何よりです…」
俺逹三人はギャラリーの反応に呆れていたが、
試合をしている本人達は、
「それでこそ私のライバル…でも!絶対に勝たせてもらうわ‼︎私の魔道球は108あるのよ‼︎」
「受けて立つわリアス…それが私の貴方への愛!」
更に熱くなっていた。
その後も試合が続き…
リアス、ソーナ、椿姫は魔力を使い人間離れの打球を見せるが…
「ふしゅ〜…オラ‼︎」
朱乃は魔力を一切使わないで、己の力のみで魔球に近い打球を見せていた。
因みに今は強力なスピンを掛けて、ポール回しの打球を打った。
その後も両者共にサービスゲームをキープし試合は終わらず、魔球はさらなる強さを見せるが…
朱乃だけはゾーンの力のせいか何かに目覚め『朱乃ゾーン』を生み出していた。
結果、試合は終わらず勝負はつかず終了した。
試合後、朱乃は、
「イッセー。オカ研の柱になれ」
と渋い声で言って部室に帰っていった。
幽遊白書連載中のジャンプのラインナップ、調べてみたらかなり凄いものでした。
小学生だった頃にこれをジャンプで見ていた自分が羨ましいと思いました。
今よりもラインナップ凄いです!
感想、評価をお待ちしています。